『それいけ!アンパンマン』に登場する氷の女王は、氷の城に住み、吹雪で相手を凍らせたり、美しい宝石を集めたりする強大なキャラクターです。初登場は1989年3月11日公開の映画『それいけ!アンパンマン キラキラ星の涙』。テレビシリーズでは1991年11月4日放送の第157話B「アンパンマンと氷の女王」で本格的に登場しました。
声優は吉田理保子さん、小原乃梨子さん、高島雅羅さんの3人が担当してきました。2026年現在の担当声優は高島雅羅さんです。加えて、2026年にも「こむすびまんと氷の女王」などの登場回が確認されており、現在もシリーズに登場するキャラクターとして存在感を保っています。
【キャラクター解説】アンパンマンの氷の女王はどんなキャラクター?

氷の女王(こおりのじょおう)は、氷の国にある氷の城を住みかとする女王です。
全身が氷でできた巨大な姿が特徴で、頭には複数のつららのような突起があり、片手には氷の杖を持っています。口から吹雪を吐き出す能力があり、侵入者や気に入らない相手を凍らせてしまいます。
氷の女王の基本プロフィール| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | 氷の女王 |
| 読み方 | こおりのじょおう |
| 性別 | 女性 |
| 住んでいる場所 | 氷の国・氷の城 |
| 外見 | 全身が氷でできた巨大な女王 |
| 主な能力 | 吹雪、凍結、氷の牢 |
| 所属・仲間 | 雪オオカミ |
| 趣味・特徴 | 美しい宝石を集める |
| 初登場 | 映画『キラキラ星の涙』 |
氷の女王はアンパンマンたちと敵対することが多いものの、毎回同じ理由で行動しているわけではありません。
自分の氷の国や城に侵入する相手を容赦なく攻撃する一方、ばいきんまんの誘いに乗ってアンパンマンと戦うこともあります。
ただし、ばいきんまんの仲間というわけではありません。自分の目的やプライドを優先するため、ばいきんまんやドキンちゃんであっても、気に入らなければ攻撃することがあります。
この自分勝手さと圧倒的な強さが、氷の女王のキャラクター性を際立たせています。
【初登場とテレビ版】映画『キラキラ星の涙』から第157話Bまで
氷の女王の初登場作品は、1989年公開の映画『それいけ!アンパンマン キラキラ星の涙』です。
松竹の作品データベースによると、公開日は1989年3月11日。上映時間は75分で、アンパンマン映画シリーズの第1作に当たります。
映画『キラキラ星の涙』での役割物語の中心となるのは、キラキラ星に伝わる宝石「キラキラの涙」です。
この宝石は、持つ者の心によって異なる力を発揮します。悪い心の持ち主が手にすれば悪の力を生み出し、正しい心の持ち主が持てば平和をもたらすという重要な存在です。
ドロンコ魔王に奪われた宝石を取り戻すため、ナンダ・ナンダー姫とマルデ・ヘンダーが地球へやって来ます。
アンパンマンたちは宝石を探す旅に出ますが、その途中で氷の女王と遭遇します。
氷の女王は美しい宝石を集めており、アンパンマンたちの前に立ちはだかる強敵です。最終的にアンパンマンたちは彼女との戦いを乗り越え、キラキラの涙を取り戻すための冒険を続けます。
ここで注目したいのは、キラキラ星の涙と氷の女王が集める宝石は、同じものではないという点です。
映画における氷の女王のコレクションには「氷の涙」と呼ばれる宝石もあり、氷漬けにされた人々の悲しい涙が凍ってできたものとして描かれています。
テレビ版の初登場は第157話B映画で登場した氷の女王は、その後テレビアニメにも登場します。
テレビ版の初登場回は次のとおりです。
- 話数:第157話B
- サブタイトル:アンパンマンと氷の女王
- 放送日:1991年11月4日
- 声優:小原乃梨子さん
映画版の声優は吉田理保子さんでしたが、テレビ版では小原乃梨子さんに交代しています。
テレビ版では氷の城を舞台にしたエピソードが増え、ばいきんまんやさまざまなキャラクターとの関係も描かれるようになりました。
【歴代声優を比較】吉田理保子・小原乃梨子・高島雅羅の担当時期
氷の女王の声を担当した声優は、これまでに3人います。
それぞれの担当時期を整理すると、映画版とテレビ版で交代があったことが分かります。
氷の女王の歴代声優一覧吉田理保子さんは、1989年の映画『キラキラ星の涙』で氷の女王を演じました。
映画版のキャスト情報にも、氷の女王役として吉田さんの名前が記載されています。
映画版での初登場を支えた声優であり、氷の女王の歴史を語るうえで欠かせない存在です。
テレビ版を長年担当した小原乃梨子テレビ版の氷の女王を長く担当したのが小原乃梨子さんです。
小原さんは『ドラえもん』の野比のび太役や『ヤッターマン』のドロンジョ役などでも知られるベテラン声優でした。
氷の女王についても、第157話B「アンパンマンと氷の女王」以降、多くのエピソードで声を担当しています。
1999年の「ロールパンナと氷の女王」でも、小原さんが氷の女王を演じました。
なお、小原乃梨子さんは2024年7月12日に88歳で逝去されました。所属事務所の81プロデュースが同年7月23日に訃報を発表しています。
現在の声優・高島雅羅2020年のクリスマススペシャル以降、氷の女王を担当しているのが高島雅羅さんです。
高島さんは落ち着いた声質と幅広い演技で知られる声優で、テレビアニメ『それいけ!アンパンマン』でも氷の女王役を務めています。
2026年4月10日放送の第1730話B「こむすびまんと氷の女王」でも、高島さんの出演が記録されています。
したがって、2026年現在の氷の女王の声優を調べている場合、答えは高島雅羅さんです。
【能力と仕組み】氷の女王の吹雪・氷の城・氷の宝石の秘密
氷の女王が強敵として描かれる理由は、凍結能力と氷の城を利用した戦い方にあります。
1.吹雪で相手を凍らせる能力代表的な能力は、口から吐き出す強力な冷気です。
吹雪を浴びた相手は全身が凍りつき、身動きが取れなくなります。
エピソードによっては、氷の杖から吹雪や光線を放つ描写もあります。
アンパンマンだけでなく、ばいきんまんやドキンちゃんも攻撃対象になることがあり、敵味方を選ばない能力です。
2.氷の牢を作る能力氷の女王は、凍らせた相手を氷の檻に閉じ込めることもできます。
逃げ道をふさぎ、相手を自分の城に拘束するため、アンパンマンたちにとって厄介な能力です。
2026年の「こむすびまんと氷の女王」でも、こむすびまんをアンパンマンをおびき寄せるための囮として捕らえる展開が記録されています。
3.氷の宝石を集める理由氷の女王の特徴を語るうえで欠かせないのが、宝石のコレクションです。
映画版では、氷漬けにされた人々の悲しい涙が凍ってできた「氷の涙」が登場します。
テレビシリーズでは、凍らされたキャラクターそのものが宝石になる演出も見られます。
つまり、宝石を集めるという基本設定は共通していても、作品やエピソードによって宝石になる仕組みには違いがあります。
4.氷の城と雪オオカミ氷の女王の拠点は、氷でできた巨大な城です。
城には彼女のコレクションである宝石があり、侵入者には厳しい態度を取ります。
また、雪でできた狼の「ゆきおおかみ」を従えているのも特徴です。
ゆきおおかみは女王の手下として相手を攻撃したり、逃げ道をふさいだりします。
一方で、氷の女王には明確な弱点もあります。それが熱です。暖かい光や炎によって氷が溶け、戦闘能力を失う展開も描かれています。
【ロールパンナとの関係】「ロールパンナと氷の女王」は必見の登場回
氷の女王が登場するエピソードのなかでも、特に注目したいのが1999年10月29日放送の第543話「ロールパンナと氷の女王」です。
この回では、氷の女王とロールパンナ、メロンパンナの関係が物語の要点になります。
ばいきんまんが氷の女王と手を組む物語では、ドキンちゃんが氷の城にある美しい氷の宝石を欲しがり、ばいきんまんに取ってくるよう命令します。
しかし、ばいきんまんは氷の女王を苦手にしています。
そこで彼が考えたのが、メロンパンナを利用して氷の女王と協力する作戦です。
氷の女王は、メロンパンナを氷の城に閉じ込めます。ばいきんまんは、その間にロールパンナを利用してアンパンマンを倒そうとします。
ところが、メロンパンナの危機を知ったロールパンナは、ばいきんまんから情報を聞き出し、氷の城へ向かいます。
ロールパンナと氷の女王の対立が見どころこのエピソードの面白さは、氷の女王との戦いだけではありません。
ロールパンナは、メロンパンナを大切に思う気持ちを持ちながらも、善と悪の心の間で揺れ動くキャラクターです。
そのロールパンナが妹の危機を知り、氷の城へ向かう展開には、姉妹の絆が表れています。
氷の女王はメロンパンナを拘束することでロールパンナを利用しようとしますが、結果的に姉妹の関係が物語を動かすことになります。
この回は、氷の女王の能力だけでなく、ロールパンナの複雑な心情やメロンパンナとの姉妹愛を楽しめるエピソードです。
【2026年最新情報】氷の女王は現在もテレビシリーズに登場している?
2026年11月現在、氷の女王は過去の映画だけに登場するキャラクターではありません。
テレビシリーズでも継続的に登場しており、近年のエピソードにも名前が確認できます。
2026年の主な登場情報| 時期 | エピソード | 内容 |
|---|---|---|
| 2025年2月28日 | ジャムおじさんと氷の女王 | 氷の女王が登場 |
| 2026年4月10日 | こむすびまんと氷の女王 | こむすびまんを捕らえる展開 |
| 2026年9月25日 | ドキンちゃんと氷の女王 | テレビ番組情報に掲載された登場回 |
特に2026年4月10日放送の第1730話B「こむすびまんと氷の女王」は注目したいエピソードです。
アンパンマンをおびき寄せるためにこむすびまんを捕らえるという展開で、氷の女王が持つ凍結能力や敵役としての存在感が描かれています。
加えて、同年9月25日の放送情報にも「ドキンちゃんと氷の女王」というタイトルが掲載されています。2026年も新しいエピソードに登場していることが分かります。
2026年現在の声優は高島雅羅さん現在の担当声優は高島雅羅さんです。
2026年4月の登場回でも高島さんの出演が記録されており、現在のキャストを知りたい人は、高島さんの名前を覚えておくとよいでしょう。
また、過去の映画やテレビシリーズを見直す場合は、吉田理保子さんや小原乃梨子さんが担当した時代の作品と聞き比べるのも楽しみ方の一つです。
【アンパンマンの氷の女王】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:氷の女王の初登場作品は何ですか?
映画『それいけ!アンパンマン キラキラ星の涙』です。1989年3月11日に公開されました。テレビ版では1991年11月4日放送の第157話B「アンパンマンと氷の女王」が初登場回です。
Q2:氷の女王の現在の声優は誰ですか?
2026年現在は高島雅羅さんです。それ以前は映画版を吉田理保子さん、テレビ版を長年小原乃梨子さんが担当していました。
Q3:氷の女王はなぜ宝石を集めているのですか?
美しい宝石をコレクションすることが好きだからです。映画版では、凍らされた人々の悲しい涙が結晶化した「氷の涙」が登場します。テレビ版では、凍らされたキャラクター自体が宝石になる描写もあります。
Q4:ロールパンナと氷の女王が登場する回は何話ですか?
1999年10月29日放送の第543話「ロールパンナと氷の女王」です。メロンパンナが氷の城に閉じ込められ、ロールパンナが救出に向かう展開が見どころです。
Q5:氷の女王の弱点は何ですか?
大きな弱点は熱です。暖かい光や炎によって氷が溶けてしまうため、氷の女王にとって温度の上昇は脅威になります。
アンパンマンの氷の女王は、1989年の映画『キラキラ星の涙』で初登場した、氷の国を支配する強大な女王です。
映画版では宝石を集める恐ろしい敵として登場し、テレビシリーズでは氷の城や雪オオカミ、吹雪による凍結能力など、独自の設定を持つキャラクターとして活躍してきました。
歴代声優の変遷も大きな特徴です。
- 吉田理保子さん:1989年の映画版
- 小原乃梨子さん:テレビ版の長期担当
- 高島雅羅さん:2026年現在の担当
特に注目したいのは、1999年の「ロールパンナと氷の女王」と、2026年の「こむすびまんと氷の女王」です。
前者では姉妹の絆を利用しようとする氷の女王の策略が描かれ、後者では現在のシリーズにおける彼女の存在感を確認できます。
氷の女王を深く知るなら、1989年の映画、1991年のテレビ初登場回、1999年のロールパンナとの共演回、そして2026年の最新エピソードを時系列で見るのがおすすめです。
声優の変遷だけでなく、宝石を集める理由や氷の城の設定、アンパンマンたちとの関係を比較すると、長年にわたって描かれてきた氷の女王の魅力がより鮮明になります。