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映画ドラえもん歴代45作品を公開順に総覧!声優交代・リメイク・2027年新作まで徹底解説

桜庭 準 桜庭 準 • 更新: • 公開: • 読了約 25 分
目次

1980年に公開された第1作『のび太の恐竜』から、2026年の第45作『新・のび太の海底鬼岩城』まで、映画ドラえもんは45作品の歴史を重ねてきた。大山のぶ代がドラえもんを演じた時代から、水田わさびが受け継いだ現在まで、作品ごとに冒険の舞台も表現方法も変化している。

2026年11月現在、シリーズの最新作は2月27日に公開された『新・のび太の海底鬼岩城』。さらに2027年には第46作『のび太の蒸気時間車』の公開も決定している。歴代作品の公開順、声優交代の経緯、リメイク作品、主題歌、人気作の傾向を整理すると、45年以上続くシリーズの魅力が見えてくる。

【公開順】映画ドラえもん歴代45作品の一覧!1980年から2026年まで

映画ドラえもん歴代

映画ドラえもんの歴史は、1980年3月公開の『のび太の恐竜』から始まった。藤子・F・不二雄の大長編漫画を原作とする作品を中心に、毎年春の映画公開が長年の恒例となっている。

2026年までの45作品を、公開年とシリーズ順にまとめた。

1980年代:映画ドラえもんの原点となった10作品

1. 1980年:『のび太の恐竜』
記念すべき第1作。のび太が育てた恐竜のピー助との出会いと別れを描く。

2. 1981年:『のび太の宇宙開拓史』
のび太の部屋と宇宙の惑星がつながり、ロップルやチャミーとの冒険が始まる。

3. 1982年:『のび太の大魔境』
子犬のペコとともにアフリカのジャングルへ向かい、犬の王国の秘密に迫る。

4. 1983年:『のび太の海底鬼岩城』
太平洋の海底を舞台に、海底人や謎の鬼岩城をめぐる冒険を描く。

5. 1984年:『のび太の魔界大冒険』
もしもボックスで魔法の世界を作り出したのび太たちが、魔界の脅威に立ち向かう。

6. 1985年:『のび太の宇宙小戦争(リトル・スター・ウォーズ)』
小さな宇宙人パピと出会ったドラえもんたちが、ピリカ星を守るために戦う。

7. 1986年:『のび太と鉄人兵団』
巨大ロボットと少女リルルを中心に、友情や命の意味を問いかける物語。

8. 1987年:『のび太と竜の騎士』
地底世界に広がる未知の文明と恐竜の存在をめぐる冒険。

9. 1988年:『のび太のパラレル西遊記』
西遊記の世界と現実が交錯し、妖怪たちが地球を脅かす。

10. 1989年:『のび太の日本誕生』
7万年前の日本に向かったのび太たちが、原始時代の少年ククルと出会う。

1980年代の作品は、宇宙、魔法、海底、地底、古代文明など、子どもたちの想像力を刺激する舞台設定が特徴だ。単純な勧善懲悪にとどまらず、仲間を守ることや異なる存在を理解することも物語の中心に据えられていた。

1990年代:独創的な世界観が広がった10作品

11. 1990年:『のび太とアニマル惑星(プラネット)』
言葉を話す動物たちが暮らす惑星を訪れる。

12. 1991年:『のび太のドラビアンナイト』
絵本の世界に取り残されたしずかを救うため、アラビアの世界へ向かう。

13. 1992年:『のび太と雲の王国』
雲の上に作った夢の国をきっかけに、天上人との関係が描かれる。

14. 1993年:『のび太とブリキの迷宮(ラビリンス)』
ブリキでできた不思議な島で、ドラえもんたちが大きな危機に直面する。

15. 1994年:『のび太と夢幻三剣士』
夢の世界で剣士ノビタニアンとなったのび太が冒険する。

16. 1995年:『のび太の創世日記』
創世セットで新しい宇宙を作り、地球に似た世界の歴史を観察する。

17. 1996年:『のび太と銀河超特急(エクスプレス)』
未来の列車で宇宙の遊園地へ向かう。

18. 1997年:『のび太のねじ巻き都市(シティー)冒険記』
小惑星におもちゃの町を作る物語。藤子・F・不二雄が自ら脚本を手がけた作品としても知られる。

19. 1998年:『のび太の南海大冒険』
宝探しから始まる、海賊船とカリブ海を舞台にした冒険。

20. 1999年:『のび太の宇宙漂流記』
宇宙探検ゲームをきっかけに、広大な宇宙での危機に巻き込まれる。

1990年代は、環境問題や文明のあり方、自然との共存など、社会的なテーマを物語に取り入れた作品も目立つ。特に『雲の王国』や『創世日記』は、子ども向けアニメの枠を超えた問いかけを含んでいる。

2000年代:大山のぶ代版の完結と新シリーズの始動

21. 2000年:『のび太の太陽王伝説』
古代マヤを思わせる国で、のび太そっくりの王子ティオと出会う。

22. 2001年:『のび太と翼の勇者たち』
鳥人間たちが暮らす世界バードピアを舞台にした物語。

23. 2002年:『のび太とロボット王国(キングダム)』
人間とロボットが共存する世界で、ロボットの自由や心を描く。

24. 2003年:『のび太とふしぎ風使い』
風の子フー子との出会いから始まる冒険。

25. 2004年:『のび太のワンニャン時空伝』
犬や猫たちとの出会いを通して、種族を超えた友情を描く。大山のぶ代版の最後の長編映画となった。

26. 2006年:『のび太の恐竜2006』
第1作を新しい映像表現とキャストで再構成したリメイク作品。

27. 2007年:『のび太の新魔界大冒険 ~7人の魔法使い~』
1984年の『のび太の魔界大冒険』を新たに描き直した作品。

28. 2008年:『のび太と緑の巨人伝』
植物の子どもキー坊とともに、植物が支配する星へ向かう。

29. 2009年:『新・のび太の宇宙開拓史』
1981年の宇宙開拓史を新しい演出で再構成した作品。

2010年代:新しい表現とオリジナルストーリーの充実

30. 2010年:『のび太の人魚大海戦』
人魚族の姫ソフィアと海の世界を冒険する。

31. 2011年:『新・のび太と鉄人兵団 ~はばたけ 天使たち~』
1986年の名作をリメイク。リルルとピッポを中心に新しい解釈が加えられた。

32. 2012年:『のび太と奇跡の島 ~アニマルアドベンチャー~』
絶滅動物を保護する島で、伝説の生き物をめぐる冒険が展開する。

33. 2013年:『のび太のひみつ道具博物館(ミュージアム)』
ドラえもんの鈴を取り戻すため、未来のひみつ道具博物館へ向かう。

34. 2014年:『新・のび太の大魔境 ~ペコと5人の探検隊~』
1982年の『のび太の大魔境』を再構成した作品。

35. 2015年:『のび太の宇宙英雄記(スペースヒーローズ)』
ヒーロー映画の撮影が本物の宇宙での戦いへと発展する。

36. 2016年:『新・のび太の日本誕生』
1989年の名作をリメイク。原始時代を舞台にククルたちとの物語を描く。

37. 2017年:『のび太の南極カチコチ大冒険』
10万年前の南極に眠る謎を解き明かす。

38. 2018年:『のび太の宝島』
宝島を探す冒険の中で、少年フロックたちと出会う。

39. 2019年:『のび太の月面探査記』
月の裏側にウサギ王国を作り、不思議な力を持つ子どもたちと交流する。

2020年代:新しい時代の映画ドラえもん

40. 2020年:『のび太の新恐竜』
双子の恐竜キューとミューを育てる、映画シリーズ40作目の記念作品。

41. 2022年:『のび太の宇宙小戦争 2021』
1985年の作品をリメイク。新型コロナウイルス感染症の影響で2021年から公開が延期され、2022年3月4日に劇場公開された。

42. 2023年:『のび太と空の理想郷(ユートピア)』
誰もが完璧になれる空の楽園パラダピアに隠された秘密を追う。

43. 2024年:『のび太の地球交響楽(シンフォニー)』
音楽をテーマに、地球の危機と仲間たちの演奏を描く。

44. 2025年:『のび太の絵世界物語』
絵の中に広がる中世ヨーロッパの世界で、幻の宝石をめぐる冒険が始まる。

45. 2026年:『新・のび太の海底鬼岩城』
1983年の名作を40年以上の時を経てリメイク。海底人の国ムー連邦と鬼岩城をめぐる新たな冒険を描く。

なお、2005年は主要声優の交代期にあたり、長編映画の公開はなかった。また、2021年公開予定だった『宇宙小戦争 2021』は翌年に延期された。この2つの年を考慮すると、公開年と作品のシリーズ番号が一致しない理由も理解しやすい。

【声優交代】大山のぶ代版と水田わさび版は何が違う?

映画ドラえもんの歴史を語るうえで、2005年の声優交代は大きな転換点だ。

テレビ朝日系列のテレビアニメでは、1979年から2005年3月まで大山のぶ代を中心とする主要キャストが出演。2005年4月から水田わさびをはじめとする新キャストへ交代した。

映画では2004年の『のび太のワンニャン時空伝』が大山のぶ代版の最終作となり、2006年の『のび太の恐竜2006』から水田わさび版の映画がスタートした。

歴代主要声優の比較
項目 大山のぶ代版 水田わさび版
映画出演期間 1980~2004年 2006年~現在
ドラえもん 大山のぶ代 水田わさび
のび太 小原乃梨子 大原めぐみ
しずか 野村道子 かかずゆみ
ジャイアン たてかべ和也 木村昴
スネ夫 肝付兼太 関智一
映画の最初 のび太の恐竜 のび太の恐竜2006
時代の特徴 昭和から平成の映画文化 現代的な映像・音響表現
大山のぶ代版の魅力

大山のぶ代が演じたドラえもんは、低めで親しみやすい独特の声が特徴だった。

1980年代から2000年代初頭まで、映画館でドラえもんを見る子どもたちにとって、大山の声は作品の象徴的な存在だった。

特に『のび太の恐竜』『のび太と鉄人兵団』『のび太の日本誕生』などは、当時の映画体験と結び付けて記憶している人も多い。

また、武田鉄矢が主題歌の作詞や歌唱に関わった作品が多かったことも、この時代を象徴する特徴の一つだ。

水田わさび版の魅力

水田わさび版は2005年のテレビアニメから始まり、2006年の劇場版へと引き継がれた。

新しい声優陣による演技に加え、映像や音響技術も進化。キャラクターの表情や動き、背景の描写も作品ごとに豊かになっている。

また、2010年代以降は星野源、福山雅治、BUMP OF CHICKEN、Official髭男dism、Vaundyなど、幅広いアーティストが主題歌を担当している。

大山版と水田版のどちらが優れているかは、単純に決められない。前者には長年の映画文化が積み重ねた懐かしさがあり、後者には新しい世代が親しんできた表現と音楽がある。

重要なのは、声が変わってもドラえもんとのび太の関係や、仲間を思いやる物語の核が受け継がれていることだ。

【リメイク作品】映画ドラえもんの旧作と新作を比較!

映画ドラえもんでは、過去の人気作品を新しい技術や解釈で再構成するリメイクが行われてきた。

2026年の『新・のび太の海底鬼岩城』も、その流れに位置付けられる。

歴代リメイク作品の対応一覧

- 1980年『のび太の恐竜』→2006年『のび太の恐竜2006』
- 1981年『のび太の宇宙開拓史』→2009年『新・のび太の宇宙開拓史』
- 1982年『のび太の大魔境』→2014年『新・のび太の大魔境』
- 1983年『のび太の海底鬼岩城』→2026年『新・のび太の海底鬼岩城』
- 1984年『のび太の魔界大冒険』→2007年『のび太の新魔界大冒険』
- 1985年『のび太の宇宙小戦争』→2022年『のび太の宇宙小戦争 2021』
- 1986年『のび太と鉄人兵団』→2011年『新・のび太と鉄人兵団』
- 1989年『のび太の日本誕生』→2016年『新・のび太の日本誕生』

こうして整理すると、リメイク対象には1980年代の作品が多いことが分かる。

リメイクは単なる映像の作り直しではない

リメイク作品の魅力は、過去の物語を現代の映像技術で再現するだけではない。

例えば2011年の『新・のび太と鉄人兵団 ~はばたけ 天使たち~』では、原作に登場するロボットや少女リルルの物語に、新キャラクターのピッポなどを加えた構成となった。

2026年の『新・のび太の海底鬼岩城』も、旧作の海底冒険という基本設定を引き継ぎながら、新しい映像表現で海底世界を描き直している。

リメイク版を見る際は、旧作との違いを探す楽しみがある。一方で、初めて見る人にとっては、過去の作品を知らなくても冒険そのものを楽しめることが大切だ。

【歴代主題歌】映画ドラえもんを彩ってきた名曲とアーティスト

映画ドラえもんの魅力は、ストーリーやキャラクターだけではない。作品の余韻を残す主題歌も、シリーズの歴史を形作ってきた重要な要素だ。

日本コロムビアの映画ドラえもん関連の公式音楽作品にも、1980年代から現在までの主題歌・挿入歌が収録されている。

1980~1990年代:武田鉄矢や岩渕まことらが支えた時代

初期作品では、岩渕まことや武田鉄矢、大杉久美子などが作品を彩った。

代表的な楽曲には次のものがある。

- 1980年『のび太の恐竜』:大山のぶ代「ポケットの中に」
- 1981年『のび太の宇宙開拓史』:岩渕まこと「心をゆらして」
- 1982年『のび太の大魔境』:岩渕まこと「だからみんなで」
- 1983年『のび太の海底鬼岩城』:岩渕まこと「海はぼくらと」
- 1984年『のび太の魔界大冒険』:小泉今日子「風のマジカル」
- 1985年『のび太の宇宙小戦争』:武田鉄矢「少年期」
- 1986年『のび太と鉄人兵団』:大杉久美子「わたしが不思議」
- 1989年『のび太の日本誕生』:西田敏行「時の旅人」
- 1992年『のび太と雲の王国』:武田鉄矢「雲がゆくのは…」
- 1995年『のび太の創世日記』:海援隊「さよならにさよなら」

特に武田鉄矢が関わった楽曲は、作品の感動的な場面と結び付いたものが多い。

2000年代以降:J-POPアーティストとのコラボレーション

2006年以降は、幅広い音楽ジャンルのアーティストが参加するようになった。

代表的な楽曲を挙げる。

- 2006年『のび太の恐竜2006』:スキマスイッチ「ボクノート」
- 2008年『のび太と緑の巨人伝』:絢香「手をつなごう」
- 2011年『新・のび太と鉄人兵団』:BUMP OF CHICKEN「友達の唄」
- 2012年『のび太と奇跡の島』:福山雅治「生きてる生きてく」
- 2013年『のび太のひみつ道具博物館』:Perfume「未来のミュージアム」
- 2017年『のび太の南極カチコチ大冒険』:平井堅「僕の心をつくってよ」
- 2018年『のび太の宝島』:星野源「ドラえもん」
- 2019年『のび太の月面探査記』:平井大「THE GIFT」
- 2020年『のび太の新恐竜』:Mr.Children「Birthday」
- 2022年『のび太の宇宙小戦争 2021』:Official髭男dism「Universe」
- 2023年『のび太と空の理想郷』:NiziU「Paradise」
- 2024年『のび太の地球交響楽』:Vaundy「タイムパラドックス」
- 2025年『のび太の絵世界物語』:あいみょん「スケッチ」
- 2026年『新・のび太の海底鬼岩城』:sumika「Honto」

近年の主題歌は、作品のテーマを反映した書き下ろし楽曲が多い。映画を見た後に曲を聴き直すことで、物語の印象がより深まるのもシリーズならではの楽しみだ。

なお、映画によっては複数の挿入歌やテーマ曲が存在するため、ここでは各作品を代表する主題歌を中心に紹介した。

【人気ランキング】歴代ドラえもん映画の人気作はどれ?

映画ドラえもんの人気ランキングを考える場合、興行収入と視聴者の評価を分けて考える必要がある。

興行収入は映画館に足を運んだ観客の規模を示す一方、Filmarksなどのレビュー評価は鑑賞者の満足度を反映する。懐かしさや個人の思い入れも異なるため、すべての人に共通する絶対的な人気順位は存在しない。

興行収入で見る代表的な人気作品

国内興行収入の比較で上位に挙がる、2000年以降の2D長編シリーズの作品は次の通りだ。

1. 『のび太の宝島』(2018年):53.7億円
2. 『のび太の月面探査記』(2019年):50.2億円
3. 『のび太の絵世界物語』(2025年):46.1億円
4. 『のび太の南極カチコチ大冒険』(2017年):44.3億円
5. 『のび太と空の理想郷』(2023年):43.4億円
6. 『のび太の地球交響楽』(2024年):43.1億円

金額は各作品の公開時に公表された国内興行収入を基にした比較値である。

なお、2026年の『新・のび太の海底鬼岩城』は、公開52日間で観客動員318万人、興行収入40億円を突破した。公開後には週末動員ランキングで3週連続1位を獲得している。

興行収入だけでは分からない名作の魅力

興行成績が高い作品と、長年ファンに愛されている作品は必ずしも一致しない。

例えば『のび太と鉄人兵団』は、リルルを中心に友情や自己犠牲を描いた作品として知られる。『のび太の日本誕生』は、原始時代の冒険と仲間との協力が魅力だ。

また、『のび太の恐竜』はシリーズの出発点として特別な位置を占める。

ランキングを参考にするなら、次のように目的を分けると作品を選びやすい。

- 興行的な人気を知りたい人: 『のび太の宝島』『のび太の月面探査記』
- 感動的な物語を見たい人: 『のび太と鉄人兵団』『のび太の恐竜』
- 壮大な冒険を楽しみたい人: 『のび太の日本誕生』『のび太の大魔境』
- 現代の映像表現を楽しみたい人: 『のび太の絵世界物語』『のび太の地球交響楽』

ちなみに、3DCG作品の『STAND BY ME ドラえもん』は興行収入83.8億円を記録しているが、通常の長編シリーズとは制作形式が異なる別作品として扱うのが適切だ。

また、1990年代以前の国内映画成績は配給収入で公表されていた時代があり、現在の興行収入と単純に比較できない点にも注意したい。

【2026年最新作と2027年新作】海底鬼岩城から蒸気時間車へ

2026年の第45作と2027年の第46作は、シリーズの今後を考えるうえで注目される作品だ。

2026年『新・のび太の海底鬼岩城』

2026年2月27日に公開された『新・のび太の海底鬼岩城』は、1983年公開の『のび太の海底鬼岩城』をリメイクした作品だ。

監督は矢嶋哲生、脚本は村山功、音楽は服部隆之が担当。ドラえもん役は水田わさび、のび太役は大原めぐみ、しずか役はかかずゆみ、ジャイアン役は木村昴、スネ夫役は関智一という現行キャストが出演している。

物語は、のび太たちが海底キャンプに出かけるところから始まる。

ひみつ道具の水中バギーやテキオー灯を使って海底探検を楽しんでいた5人は、沈没船をきっかけに海底人の青年エルと出会う。

エルは海底に広がるムー連邦の兵士。陸上人を信用しない海底人たちと、のび太たちとの関係が物語の重要な軸になる。

主題歌はsumikaの書き下ろし楽曲「Honto」。海底世界の映像美とともに、友情や相互理解をテーマにした物語が描かれている。

2026年3月の公式発表では、公開52日間で興行収入40億円を突破したことも明らかになった。

2027年『のび太の蒸気時間車』

2026年7月24日、シンエイ動画は2027年春公開の第46作として『映画ドラえもん のび太の蒸気時間車』を発表した。

加えて、同年9月15日には公開日が2027年3月5日(金)に決定したと発表されている。

本作は、蒸気機関車型タイムマシン「蒸気時間車」に乗って時間旅行をする完全オリジナルストーリーだ。

舞台は19世紀のイギリス・ロンドン。21世紀の日本から時空を越えたドラえもんとのび太たちが、蒸気機関が発達した時代で大冒険を繰り広げる。

スタッフは次の通り。

- 原作:藤子・F・不二雄
- 監督:森山瑠潮
- 脚本:上田誠(ヨーロッパ企画)
- 公開予定日:2027年3月5日

監督の森山瑠潮は2020年からテレビアニメ「ドラえもん」に携わってきた人物。脚本の上田誠は、時間やSFを題材とした舞台作品などで知られる。

『のび太の蒸気時間車』は過去の大長編を直接リメイクする作品ではなく、完全オリジナルストーリーとして発表されている。

過去作の再構成と新しい物語の両方を展開することが、現在の映画ドラえもんの大きな特徴になっている。

【映画ドラえもん歴代】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:映画ドラえもんは全部で何作品ありますか?

A1:2026年11月現在、1980年の『のび太の恐竜』から2026年の『新・のび太の海底鬼岩城』まで、シリーズ本編は全45作品です。2027年には第46作『のび太の蒸気時間車』が公開予定です。

Q2:大山のぶ代版と水田わさび版は何年に交代しましたか?

A2:テレビアニメでは2005年4月に交代しました。映画では2004年の『のび太のワンニャン時空伝』が大山のぶ代版の最終作で、2006年の『のび太の恐竜2006』から水田わさび版が始まりました。

Q3:映画ドラえもんの最初の作品は何ですか?

A3:1980年公開の『のび太の恐竜』です。のび太が恐竜のピー助を育てる物語で、映画ドラえもんシリーズの記念すべき第1作です。

Q4:映画ドラえもんのリメイク作品は何作品ありますか?

A4:2026年の『新・のび太の海底鬼岩城』までに、代表的な長編リメイク作品は8組あります。『のび太の恐竜2006』『新・のび太と鉄人兵団』『新・のび太の日本誕生』などが代表例です。

Q5:2026年の最新作は何ですか?

A5:2026年2月27日公開の第45作『新・のび太の海底鬼岩城』です。1983年の同名作品をリメイクし、海底人の国ムー連邦を舞台にした冒険を描いています。

Q6:2027年の映画ドラえもんはいつ公開されますか?

A6:第46作『のび太の蒸気時間車』は2027年3月5日公開予定です。19世紀のイギリス・ロンドンを舞台にした完全オリジナルストーリーです。

映画ドラえもんは、1980年の『のび太の恐竜』から2026年の『新・のび太の海底鬼岩城』まで、45作品の歴史を築いてきた。

その歩みには、大山のぶ代から水田わさびへの声優交代、映像技術の進化、過去の名作のリメイク、J-POPアーティストとの主題歌コラボレーションなど、さまざまな変化がある。

一方で、どの時代の作品にも共通しているのは、のび太たちが仲間と力を合わせ、未知の世界へ踏み出していく姿だ。

初めて映画ドラえもんを見るなら、物語の原点である『のび太の恐竜』がおすすめ。過去の名作と新しい表現を見比べたいなら、旧作とリメイク作品を続けて鑑賞する楽しみ方もある。

そして2027年には『のび太の蒸気時間車』が第46作として登場する。

45年以上にわたって受け継がれてきた冒険の精神が、次の時代にどのような形で描かれるのか。映画ドラえもんの歴史は、これからも新しい物語とともに続いていく。

主な確認資料: テレビ朝日「映画ドラえもん コレクション」、映画ドラえもん公式サイト、シンエイ動画の作品・ニュース発表、日本コロムビア「映画ドラえもん うたの大全集」、興行成績に関する公式発表・報道。

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桜庭 準

全記事の校閲を担当。人名・日付・数字の整合性を確認し、断定できない内容は表現を弱めて掲載します。

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