ホーム アニメ・漫画 『実は私は』のあらすじ・声優・最終回は?原作漫画と2015年アニメの違いを徹底解説

『実は私は』のあらすじ・声優・最終回は?原作漫画と2015年アニメの違いを徹底解説

三国 颯真 三国 颯真 • 更新: • 公開: • 読了約 17 分
目次

『実は私は』は、秘密を守ることが苦手な高校生・黒峰朝陽と、正体を隠して学校生活を送る吸血鬼・白神葉子の恋愛模様を描いた学園ラブコメディーです。作者は増田英二。秋田書店の『週刊少年チャンピオン』で連載された漫画を原作とし、2015年にはテレビアニメ化も実現しました。

物語の魅力は、好きな女の子の秘密を知ってしまった主人公が、その秘密を守ろうとするほど騒動に巻き込まれていく展開にあります。吸血鬼だけでなく、宇宙人や狼男など個性豊かな登場人物も加わり、恋愛、ギャグ、友情がテンポよく交差します。

【作品の基本情報】『実は私は』は漫画全22巻・アニメ全13話の人気ラブコメ

実は私は

『実は私は』は、2013年から2017年まで『週刊少年チャンピオン』で連載された増田英二の漫画作品です。出版社は秋田書店。少年チャンピオン・コミックスから単行本が刊行され、全22巻で物語が完結しています。

作品のキャッチーな特徴は、恋愛漫画でありながら、人間ではないヒロインたちが次々に登場することです。吸血鬼の白神葉子を中心に、宇宙人や狼男など、普通の学園生活とはかけ離れた秘密を持つキャラクターが物語を盛り上げます。

テレビアニメは2015年7月6日に放送開始。テレビ東京などで放送され、同年9月28日の第13話「一緒に帰ろう!」で最終話を迎えました。1話約24分、全13話という構成です。

2026年時点では、漫画はすでに完結しており、アニメも2015年の放送作品として位置づけられています。これから作品に触れる場合、最後まで物語を追える漫画と、短時間で世界観を楽しめるアニメという2つの選択肢があります。

漫画とアニメの作品データ

基本情報を整理すると、次のとおりです。

  • 作品名:実は私は
  • 作者:増田英二
  • 掲載誌:週刊少年チャンピオン
  • 出版社:秋田書店
  • 漫画の巻数:全22巻
  • アニメ放送開始:2015年7月6日
  • アニメ放送終了:2015年9月28日
  • アニメの話数:全13話
  • 監督:山本靖貴
  • シリーズ構成:山下憲一
  • アニメーション制作:トムス・エンタテインメント

秋田書店の作品情報では、漫画の既刊は全22巻と案内されています。最終巻となる第22巻は2017年3月8日に発売されました。

【あらすじ】秘密を守れない黒峰朝陽と吸血鬼・白神葉子の出会い

物語の主人公は、高校2年生の黒峰朝陽。彼は隠し事ができない性格で、周囲から「穴の開いたザル」、略して「アナザル」と呼ばれています。

そんな朝陽には、密かに恋心を抱いているクラスメイトがいました。それが白神葉子です。どこかミステリアスな雰囲気を持つ彼女に惹かれた朝陽は、友人たちに背中を押され、思いを伝えようとします。

しかし、そこで知ってしまったのは、葉子が普通の人間ではないという事実でした。

実は、白神葉子は吸血鬼だったのです。

しかも、彼女には吸血鬼であることが周囲に知られると退学になってしまうという事情がありました。葉子の秘密を知った朝陽は、彼女の学校生活を守るため、秘密が知られたこと自体を秘密にする決意をします。

ところが、秘密を守ることが苦手な朝陽にとって、この約束は簡単ではありません。加えて、葉子の正体を知る人物が増えたり、別の秘密を抱えるヒロインが現れたりすることで、状況はどんどん複雑になっていきます。

物語を動かすのは「秘密を守る」という矛盾

本作の面白さは、主人公の性格と物語の目的が正反対になっている点です。

朝陽は、思ったことが顔や言葉に出やすく、秘密を抱え続けることが苦手な人物です。それにもかかわらず、彼が最も大切にしようとするのは、好きな女の子の秘密です。

普通の恋愛漫画なら、主人公がヒロインに告白することが物語の大きな目標になります。しかし『実は私は』では、恋愛感情に加えて、相手の正体を知っても受け入れ、守ろうとする姿勢が重要なテーマになっています。

葉子もまた、正体を知られることへの不安を抱えながら、朝陽との関係を通して少しずつ変化していきます。単なる吸血鬼と人間の恋愛ではなく、互いの弱さや秘密を理解していく青春物語として楽しめる作品です。

【登場人物・声優一覧】黒峰朝陽や白神葉子を演じたキャストは誰?

『実は私は』のアニメには、当時から人気のあった声優陣が集結しています。主人公とヒロインだけでなく、個性的な女性キャラクターたちを演じるキャストにも注目です。

公式アニメ作品情報で紹介されている主要キャラクターと担当声優をまとめました。

登場人物 担当声優 人物の特徴・役割
黒峰朝陽 花江夏樹 秘密を守るのが苦手な高校生。白神葉子に恋をしている主人公。
白神葉子 芹澤優 朝陽が思いを寄せるクラスメイト。正体は吸血鬼。
藍澤渚 水瀬いのり 規律に厳しい「アイアンレディ」。葉子の秘密にも関わる人物。
朱美みかん 上田麗奈 朝陽の幼なじみ。校内新聞でゴシップを扱う外道クイーン。
紫々戸獅穂 内田彩 狼男に関係する秘密を持つ、個性的なヒロイン。
紅本茜 M・A・O 物語に関わる個性的な人物で、学園の日常に騒動をもたらす。
紅本明里 新田恵海 主要キャラクターの一人。紅本茜とともに作品を彩る。
黒峰朝陽役・花江夏樹

主人公の黒峰朝陽を演じるのは花江夏樹です。

朝陽は、好きな相手のために行動する一方で、秘密を隠すことが不得意という不器用なキャラクターです。物語では、予想外の出来事に振り回される場面が多く、コミカルな反応も見どころになっています。

花江夏樹の演技によって、朝陽の慌ただしさや、葉子を大切に思う気持ちが表現されています。

白神葉子役・芹澤優

ヒロインの白神葉子を担当するのは芹澤優です。

葉子は吸血鬼という特別な事情を抱えていますが、性格は親しみやすく、少し天然なところもある女の子です。朝陽との関係では、正体を知られたことへの戸惑いと、彼に対する信頼が少しずつ描かれます。

アニメ公式サイトに掲載されたキャストコメントでは、芹澤優が葉子の笑顔や作品のテンポのよいギャグシーンについて触れています。キャラクターへの愛着が伝わるコメントも、作品を知るうえで興味深いポイントです。

藍澤渚・朱美みかんなど脇を固める声優陣

藍澤渚役の水瀬いのり、朱美みかん役の上田麗奈、紫々戸獅穂役の内田彩も重要な出演者です。

とくに渚は、最初から朝陽と葉子の関係に関わる存在であり、物語の恋愛模様を複雑にするキャラクターです。みかんは幼なじみという立場から朝陽に接近し、持ち前の行動力で騒動を引き起こします。

また、M・A・O、新田恵海も出演。異なる個性を持つキャラクターが集まることで、作品全体のテンポのよさが生まれています。

【原作とアニメの違い】全13話の最終回と漫画22巻の結末は同じ?

『実は私は』を調べる読者が特に気になるのが、漫画とアニメのストーリーの違いです。

結論からいうと、2015年放送のアニメ全13話と、原作漫画全22巻の最終回は同じものではありません。

アニメはテレビシリーズとして13話にまとめられており、原作漫画が描いた物語のすべてを映像化した構成ではありません。

アニメ第13話「一緒に帰ろう!」の内容

テレビアニメの最終話は、第13話「一緒に帰ろう!」です。

テレビ東京の番組情報によると、物語では葉子が父親によって実家に連れ戻されたのではないかという状況が描かれます。朝陽は、再び葉子と一緒に学校へ通えるようにするため、渚と獅穂とともに白神家へ向かいます。

そこで待ち受けているのが、葉子の父親である白神源二郎です。

朝陽たちは葉子との学校生活を取り戻せるのか。第13話は、白神家を舞台にした展開を通じて、アニメシリーズの区切りを描いています。

漫画第22巻で描かれる原作の最終局面

一方、原作漫画はアニメ終了後も物語が続き、2017年に全22巻で完結しました。

秋田書店が公開している第22巻の紹介文では、白雪校長を救うために白神葉子が同級生たちの前で吸血鬼であることを明かす展開が紹介されています。

加えて、朝陽による大きなプロポーズも描かれ、人間と人外の恋愛がどのような未来を迎えるのかが物語の焦点になります。

つまり、アニメの最終話は葉子の実家をめぐるエピソード、漫画の最終巻は秘密の公表や朝陽のプロポーズを含む、さらに先の展開です。

原作とアニメを比較するときの注目点
  • 物語の範囲:アニメは全13話のテレビシリーズ。原作は全22巻にわたる長編。
  • 最終話の展開:アニメは白神家を訪れるエピソードで締めくくられる。
  • 原作の最終巻:白神葉子が同級生の前で正体を明かす展開や、朝陽のプロポーズが描かれる。
  • 楽しみ方:アニメで基本設定やキャラクターを知り、漫画で物語の続きと完結までを楽しむことができる。

この違いを理解しておくと、アニメを見終わったあとに原作漫画を読む楽しみが広がります。アニメの最終回を漫画の最終回と勘違いしないことがポイントです。

【作品の魅力を分析】吸血鬼だけではない人外ヒロインと恋愛コメディー

『実は私は』が一般的な学園ラブコメと異なるのは、ヒロインたちがそれぞれ秘密や特殊な事情を抱えていることです。

最初は吸血鬼である葉子の秘密を守る物語として始まりますが、次第に別の人物たちの正体や事情も明らかになっていきます。

秘密が増えるほど広がる人間関係

本作では、秘密を知る人物が増えることが、単純な問題解決につながりません。むしろ、新たな秘密が別の騒動を引き起こすという構造になっています。

朝陽は葉子の秘密を守ろうとしますが、彼自身の性格がその目的を難しくしています。加えて、渚やみかんなど、恋愛や友情に関わる人物の気持ちが絡み合うことで、物語に複数の方向性が生まれます。

秘密を共有することが、キャラクター同士の距離を縮める一方、恋愛関係を複雑にする。この二面性が作品の面白さです。

ギャグと真剣な恋愛のバランス

本作には、テンポのよいギャグや少し大げさなリアクションが数多く登場します。しかし、笑いだけに終始する作品ではありません。

葉子が正体を隠す理由には、学校生活や家族との関係が関係しています。朝陽が彼女を守ろうとする行動も、単なるドタバタ劇ではなく、相手を受け入れる気持ちに支えられています。

コミカルな場面と恋愛の真剣な場面を切り替えることで、キャラクターへの親しみが深まっていきます。

漫画ならではの長期的なキャラクターの成長

全22巻という長さも、原作の魅力の一つです。

アニメの13話では、限られた時間の中で主要人物の関係や作品の基本設定を楽しめます。それに対して漫画では、新たな登場人物や秘密が積み重なり、キャラクター同士の関係が長い時間をかけて変化していきます。

特に朝陽と葉子の関係を最初から最後まで追いたい人には、漫画版が適しています。

【2026年に見る・読むなら】おすすめできる人と選び方

2015年に放送されたアニメと、2017年に完結した漫画。どちらから入るべきかは、作品に求める楽しみ方によって異なります。

アニメから見るのがおすすめの人
  • まずは作品の世界観を短時間で知りたい人
  • 花江夏樹や芹澤優などの声優の演技を楽しみたい人
  • テンポのよい学園ラブコメが好きな人
  • キャラクターの掛け合いやギャグを映像で楽しみたい人

全13話なので、長編アニメを一気に見る時間が取れない人にも向いています。ただし、漫画の最後まで描かれるわけではないため、物語の完結を重視する場合は注意が必要です。

原作漫画から読むのがおすすめの人
  • 朝陽と葉子の恋愛を最後まで見届けたい人
  • アニメでは描かれなかった物語の続きを知りたい人
  • 登場人物それぞれの秘密や背景を詳しく楽しみたい人
  • 最終巻まで含めて作品を一通り読みたい人

漫画は全22巻で完結しているため、続きが気になっても未完の物語を待つ必要がありません。秋田書店の作品紹介では電子書籍での購入案内も掲載されています。

【プロの結論】作品を理解するなら漫画とアニメの両方に触れたい

『実は私は』の魅力を最も深く味わうなら、アニメと原作漫画を別々の作品として楽しむ視点が大切です。

アニメは、キャラクターの声や動き、演出によって作品のテンポを楽しめる映像作品です。一方、漫画は全22巻を通して登場人物の関係や恋愛の進展を追える完結した物語です。

アニメを見て興味を持った人が漫画を読むと、テレビシリーズの最終回より先に広がる物語に触れられます。反対に、漫画を読んだ人がアニメを見ると、声優の演技によってキャラクターの印象が変わる面白さもあります。

特に注目したいのは、秘密を守ることが苦手な朝陽が、最後には葉子のためにどのような行動を選ぶのかという点です。吸血鬼という設定は物語の入口であり、その先にあるのは、相手の秘密や弱さを受け入れる恋愛の物語です。

【実は私は】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:『実は私は』の漫画は全何巻で完結していますか?

A1:増田英二による原作漫画は全22巻で完結しています。最終22巻は秋田書店から2017年3月8日に発売されました。

Q2:『実は私は』のアニメは全何話ですか?

A2:2015年に放送されたテレビアニメは全13話です。2015年7月6日に放送が始まり、9月28日の第13話「一緒に帰ろう!」で終了しました。

Q3:黒峰朝陽と白神葉子の声優は誰ですか?

A3:黒峰朝陽役は花江夏樹、白神葉子役は芹澤優です。ほかにも藍澤渚役の水瀬いのり、朱美みかん役の上田麗奈、紫々戸獅穂役の内田彩などが出演しています。

Q4:『実は私は』のアニメ最終回と漫画の最終回は同じですか?

A4:同じではありません。アニメ第13話は葉子の実家を訪れるエピソードですが、漫画第22巻では葉子が同級生の前で吸血鬼であることを明かす展開や、朝陽のプロポーズが描かれています。

Q5:『実は私は』はどのようなジャンルの作品ですか?

A5:学園ラブコメディーを中心に、ギャグや人外ファンタジーの要素を組み合わせた作品です。吸血鬼、宇宙人、狼男など、秘密を抱えるキャラクターたちが登場します。

Q6:アニメを見たあと、漫画は読む価値がありますか?

A6:あります。アニメは全13話で物語の途中までを描いており、原作漫画は全22巻で完結しています。アニメの最終回より先の展開や、朝陽と葉子の恋愛の結末まで知りたい人には原作漫画がおすすめです。

『実は私は』は、増田英二が描いた学園ラブコメディーであり、秘密を守れない黒峰朝陽と吸血鬼の白神葉子を中心に、個性豊かな登場人物たちが織りなす物語です。

原作漫画は秋田書店『週刊少年チャンピオン』で連載され、全22巻で完結。テレビアニメは2015年に全13話が放送され、花江夏樹や芹澤優、水瀬いのり、上田麗奈らが出演しました。

作品を調べる際に押さえておきたいのは、アニメの最終回と原作漫画の最終回が異なるという点です。アニメ第13話は白神家をめぐるエピソードで終わりますが、原作漫画ではさらに物語が続き、最終22巻で朝陽と葉子の恋愛にも大きな展開が訪れます。

まず作品の雰囲気を知りたいならアニメ、登場人物の成長や恋愛の結末まで見届けたいなら漫画がおすすめです。笑いと恋愛、そして秘密を共有することから生まれる絆。2015年の放送から11年が経過した2026年も、完結した原作と全13話のアニメをそれぞれの形で楽しめる作品です。

主な事実確認資料: 秋田書店の作品・第22巻情報、トムス・エンタテインメントの作品データ、テレビ東京の放送・各話情報、アニメ公式サイトのキャスト・スタッフ情報、MANTANWEBの連載完結報道。

同じカテゴリの記事

三国 颯真
コンテンツディレクター 三国 颯真
プロフィールを見る →

映画と配信作品を担当。配給会社のプレスシート、公式サイトの記載を基準に、あらすじと配役を確認しています。

おすすめの関連記事