2026年の「ビュイックLPGA上海」は、10月15日から18日まで中国・上海の佘山ゴルフクラブで開催され、地元中国の殷若寧(イン・ルオニン)が通算11アンダー、277ストロークで優勝した。最終日は4アンダー68をマークし、韓国のチェ・ヘジンを1打差で振り切る劇的な勝利となった。殷若寧が手にした優勝賞金は48万ドル。賞金総額320万ドルというアジア開催のLPGA大会としても大規模な賞金設定が注目を集めた。
大会2位は通算10アンダーのチェ・ヘジン、日本勢では竹田麗央が4位、原英莉花と吉田優利が10位タイに入った。2025年大会を制したジーノ・ティティクルは8位タイ。2026年大会の最終順位、賞金配分、歴代優勝者、佘山ゴルフクラブの特徴、日本国内のテレビ放送・配信情報まで、LPGA公式記録と大会関連資料をもとに整理する。
【2026年大会結果】殷若寧が地元上海で劇的な優勝!チェ・ヘジンとの接戦を制す

2026年10月18日に最終日を迎えたビュイックLPGA上海は、中国の殷若寧が通算11アンダー277で優勝した。最終日のスコアは68。2位のチェ・ヘジンとはわずか1打差で、最後まで緊張感のある優勝争いが続いた。
殷若寧の4日間のスコアは、初日68、2日目74、3日目67、最終日68。第2ラウンドでスコアを落としたものの、第3ラウンドで67を記録して優勝争いに復帰。最終日には再び安定したプレーを見せ、地元ファンの前でタイトルを獲得した。
勝負を決めた16番ホールのバーディー最終日の最大の見どころは、殷若寧とチェ・ヘジンの直接対決だった。チェ・ヘジンは第1ラウンドから好調で、初日に64を記録。第2ラウンド終了時点でも首位争いを続け、54ホール終了時には1打差のリードを保持していた。
しかし、最終日のバックナインで殷若寧が追いつき、10番ホール終了後には両者が首位で並ぶ展開となった。その後も15番ホールまで同スコアで進行。16番ホールで殷若寧が約4フィートのバーディーパットを沈め、単独首位に浮上した。
チェ・ヘジンも最終18番でバーディーを奪って追い上げたが、逆転には届かなかった。最終結果は殷若寧が277、チェ・ヘジンが278。わずか1打が明暗を分けた。
殷若寧にとって2度目の上海タイトル今回の優勝は、殷若寧にとってビュイックLPGA上海で2度目のタイトルとなる。最初の優勝は2024年大会で、当時は通算25アンダー263という圧倒的なスコアを記録していた。
さらに2026年大会の勝利は、LPGAツアー通算7勝目。直前の出場大会であるFM Championshipでも優勝しており、上海で2大会連続のタイトル獲得を達成した。
LPGA公式の大会総括によれば、殷若寧は4日間で72ホール中55ホールのパーオンに成功し、この部門でフィールドトップを記録。バーディー数もエイミー・ヤン、アリソン・リーと並ぶ18個だった。単に最終日にスコアを伸ばしただけではなく、ショットの精度と決定力を両立させた優勝だった。
また、殷若寧はダニエル・カンに続く大会史上2人目の複数回優勝者となった。中国出身選手としても、大会の歴史に新たな実績を加えている。
【最終順位・リーダーボード】竹田麗央が4位!日本勢の成績もチェック
2026年大会の最終順位では、殷若寧が11アンダーで優勝し、チェ・ヘジンが10アンダーで2位。3位には韓国のエイミー・ヤン、4位には日本の竹田麗央が入った。
特に注目したいのは、日本勢の上位進出だ。竹田麗央は通算7アンダー281で単独4位。世界のトップ選手が集まる81人のフィールドでトップ5入りを果たした。
原英莉花と吉田優利も通算2アンダー286で10位タイ。日本勢が複数人トップ10に入る結果となった。
2026年ビュイックLPGA上海・上位最終順位| 順位 | 選手名 | 国・地域 | 4日間のスコア | 通算 | 獲得賞金 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | 殷若寧 | 中国 | 68・74・67・68 | -11 | $480,000 |
| 2位 | チェ・ヘジン | 韓国 | 64・74・69・71 | -10 | $293,410 |
| 3位 | エイミー・ヤン | 韓国 | 69・71・68・72 | -8 | $212,848 |
| 4位 | 竹田麗央 | 日本 | 68・73・71・69 | -7 | $164,654 |
| 5位 | カルロタ・シガンダ | スペイン | 67・74・71・70 | -6 | $132,529 |
| T6 | アリソン・リー | 米国 | 74・73・67・69 | -5 | $99,597 |
| T6 | キム・アリム | 韓国 | 73・74・69・67 | -5 | $99,597 |
| T8 | チュ・スビン | 韓国 | 73・75・70・67 | -3 | $75,502 |
| T8 | ジーノ・ティティクル | タイ | 69・73・74・69 | -3 | $75,502 |
| T10 | ガビー・ロペス | メキシコ | 73・74・72・67 | -2 | $60,507 |
| T10 | 原英莉花 | 日本 | 69・72・76・69 | -2 | $60,507 |
| T10 | 吉田優利 | 日本 | 75・74・67・70 | -2 | $60,507 |
出典:LPGA公式リーダーボード、2026年大会最終結果および賞金記録。順位は同スコアの選手をタイとして表示。
日本勢の結果で注目したい3人竹田麗央:4位という好成績を残した。通算7アンダーで、優勝した殷若寧とは4打差。アジアの強豪選手が集まる大会で上位争いを演じたことは、日本女子ゴルフの国際競争力を考えるうえでも注目できる。
原英莉花:通算2アンダーで10位タイ。最終ラウンドは69を記録し、トップ10入りを確保した。
吉田優利:同じく10位タイ。第3ラウンドでは67をマークし、順位を押し上げた。最終的に原英莉花と同じ通算2アンダーで大会を終えた。
また、前年優勝者のジーノ・ティティクルは通算3アンダー285で8位タイ。連覇こそ逃したものの、上位10人に残る安定した成績だった。
【賞金総額320万ドル】優勝賞金48万ドルと賞金配分を解説
2026年大会の賞金総額は320万ドル。優勝した殷若寧には48万ドルが支払われた。日本円換算では為替レートによって変動するが、米ドル建てで48万ドルという大きな優勝賞金である。
2025年大会の賞金総額は220万ドル、優勝賞金は33万ドルだった。2026年は賞金総額が100万ドル増加し、優勝賞金も15万ドル増えている。上海市政府の大会紹介資料では、320万ドルはアジアで開催されるLPGA大会として過去最高水準の賞金総額と紹介された。
上位選手の賞金配分優勝者の48万ドルは総賞金の15%に相当する。2位のチェ・ヘジンには29万3,410ドル、3位のエイミー・ヤンには21万2,848ドルが配分された。
優勝と2位の賞金差は18万6,590ドル。1打差の勝負が、賞金面でも大きな違いを生んだことが分かる。
また、竹田麗央の4位には16万4,654ドル、原英莉花と吉田優利の10位タイにはそれぞれ6万507ドルが支払われた。同順位の選手には同じ賞金額が適用される。
2025年から2026年にかけて賞金規模が拡大2025年の優勝者ジーノ・ティティクルが獲得した賞金は33万ドルだった。これに対し、2026年の殷若寧は48万ドルを獲得している。
大会の賞金規模が拡大した背景には、中国市場における女子ゴルフの存在感や、スポンサーであるビュイックを含む大会運営側の投資がある。賞金総額の増加は、世界ランキング上位選手を上海に集める競争力にもつながる。
なお、賞金は順位だけでなく同順位の人数などによって配分される。単純に総額を出場人数で割った金額が各選手に支給される仕組みではない。
【開催日程・コース情報】佘山ゴルフクラブで81人が競った2026年大会
ビュイックLPGA上海2026は、10月15日(木)から18日(日)までの4日間、中国・上海市松江区の佘山ゴルフクラブで開催された。
LPGA公式大会情報では会場名をSheshan Golf Clubと表記している。上海市政府の英語版大会案内ではSheshan International Golf Clubという名称が使用されているが、いずれも今回の開催会場を指す。
2026年大会の基本情報- 大会名:ビュイックLPGA上海2026
- 開催期間:2026年10月15日(木)〜10月18日(日)
- 開催地:中国・上海市松江区
- 開催コース:佘山ゴルフクラブ(Sheshan Golf Club)
- コース設定:パー72
- ヤーデージ:6,735ヤード
- 出場選手:81人
- 競技方式:4日間のストロークプレー、予選カットなし
- 賞金総額:320万ドル
- 優勝者:殷若寧
- 優勝スコア:11アンダー277
2026年大会で大きく変わった点の一つが開催コースだ。これまでの大会では上海の旗忠ガーデンゴルフクラブ(Qizhong Garden Golf Club)が使用されていたが、2026年は佘山ゴルフクラブへ舞台を移した。
佘山は男子の国際大会でも知られるコースで、WGC-HSBCチャンピオンズの開催実績を持つ。タイガー・ウッズやローリー・マキロイ、ダスティン・ジョンソンら世界的な選手とも関係の深いゴルフ会場だ。
コースの特徴は、距離だけでなく戦略性が求められる点にある。LPGA公式のコース紹介では、16番ホールは289ヤードのパー4として掲載されている。短い距離ながら、グリーン左右の危険エリアや狭いグリーン周辺の攻略が重要となるホールだ。
実際、2026年の最終日は16番ホールで殷若寧がバーディーを奪い、優勝争いの主導権を握った。コースの特徴がそのまま勝敗を分ける場面につながった。
81人が参加するカットなしの大会2026年大会には世界各国から81人が出場した。中国ゴルフ協会からも15人が参加し、世界ランキング上位選手と地元選手が同じフィールドで競い合った。
通常のLPGA大会では第2ラウンド終了後に予選カットが行われるケースがあるが、ビュイックLPGA上海はカットなしの形式を採用。出場選手は4日間の競技を通じて順位を争った。
この形式は、初日にスコアを落とした選手にも巻き返しの機会が残される点が特徴だ。4日間を通した総合力が問われるため、短期的な好スコアだけでは最終順位を判断できない。
【歴代優勝者一覧】ダニエル・カンの連覇からジーノ・ティティクル、殷若寧へ
ビュイックLPGA上海は2018年に始まった大会で、歴代優勝者にはLPGAを代表する実力者が並ぶ。特にダニエル・カンは初年度の2018年と2019年に連続優勝を達成した。
その後、2023年に大会が再開されてからは、エンジェル・イン、殷若寧、ジーノ・ティティクルと優勝者が続いた。2026年は再び殷若寧がタイトルを手にし、ダニエル・カンに続く大会2度目の複数回優勝者となった。
ビュイックLPGA上海の歴代優勝者- 2018年:ダニエル・カン(米国)/通算13アンダー275
- 2019年:ダニエル・カン(米国)/通算16アンダー272
- 2020〜2022年:開催記録に優勝者なし。2022年大会は新型コロナウイルス関連の規制を理由にLPGAが中止を発表。
- 2023年:エンジェル・イン(米国)/通算14アンダー274
- 2024年:殷若寧(中国)/通算25アンダー263
- 2025年:ジーノ・ティティクル(タイ)/通算24アンダー264
- 2026年:殷若寧(中国)/通算11アンダー277
大会初期を象徴する選手がダニエル・カンだ。2018年の初開催で優勝すると、2019年もタイトルを獲得。2年連続で上海の大会を制した。
2019年大会では、最終日に2アンダー70を記録し、通算16アンダー272で優勝。ジェシカ・コルダとの接戦を1打差で制している。
2026年大会で殷若寧が2度目の優勝を達成したことで、ダニエル・カンと並ぶ大会の複数回優勝者となった。
2025年優勝者ジーノ・ティティクルの存在2025年大会の優勝者はタイのジーノ・ティティクルだった。通算24アンダー264で大会を終え、勝みなみとのプレーオフを制してタイトルを獲得した。
2026年大会ではディフェンディングチャンピオンとして参戦。結果は通算3アンダー285の8位タイだった。前年の圧倒的な優勝スコアを再現することはできなかったものの、上位に食い込む実力を示した。
一方、殷若寧は2024年と2026年の2度優勝。2025年のジーノ・ティティクルを挟んで再びタイトルを取り戻したことは、大会の歴史を語るうえで要点だ。
【テレビ放送・配信情報】日本ではU-NEXTがライブ配信を実施
2026年のビュイックLPGA上海は、日本国内ではU-NEXTによるインターネット配信が行われた。地上波テレビやBS・CSの通常放送とは異なり、スマートフォン、パソコン、対応テレビなどから視聴できる配信形式だった。
U-NEXTでは大会期間中のライブ配信に加え、日本語解説と日本人選手専用チャンネルも用意された。日本勢のプレーを重点的に追いたい視聴者にとって、選手別の視聴環境が設けられていた点は特徴的だった。
日本国内の配信情報- 配信サービス:U-NEXT
- 対象大会:ビュイックLPGA上海2026
- 配信期間:2026年10月15日〜18日
- 配信形式:ライブ配信・見逃し配信
- 音声:日本語解説、国際映像など
- 特別企画:DAY1・DAY2の特別無料開放
大会当時、DAY1は10月15日、DAY2は10月16日に特別無料開放の対象となった。U-NEXTの番組情報では、日本人選手を追う専用チャンネルと国際映像のチャンネルが案内され、日本語実況・解説も予定されていた。
DAY1の見逃し配信は10月29日まで、DAY2は10月30日までと案内されていた。これらの期限はすでに終了しているため、2026年11月4日時点で過去映像を視聴できるかどうかは、U-NEXT内の配信状況を確認する必要がある。
米国ではGolf Channelが中継LPGA公式の米国向け視聴案内では、Golf ChannelとGolf Channelのライブストリーミングが紹介されていた。ただし、これは米国向けの放送情報であり、日本国内の配信サービスとは区別する必要がある。
日本から視聴する場合は、日本向けの配信案内を基準にするのが確実だ。海外の放送スケジュールに記載された米国東部時間を、そのまま日本時間として受け取らないよう注意したい。
LPGAアジア秋季シリーズの初戦としての位置づけビュイックLPGA上海は、2026年のLPGAアジア秋季シリーズの最初の大会として開催された。上海大会の後には韓国、マレーシア、日本へと舞台が移り、シーズン終盤の重要な競争が続く構成だった。
アジアシリーズでは、各国のコース環境や気候、移動条件が異なる。選手にとっては技術だけでなく、連戦への対応力やコンディション管理も重要になる。
中国で開催されるビュイックLPGA上海は、地元選手の活躍を後押しする意味でも存在感が大きい。81人の出場枠に中国ゴルフ協会所属選手15人が含まれ、世界トップクラスの選手と地元選手が同じ舞台で競い合う機会となった。
【プロの結論】2026年大会で見るべき3つのポイント
今回の大会を分析するうえで、単純な優勝スコアの比較だけでは見えてこない要点がある。
1. 前年の優勝スコアとの差はコース変更を考慮する2025年の優勝スコアは通算24アンダー264だったのに対し、2026年は通算11アンダー277だった。数字だけを見ると大きな差があるが、2026年は開催コースが佘山ゴルフクラブに変更されている。
2026年のコースはパー72、6,735ヤード。新しい会場での開催だったため、前年とのスコア差をそのまま選手の実力や大会全体の競技レベルの変化として解釈するのは適切ではない。
比較する際には、開催コース、ヤーデージ、パー設定、天候、グリーンの状態などを併せて見る必要がある。ゴルフの大会結果を正しく評価するには、数字の背景にある競技環境が欠かせない。
2. 最終日のスコアだけでなく4日間の安定性を見る殷若寧の勝因は、最終日の68だけではない。第3ラウンドの67で優勝争いに復帰し、最終日も4アンダーを記録したことが大きかった。
特にパーオン率でフィールドトップを記録した点は見逃せない。ショットの精度が高ければ、バーディーチャンスを増やし、難しいホールでも大きなミスを避けやすくなる。
リーダーボードを見るときは、順位だけでなく、各ラウンドのスコアやパーオン率、バーディー数にも注目すると、選手の強みがより明確になる。
3. 賞金規模の拡大は大会の国際的な価値を示す賞金総額320万ドルという規模は、ビュイックLPGA上海の国際的な存在感を示す数字だ。2025年から賞金総額が100万ドル増えたことにより、アジア開催のLPGA大会としても大きな注目を集める大会となった。
中国市場における女子ゴルフの普及、スポンサー企業のブランド戦略、世界トップ選手の招致という複数の要素が重なっている。大会は単なる賞金争いにとどまらず、アジアの女子ゴルフ市場を支えるイベントとしての役割も担っている。
今後の大会を評価する際には、優勝者や賞金だけでなく、出場選手の顔ぶれ、開催コース、地元選手の参加枠、国際的な放送・配信環境にも目を向けたい。
【ビュイックLPGA上海の2026年大会】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ビュイックLPGA上海2026の優勝者は誰ですか?
A1:中国の殷若寧(イン・ルオニン)です。通算11アンダー277で優勝し、2位のチェ・ヘジンに1打差をつけました。自身2度目の大会制覇で、優勝賞金48万ドルを獲得しました。
Q2:2026年大会の2位と日本人選手の最終順位は?
A2:2位は韓国のチェ・ヘジンで、通算10アンダー278でした。日本勢では竹田麗央が通算7アンダーで4位、原英莉花と吉田優利が通算2アンダーで10位タイに入りました。
Q3:ビュイックLPGA上海2026の賞金総額はいくらですか?
A3:賞金総額は320万ドルです。優勝者には48万ドル、2位には29万3,410ドル、3位には21万2,848ドルが配分されました。
Q4:2026年大会はどこで開催されましたか?
A4:中国・上海市松江区の佘山ゴルフクラブです。2026年から開催会場が変更され、パー72、6,735ヤードのコースで競技が行われました。
Q5:歴代のビュイックLPGA上海優勝者は誰ですか?
A5:2018年と2019年はダニエル・カン、2023年はエンジェル・イン、2024年と2026年は殷若寧、2025年はジーノ・ティティクルです。2020〜2022年には大会の開催記録がありません。
Q6:日本ではどこでテレビ・ネット視聴できましたか?
A6:2026年大会はU-NEXTでライブ配信されました。日本語解説や日本人選手専用チャンネルも用意され、DAY1とDAY2には特別無料開放も実施されました。
ビュイックLPGA上海2026は、殷若寧が通算11アンダー277で優勝し、地元中国で自身2度目の大会タイトルを獲得した。チェ・ヘジンは1打差の2位。日本勢では竹田麗央が4位、原英莉花と吉田優利が10位タイと健闘した。
賞金総額320万ドル、優勝賞金48万ドルという規模に加え、2026年から佘山ゴルフクラブへ会場を移したことも大きな変化だった。81人が参加するカットなしの大会で、コースの戦略性と4日間の安定感が結果を左右した。
歴代優勝者を見ると、ダニエル・カンの連覇、ジーノ・ティティクルの2025年優勝、そして殷若寧の2度目のタイトル獲得と、世界トップクラスの選手が大会の歴史を築いてきたことが分かる。
今後の注目点は、賞金規模の拡大が大会の国際的な競争力にどう影響するか、そして中国を含むアジアの女子ゴルフがどこまで成長するかという点だ。2026年大会は、殷若寧の地元優勝だけでなく、ビュイックLPGA上海がアジアの重要な女子ゴルフトーナメントとして存在感を高めた大会でもあった。