2026年11月4日現在、次に公開を控えている作品と、2027年の出演予定作として確認できる映画は以下のとおりだ。
『このごにおよんで愛など』(2026年11月27日公開予定)
作品情報
- 監督・脚本:広瀬奈々子
- 出演:長澤まさみ、柄本佑、石橋静河
- 柄本佑の役:小島杜夫
- 公開日:2026年11月27日
- 配給:K2 Pictures
2026年の最後を飾る注目作が『このごにおよんで愛など』だ。
長澤まさみ演じる絵本作家・小島詩は、夫の杜夫と結婚3年目を迎えている。一方で、担当編集者の倉持潤奈とも関係を続けていた。
詩は夫と恋人の双方から選択を迫られ、やがて3人で一緒に暮らすという突拍子もない提案をする。
柄本佑は、詩の夫である小島杜夫を演じる。石橋静河が恋人の潤奈を担当し、3人の関係性を中心に物語が展開する。
本作の注目点は、恋愛や結婚について単純な善悪で判断せず、それぞれの登場人物が自分なりの愛し方を模索するところにある。
柄本佑と石橋静河は『きみの鳥はうたえる』でも共演しており、再び同じ作品で顔を合わせることも見どころの一つだ。
『LAST DANCE 最後の遊戯』(2027年2月公開予定)
作品情報
- 監督:村川透
- 出演:柄本佑、宇崎竜童、麻生祐未、玉城ティナ
- 柄本佑の役:三上雄斗
- 山形先行公開:2027年2月19日
- 全国公開:2027年2月26日
2027年の出演予定作として発表されているのが『LAST DANCE 最後の遊戯』だ。
松田優作の「遊戯シリーズ」から45年を経て、新たな作品として制作される映画で、村川透が監督を務める。
柄本佑は主演の三上雄斗役。共演する宇崎竜童は黒崎亮二役を演じる。
公式サイトに掲載された柄本佑のコメントでは、村川監督との仕事や宇崎竜童との共演への思いに加え、本格的なガンアクションに初めて挑戦したことにも触れている。
これまでの出演作とは異なるアクション作品であり、2026年の出演作から続く新たな挑戦として注目したい。
【評判・演技力】柄本佑が映画ファンから評価される理由

柄本佑の演技を評価する際、注目すべきなのは、役柄に応じて表現の強さを変えられることだ。
映画賞の実績からも、その評価の変化を確認できる。
| 年・賞 | 受賞内容 | 対象作品 |
|---|---|---|
| 2003年公開作に関連 | 第77回キネマ旬報ベスト・テン新人男優賞 | 美しい夏キリシマ |
| 2003年公開作に関連 | 第13回日本映画批評家大賞新人賞 | 美しい夏キリシマ |
| 2018年 | 第92回キネマ旬報ベスト・テン主演男優賞 | きみの鳥はうたえる、素敵なダイナマイトスキャンダル、ポルトの恋人たち |
| 2018年 | 第73回毎日映画コンクール男優主演賞 | きみの鳥はうたえる |
| 2019年度作品に関連 | 第43回日本アカデミー賞優秀助演男優賞 | アルキメデスの大戦 |
| 2022年度作品に関連 | 第46回日本アカデミー賞優秀助演男優賞 | ハケンアニメ! |
『きみの鳥はうたえる』では、登場人物の何気ない日常や、友人・恋人との微妙な距離感が物語を形づくる。
こうした作品では、感情を大きく表に出す演技だけでは人物の魅力を表現できない。何気ない表情や会話の間合いが重要になる。
柄本佑は、このような作品で主演として評価を獲得してきた。
評価ポイント2:作品の世界観に合わせて存在感を調整できる『シン・仮面ライダー』ではヒーロー、『黒牢城』では戦国時代の人物、『白鳥とコウモリ』では刑事というように、ジャンルに応じて求められる役割は異なる。
特に、主演作品だけでなく助演作品でも映画賞の評価を受けている点は注目に値する。
物語の中心にいるときと、ほかの俳優を支える立場にいるときで、役割を使い分けられることがキャリアの強みになっている。
評価ポイント3:監督や脚本家の個性が強い作品にも参加する柄本佑の出演歴には、三宅唱、荒井晴彦、庵野秀明、黒沢清、源孝志といった異なる作風を持つ監督の作品が並ぶ。
作家性の強い映画から、大規模な娯楽作品まで参加していることは、出演作を選ぶ際の重要な特徴だ。
映画ファンにとっては、好きな監督の作品を入り口に柄本佑の演技を知る楽しみもある。
柄本佑の映画はどれから見るべき?おすすめの選び方| 読者の好み | おすすめ作品 | 注目ポイント |
|---|---|---|
| 自然な演技を楽しみたい | きみの鳥はうたえる | 日常と感情の揺れ |
| 大人の恋愛映画が好き | 火口のふたり | 人間関係と葛藤 |
| 芸術性の高い作品が好き | 花腐し | 映画への夢と挫折 |
| アクションが好き | シン・仮面ライダー | 一文字隼人の活躍 |
| 仕事を題材にした映画が好き | ハケンアニメ! | 制作現場の人間ドラマ |
| 時代劇・ミステリーが好き | 木挽町のあだ討ち、黒牢城 | 謎解きと人物描写 |
| 家族ドラマが好き | メモリィズ | 記憶と家族の時間 |
【プロの結論】
柄本佑の映画を理解するうえで大切なのは、出演本数の多さだけを評価基準にしないことだ。
彼のキャリアには、映画賞で評価された主演作と、作品の印象を左右する重要な助演作が共存している。
初めて作品を見る人には『きみの鳥はうたえる』、演技の幅を比較したい人には『花腐し』と『シン・仮面ライダー』の組み合わせがおすすめだ。
さらに2026年の『木挽町のあだ討ち』『メモリィズ』『黒牢城』『白鳥とコウモリ』を見比べれば、同じ俳優がまったく異なる世界観に参加する面白さを実感できる。
【柄本佑の映画】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:柄本佑の映画代表作は何ですか?
『きみの鳥はうたえる』『火口のふたり』『花腐し』『シン・仮面ライダー』『ハケンアニメ!』などが代表的な作品として挙げられる。特に2018年の『きみの鳥はうたえる』などでは主演男優賞を受賞している。
Q2:柄本佑は2026年にどんな映画に出演していますか?
『木挽町のあだ討ち』(2月27日)、『メモリィズ』(6月12日)、『黒牢城』(6月19日)、『白鳥とコウモリ』(9月4日)が公開済み。さらに『このごにおよんで愛など』が11月27日に公開予定となっている。
Q3:柄本佑の主演映画で最初に見るならどれがおすすめですか?
自然体の演技を楽しむなら『きみの鳥はうたえる』、恋愛ドラマなら『火口のふたり』、2026年の新作なら『メモリィズ』がおすすめ。好みのジャンルから選ぶと、作品の魅力を理解しやすい。
柄本佑は2003年の『美しい夏キリシマ』で映画デビューし、20年以上にわたって幅広い作品に出演してきた。
2018年には『きみの鳥はうたえる』などで主演男優賞を受賞。2019年以降も『火口のふたり』『アルキメデスの大戦』『ハケンアニメ!』『花腐し』『シン・仮面ライダー』など、異なるジャンルの作品でキャリアを重ねている。
2026年は、特に出演作の多様性が際立つ一年だ。
- 『木挽町のあだ討ち』:時代劇ミステリーの主演。
- 『メモリィズ』:家族の記憶を描く人間ドラマの主演。
- 『黒牢城』:戦国心理ミステリーの重要人物。
- 『白鳥とコウモリ』:東野圭吾原作の現代ミステリーに出演。
- 『このごにおよんで愛など』:11月27日公開予定。
- 『LAST DANCE 最後の遊戯』:2027年2月全国公開予定。
今後の作品選びでは、主演か助演かという区分だけでなく、監督、原作、ジャンル、演じる人物の背景にも注目したい。
柄本佑の映画出演歴をたどることは、日本映画の多様なジャンルや作り手の個性を知ることにもつながる。 2027年の『LAST DANCE 最後の遊戯』を含め、今後どのような人物をスクリーンに登場させるのか、引き続き注目したい。