主題歌:LOVE LOVE LOVE
アーティスト:
挿入歌:「嵐が来る」
音楽担当: 中村正人
本作を語るうえで欠かせないのが、DREAMS COME TRUEの「LOVE LOVE LOVE」だ。
ドラマの主題歌として使用されたこの楽曲は、1995年の音楽シーンを代表する大ヒット曲となった。
TBSショッピングが公開しているBlu-rayの商品解説によると、CDの売り上げは約250万枚。1995年のオリコンシングルランキング年間1位を記録した。
また、劇中では同じくDREAMS COME TRUEの「嵐が来る」も挿入歌として使われている。音楽担当はメンバーの中村正人だ。
ドラマの世界観と主題歌の相乗効果が、作品の印象を強く残す要因になった。
恋愛の喜びだけでなく、会いたくても会えない切なさや、相手の気持ちを確かめられない不安。そうした感情を音楽が補完することで、映像を離れた後も作品の記憶が残る構造になっている。
手話がドラマの中心的な表現になった理由本作のもう一つの大きな特徴が、手話を使ったコミュニケーションだ。
晃次は幼い頃に聴覚を失った画家として描かれる。紘子は彼と心を通わせるために手話を学び、手の動きや表情を通じて自分の気持ちを伝えようとする。
ここで重要なのは、手話が単なる演出上の小道具ではないことだ。
手話を知らない紘子と、音声だけでは意思疎通が難しい晃次の間には、コミュニケーションの壁がある。その壁を越えようとする過程そのものが恋愛の進展と結び付いている。
TBSショッピングの商品紹介でも、作品をきっかけに手話への関心が集まり、手話サークルへの入会者が増えるきっかけになったと紹介されている。
1995年当時は、現在のようにスマートフォンやSNSを通じて簡単にメッセージを送れる時代ではなかった。
そのため、手紙やFAX、対面でのやり取りが物語の展開に大きな意味を持っている。
2022年の韓国リメイク発表時には、オリジナル版のプロデューサーである貴島誠一郎も、1995年と現代ではコミュニケーションツールが大きく変化した点に触れていた。
この時代背景を考えると、本作が描いた「伝えたいのに伝わらない」というテーマは、通信手段が増えた現代にも通じるものがある。
【韓国リメイク版】チョン・ウソンとシン・ヒョンビンが新たな主人公に

1995年の日本版は、韓国でもリメイクされている。
作品名は韓国語で「사랑한다고 말해줘」。日本での作品名は『愛していると言ってくれ』だ。
韓国版の制作と出演者韓国リメイクの制作決定は2022年10月に発表された。TBSの発表を伝えた報道によると、主演にはチョン・ウソンとシン・ヒョンビンが起用された。
日本版と韓国版の主役を比較すると、次のようになる。
- 日本版・榊晃次: 豊川悦司
- 韓国版・チャ・ジヌ: チョン・ウソン
- 日本版・水野紘子: 常盤貴子
- 韓国版・チョン・モウン: シン・ヒョンビン
韓国版では、聴覚に障害のある画家チャ・ジヌと、俳優を目指すチョン・モウンの恋愛が描かれる。
日本版の基本的な設定を受け継ぎながら、舞台や人物の背景を韓国の社会・文化に合わせて再構成している。
監督はキム・ユンジン、脚本はキム・ミンジョン。全16話で制作された。
韓国版はいつ放送された?韓国版は2023年11月27日に配信・放送が始まり、2024年1月16日に全16話の放送を終えた作品だ。
日本では2023年11月27日からDisney+のスターで配信が開始されたことが、当時の報道で発表されている。
つまり、2026年に新しく制作される作品ではない。2023年に完成した韓国リメイク版が、2026年に日本のテレビで改めて放送されるという位置付けだ。
2026年12月28日からKNTVで日本初放送2026年11月4日時点で、KNTVの公式番組情報には韓国版『愛していると言ってくれ』の放送予定が掲載されている。
2026年12月28日
放送開始: 2026年12月28日(月)
放送時間: 毎週月曜 20:00~22:30
放送形式: 2話連続
再放送: 毎週日曜 11:50~14:20
字幕: 日本語字幕
話数: 全16話
出典:KNTV公式番組情報。放送日時は番組編成により変更される場合がある。
今回の放送は、韓国版の日本でのテレビ初放送として案内されている。
日本版を知っている視聴者にとっては、同じ基本設定を別の俳優がどのように演じるのか、手話や表情を使った演出がどう変化したのかを比較できる機会になる。
【2026年の視聴方法・Blu-ray BOX】再放送と購入情報を整理
2026年にオリジナル版を視聴したい人にとって、確認したいのはテレビ放送、動画配信、Blu-rayの3つだ。
1995年の日本版は再放送される?TBSチャンネルの公式番組ページでは、オリジナル版の放送状況は「放送未定」と掲載されている。
そのため、2026年11月4日時点では、TBSチャンネルでの次回放送日時は発表されていない。
一方、番組ページでは出演者や全12話の構成、視聴方法などの基本情報を確認できる。
動画配信で視聴する方法Huluにはオリジナル版の作品ページがあり、各話の紹介も掲載されている。
ただし、作品ページが存在することと、現在の契約プランで全話を視聴できることは同じではない。配信対象や見放題・レンタルの区分は変わるため、実際に再生できるかを視聴前に確認したい。
韓国版については、2023年にDisney+で配信が始まった実績がある。2026年のKNTV放送予定とは別の視聴経路として区別しておくとよい。
初Blu-ray BOXは2025年2月26日に発売
ドラマ『愛していると言ってくれ』Blu-ray BOX
33,000円(税込)
発売日:2025年2月26日
品番:PCXE-60211
全4枚組・本編552分
発売元:TBSグロウディア
販売元:ポニーキャニオン
発売元のTBSグロウディアと販売元のポニーキャニオンは、放送開始30周年を記念して作品を初めてBlu-ray化した。
収録内容は次のとおり。
- 本編全12話
- 制作発表
- 予告編集
- 常盤貴子インタビュー
- 名場面集
- 未公開カット
- 2020年特別版「豊川悦司&常盤貴子 25年ぶりのリモート同窓会」
加えて、北川悦吏子によるメイキング・ダイアリーなどを掲載したブックレットも封入されている。
映像・音声にはデジタルリマスター技術が採用され、特別三方背BOX仕様の4枚組として発売された。
2026年11月4日時点で、TBSショッピングの公式商品ページには税込33,000円で掲載され、注文手続きと2~3週間前後のお届け目安が表示されている。在庫や発送条件は注文時に再確認したい。
2020年の特別版とBlu-ray特典の関係もう一つ注目したいのが、2020年に放送された特別版だ。
1995年の本編を再構成した特別版は、2020年5月31日から4週連続で放送された。豊川悦司と常盤貴子によるリモート対談も企画され、25年ぶりに2人が作品を振り返った。
このリモート同窓会は、2025年発売のBlu-ray BOXにも特典映像として収録されている。
単に本編を高画質で見直すだけでなく、主演2人の当時の記憶や作品の背景に触れられる点も、Blu-rayの魅力だ。
【愛してくれと言ってくれに関するよくある質問(FAQ)】
Q1:「愛してくれと言ってくれ」はドラマの正式タイトルですか?
A1:正式タイトルではない。1995年にTBSで放送された『愛していると言ってくれ』が正しい作品名。「いる」が入る表記で検索すると、出演者や放送情報を探しやすい。
Q2:『愛していると言ってくれ』は全何話ですか?
A2:日本版は全12話。最終話のタイトルは「僕の声」で、豊川悦司演じる榊晃次と常盤貴子演じる水野紘子の恋の結末が描かれる。
Q3:最終回はハッピーエンドですか?
A3:3年後、晃次と紘子は思い出のリンゴの木の下で再会する。結婚まで明確に描かれるわけではないが、2人の未来に希望を残す結末だ。
Q4:韓国版の主演は誰ですか?
A4:チョン・ウソンとシン・ヒョンビン。画家チャ・ジヌと俳優志望のチョン・モウンを演じる。全16話で、2026年12月28日からKNTVで日本初放送予定。
Q5:2026年に日本版の再放送予定はありますか?
A5:TBSチャンネルの公式番組ページでは、2026年11月4日時点で放送未定となっている。韓国版のKNTV放送予定とは別なので注意したい。
Q6:Blu-ray BOXの値段と発売日は?
A6:2025年2月26日発売、希望小売価格33,000円(税込)。4枚組で、本編全12話と特典映像、ブックレットを収録している。
「愛してくれと言ってくれ」という検索語で探されている作品は、1995年放送のTBSドラマ『愛していると言ってくれ』だ。豊川悦司と常盤貴子が演じる榊晃次と水野紘子の恋愛を軸に、手話によるコミュニケーション、夢を追うこと、過去との向き合い方を描いている。
平均視聴率21.3%、最終話28.1%という記録に加え、DREAMS COME TRUEの「LOVE LOVE LOVE」が約250万枚を売り上げたことも、当時の作品の影響力を物語っている。
2025年には初のBlu-ray BOXが発売され、2026年12月28日には韓国リメイク版のKNTV初放送が予定されている。一方、日本版の次回再放送はTBSチャンネルで未定となっている。
これから初めて見るなら、まずは日本版の全12話を通して、晃次と紘子が言葉の壁を越えていく過程を味わいたい。そのうえで韓国版を見比べると、同じテーマが異なる文化や時代の中でどのように表現されるのか、より深く楽しめるはずだ。
30年を経ても語り継がれる理由は、恋愛の結末だけではない。伝えたい気持ちをどう伝えるのか、そして相手の思いをどう受け取るのか。その普遍的な問いこそが、このドラマの魅力である。