2026年11月4日現在、侍ジャパンの予想スタメンは、井口資仁新監督が打順の中心となる1番・正木智也、4番・山口航輝の起用方針を明らかにしたことで、具体的な輪郭が見えてきた。11月3日に宮崎秋季キャンプが始まり、西川史礁を2番・3番候補に位置づける構想も浮上。宗山塁の遊撃起用や松尾汐恩ら捕手陣の競争にも注目が集まっている。
10月7日に発表された代表28人は、11月12日から15日まで東京ドームで開催される「ラグザス アジアプロ野球チャンピオンシップ2026」に臨むメンバーだ。宮崎合宿での守備練習、監督の発言、2026年シーズンの成績を照らし合わせると、開幕戦となる11月12日のチャイニーズ・タイペイ戦に向けた打線が見えてくる。
【2026年最新】侍ジャパン代表28人とアジアプロ野球チャンピオンシップの概要

2026年の侍ジャパンは、井口資仁監督の初陣となる国際大会に向け、若手を中心としたチーム編成となった。
日本野球機構(NPB)および侍ジャパン公式サイトによると、代表28人は2026年10月7日に発表された。大会は11月12日から15日まで東京ドームで開催され、日本、韓国、オーストラリア、チャイニーズ・タイペイの4チームが参加する。
代表選考の基本ルールアジアプロ野球チャンピオンシップは、若手選手の国際経験を積むことを目的とした大会だ。2026年大会の登録規定は、24歳以下またはプロ入団3年目までの選手を基本とし、29歳以下のオーバーエージ枠を最大3人まで認めている。
今回の代表では、正木智也、山口航輝、辰見鴻之介がオーバーエージ枠の選手として選出された。経験豊富な若手世代をチームの中心に置き、将来のトップチームにつながる選手を育てる狙いがうかがえる。
侍ジャパン2026年最新メンバー一覧投手13人
吉田聖弥、竹丸和幸、石田裕太郎、武内夏暉、高橋宏斗、金丸夢斗、高太一、鈴木豪太、松本健吾、九谷瑠、森田駿哉、篠原響、中森俊介。
捕手3人
松尾汐恩、小島大河、進藤勇也。
内野手7人
宗山塁、渡部聖弥、佐々木泰、庄子雄大、正木智也、山口航輝、山縣秀。
外野手5人
度会隆輝、西川史礁、佐々木俊輔、長谷川信哉、辰見鴻之介。
合計28人という構成で、投手13人、捕手3人、内野手7人、外野手5人となっている。特に野手では、2026年シーズンに存在感を示した選手が多く、次世代の日本代表を担う顔ぶれがそろった。
【井口監督の構想】正木智也1番・山口航輝4番はなぜ有力なのか
今回のスタメン予想で最も確度が高いのは、正木智也と山口航輝の打順だ。
井口監督は11月3日の宮崎合宿初日、両選手をオーバーエージ枠で招集した理由とともに、打線の中心を任せる方針を明かした。正木を1番、山口を4番に据える構想は、単なる候補ではなく、指揮官が具体的に示した起用方針である。
1番・正木智也|長打力を備えた新しいリードオフマンソフトバンクの正木智也は、2026年シーズンに28本塁打を記録。日本シリーズではMVPにも輝き、打線の中心選手として大きく飛躍した。
井口監督が評価したのは、単純な出塁能力だけではない。初回から相手投手にプレッシャーをかけられる打球の強さと、一振りで試合の流れを変えられる長打力だ。
従来の日本代表では、俊足巧打型の選手を1番に置く構成も多かった。しかし、正木のような長打力を持つ選手を先頭に置けば、相手投手は初回から慎重な投球を強いられる。
正木自身も代表での1番起用に意欲を示しており、1打席目から持ち味のフルスイングを出す準備を進めている。
加えて、11月4日の練習では周囲から「キャプテン」と呼ばれる場面もあった。井口監督は正式な主将指名ではないと説明しているものの、野手最年長としてチームをまとめる役割も期待されている。
4番・山口航輝|勝負強さと38本塁打の破壊力ロッテの山口航輝は、2026年シーズンに自己最多となる38本塁打、81打点を記録した右の長距離打者だ。
井口監督は山口の勝負強さを高く評価し、4番を任せる考えを示している。チャンスで結果を残す能力と、東京ドームでも期待できる長打力が大きな理由だ。
山口にとって今回の代表入りは、初めて日の丸を背負う機会でもある。井口監督から4番構想を伝えられたことについて、本人も強い意欲を見せている。
正木が出塁・長打で序盤から相手を揺さぶり、山口が得点圏で走者を返す。この役割分担が機能すれば、若手中心の打線でも十分な得点力を期待できる。
西川史礁は2番・3番の重要なつなぎ役ロッテの西川史礁は、2026年パ・リーグで155安打を記録し、最多安打のタイトルを獲得した選手だ。
井口監督は11月3日の練習後、西川を2番または3番で起用する候補として挙げた。正木と山口の間をつなぐ役割が期待されている。
西川の魅力は、安打を積み重ねる対応力と、長打も狙える打撃の幅にある。正木が出塁した後に西川がつなぎ、山口に好機を回す形は、今回の打線の基本設計になりそうだ。
「2、3番候補」として井口監督が西川の名前を挙げたことは、上位打線の構想を読み解く要点だ。
西川自身も、得点圏での打席が増えることを意識しながら、自分の打撃の軸を変えずに臨む姿勢を示している。
【守備位置予想】宗山塁・松尾汐恩・度会隆輝の起用はどうなる?
打順と並んで注目されるのが守備位置だ。11月4日の宮崎合宿ではシートノックが行われ、各ポジションの候補が具体的に見えてきた。
パ・リーグ関連の現地報道によると、捕手には松尾汐恩、小島大河、進藤勇也が入り、一塁には山口航輝と正木智也、二塁には庄子雄大と山縣秀が入った。
三塁は渡部聖弥と佐々木泰、遊撃は宗山塁、左翼は度会隆輝と辰見鴻之介、中堅は佐々木俊輔と長谷川信哉、右翼は正木智也と西川史礁が守備練習に参加している。
主要選手の関係と守備位置の整理| 選手・関係者 | 役割・守備位置 | 現時点の評価・注目点 |
|---|---|---|
| 井口資仁 | 監督 | 正木1番、山口4番の構想を明示 |
| 正木智也 | 右翼・一塁候補 | 1番起用の方針。長打力とチームの牽引役に期待 |
| 山口航輝 | 一塁候補 | 4番構想。2026年38本塁打 |
| 西川史礁 | 右翼・DH候補 | 2・3番候補。パ・リーグ最多安打 |
| 宗山塁 | 遊撃手 | 2日連続の守備練習で遊撃に入る |
| 松尾汐恩 | 捕手 | 小島大河、進藤勇也と正捕手を争う候補 |
| 度会隆輝 | 左翼手候補 | 外野守備と打撃の両面で期待 |
| 竹丸和幸・高橋宏斗 | 先発投手 | 井口監督が先発ローテーションの軸として言及 |
今回の守備位置予想で特に注目したいのが、楽天の宗山塁だ。
宗山は11月3日、4日の両日とも遊撃の守備練習に一人で入った。本人も代表でショートを任されることへの強い思いを語っており、今回の代表では正遊撃手として起用される可能性が高い。
内野の要となる遊撃を宗山に任せられれば、二塁・三塁の組み合わせを柔軟に調整できる。守備の安定を重視するうえでも、宗山の存在は大きい。
松尾汐恩は正捕手候補だが競争は続くDeNAの松尾汐恩は、今回の代表に選ばれた3人の捕手の一人だ。小島大河、進藤勇也とともに次世代の代表捕手として期待されている。
井口監督は選考時、3人の打撃力にも注目していると説明した。捕手としてだけでなく、DHとして起用できる選手がいることも攻撃面のメリットになるという考えだ。
11月4日の練習では、松尾と小島がピッチコムを初めて使用した。国際大会特有のサイン伝達への適応も、捕手選考の重要な要素となる。
現段階では松尾をスタメン捕手の有力候補と予想するが、正捕手が確定したわけではない。練習試合での投手との連係や配球面が判断材料になる。
度会隆輝は外野の競争を勝ち抜けるかDeNAの度会隆輝は、左翼の守備練習に入った外野手の一人だ。外野には西川、佐々木俊輔、長谷川信哉、辰見らもおり、スタメン争いは激しい。
特にDH制が採用される大会では、外野手を守備力だけでなく打撃力も含めて評価できる。度会がスタメンに入る場合、左翼を守りながら打線の中軸を補完する役割が考えられる。
【開幕戦スタメン予想】11月12日の台湾戦はこの9人が有力
ここまでの監督発言、宮崎合宿のシートノック、2026年シーズンの打撃成績を踏まえ、11月12日のチャイニーズ・タイペイ戦に向けたスタメンを予想する。
特に正木の1番、山口の4番、西川の上位打線起用、宗山の遊撃は、現時点で根拠の強い組み合わせだ。
侍ジャパン予想スタメン2026- 右翼:正木智也(ソフトバンク)
- DH:西川史礁(ロッテ)
- 三塁:渡部聖弥(西武)
- 一塁:山口航輝(ロッテ)
- 左翼:度会隆輝(DeNA)
- 遊撃:宗山塁(楽天)
- 中堅:佐々木俊輔(巨人)
- 捕手:松尾汐恩(DeNA)
- 二塁:庄子雄大(ソフトバンク)
この予想では、正木を右翼、西川をDHに配置した。両選手はシートノックで右翼に入っているが、大会ではDH制が採用されるため、打撃力を優先した組み合わせも考えられる。
また、山口を一塁に置くことで、4番打者としての役割を維持しながら内野の守備配置を整理できる。正木も一塁候補として練習しており、試合ごとに入れ替える可能性は残る。
3番には三塁候補の渡部を配置した。西川が2番で出塁や進塁打を担い、渡部が好機を広げ、山口につなぐ構成だ。
なお、佐々木泰は三塁の有力な競争相手であり、山縣秀も二塁の候補となる。外野では長谷川信哉や辰見鴻之介にも出場機会があり、対戦相手や投手の左右によってスタメンが変わる可能性がある。
この打順が機能するポイント最大の特徴は、上位から下位まで長打力と対応力を組み合わせていることだ。
1番の正木が長打を狙い、西川が打線をつなぐ。3番渡部が得点圏を広げ、4番山口が返す。5番以降には度会や宗山らを配置することで、相手投手が中軸を抑えても攻撃が途切れにくい。
もちろん、これは11月4日時点の予想であり、公式発表された開幕戦のスタメンではない。11月7日と8日の練習試合での起用法が、最終的な判断材料になる。
【先発ローテーション予想】竹丸和幸と高橋宏斗が投手陣の中心
打線と並んで重要なのが先発投手の組み立てだ。今回の代表は13人の投手を選出しており、短期決戦を戦い抜くための投手運用がポイントになる。
竹丸和幸|先発ローテーションの軸となる左腕巨人の竹丸和幸は、井口監督が先発ローテーションの軸として名前を挙げた投手だ。
11月2日の報道では、高橋宏斗とともに先発の中心として起用する方針が伝えられている。登板順や投球回数については、練習試合を通じて見極める考えだ。
竹丸に期待されるのは、試合の序盤を安定させ、相手打線に簡単な得点機会を与えない投球だ。大会での登板順はまだ確定していないが、先発候補として重要な存在となる。
高橋宏斗|最重要試合を任されるエース候補中日の高橋宏斗は、今回の代表で投手陣を引っ張る存在として期待されている。
11月4日の宮崎合宿2日目にはブルペンで86球を投げ、井口監督から高い評価を受けた。指揮官はその投球を「群を抜いている」と評し、先発の軸として信頼を示した。
さらにテレビ朝日の報道では、井口監督が高橋について、最も重要な試合で登板させる方針を示している。
高橋は2026年3月のWBCも経験しており、今回の代表では国際大会のルールや試合運びを若手に伝える役割も期待される。ピッチクロックやピッチコムへの対応をチームに共有できる点も強みだ。
その他の先発・救援候補投手陣には、武内夏暉、金丸夢斗、石田裕太郎、吉田聖弥、森田駿哉らも名を連ねている。
大会は11月12日から15日までの短期決戦で、連戦を見据えた継投が欠かせない。先発の竹丸と高橋を軸に、各投手の調整状態や練習試合での投球内容を踏まえた起用になると考えられる。
特に11月7日のロッテ戦、8日の広島戦は、実戦で投手陣の状態を確認する重要な機会だ。
【宮崎秋季キャンプ2026】開幕戦までの日程とスタメン確定の注目ポイント
侍ジャパンの宮崎秋季キャンプは、11月3日から9日まで、ひなたサンマリンスタジアム宮崎で実施されている。
初日は全体練習やキャッチボール、守備練習、打撃練習などを実施。2日目にはシートノックや投内連係に加え、ピッチコムとピッチクロックを使った実戦的な練習が行われた。
今後の重要日程11月5日:休養日。
11月7日:千葉ロッテマリーンズとの練習試合。
11月8日:広島東洋カープとの練習試合。
11月9日:宮崎合宿終了予定。
11月12日:アジアプロ野球チャンピオンシップ2026開幕。19時からチャイニーズ・タイペイ対日本の試合が行われる。
特に7日と8日の練習試合では、打順だけでなく守備位置や捕手と投手の組み合わせも注目したい。
スタメン予想を更新するための3つの判断基準1. 正木と山口の打順が実戦でも固定されるか
監督が示した1番・4番構想が、練習試合でも維持されるかが最初の確認ポイントだ。
2. 捕手3人の起用順
松尾、小島、進藤の誰が先発投手と組むのか。ピッチコムの習熟度や投手との連係によって、開幕戦の捕手が決まる可能性がある。
3. 外野とDHの組み合わせ
正木、西川、度会、佐々木俊輔、長谷川、辰見の中から、誰を外野に配置し、誰をDHにするのか。守備力と攻撃力のバランスが最終的な判断材料になる。
ここで注意したいのは、代表選手一覧に記載されたポジションが、そのまま試合での守備位置を意味するわけではない点だ。正木は公式の登録区分では内野手だが、宮崎の守備練習では右翼と一塁に入っている。登録区分と実際の起用位置を分けて見ることが、正確なスタメン予想につながる。
【よくある質問】侍ジャパン予想スタメン2026に関するFAQ
Q1:侍ジャパン2026の1番打者は誰ですか?
A1:ソフトバンクの正木智也です。井口資仁監督は11月3日の宮崎合宿初日に1番起用の方針を明らかにしました。2026年シーズンの28本塁打と日本シリーズMVPの実績が評価されています。
Q2:侍ジャパン2026の4番打者は誰ですか?
A2:ロッテの山口航輝が有力です。井口監督は4番起用を明言しており、2026年シーズンの38本塁打、81打点という実績も大きな理由です。
Q3:宗山塁は侍ジャパンでショートを守りますか?
A3:遊撃の最有力候補です。11月3日と4日の宮崎合宿で、2日連続して遊撃の守備練習に一人で入っており、本人も代表のショートとして活躍する意欲を示しています。
Q4:松尾汐恩は侍ジャパンの正捕手ですか?
A4:現段階では確定していません。松尾、小島大河、進藤勇也の3人が代表捕手に選ばれており、実戦での投手との連係や攻撃面を含めた競争が続いています。
Q5:侍ジャパン2026の開幕戦はいつですか?
A5:11月12日19時から東京ドームで行われるチャイニーズ・タイペイ戦です。大会は11月12日から15日まで開催されます。
2026年の侍ジャパンは、井口資仁監督のもとで新たなチームづくりを進めている。10月7日に発表された代表28人には、若手の有望株とオーバーエージ枠の経験者がバランスよくそろった。
打線の中心は、1番・正木智也、4番・山口航輝という井口監督の構想だ。その間を西川史礁がつなぎ、宗山塁が遊撃を守る布陣は、現時点で最も注目したい組み合わせとなる。
守備では松尾汐恩ら3捕手の競争、度会隆輝を含めた外野のポジション争いが見どころだ。投手陣では竹丸和幸と高橋宏斗が先発の軸を担い、短期決戦を支える。
最終的な開幕戦スタメンを見極めるうえで重要なのは、11月7日と8日の練習試合だ。井口監督が明かした打順構想がどこまで実戦に反映されるのか。若い選手たちが宮崎合宿で連係を深め、東京ドームでどのようなチームを完成させるのかに注目したい。
主な確認資料・報道
- 侍ジャパン公式サイト:代表28人、宮崎合宿、大会日程、監督コメント。
- テレビ朝日:正木1番・山口4番構想、高橋宏斗の起用方針。
- 日刊スポーツ:西川史礁の2・3番構想、竹丸・高橋の先発構想。
- パ・リーグ関連報道・NPB公式記録:宮崎合宿の守備位置、2026年シーズンの打撃成績。