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爆毛赤ちゃんとは?babychanco・そーまくんの話題と髪質の理由を徹底解説

桜庭 準 桜庭 準 • 更新: • 公開: • 読了約 22 分
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生まれたばかりなのに、頭を覆うほど黒々とした髪の毛。生後数カ月とは思えないボリュームと、ふんわり立ち上がったヘアスタイルでSNSを驚かせる赤ちゃんたちがいる。こうした髪の毛が豊かな赤ちゃんは、ネット上で「爆毛赤ちゃん」と呼ばれている。

その代表的な存在として世界的に知られるようになったのが、2017年12月に京都府で生まれたbabychanco(ベイビーチャンコ)だ。2018年にはInstagramの投稿をきっかけに海外でも話題となり、パンテーンのブランド広告では、グレイヘアで注目された近藤サトとの共演も実現した。さらに2024年には、生後3カ月のそーまくんがTikTokで大きな反響を集め、母親の証言から髪質と遺伝の関係にも関心が寄せられた。

では、爆毛赤ちゃんの髪が生まれつき多いのはなぜなのか。親から受け継いだ遺伝的な特徴なのか、それとも赤ちゃん特有の毛髪の成長過程が関係しているのか。公益社団法人日本皮膚科学会の解説や家族の証言をもとに、医学的な仕組みとSNSで話題になった経緯を整理する。

【基本知識】爆毛赤ちゃんとは?SNSで話題になった理由と代表的な存在

爆毛赤ちゃん
爆毛赤ちゃんは医学用語ではなく、髪の豊かさを表現するネット発の呼び名

爆毛赤ちゃんとは、一般的な乳児と比べて頭髪のボリュームが際立ち、生まれた直後から黒々とした髪が目立つ赤ちゃんを指す俗称だ。「爆毛」は、髪の毛が爆発するように豊かに広がっている様子を表現している。

医学的に定義された病名や体質の分類ではない。髪の量が多く見える赤ちゃんだけでなく、一本一本の髪がしっかりしている子、髪が上向きに立ち上がる子、長い髪がふんわり広がる子なども、この呼び名で紹介されることがある。

注目される理由は、赤ちゃんらしい丸い顔立ちと、大人顔負けのヘアボリュームとの対比にある。生後数カ月とは思えない髪型が写真や短い動画で伝わりやすく、SNSとの相性もよかった。

世界的に知られたきっかけはbabychancoのInstagram

爆毛赤ちゃんという呼び名を広く知らしめた代表例が、日本生まれのbabychancoだ。

2017年12月に京都府で誕生したbabychancoは、生後4カ月だった2018年ごろ、母親がInstagramに写真や動画を投稿したことをきっかけに注目を集めた。

特徴は、赤ちゃんとは思えないほど豊かな黒髪。ふんわりと広がる髪型や、頭全体を覆うボリューム感が海外の利用者にも注目され、国内外のメディアで取り上げられるようになった。

2018年12月23日にP&Gジャパンが公表した資料によると、Instagramへの投稿開始から7カ月でフォロワーは30万人を突破。海外の娯楽雑誌『People』でも紹介された。

単に髪が多いという珍しさだけでなく、赤ちゃんの自然な表情や愛らしさも人気を支えた要素だった。

【話題の経緯】babychancoからそーまくんまで!爆毛赤ちゃんの注目エピソード

babychancoがパンテーンの広告に起用された経緯

babychancoの人気が大きく広がった転機は、2018年12月のパンテーンとのコラボレーションだった。

P&Gジャパンの公式発表によると、パンテーンの担当者がアメリカの娯楽雑誌『People』に掲載されたbabychancoの記事を偶然見つけたことが、企画のきっかけになった。

記事には、babychancoをパンテーンの広告に起用してほしいという趣旨の紹介があり、ブランド側もその個性的な髪に注目したという。

2018年12月23日には、1歳の誕生日を祝う特別なウェブムービー「The Hairy Tale by babychanco」が公開された。

この作品でナレーションを担当したのが、グレイヘアを隠さないスタイルで注目されていた近藤サトだ。髪の個性を肯定するという共通のメッセージを、異なる世代の2人を通じて表現した。

さらに2019年1月7日には、近藤サトとbabychancoを起用したパンテーンの新年ブランド広告が朝日新聞の朝刊に掲載された。

この企画で伝えられたのは、髪の美しさだけではない。周囲と違う特徴を隠すのではなく、自分らしさとして受け入れるというブランドメッセージだった。

近藤サトとの共演が象徴した「髪の個性」

近藤サトは1968年7月11日生まれ。フジテレビ出身のアナウンサーで、落ち着いた声を生かしたナレーションなどでも知られる人物だ。

P&Gの発表資料では、2011年から日本大学藝術学部放送学科の特任教授として、アナウンス実習や朗読、卒業研究指導を担当していることも紹介されている。

2018年には白髪を染めずに生かすグレイヘアが注目され、髪の自然な変化を肯定する存在として話題になった。

一方のbabychancoは、生まれながらの豊かな黒髪が特徴だった。年齢も髪色も異なる2人を同じ広告に起用したことには、髪の特徴に優劣をつけず、それぞれの個性を大切にするという狙いがあった。

2024年にはそーまくんがTikTokで351万回再生

babychancoに続いて話題を集めたのが、TikTokで紹介されたそーまくんだ。

フジテレビ系のめざましmediaが2024年9月23日に掲載した記事によると、そーまくんは当時生後3カ月の男の子。豊かな黒髪が目を引く動画が話題となり、2024年9月20日時点で再生回数は351万回に達していた。

投稿には「#爆毛赤ちゃん」というハッシュタグが添えられ、生後3カ月とは思えない髪のボリュームが注目された。

同記事の取材に対し、母親は出産直後の様子について、産院でほかの赤ちゃんと並んでいたとき、息子の頭だけ黒々とした髪が目立ち、遠くからでもすぐに見分けられたと振り返っている。

さらに興味深いのは、母親自身も赤ちゃんのころから髪が豊かだったという点だ。家族の髪質に共通する特徴があったことが、そーまくんのエピソードをより印象的なものにした。

babychancoとそーまくんの関係・話題の違い

2人は同じ「爆毛赤ちゃん」と呼ばれているが、話題になった時期や注目された背景は異なる。これまでの公表情報を整理すると、次のようになる。

比較項目 babychanco そーまくん
誕生時期 2017年12月 具体的な誕生日は記事で非公表
注目された時期 2018年 2024年
主なSNS Instagram TikTok
話題のきっかけ 生後4カ月ごろの写真・動画投稿 生後3カ月の豊かな髪を映した動画
家族の証言 母親が投稿を通じて成長や髪の特徴を紹介 母親自身も赤ちゃん時代から髪が豊かだったと説明
注目された実績 投稿開始から7カ月でフォロワー30万人超 2024年9月20日時点で動画351万回再生
主な話題の広がり 海外メディア、People、パンテーン広告 国内TikTok、めざましmediaの記事

この2人のエピソードから分かるのは、爆毛赤ちゃんという呼び名が、特定の一人を指す固有名詞ではないということだ。

babychancoはInstagramを起点に国際的な知名度を獲得し、そーまくんはTikTokを通じて注目された。SNSの媒体が変わっても、赤ちゃんの髪の豊かさという視覚的な特徴が多くの人の関心を集める構図は共通している。

【医学的な理由】爆毛赤ちゃんの髪はなぜふさふさ?遺伝と髪質の関係

髪の太さや形状には遺伝子の情報が関係している

赤ちゃんの髪の毛が多く見える理由を考えるうえで、重要な手がかりとなるのが遺伝的な特徴だ。

公益社団法人日本皮膚科学会の「皮膚科Q&A」では、髪の毛の質や濃さに関係する仕組みについて説明されている。

髪の毛は複数の種類のタンパク質からできており、その生成や成長にはさまざまな酵素や細胞の働きが関わる。そして、これらのタンパク質を作る情報のもとになるのが遺伝子だ。

同じ人種であっても、一人ひとりが持つ遺伝子の情報は同じではない。そのため、髪の太さ、構造、直毛や巻き毛といった形状、濃さなどに違いが生じる。

つまり、親子で髪の特徴が似ることには医学的な背景がある。ただし、赤ちゃんの髪が豊かであるという一点だけから、どの親の遺伝が強く出たのかを判断することはできない。

そーまくんの母親が語った遺伝のエピソード

そーまくんのケースでは、家族の証言が髪質と遺伝の関係を考える具体例になっている。

めざましmediaの取材で、母親は自身も赤ちゃん時代から髪が豊かだったことを明かした。生後3カ月ごろまでは髪が真上に立ち上がり、髪を結んでアレンジできたため、見た目には落ち着いているように見えたという。

「この子もフサフサが遺伝したのね」

これは、息子の髪を見た母親が家族の特徴を思い出した際の言葉だ。医学的な遺伝子検査による証明ではないものの、親子で似た髪の特徴が見られた実例として興味深い。

さらに母親によると、そーまくんの髪は生後6〜7カ月ごろまで立ち上がりやすく、1歳になるころには落ち着いてきた。赤ちゃん時代は髪が細く軽いため、セットしてもなかなか寝てくれなかったという。

この経過は、髪の特徴が生まれたときのまま固定されるわけではないことも示している。

髪が多く見える理由は毛量だけではない

爆毛赤ちゃんの写真を見ていると、髪の毛そのものの本数が多いように感じる。しかし、見た目のボリュームは毛量だけで決まるものではない。

髪の印象には、次のような複数の特徴が関係する。

  • 髪の太さ:一本一本が太いと、全体のボリュームが大きく見えやすい。
  • 髪の長さ:ある程度の長さがあると、頭全体を覆う印象が強くなる。
  • 髪の形状:直毛や巻き毛、立ち上がりやすさによって広がり方が異なる。
  • 髪の色:黒く濃い髪は、頭皮とのコントラストによって豊かに見えることがある。
  • 生え方:髪の向きや分布によって、同じような毛量でも見た目が変わる。

日本皮膚科学会の説明でも、毛の質や濃さには遺伝的な情報が関係し、成長によって髪の太さが変化することが示されている。

したがって、爆毛赤ちゃんの特徴を単純に「毛根の数が多いから」と説明するのは正確ではない。髪の太さや形、成長段階などが組み合わさって、豊かなヘアスタイルに見えている可能性がある。

【赤ちゃんの髪の成長】新生児脱毛と乳児期後頭部脱毛の仕組み

新生児脱毛とは?生後3カ月ごろに起こる自然な生え変わり

爆毛赤ちゃんの髪について理解するためには、赤ちゃん特有の毛髪の成長過程も知っておきたい。

公益社団法人日本皮膚科学会によると、日本人の赤ちゃんは、生まれたときからしっかりとした黒い頭髪が生えていることが一般的だ。

しかし、生後3カ月ごろになると、頭髪が少しの刺激でも抜けやすくなる時期に入る。これが「新生児脱毛」と呼ばれる生理的な現象だ。

新生児期に一度毛が生え変わる過程で起こるもので、髪の毛が抜けた後には再び黒く太い毛が生えてくる。日本皮膚科学会の説明では、新しく生えた髪は1カ月に約1cmの速度で伸びるとされている。

このため、生まれたときに髪が多かった赤ちゃんでも、生後数カ月で一時的に薄く見えることがある。反対に、最初はそれほど目立たなかった髪が、成長とともにしっかりしてくる場合もある。

生まれた直後の髪の量だけで、その後の毛量や髪質を判断することはできない。

乳児期後頭部脱毛は枕との摩擦が関係する

赤ちゃんの頭髪に関して、もう一つよく知られている現象が「乳児期後頭部脱毛」だ。

これは、赤ちゃんの後頭部の髪が部分的に薄くなり、円形に抜けたように見える状態を指す。

日本医事新報社に掲載された京都府立医科大学の小児科学に関する解説では、出生後に一次毛から二次毛へ変わる過程で後頭部の髪が抜けやすくなることに加え、枕や寝具との摩擦が関係すると説明されている。

仰向けで寝る時間が長い赤ちゃんは、後頭部が寝具に接する機会も多い。そのため、摩擦が加わる部分の髪が薄く見えることがある。

多くの場合、数カ月で新しい髪が生えてくるため、病的な意味は低いとされる。ただし、頭皮に異常がある場合や、皮膚炎などほかの症状が伴う場合は別の原因も考えられる。

爆毛赤ちゃんでも髪の生え変わりは起こる?

答えは、起こり得るということだ。

生まれたときから髪が豊かな赤ちゃんであっても、新生児脱毛や乳児期後頭部脱毛の仕組みから外れるわけではない。

つまり、爆毛赤ちゃんだからといって、成長後も必ず同じ毛量を維持するとは限らない。反対に、一時的に髪が抜けたからといって、将来薄毛になると決まったわけでもない。

髪の生え変わりと遺伝的な髪質は、分けて考える必要がある。前者は成長に伴う自然な変化、後者は毛髪の特徴を形づくる要因の一つだ。

【誤解を検証】爆毛赤ちゃんに関する噂と知っておきたい注意点

髪が多い赤ちゃんは必ず親も爆毛なのか

必ずしもそうではない。

そーまくんの母親は、自分も赤ちゃん時代から髪が豊かだったと話している。しかし、これは一つの家族の具体例であり、すべての爆毛赤ちゃんに当てはまる法則ではない。

日本皮膚科学会が説明するように、毛髪の質や濃さには遺伝子の情報が関係する。一方、髪の状態は成長によって変わり、その程度にも個人差がある。

親の髪が細くても子どもの髪が豊かな場合はあり得るし、親子で髪質が似ていても、毛量や成長の仕方まで完全に同じになるとは限らない。

爆毛赤ちゃんは将来も髪が多いのか

赤ちゃん時代の毛量だけで、将来の髪の状態を予測することは難しい。

日本皮膚科学会によると、髪は成長とともに太くなり、小学生ごろには大人とほぼ同じくらいの太さになる。つまり、乳児期の髪と学童期以降の髪では、太さや質感が変わる可能性がある。

そーまくんも、生後6〜7カ月ごろまでは髪が立ち上がっていたものの、1歳になるころには落ち着いたと母親が説明している。

これは、髪が豊かな赤ちゃんであっても、成長に伴って見た目が変化することを示すエピソードだ。

髪が少ない赤ちゃんは病気なのか

髪が少ないことだけで、すぐに病気と判断する必要はない。

赤ちゃんの頭髪には個人差があり、生まれつき髪が少ない子もいる。また、新生児脱毛によって一時的に髪が薄くなることもある。

ただし、日本皮膚科学会は、生まれつき髪がほとんどない状態や、新生児脱毛後に髪が少ないままだったり、伸びが悪かったりする場合には、先天性無毛症・乏毛症などの可能性もあると説明している。

頭皮の一部分だけ髪が生えない、皮膚に異常がある、髪が極端に細いなど、気になる特徴がある場合には医療機関で相談したい。

同学会は、3歳ごろになっても頭髪が少ないと感じる場合には皮膚科専門医への相談を勧めている。

髪の量を増やすために特別なケアは必要なのか

爆毛赤ちゃんの写真を見て、赤ちゃんの髪を早く伸ばしたい、もっと豊かにしたいと考える保護者もいるかもしれない。

しかし、赤ちゃんの毛量には生まれ持った特徴や成長段階が関係している。髪を強く引っ張ったり、頻繁に刺激したりすることが毛量を増やす方法になるわけではない。

赤ちゃんの頭皮はデリケートなため、日常的な洗髪やブラッシングは優しく行うことが基本だ。髪を無理に結んだり、強く引っ張ったりする必要もない。

髪の豊かさを競うのではなく、頭皮の状態や赤ちゃん本人の快適さを優先することが大切だ。

【プロの結論】爆毛赤ちゃんの真相は遺伝だけでは説明できない

爆毛赤ちゃんが注目される理由は、見た目のインパクトだけではない。babychancoとそーまくんのエピソードを比較すると、赤ちゃんの髪には遺伝的な特徴と成長に伴う変化の両方が関係していることが分かる。

babychancoは、2018年のInstagram投稿をきっかけに世界的な人気を獲得し、パンテーンの広告を通じて「個性を大切にする」というメッセージを広めた。一方、そーまくんは、母親自身も赤ちゃん時代から髪が豊かだったという家族のエピソードによって、遺伝への関心を集めた。

医学的には、日本皮膚科学会が説明するように、毛髪の太さや形状、濃さには遺伝的な要因が関係する。しかし、赤ちゃんの髪の見た目は成長過程でも変化するため、生まれたときの毛量だけで将来を決めつけることはできない。

爆毛赤ちゃんを理解するために押さえておきたい判断基準は、次の3つだ。

  • 髪の個性と遺伝を区別する:親子で髪質が似ることはあるが、すべての特徴が遺伝だけで決まるわけではない。
  • 成長に伴う生え変わりを理解する:新生児脱毛や後頭部脱毛は、乳児期に見られる自然な変化であることが多い。
  • 気になる症状は専門医に相談する:髪が極端に少ない状態が続く場合や、頭皮に異常がある場合は皮膚科で確認する。

爆毛赤ちゃんに関するよくある質問(FAQ)

Q1:爆毛赤ちゃんとは何ですか?
A1:生まれたときから髪の毛が豊かで、頭全体がふさふさして見える赤ちゃんを指すSNS発の呼び名です。医学的な病名ではありません。

Q2:爆毛赤ちゃんの代表的な存在は誰ですか?
A2:2018年にInstagramをきっかけに世界的に話題になったbabychanco(ベイビーチャンコ)や、2024年にTikTokで注目されたそーまくんが代表例です。

Q3:赤ちゃんの髪がふさふさなのは遺伝ですか?
A3:髪の太さや形状、濃さには遺伝的な要因が関係します。そーまくんの母親も自身の赤ちゃん時代から髪が豊かだったと説明しています。ただし、毛量の多さを遺伝だけで断定することはできません。

Q4:babychancoはなぜパンテーンの広告に出演したのですか?
A4:アメリカの雑誌『People』で紹介された記事をパンテーンの担当者が見つけたことがきっかけです。2018年12月23日に誕生日記念のウェブムービーが公開され、2019年1月には近藤サトとともに新年のブランド広告にも起用されました。

Q5:新生児脱毛とは何ですか?
A5:生後3カ月ごろに起こりやすい、赤ちゃんの生理的な髪の生え変わりです。髪が抜けた後には再び新しい毛が生えてくることが一般的です。

Q6:乳児期後頭部脱毛は心配しなくても大丈夫ですか?
A6:後頭部が寝具に接することによる摩擦や、生え変わりが関係することが多く、数カ月で改善するケースがあります。ただし、頭皮の異常やほかの症状がある場合は医師に相談してください。

Q7:爆毛赤ちゃんは大きくなっても髪が多いままですか?
A7:必ずしもそうとは限りません。髪は成長に伴って太さや質感が変わるため、乳児期の髪型がそのまま続くとは限りません。

爆毛赤ちゃんは、髪の毛が豊かな赤ちゃんを表現するSNS発の呼び名だ。babychancoのInstagram投稿から始まった世界的な話題は、パンテーンと近藤サトとのコラボレーションへと広がり、2024年にはそーまくんのTikTok動画が新たな注目を集めた。

髪がふさふさになる背景には、遺伝的な特徴が関係する。そーまくんの母親が自身の幼少期の髪質について語ったエピソードは、その具体例として興味深い。一方、日本皮膚科学会の解説からは、赤ちゃんの髪が成長に伴って生え変わり、太さや質感も変化していくことが分かる。

生まれたときから髪が多いことも、一時的に髪が抜けて薄く見えることも、赤ちゃんの成長過程における個性の一つだ。大切なのは、ほかの赤ちゃんと比較することではなく、一人ひとりの成長を見守ること。爆毛赤ちゃんという言葉の裏側には、遺伝、毛髪の成長、そして家族が感じる子どもの個性という、さまざまな側面がある。

髪の量だけで健康状態や将来の髪質を判断せず、気になる変化があれば専門医に相談する。その視点こそ、爆毛赤ちゃんの話題を正しく理解するための大切なポイントだ。

主な情報源
- 公益社団法人日本皮膚科学会「皮膚科Q&A」脱毛症 Q2・Q3
- P&Gジャパン公式発表(2018年12月23日、2019年1月7日)
- めざましmedia(2024年9月23日)
- 日本医事新報社「乳児の後頭部がはげることの医学的理由は?」

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