2026年、河口湖周辺のグランピング施設は、富士山を眺めながら過ごせるドームテントから、天然温泉やプライベートサウナを備えた高級ヴィラ、愛犬と泊まれるドッグラン付きキャビンまで、多彩な選択肢がそろっている。グランファーム富士河口湖、Dot Glamping 富士山、PICA Fujiyamaなど、それぞれに異なる魅力がある。
ただし、施設名に「富士山ビュー」「河口湖」と書かれていても、実際に客室のベッドから富士山が見えるのか、テラスに出て初めて眺められるのか、湖畔まで車で何分かかるのかは施設によって違う。料金も素泊まりと食事付きでは大きく変わり、サウナやペット同伴の条件も一律ではない。2026年11月現在の公式施設情報と宿泊プランをもとに、予約前に押さえたい比較ポイントを整理した。
【2026年最新】河口湖のグランピングは富士山ビューと料金だけで選んで大丈夫?

最初に答えを示すと、富士山の見え方、宿泊する部屋の設備、食事の有無、交通手段まで確認して選ぶべきだ。
河口湖周辺には、景色を最優先する施設と、サウナや温泉を主役にする施設、キャンプに近い体験をリーズナブルに楽しめる施設が混在している。単純な宿泊料金の安さだけでは、実際の満足度を比較できない。
2026年に注目したいおすすめ施設富士山と河口湖の両方を眺めたいなら、グランファーム富士河口湖。高台に設けられた全5棟のドームテントが富士山と河口湖を望むパノラマビューを特徴としている。各棟に専用の食事スペース、浴室、トイレがあり、プライベート感を重視する人に向いている。
客室風呂とサウナを重視するなら、グランピングB&V富士山河口湖。2025年12月11日にグランドオープンした施設で、全23棟が富士山ビュー。バナジウム鉱泉の客室風呂とプライベートサウナを備え、プール付きヴィラや犬連れ対応のキャビンも用意している。
サウナから富士山を眺めたいなら、Dot Glamping 富士山。バレルサウナ、水風呂、外気浴スペースのすべてから富士山を眺められることを特徴とする。自然の中でサウナを楽しむことが旅行の目的なら、有力候補になる。
宿泊費を抑えてアウトドアを楽しみたいなら、PICA Fujiyama。テントサイト、トレーラー、コテージ、ドームテントなど選択肢が幅広く、予算やキャンプ経験に合わせて宿泊スタイルを決められる。
このように、最初に旅行の目的を決めると候補を絞り込みやすい。次に確認したいのが、施設の宣伝で使われる「富士山ビュー」の実態だ。
【眺望を徹底比較】客室から富士山が見えるグランピング施設はどこ?
河口湖グランピングで最も気になるのが富士山の眺望だろう。しかし、「富士山が見える」という説明には、実際にはいくつかの異なる意味がある。
客室の窓から見える場合、客室専用テラスから見える場合、施設内の展望デッキやサウナから見える場合では、宿泊中の景色の楽しみ方が変わる。
グランファーム富士河口湖は全5棟がパノラマビューグランファーム富士河口湖は、山梨県富士河口湖町大石に位置する高台のグランピング施設だ。
公式施設案内によると、敷地内には約38㎡のドームテントが5棟あり、スイート・アーステントが2棟、スタンダードテントが3棟。すべての客室から富士山を望めるとしている。
特に注目したいのは、スイート・アーステントだ。専用の貸切サウナと、屋外に露天風呂感覚で楽しめるバスタブを備えている。眺望を楽しむだけでなく、プライベートな空間でリラックスしたいカップルや夫婦にも適している。
各テントには専用の食事スペース、浴室、トイレが隣接している。一般的なキャンプのように共用設備まで移動する必要が少なく、アウトドア初心者にも利用しやすい構成だ。
グランピングB&V富士山河口湖は全23棟が富士山ビュー眺望の条件を明確に打ち出しているのが、グランピングB&V富士山河口湖だ。
2025年12月の開業以来、全23棟が富士山ビューという特徴を掲げている。ドームテント、スイートヴィラ、プライベートドッグラン付きキャビンなど、宿泊人数や旅行スタイルに合わせて客室を選べる。
加えて、客室風呂やサウナを利用しながら富士山周辺の自然を感じられる点も魅力。4棟限定のスイートヴィラにはプライベートプールも設置されている。
ただし、客室タイプによって設備は異なる。最大20名まで対応する10mツインドームは、通常の客室風呂ではなくシャワールームのみとなるため、グループ旅行では事前確認が必要だ。
Dot Glamping 富士山はサウナからの景色も魅力Dot Glamping 富士山は、富士山を望む大石エリアに位置する体験型施設だ。
特徴は、客室だけでなくサウナ体験にも富士山の眺望を取り入れていること。公式案内では、サウナ室、水風呂、外気浴スペースから富士山を眺められるとしている。
客室はパークキャビン3棟とテント3棟。パークキャビンには専用シャワールーム、トイレ、テラスがあり、テントには専用デッキスペースが設置されている。
ここで注意したいのは、サウナの利用方法だ。通常のサウナ利用はチェックイン後の先着順予約で、15時から21時10分まで45分単位の枠が設けられている。混雑時は希望する時間に利用できない可能性もある。
サウナ目的で宿泊するなら、到着時間と貸切プランの有無まで確認しておきたい。
HANZ OUTDOOR RESORTは客室タイプによって眺望が異なる以前の「グランピングヴィラ ハンズ河口湖」は、現在「HANZ OUTDOOR RESORT KAWAGUCHIKO」という名称で案内されている。
富士山を望むヴィラがある一方、赤松林やガーデンの景色を楽しむ客室も用意されている。公式客室案内では、TwinやHANARE Cなどが富士山・赤松林または富士山・ガーデンビューとして紹介されている。
そのため、施設全体の眺望だけでなく、予約する部屋の景色を確認することが重要だ。森の中で焚き火やBBQを楽しみたい人には、富士山だけにこだわらない選び方もある。
【施設別比較表】河口湖グランピングおすすめ6施設の設備・料金・立地
ここまで取り上げた施設に加え、キャンプ初心者から家族旅行まで幅広く対応するPICA Fujiyamaと、温泉・サウナ・愛犬との滞在を組み合わせられるグランピングヴィレッジ富士河口湖も比較したい。
以下は2026年11月4日時点で確認できる施設案内と宿泊プランを整理したものだ。料金は施設ごとに表示条件が異なるため、単純な横並びではなく、価格の前提も含めて確認してほしい。
| 施設名 | 眺望・客室 | 風呂・サウナ | 食事・ペット | 所在地・特徴 |
|---|---|---|---|---|
| グランファーム富士河口湖 | 全5棟から富士山を望める | 全棟に専用浴室。2棟に専用サウナ・屋外バスタブ | 持ち込みBBQ。ペット条件は要問い合わせ | 富士河口湖町大石。河口湖と富士山のパノラマ |
| HANZ OUTDOOR RESORT(旧グランピングヴィラ ハンズ河口湖) | 富士山ビューのヴィラと森林ビューの客室 | ヴィラのジャグジー、貸切サウナ体験など | 複数のBBQコース。犬は対象ヴィラ限定 | 富士河口湖町勝山。森の中の滞在型リゾート |
| グランピングB&V富士山河口湖 | 全23棟が富士山ビュー | 客室風呂・プライベートサウナ | BBQ・すき焼き・素泊まり。犬用キャビンあり | 富士河口湖町富士ヶ嶺。高級志向の大型施設 |
| Dot Glamping 富士山 | 富士山を望むキャビン3棟・テント3棟 | バレルサウナ・水風呂・外気浴 | BBQ・食事付き・素泊まり。ペットは要問い合わせ | 富士河口湖町大石。サウナ重視の旅行向け |
| PICA Fujiyama | ドーム・コテージ・トレーラー・テントサイト | SAUNA付きコテージ・CAMP SAUNA | BBQプラン・素泊まり。犬は対象サイト・トレーラー | 富士河口湖町船津。価格帯と宿泊タイプが幅広い |
| グランピングヴィレッジ富士河口湖 | ヴィラ・ドームテント。森林に囲まれた高原 | 全棟に天然温泉。ヴィラタイプに専用サウナ | 地産地消BBQ・持ち込み。犬対応客室あり | 山梨県鳴沢村。標高1,000m超の高原リゾート |
この比較で見えてくるのは、同じ河口湖周辺でも施設ごとの強みがかなり違うことだ。
眺望を第一に考えるならグランファームやB&V、サウナ体験ならDot Glamping、宿泊費とスタイルの自由度ならPICA、温泉と森林環境ならグランピングヴィレッジが候補になる。
また、グランピングヴィレッジ富士河口湖は全棟に客室温泉があるものの、専用サウナはヴィラタイプのみ。設備の有無だけでなく、どの客室に備わっているかを確認することが大切だ。
【料金・費用比較】河口湖グランピングで安い施設は?素泊まりとBBQ付きの違い
河口湖のグランピングを安く利用したいなら、宿泊料金の最低表示だけで判断しないことが大切だ。
料金は宿泊日、曜日、季節、利用人数、部屋の種類によって変動する。特に1棟貸しの施設では、2名利用と4名利用で1人当たりの金額が変わるため、人数をそろえて比較する必要がある。
PICA Fujiyamaは宿泊スタイルを選んで費用を調整できる公式サイトの宿泊施設案内では、以下の1名1泊の最低料金が掲載されている。
- テントサイト:2,300円~
- FIRESIDEコラボキャンプサイト:2,600円~
- PICAトレーラー6:3,995円~
- PICAトレーラー4:5,525円~
- コテージ・グランデ:7,225円~
- アメージングドーム:8,500円~
- ラグジュアリーコテージ・SAUNA:10,200円~
注目したいのは、同じ施設内でもキャンプサイトと設備付きの宿泊棟で料金が違うことだ。2,300円という価格はテントサイトの利用料金であり、ドームテントやホテルのような個室宿泊と同じ条件ではない。
また、PICAトレーラーは犬同伴可能なタイプがあり、6名定員のトレーラー6なら人数を集めて利用することで1人当たりの費用を抑えやすい。
グランピングB&Vは素泊まりと2食付きで予算が変わるグランピングB&V富士山河口湖の予約案内では、スタンダード・ドームについて、4名で1棟を利用した場合の1名料金は素泊まり14,000円~、スタンダードBBQ付きの1泊2食プランは23,200円~と案内されている。
食事付きにすると料金は上がるが、山梨のご当地食材を使ったBBQや朝食を楽しめる。食材の買い出しや調理の準備を減らしたい人には、2食付きの利便性も大きい。
加えて、2026年10月5日には開業1周年記念の20%OFFプランが発表された。対象期間は2026年12月1日から2027年2月28日まで。土曜日、2026年12月26日から2027年1月3日、2027年1月10日は対象外となっている。
同プランのスタンダード・ドームは、4名1棟利用時で1名11,200円~の表示もある。冬の旅行を計画している人にとって、料金を抑える選択肢になる。
グランファーム富士河口湖は持ち込みBBQで自由度が高いグランファーム富士河口湖では、食材を持ち込んで楽しむBBQプランが用意されている。
公式案内によると、BBQグリル、電子レンジ、IHコンロ、トースター、食器類などを無料で使用できる。塩、胡椒、醤油、サラダオイル、オリーブオイルなどの調味料も用意されている。
近隣のスーパーや道の駅で食材を購入し、自分たちの好みに合わせてBBQを組み立てられるのが魅力だ。食事内容を自由に決めたい人や、家族・友人との料理を楽しみたい人に向いている。
食事付きと素泊まり、どちらが安い?素泊まりが必ずしも最安になるとは限らない。食材を持ち込む場合は、買い出し代や飲み物代、BBQ設備の利用条件まで含めて考えたい。
- 素泊まり向き:周辺の飲食店を利用したい人、食材を自分で選びたい人、滞在時間を自由に使いたい人。
- 夕食・朝食付き向き:買い出しの時間を省きたい人、地元食材を味わいたい人、アウトドア初心者。
- 持ち込みBBQ向き:食事の内容や量を調整したい家族・グループ。
なお、Dot Glamping 富士山でも時期によって食事なしのプランが選べる。食事の予約は原則として宿泊4日前までに必要となるため、直前予約の場合は条件を確認したい。
料金比較で最も重要なのは、同じ宿泊日、同じ人数、同じ食事条件で総額を確認することだ。宿泊費だけでなく、ペット料金、サウナ利用料、交通費も含めて比較すれば、実際のコストパフォーマンスが見えてくる。
【サウナ・露天風呂・温泉】設備にこだわるならどの施設がおすすめ?
河口湖周辺では、サウナや客室風呂を備えたグランピング施設が増えている。ただし、プライベートサウナと共用サウナでは使い勝手が異なる。
特に冬季は、屋外での水風呂や外気浴の体験だけでなく、客室から浴室までの移動距離や、暖房設備の有無も確認したい。
グランピングヴィレッジ富士河口湖は全棟に天然温泉グランピングヴィレッジ富士河口湖の特徴は、全棟に天然温泉の客室風呂を備えていることだ。
公式案内では、ナトリウムを豊富に含む天然温泉を各棟の浴室に配湯している。森林に囲まれた環境で、プライベートな温泉時間を楽しめる。
サウナについては、スイートヴィラとデラックスヴィラなどのヴィラタイプに専用サウナが設置されている。富士山麓の湧水を使った水風呂も魅力だ。
ただし、ドームテントにはヴィラと同じ専用サウナがない。客室温泉とサウナの両方を希望するなら、客室タイプの指定が欠かせない。
グランピングB&Vは客室で完結するサウナ体験グランピングB&V富士山河口湖は、客室風呂とプライベートサウナを組み合わせた滞在を特徴としている。
客室風呂には富士山麓の高濃度バナジウム鉱泉を配湯。サウナと水風呂も客室専用で利用できるため、他の宿泊者を気にせず過ごしやすい。
水着やサウナ用ウェアの持参が案内されている点も忘れたくない。加えて、団体向け10mツインドームは客室風呂ではなくシャワールームとなるため、グループ利用では設備条件の違いに注意したい。
Dot Glampingは共用サウナの利用条件を確認Dot Glamping 富士山は、バレルサウナと水風呂、外気浴を組み合わせたサウナ体験に力を入れている。
サウナはチェックイン後に先着順で予約する仕組み。通常は45分ごとの利用枠で、混雑時は希望時間が埋まる可能性がある。
公式サイトでは1日1組限定の1.5時間サウナ貸切プランも案内されている。貸切プラン利用者には朝のサウナ時間も設定されているため、サウナを旅行の中心に置く人は通常利用との違いを比較したい。
グランファームとPICA Fujiyamaも選択肢グランファーム富士河口湖は、5棟のうち2棟に専用サウナと屋外バスタブを設置。すべての客室に同じ設備があるわけではないが、富士山と河口湖の景色を楽しみながらプライベートな時間を過ごせる。
PICA Fujiyamaには、ラグジュアリーコテージ・SAUNAが用意されている。宿泊施設とは別にCAMP SAUNAの体験も案内されており、キャンプとサウナを組み合わせたい人に向いている。
サウナを選ぶ際は、次の3点をチェックすると失敗しにくい。
- 客室専用か、共用設備か。
- 水風呂と外気浴スペースがあるか。
- 予約が必要か、追加料金が発生するか。
【犬と泊まれる施設・アクセス比較】河口湖という名前だけで立地を判断しない
犬連れ旅行では、ペット可という表示だけでは不十分だ。宿泊できる部屋の種類、犬の大きさや頭数、追加料金、ドッグランの有無まで確認したい。
愛犬と宿泊できる主な施設グランピングB&V富士山河口湖は、ドッグキャビンを設けている。スタンダードには約500㎡、グランデには約700㎡のプライベートドッグランがあり、犬と一緒に過ごすことを想定した客室構成だ。
2026年11月1日からは、愛犬向けのウェルカムトリートの提供も開始された。無添加おやつ4種類から1つを選べるサービスで、同月2日に公式発表されている。
グランピングヴィレッジ富士河口湖は、愛犬と泊まれる専用客室を用意している。プライベートドッグラン付きのヴィラタイプがあり、大型犬にも対応。公式案内では愛犬料金は不要とされている。客室温泉や専用サウナと組み合わせた犬連れ旅行を考える人に適している。
HANZ OUTDOOR RESORTは、ヴィラS1・S2に限り、2名と11kgまでの愛犬が同伴可能。対象客室が限られるため、予約前に犬の体重と部屋の条件を照合したい。
PICA Fujiyamaでは、PICAトレーラーとテントサイトが犬同伴に対応している。犬の宿泊料金は1頭1,600~1,900円で、追加1頭につき600円。トレーラー室内ではケージに入れる必要があり、ケージは持参となる。
一方、グランファーム富士河口湖とDot Glamping 富士山は、公式案内で犬同伴可能な客室の条件を明確に確認できないため、犬連れの場合は予約前に施設へ直接問い合わせたい。
施設名の「河口湖」と実際の住所には違いがあるもう一つ見落としやすいのが、施設名と所在地の違いだ。
特に注意したいのが、グランピングヴィレッジ富士河口湖。施設名から富士河口湖町内にあるように感じるが、実際の住所は山梨県南都留郡鳴沢村鳴沢7430。行政上は富士河口湖町ではなく鳴沢村に位置する。
標高1,000mを超える高原にあり、河口湖ICから車で約15分。自然に囲まれた静かな環境を求める人には魅力的だが、湖畔の飲食店や観光スポットを徒歩で巡る旅行には向かない。
グランピングB&V富士山河口湖も、所在地は富士河口湖町富士ヶ嶺1188-1。河口湖ICから車で約30分と案内されており、湖畔中心部からは距離がある。
一方、グランファーム富士河口湖とDot Glamping 富士山は大石エリア。PICA Fujiyamaは船津、HANZ OUTDOOR RESORTは勝山にある。
アクセスを比較すると移動手段の選択も変わる- グランファーム富士河口湖:河口湖ICから約20分。河口湖駅からタクシーで約20分。
- HANZ OUTDOOR RESORT:河口湖ICまたは富士吉田ICから約10分。河口湖駅からタクシーで約10分。平日は事前連絡による送迎にも対応。
- グランピングB&V富士山河口湖:河口湖ICから約30分。車でのアクセスを前提に計画すると便利。
- Dot Glamping 富士山:富士河口湖町大石2872-65。大石エリアを拠点に観光する旅行と相性がよい。
- PICA Fujiyama:河口湖ICから約10分。河口湖駅や富士急ハイランド駅を巡る無料巡回バスがある。
- グランピングヴィレッジ富士河口湖:河口湖ICから約15分。高速バス利用の場合は道の駅なるさわから徒歩約15分。
このように、同じ「河口湖グランピング」という検索結果に表示される施設でも、実際の立地は大きく異なる。
車を利用しない旅行なら、河口湖駅からの送迎や巡回バスの有無を重視したい。反対に、富士山麓の高原や森の中で静かに過ごしたいなら、駅から多少離れた施設も候補になる。
【プロの結論】2026年の河口湖グランピングは目的別に選ぶのが正解
ここまでの比較を踏まえると、河口湖周辺のグランピング施設には、万人向けの絶対的な一番というものはない。何を優先するかによって、最適な施設は変わる。
カップル・夫婦で絶景とプライベート感を楽しみたいグランファーム富士河口湖やグランピングB&V富士山河口湖がおすすめだ。
前者は全5棟から富士山と河口湖を望める高台のプライベート空間、後者は全23棟の富士山ビューと客室風呂・サウナが魅力。特別な記念日や誕生日旅行なら、客室設備と食事内容を重視したい。
サウナを中心に旅行を組み立てたいDot Glamping 富士山が有力候補。サウナ室、水風呂、外気浴スペースから富士山を眺められる点が特徴だ。
客室専用のサウナを希望するなら、B&Vやグランピングヴィレッジのヴィラタイプも比較したい。
宿泊費を抑えてアウトドアを楽しみたいPICA Fujiyamaが候補になる。テントサイトやトレーラーなど、予算に応じて選べることが強みだ。
ただし、最安のテントサイトと設備付きドームテントでは快適性が違う。宿泊経験が少ない人や寒い季節の旅行なら、トレーラーやコテージを検討したい。
犬と一緒に快適な旅行をしたい広い専用ドッグランを重視するなら、グランピングB&V富士山河口湖やグランピングヴィレッジ富士河口湖が有力だ。
小型犬と2名での滞在ならHANZ OUTDOOR RESORTも候補になる。費用を抑えながら犬とキャンプを楽しむなら、PICA Fujiyamaのトレーラーやテントサイトも検討したい。
家族や大人数のグループで楽しみたいグランピングB&V富士山河口湖は、最大20名に対応する団体向けサイトを備えている。複数世帯での旅行や友人同士の集まりにも適している。
グランピングヴィレッジ富士河口湖は、2LDKのヴィラや大型ドームテントを選べる。自然に囲まれた環境で、家族単位のプライベートな時間を過ごしたい人に向いている。
最終的には、宿泊施設の豪華さよりも、旅行中に何をして過ごしたいかを先に決めることが、満足度を高める近道になる。
河口湖グランピングに関するよくある質問(FAQ)
Q1:河口湖で富士山が客室から見えるおすすめのグランピング施設は?
A1:グランファーム富士河口湖は全5棟、グランピングB&V富士山河口湖は全23棟が富士山ビューを掲げている。HANZ OUTDOOR RESORTなどは客室タイプによって眺望が異なるため、予約する部屋の景色を確認するのがおすすめだ。
Q2:河口湖で安いグランピング施設はどこ?
A2:宿泊費を抑えたいならPICA Fujiyamaが候補。公式掲載の最低料金はテントサイト1名2,300円~、トレーラー6は1名3,995円~。ただし、テントサイトと設備付き客室では宿泊条件が違うため、比較時には注意したい。
Q3:河口湖で犬と泊まれるグランピング施設は?
A3:グランピングB&V富士山河口湖、グランピングヴィレッジ富士河口湖、HANZ OUTDOOR RESORT、PICA Fujiyamaなどが候補。施設ごとに対象客室、犬の大きさ、追加料金が違うので、予約前に確認しよう。
Q4:サウナと温泉の両方を楽しめる施設は?
A4:グランピングB&V富士山河口湖は客室風呂とプライベートサウナを備えている。グランピングヴィレッジ富士河口湖は全棟に天然温泉があり、ヴィラタイプには専用サウナがある。グランファーム富士河口湖も一部客室に専用サウナを設けている。
Q5:河口湖のグランピングは車なしでも宿泊できる?
A5:施設による。PICA Fujiyamaは河口湖駅などを巡る無料巡回バスがあり、HANZ OUTDOOR RESORTは平日の事前予約制送迎に対応している。大石エリアや鳴沢村の施設は、タクシーやバスの乗り継ぎを含めて計画したい。
2026年の河口湖グランピングは、富士山ビューを楽しめる施設だけでなく、天然温泉、プライベートサウナ、BBQ、愛犬向け設備など、目的に応じて選べる宿泊先がそろっている。
富士山と河口湖のパノラマを楽しむならグランファーム富士河口湖、全室富士山ビューと客室サウナを求めるならグランピングB&V富士山河口湖、サウナ体験を重視するならDot Glamping 富士山が有力候補だ。
宿泊費を抑えたいならPICA Fujiyama、天然温泉と森林環境を重視するならグランピングヴィレッジ富士河口湖、森の中でヴィラやドームテントを楽しむならHANZ OUTDOOR RESORTも比較したい。
そして、忘れてはいけないのが実際の所在地だ。「河口湖」という名称だけで湖畔に近いと判断せず、住所、最寄り駅、送迎、車での所要時間まで確認することが重要になる。
予約前には、客室からの富士山の見え方、宿泊人数をそろえた総額、食事の有無、サウナの利用条件、ペット対応をチェックしよう。自分たちの旅行目的に合った施設を選べば、富士山麓で過ごす時間はより充実したものになる。
主な参照資料:各施設の2026年公式施設案内・料金案内・アクセス情報・2026年10~11月のお知らせ。