仮面ライダー001(ゼロゼロワン)は、『仮面ライダーゼロワン』の主人公・飛電或人(ひでん・あると)が変身する特殊な仮面ライダーです。初登場作品は、2019年12月21日公開の映画『仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション』。通常のゼロワンとは異なり、滅亡迅雷.netが使用するフォースライザーとライジングホッパープログライズキーを組み合わせて変身します。
見た目はゼロワンの面影を残しながらも、全身を覆う重厚なプロテクターが特徴です。変身する人物は同じ飛電或人ですが、使用するベルトや変身システム、戦闘スタイルには明確な違いがあります。2026年現在、東映公式の仮面ライダー図鑑に掲載されている設定を軸に、誕生の背景から変身音声、能力、必殺技まで詳しく解説します。
【正体を解説】仮面ライダー001の変身者は飛電或人!読み方も紹介

仮面ライダー001の読み方は、「かめんライダー・ゼロゼロワン」です。
数字の001をそのまま「ゼロワン」と読むのではなく、最初のゼロを重ねた「ゼロゼロワン」という名称になっています。
東映公式の仮面ライダー図鑑でも、読み仮名は「かめんらいだーぜろぜろわん」と記載されています。
通常の仮面ライダーゼロワンと名前が似ているため、別の人物が変身するライダーだと思われることもあります。しかし、001の正体は新しい主人公や敵キャラクターではありません。
変身者は飛電或人であり、仮面ライダーゼロワンと同じ人物です。
仮面ライダー001はゼロワンの別フォームなのか?設定上、001は飛電或人が通常とは異なる変身システムを利用して変身した姿です。
東映公式図鑑では、仮面ライダー001について、飛電或人がフォースライザーによってライジングホッパープログライズキーの力を強制的に引き出して変身した姿と説明されています。
つまり、001は独立した変身者を持つ新しい仮面ライダーというよりも、ゼロワンの主人公・或人が別のベルトを使用して到達した特殊な姿として理解すると分かりやすいでしょう。
名称に「ゼロワン」の要素が残っているのも、変身者と使用するプログライズキーが通常のゼロワンと共通していることに関係しています。
【初登場と変身経緯】映画『令和 ザ・ファースト・ジェネレーション』で誕生
初登場作品は2019年12月21日公開の劇場版仮面ライダー001の初登場作品は、『仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション』です。
本作は『仮面ライダーゼロワン』と『仮面ライダージオウ』がクロスオーバーする劇場版作品。2019年12月21日に公開されました。
東映公式の仮面ライダー図鑑にも、この映画が001の初登場作品として登録されています。
物語の舞台となるのは、人工知能搭載ロボット・ヒューマギアが人間を支配するという、通常の歴史とは異なる世界です。
タイムジャッカーのフィーニスによる歴史への介入によって世界が改変され、飛電或人は自分が知っている日常とは異なる状況に直面します。
加えて、ヒューマギアのウィルが変身するアナザーゼロワンの登場によって、或人はゼロワンの力を失ってしまいます。
なぜ或人はフォースライザーで変身したのか通常の飛電ゼロワンドライバーを使えなくなった或人は、敵側のライダーたちが使用していた滅亡迅雷フォースライザーを手にします。
そして、手元にあるライジングホッパープログライズキーと組み合わせることで、仮面ライダー001への変身を果たします。
この変身経緯が001の設定を理解するうえで要点です。
通常のゼロワンは、飛電インテリジェンスのシステムを利用した変身ですが、001は滅亡迅雷.net側の変身システムを利用しています。
同じバッタの能力を利用していても、力を引き出す仕組みが異なるため、完成した姿にも違いが生まれています。
父・飛電其雄との対決が物語の核心映画では、或人の父親にあたるヒューマギア・飛電其雄も重要な存在として登場します。
其雄を演じるのは山本耕史。彼が変身するのは、仮面ライダー1型です。
其雄は「ヒューマギアが笑える世界」を作るという夢を掲げ、或人と対立します。
一方の或人も、人間とヒューマギアがともに笑える世界を目指しています。両者は似た理想を持ちながら、実現するための考え方や行動が異なっているのです。
001への変身は、単に新しいベルトを手に入れたからというだけではありません。父親の夢と自分自身の信念に向き合う、或人の成長を描く重要な場面でもあります。
【変身システムの秘密】フォースライザーとライジングホッパープログライズキーの仕組み
フォースライザーとは何かフォースライザーは、テレビシリーズ『仮面ライダーゼロワン』に登場する変身ベルトです。
正式名称は「滅亡迅雷フォースライザー」。東映公式図鑑によると、滅亡迅雷.netのメンバーが仮面ライダーへ変身する際に使用する装置として設定されています。
主な使用者は次の4人です。
- 滅(ホロビ)/仮面ライダー滅
- 迅(ジン)/仮面ライダー迅
- 雷(イカヅチ)/仮面ライダー雷
- 亡(ナキ)/仮面ライダー亡
通常のゼロワンドライバーとは異なり、フォースライザーは装填されたプログライズキーやゼツメライズキーから生物種のデータイメージを読み込み、オーバーロード状態にすることで変身を実行します。
加えて、リストレントケーブルによってデータイメージを強制的に拘束し、変身者の武装として装着する仕組みを持っています。
この強制的なデータ制御が、001の特徴的な装甲デザインにもつながっています。
ライジングホッパープログライズキーの役割001の変身に使用されるもう一つの重要アイテムが、ライジングホッパープログライズキーです。
このアイテムには、バッタのデータイメージである「ライダモデル」が保存されています。設定上のアビリティは「ジャンプ」です。
東映公式図鑑では、このキーは通常の飛電ゼロワンドライバーにも装填でき、仮面ライダーゼロワン ライジングホッパーへの変身に利用できると説明されています。
一方、フォースライザーに装填した場合には仮面ライダー001へ変身できます。
ここが非常に興味深い部分です。同じキーであっても、組み合わせるベルトによって変身後の姿が変わります。
001の変身音声と変身手順001の変身音声は、フォースライザーとライジングホッパープログライズキーが連動する構成になっています。
東映公式図鑑に掲載されている変身音声は次のとおりです。
「フォースライズ!ライジングホッパー!A jump to the sky turns to a riderkick. Break Down.」
通常のゼロワンの変身音声とは異なり、冒頭に「フォースライズ!」、最後に「Break Down.」という音声が入ります。
変身の基本的な流れは、次のように整理できます。
- ライジングホッパープログライズキーを起動する。
- フォースライザーにキーを装填する。
- フォースライザーを操作して変身を実行する。
- キーに保存されたホッパーライダモデルのデータが展開される。
- オーバーロード状態のデータイメージを制御し、装甲として装着する。
この仕組みによって、或人は通常のゼロワンとは異なる重装甲のライダーへと変身します。
なお、プログライズキーそのものが別の種類に変化するわけではありません。変身結果を左右する大きな要素は、キーとベルトの組み合わせです。
【能力と必殺技】仮面ライダー001の戦闘力と強さの特徴
特徴は強制開放能力と近接格闘性能仮面ライダー001の戦闘能力で注目したいのは、近接格闘を重視した性能です。
東映公式図鑑によると、001のアンダースーツには近接格闘を強化する機能が搭載されています。
加えて、オーバーロード状態のホッパーライダモデルを制御し、各部の装甲として利用する構造になっています。
特徴的なのは、装甲を身に着けるだけでなく、バッタのデータイメージを強制的に引き出して戦闘に活用する点です。
ライジングホッパープログライズキーのアビリティであるジャンプも、001の戦闘スタイルに関係しています。
ただし、最大性能を引き出せるかどうかは装着者の資質に左右されると、東映公式図鑑には記載されています。
つまり、ベルトやキーの性能だけで戦闘力が決まるのではなく、変身者である或人自身の能力も重要な要素です。
必殺技は高速跳躍から放つ強力なキック001の必殺技の基本的な特徴は、高速で跳躍し、足先から破壊エネルギーを叩き込む攻撃です。
東映公式図鑑でも、必殺技の発動時には高速跳躍とともに足先から破壊エネルギーを放ち、対象を破壊すると説明されています。
技の名称については、バンダイの公式データカードダス『仮面ライダーバトル ガンバライジング』のカード情報に、次の2種類が掲載されています。
- ライジングディストピア
- ライジングユートピア
この2つは001を象徴する必殺技名として知られています。
特にライジングユートピアは、映画の終盤における仮面ライダー1型との決戦を思い起こさせる技です。
なお、東映公式図鑑の001のフォーム紹介では、必殺技の固有名称よりも、高速跳躍と足先から放つ破壊エネルギーという攻撃の仕組みが説明されています。技名を確認する場合は、映画の描写と関連ゲームのカード情報を区別して見ると理解しやすくなります。
【徹底比較】仮面ライダー001と通常のゼロワンは何が違う?
001と通常の仮面ライダーゼロワンは、どちらも飛電或人が変身するライダーです。しかし、変身に使うベルト、データの制御方法、装甲の構造には違いがあります。
特に重要なのは、001が単純にゼロワンの色や装甲を変更しただけのフォームではないという点です。
001とゼロワンの比較表| 比較項目 | 仮面ライダー001 | ゼロワン ライジングホッパー |
|---|---|---|
| 変身者 | 飛電或人 | 飛電或人 |
| 読み方 | ゼロゼロワン | ゼロワン |
| 変身ベルト | 滅亡迅雷フォースライザー | 飛電ゼロワンドライバー |
| 使用キー | ライジングホッパープログライズキー | ライジングホッパープログライズキー |
| データ制御 | オーバーロード状態にして強制的に引き出す | ゼロワンドライバーでキーの能力を利用する |
| 外見 | 重厚なプロテクターを備えた装甲型 | 黄色を基調としたバッタモチーフの姿 |
| 戦闘の特徴 | 近接格闘と高速跳躍 | ジャンプ力を生かした攻撃と多彩な戦術 |
| 初登場 | 2019年12月21日公開の劇場版 | 2019年7月26日公開の『劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer』でテレビ放送に先駆けて登場 |
通常のゼロワンは、黄色を中心としたスマートなデザインが特徴です。頭部や脚部にもバッタの機能を再現する装置が組み込まれています。
一方の001は、全身にプロテクターを装着したような重厚な外観です。
この違いは変身システムの違いと結びついています。通常のゼロワンは飛電ゼロワンドライバーを使用し、001は滅亡迅雷フォースライザーによってライダモデルをオーバーロード状態にして制御します。
つまり、同じバッタのデータを利用していても、そのデータをどう扱うかによって外見や戦闘スタイルが変化するのです。
001は通常のゼロワンより強いのか001と通常のゼロワンのどちらが強いかという疑問もあります。
この比較では、単純な上下関係をつけるよりも、それぞれの変身システムと戦闘上の特徴を見る必要があります。
通常のゼロワン ライジングホッパーは、バッタの能力を利用した高い跳躍力や脚力を持ち、アタッシュカリバーを使った攻撃にも対応します。
対して001は、フォースライザーによる強制的なデータ開放と近接格闘の強化が特徴です。
したがって、001は通常のゼロワンの単純な上位互換ではありません。変身できる状況や戦闘の目的に応じて異なる特徴を発揮する形態と捉えるのが適切です。
【作品・人物相関】001を理解するために知っておきたい関連人物と作品
001の魅力は、単独のライダーとしての性能だけでなく、『仮面ライダーゼロワン』の物語や登場人物との関係にもあります。
特に、或人の父である飛電其雄、仮面ライダー1型、歴史改変を引き起こすフィーニスとの関係を押さえると、001が登場した理由がより明確になります。
関連人物・作品の関係一覧| 人物・作品 | 001との関係 | 要点 |
|---|---|---|
| 飛電或人 | 変身者 | ゼロワンと001の両方に変身する主人公 |
| 飛電其雄 | 或人の父 | ヒューマギアであり、仮面ライダー1型に変身する |
| 仮面ライダー1型 | 001の対決相手 | 其雄が変身するライダー |
| アナザーゼロワン | 001誕生のきっかけ | 或人がゼロワンの力を失う原因となる存在 |
| フィーニス | 物語の敵対者 | 歴史改変に関わるタイムジャッカー |
| 仮面ライダージオウ | 映画の共演ライダー | 常磐ソウゴたちが歴史を取り戻すために行動する |
| 仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション | 001の初登場作品 | ゼロワン誕生の秘密と親子の物語を描く劇場版 |
001を語るうえで欠かせないのが、仮面ライダー1型との関係です。
仮面ライダー1型は、飛電其雄がサイクロンライザーとロッキングホッパーゼツメライズキーを使って変身した姿です。
一方、或人は滅亡迅雷フォースライザーとライジングホッパープログライズキーによって001に変身します。
どちらも親子の物語を象徴するライダーですが、使用する変身アイテムも変身システムも異なります。
映画の見どころは、単純な親子対決ではありません。人間とヒューマギアが共存する未来を目指す或人と、独自の理想を実現しようとする其雄が、互いの信念をぶつけ合うところにあります。
001の重厚なデザインや力強い戦闘スタイルも、この親子の対決を盛り上げる重要な演出になっています。
2026年に001を知るなら映画から見るべき理由仮面ライダー001の設定は、テレビシリーズの通常フォームだけを見ていても十分には理解できません。
初登場作品である『仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション』では、ゼロワン誕生の背景や、飛電或人と其雄の関係が描かれています。
そのため、001の変身経緯を知りたい人には、この映画を視聴するのが最も分かりやすい方法です。
東映公式の仮面ライダー図鑑と映画の内容を合わせて確認すれば、変身アイテムの仕組みと物語上の意味を両方理解できます。
【よくある質問】仮面ライダー001に関するFAQ
Q1:仮面ライダー001の変身者は誰ですか?
A1:『仮面ライダーゼロワン』の主人公・飛電或人です。通常のゼロワンとは異なり、滅亡迅雷フォースライザーとライジングホッパープログライズキーを使用して変身します。
Q2:仮面ライダー001は何と読みますか?
A2:「ゼロゼロワン」と読みます。東映公式図鑑にも「かめんらいだーぜろぜろわん」と記載されています。
Q3:仮面ライダー001は何話で初登場しましたか?
A3:テレビシリーズの通常放送回ではなく、2019年12月21日公開の映画『仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション』で初登場しました。
Q4:仮面ライダー001の変身アイテムは何ですか?
A4:滅亡迅雷フォースライザーとライジングホッパープログライズキーです。通常のゼロワンと同じキーを使いますが、ベルトが異なります。
Q5:仮面ライダー001の変身音声は何ですか?
A5:「フォースライズ!ライジングホッパー!A jump to the sky turns to a riderkick. Break Down.」です。フォースライザー特有の音声が特徴です。
Q6:仮面ライダー001の必殺技は何ですか?
A6:関連ゲームの公式カード情報には「ライジングディストピア」と「ライジングユートピア」が掲載されています。基本的には高速跳躍と足先からの破壊エネルギーを利用する攻撃が特徴です。
Q7:仮面ライダー001とゼロワンは別人ですか?
A7:別人ではありません。どちらも飛電或人が変身した姿です。使用するベルトとデータ制御の仕組み、外見や戦闘スタイルが異なります。
仮面ライダー001(ゼロゼロワン)は、飛電或人が滅亡迅雷フォースライザーとライジングホッパープログライズキーを使用して変身した特殊な姿です。
2019年12月21日公開の『仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション』で初登場し、通常のゼロワンとは異なる重装甲の外観と近接格闘性能で強い印象を残しました。
押さえておきたい要点は次の3つです。
- 正体:変身者は通常のゼロワンと同じ飛電或人。
- 変身方法:フォースライザーでライジングホッパープログライズキーの能力を強制的に引き出す。
- 物語上の意味:ゼロワンの力を失った或人が、新たな変身システムで戦い、父・其雄と向き合うための姿。
001の魅力は、単に通常のゼロワンとは違う外見や必殺技にあるわけではありません。同じ或人が異なる変身システムを使うことで、戦い方やライダーとしての姿まで変化する点にあります。
また、仮面ライダー1型との対決には、或人と其雄がそれぞれ抱く夢や信念が反映されています。001をより深く理解するには、変身アイテムの設定だけでなく、映画で描かれる親子の物語にも注目したいところです。
2026年に改めてゼロワンシリーズを振り返るなら、001はゼロワンの世界観と変身システムの多様性、そして或人の成長を理解するうえで欠かせない存在です。
主な参照資料: 東映「仮面ライダー図鑑」、バンダイ公式玩具サイト、東映『仮面ライダーWEB』作品紹介、公式『ガンバライジング』カードリスト、ORICON NEWSの劇場版関連報道。