『進撃の巨人』の出版社は、株式会社講談社です。2009年の連載開始から2021年の完結まで、日本国内の原作漫画は講談社から刊行されています。
集英社や小学館など、別の出版社へ本編の出版元が移ったという事実はありません。講談社の公式作品情報では、第1巻と最終34巻の両方が同社の刊行物として登録されており、出版社の継続性を確認できます。
作者・掲載誌・出版社の基本情報- 作品名:進撃の巨人
- 作者:諫山創
- 出版社:講談社
- 掲載誌:別冊少年マガジン
- 単行本レーベル:講談社コミックス
- 連載開始:2009年9月
- 連載終了:2021年4月
- 単行本:全34巻
- 最終巻発売日:2021年6月9日
- 世界累計発行部数:1億2,000万部突破
ここで押さえておきたいのは、出版社・掲載誌・レーベルは、それぞれ異なる役割を持つという点です。これらを整理すれば、検索時に生じやすい出版社変更の誤解も解消できます。
【掲載誌と出版社の違い】別冊少年マガジンと講談社コミックスの関係

『進撃の巨人』の出版情報を調べると、「講談社」「別冊少年マガジン」「講談社コミックス」という3つの名称が登場します。
いずれも本作の刊行に関係していますが、同じ意味ではありません。
講談社は漫画を出版する会社講談社は、日本を代表する総合出版社の一つです。漫画雑誌やコミックスをはじめ、幅広い出版物を発行しています。
『進撃の巨人』では、原作漫画の出版元として作品の刊行を担っています。単行本の奥付や書誌情報に記載される発行元も講談社です。
別冊少年マガジンは漫画の掲載誌別冊少年マガジンは、講談社が発行する月刊漫画雑誌です。『進撃の巨人』は同誌の創刊号にあたる2009年10月号から連載されました。
掲載誌とは、漫画の各話が最初に発表される雑誌を指します。つまり、読者が毎月の連載を追いかける場所が別冊少年マガジンです。
同誌は2009年9月9日に創刊され、ファンタジー作品などを掲載する月刊誌としてスタートしました。『進撃の巨人』は、その創刊時からの看板作品の一つとして成長していきました。
講談社コミックスは単行本のレーベル講談社コミックスは、単行本の刊行に使われるコミックスのシリーズ・レーベル名です。
連載時には別冊少年マガジンに掲載され、一定の話数がまとまると、講談社コミックスとして単行本化されます。
したがって、次のように整理できます。
- 出版社:講談社
- 掲載誌:別冊少年マガジン
- 単行本レーベル:講談社コミックス
- 作者:諫山創
この4つはそれぞれ異なる情報です。書店の商品ページで「講談社コミックス」と表示されていても、それは出版社が別の会社になったという意味ではありません。
【連載開始から完結まで】進撃の巨人の刊行経緯を年表で整理
『進撃の巨人』は、2009年に連載を開始してから約11年7か月にわたって物語を展開しました。
講談社が2021年4月9日に発表した完結記念情報では、創刊号から連載が始まり、同日発売の別冊少年マガジン5月号で最終回を迎えたことが説明されています。
単行本の発売日と雑誌の連載期間を分けて確認すると、作品の刊行経緯がより明確になります。
| 年月日・時期 | 出来事 | 刊行・出版情報 |
|---|---|---|
| 2009年9月9日 | 別冊少年マガジン創刊 | 講談社の月刊漫画誌 |
| 2009年10月号 | 進撃の巨人の連載開始 | 作者は諫山創 |
| 2010年3月17日 | 単行本第1巻発売 | 講談社コミックス |
| 2011年 | 第35回講談社漫画賞の少年部門を受賞 | 作品の評価を高める転機 |
| 2019年12月 | 世界累計発行部数1億部突破 | 講談社が発表 |
| 2021年4月9日 | 漫画本編が最終回を迎える | 別冊少年マガジン5月号 |
| 2021年6月9日 | 最終34巻発売 | 講談社コミックス |
| 2024年8月 | 世界累計1億2,000万部突破を紹介 | 講談社マンガIPサーチ |
| 2026年9月9日 | 進撃の巨人の日 | 日本記念日協会による記念日制定 |
この年表から分かるように、連載開始と単行本第1巻の発売には約半年の差があります。漫画雑誌で先に発表されたエピソードをまとめて単行本にするためです。
また、2021年4月9日は漫画雑誌での最終回掲載日であり、最終巻の発売日は同年6月9日です。この2つの日付は混同しやすいため、区別して覚えておくとよいでしょう。
【最終34巻を解説】発売日・ISBN・通常版と特装版の違い
『進撃の巨人』の漫画本編は、全34巻で完結しています。
講談社の公式書誌情報によると、最終巻となる第34巻の紙版・電子版は、どちらも2021年6月9日に発売されました。
最終34巻の基本的な書誌情報- 書名:進撃の巨人(34)
- 著者:諫山創
- 出版社:講談社
- レーベル:講談社コミックス
- 発売日:2021年6月9日
- ISBN:978-4-06-523417-4
- 判型:新書判
- ページ数:248ページ
- 発売時の税込定価:682円
第34巻は、エレンをめぐる最終決戦と物語の結末を収録した完結巻です。講談社の作品紹介でも「進撃の巨人」ついに完結と案内されています。
特装版には初期ネームを収録したものもある最終巻では、通常版だけでなく特装版も発売されました。
その一つが『進撃の巨人(34)特装版 Beginning』です。こちらには、作品の初期段階で描かれた第1話・第2話のネームを収録した小冊子が付属しています。
注目したいのは、このネームが2009年の連載開始前に編集部へ提出された企画段階の資料に関係している点です。完成原稿とは異なる初期構想を読めるため、作品の成り立ちに関心があるファンにとって興味深い内容となっています。
特装版の書誌情報では、通常版の講談社コミックスとは異なり、プレミアムKCというシリーズ表記が使われています。
ただし、これは特装版に用いられたレーベルの違いです。出版社が変更されたことを意味するものではありません。
全巻を集めるなら1巻から34巻まで初めて作品を読む人や全巻をそろえたい人は、基本的に第1巻から第34巻までを集めれば、漫画本編を通して読めます。
第1巻は2010年3月17日発売、第34巻は2021年6月9日発売です。講談社の公式作品一覧でも、全34巻の完結作品として案内されています。
通常版と特装版、関連ファンブックやカラー版などは別商品として扱われるため、全巻セットを購入する場合は、収録巻数が1〜34巻になっているかを確認すると安心です。
【累計1億2,000万部突破】講談社と進撃の巨人が世界に広げた影響
『進撃の巨人』が出版業界で大きな存在感を示す理由の一つが、世界規模の発行部数です。
講談社が2019年12月に発表した情報によると、紙と電子書籍を合わせた世界累計発行部数は1億部を突破しました。
加えて、講談社マンガIPサーチが2024年8月に公開した記事では、シリーズ累計発行部数が1億2,000万部を突破したと紹介されています。講談社の公式作品紹介ページにも同じ数字が掲載されています。
国内だけでなく海外にも広がった作品本作の人気は日本国内にとどまりません。海外向けの翻訳出版やテレビアニメ、ゲームなどを通して、多くの国と地域で作品が知られるようになりました。
特に、巨人に支配された世界と人類が築いた壁という独特の設定は、国境を越えて作品の魅力を伝える大きな要素になっています。
講談社の2023年の関連資料では、全世界18言語・180か国以上で出版されていることも紹介されています。
発行部数1億2,000万部は何を意味するのかここで注意したいのが、「累計発行部数」と「実際に売れた冊数」は同じ意味ではないことです。
発行部数は出版社が刊行した書籍の部数を示す指標です。紙と電子書籍を含む世界累計という数字は、作品が国際的な出版市場でどれほど広く展開されてきたかを知る手掛かりになります。
また、単行本の累計発行部数は、特定の1巻だけの数字ではありません。シリーズ全体の刊行規模を示すものです。
『進撃の巨人』の場合、2009年の連載開始から完結後まで、原作漫画が長期的に読まれ続けてきたことが、この数字からもうかがえます。
【2026年最新情報】進撃の巨人の日が9月9日に正式制定
2026年には、作品の連載開始日に関係する新たな動きがありました。
講談社は2026年9月2日、一般社団法人日本記念日協会によって、9月9日が「進撃の巨人の日」として正式に制定されたことを発表しました。
その日付は、2009年9月9日に『別冊少年マガジン』創刊号で本作の連載が始まったことに由来します。
連載開始日が作品の記念日になった理由『進撃の巨人』にとって2009年9月9日は、作品が読者の前に初めて登場した節目の日です。
連載開始から17年を迎えた2026年に記念日として制定されたことは、完結後も作品が継続して注目されていることを示す出来事です。
漫画本編は2021年に完結していますが、作品そのものの歴史や関連企画は続いています。
この記念日制定も、出版社が変わったという話ではありません。講談社が原作の出版元として作品の歩みを伝える、2026年の新しい公式トピックです。
【よくある質問】進撃の巨人の出版社に関するFAQ
Q1:進撃の巨人の出版社は講談社と集英社のどちらですか?
A1:講談社です。集英社ではありません。諫山創による原作漫画は講談社から刊行され、連載は同社の別冊少年マガジンで行われました。
Q2:進撃の巨人は途中で出版社が変更されたのですか?
A2:いいえ。日本国内の原作漫画は連載開始から最終34巻まで講談社から刊行されています。掲載誌や単行本レーベルの名称が異なることと、出版社の変更は別の話です。
Q3:進撃の巨人の最終巻34巻はいつ発売されましたか?
A3:2021年6月9日です。通常版のISBNは978-4-06-523417-4で、講談社コミックスから発売されました。
Q4:別冊少年マガジンと講談社コミックスは何が違いますか?
A4:別冊少年マガジンは漫画の連載を掲載する月刊雑誌で、講談社コミックスは単行本のレーベルです。どちらも講談社に関係する刊行物ですが、役割が異なります。
Q5:進撃の巨人は全部で何巻ありますか?
A5:漫画本編は全34巻です。2010年3月17日に第1巻が発売され、2021年6月9日に最終巻となる第34巻が発売されました。
Q6:進撃の巨人の累計発行部数は何部ですか?
A6:講談社の2024年8月の紹介記事では、世界累計発行部数1億2,000万部突破とされています。これはシリーズ全体の累計発行部数です。
『進撃の巨人』の出版社は講談社です。作者の諫山創が手掛けた本作は、2009年に別冊少年マガジンで連載を開始し、2021年4月9日に最終回を迎えました。
その後、2021年6月9日に最終34巻が発売され、全34巻の漫画シリーズとして完結しています。
出版情報を整理すると、講談社が出版社、別冊少年マガジンが掲載誌、講談社コミックスが通常版単行本のレーベルです。特装版などで異なるレーベル名が使われる場合もありますが、原作漫画の出版元が変わったわけではありません。
2026年には9月9日が「進撃の巨人の日」に制定され、連載開始から長い年月が経過した今も、作品の歴史を振り返る新たな機会が生まれています。
出版社を知りたい人は講談社、連載誌を知りたい人は別冊少年マガジン、全巻を購入したい人は講談社コミックスの全34巻を確認する。この3つを区別すれば、『進撃の巨人』の出版情報を迷わず理解できます。
主な事実確認資料: 講談社の作品公式書誌・既刊一覧、講談社の2021年完結発表、講談社マンガIPサーチの2024年記事、2026年の記念日制定発表。