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【すりかえかめんとは?】コーナー内容とクイズの仕組みを解説

三国 颯真 三国 颯真 • 更新: • 公開: • 読了約 19 分
目次

すりかえかめんは、NHK Eテレ『おかあさんといっしょ』で放送されていた、間違い探し形式の参加型コーナーです。

最大の特徴は、普通の間違い探しとは少し違い、イラストに描かれたものの一部分を、すりかえかめんが別のものに変えてしまうこと。視聴者は、変化した箇所を見つけて答えを当てます。

コーナーの基本的な流れ

番組では、すりかえかめんとすりかえお嬢が登場し、いたずらを仕掛けます。

基本的な楽しみ方は次のとおりです。

1. キャラクターが登場する: すりかえかめんが、おなじみの挨拶やポーズとともに現れる。
2. すりかえ問題を出す: イラストの一部が別のものに変えられる。
3. 変化した箇所を探す: 子どもたちや出演者が、どこが変わったのか考える。
4. ヒントを聞く: すりかえかめんがダジャレを交えながらヒントを出す。
5. 答え合わせをする: 変わった部分を確認し、正解を楽しむ。

MANTANWEBの2019年の報道でも、絵の一部を別のものに変える間違い探しとして紹介されています。また、小林よしひさは会見で、ダジャレについて事前の打ち合わせはなく、アドリブだったと思うと説明しています。

すりかえクイズの見分け方

実際に子どもと楽しむなら、次の3点に注目すると問題を解きやすくなります。

- 形を見る: 元の絵と比べて、輪郭やシルエットが変わっていないか。
- 色を見る: いつもと違う色や模様が使われていないか。
- 意味を考える: 本来そこにあるはずのものと、現在描かれているものにどんな違いがあるか。

特に面白いのが、ダジャレのヒントです。

単純に絵の違いを探すだけではなく、言葉の響きや連想を使って答えに近づくため、子どもにとっては遊びながら考える時間にもなっていました。

親が一緒に考えれば、親子で答えを競い合うこともできます。

【すりかえかめんの正体と出演者】小林よしひさ・上原りさの関係

すりかえかめん

すりかえかめんの正体を知りたい人にとって、最も気になるのが演じていた人物でしょう。

実際の出演者は次の2人です。

- すりかえかめん:小林よしひさ
- すりかえお嬢:上原りさ

2人とも『おかあさんといっしょ』の出演者として長く活躍しており、番組内の別々の担当とキャラクターを結びつけた配役が人気を集めました。

すりかえかめんを演じた小林よしひさ


1981年6月29日生まれ・埼玉県出身
『おかあさんといっしょ』第11代体操のお兄さん。2005年から2019年まで14年間にわたって出演しました。

小林よしひさは、通称「よしお兄さん」として知られています。

日本体育大学体育学部社会体育学科を卒業し、体操や身体表現を得意とする人物です。

2005年から2019年まで体操のお兄さんを務め、その在任期間は歴代最長の14年間。代表的な体操には「ブンバ・ボーン!」があります。

一方、すりかえかめんでは、普段の爽やかで元気な体操のお兄さんとは異なり、いたずら好きで少しおちゃめなキャラクターを演じました。

とりわけ印象的だったのが、独特の笑い声やダジャレ、子どもたちに答えを当てられたときのリアクションです。

MANTANWEBの卒業会見報道では、小林自身がダジャレはアドリブだったと思うと語っています。台本どおりに進めるだけではない、本人の持ち味がキャラクターに生かされていたことが分かります。

すりかえお嬢を演じた上原りさ


1991年9月17日生まれ・兵庫県出身
2012年から2019年まで『おかあさんといっしょ』の5代目身体表現のお姉さんを担当しました。

上原りさは「りさお姉さん」の愛称で知られています。

洗足学園音楽大学のミュージカルコースで歌唱やバレエ、ジャズダンス、タップダンスなどを学び、2012年から身体表現コーナー「パント!」のお姉さんとして出演しました。

すりかえお嬢では、すりかえかめんの相棒として登場。

いたずらを手伝いながら、独特の雰囲気と表情でコーナーを盛り上げました。

すりかえかめんの豪快なキャラクターに対して、すりかえお嬢の存在が加わることで、2人の掛け合いにも面白さが生まれていました。

ホリプロの公式プロフィールでも、2019年3月までの7年間の番組出演歴と、映画でのすりかえかめん関連の出演歴が確認できます。

2人の関係と活動の年表
時期 人物・出来事 内容
2005年 小林よしひさ 体操のお兄さんに就任
2006年ごろ すりかえかめん コーナーが始まる
2012年 上原りさ パント!のお姉さんに就任。すりかえお嬢としても活躍
2019年2月 2人の卒業発表 コーナー終了が発表される
2019年3月 番組卒業 すりかえかめんの通常コーナーが終了
2020年1月24日 映画公開 2人が映画で再共演
2026年 現在 それぞれ芸能活動を継続

ここで押さえておきたいのは、すりかえかめんとすりかえお嬢は、あくまで番組内のキャラクターであり、実際の出演者である小林よしひさと上原りさとは区別して考える必要があることです。

【すりかえかめんの放送時期と終了理由】2019年3月に何があった?

すりかえかめんは、2006年ごろに始まり、2019年3月に通常のコーナーとして終了しました。

約13年間続いた長寿コーナーです。

終了の背景にあったのは、キャラクターを演じる2人の番組卒業でした。

2019年2月18日に卒業が発表

2019年2月18日、NHKは小林よしひさと上原りさの番組卒業を発表しました。

同日に行われた出演者交代会見では、2人が演じていたすりかえかめんとすりかえお嬢のコーナーも終了することが明らかになりました。

MANTANWEBの報道によると、番組担当者もコーナー終了を明言しています。

つまり、すりかえかめんだけが独立して打ち切られたのではなく、長年キャラクターを演じてきた出演者の交代と連動した終了でした。

番組の出演者交代と新しい体制

2019年4月からは、新しい体操のお兄さんとして福尾誠、体操のお姉さんとして秋元杏月が加わりました。

また、小林よしひさが担当していた「ブンバ・ボーン!」に代わり、新しい体操「からだダンダン」が始まりました。

このように、2019年春は番組全体にとって大きな転換期だったのです。

すりかえかめんの終了も、この出演者交代の一環として位置づけられます。

放送終了後もファンの記憶に残った理由

NHKエデュケーショナルの子育て情報サイト「すくコム」は、2019年4月に終了を惜しむ視聴者のメッセージを掲載しました。

そこでは、家族でダジャレを予想していたという声や、子どもがすりかえかめんのポーズを初めてまねしたというエピソードが紹介されています。

また、年齢の離れた兄弟姉妹が共通して楽しめたという感想もありました。

単なるテレビの一コーナーではなく、家庭内で会話や遊びを生み出す存在だったことが伝わってきます。

【映画出演】2020年『すりかえかめんをつかまえろ!』で復活

番組終了後、すりかえかめんとすりかえお嬢が再び注目を集めたのが、2020年公開の映画です。

作品名は、『映画 おかあさんといっしょ すりかえかめんをつかまえろ!』。

公開日は2020年1月24日です。

日活の作品情報によると、配給は日活とライブ・ビューイング・ジャパン、制作はNHKエデュケーショナルとダイナモピクチャーズが担当しています。

映画のあらすじ

物語では、ゆういちろうお兄さん、あつこお姉さん、誠お兄さん、杏月お姉さんたちが、よしお兄さんと再会します。

ところが、「ブンバ・ボーン!」で遊んでいる最中、よしお兄さんが突然、動物になってしまいます。

その原因は、すりかえかめんとすりかえお嬢のいたずら。

2人のいたずらは次第に大きくなり、チョロミー、ムームー、ガラピコたちまで巻き込まれていきます。

映画館の観客も一緒にクイズに参加し、みんなで力を合わせてすりかえかめんを捕まえるという、参加型のファミリー映画です。

映画の主な出演者
出演者 役割・出演キャラクター
小林よしひさ すりかえかめん
上原りさ すりかえお嬢
花田ゆういちろう うたのお兄さん
小野あつこ うたのお姉さん
福尾誠 体操のお兄さん
秋元杏月 体操のお姉さん
横山だいすけ 先代のうたのお兄さん
賀来賢人 いれかえマン

注目したいのは、賀来賢人が映画オリジナルキャラクターの「いれかえマン」を演じていることです。

映画.comの作品紹介では、いれかえマンはすりかえかめんの秘密を知るキャラクターとして説明されています。

番組の既存キャラクターだけでなく、映画ならではの設定を加えることで、物語に広がりを持たせています。

映画で再び2人が共演した意味

2019年3月に番組を卒業した小林よしひさと上原りさにとって、この映画は、すりかえかめんとすりかえお嬢として再び共演する機会になりました。

番組の通常コーナーは終了しても、キャラクターの人気は映画という別の媒体へ引き継がれたのです。

また、映画は子どもが映画館で歌ったり踊ったり、クイズに参加したりできる体験型の作品として企画されました。

単なるテレビ番組の延長ではなく、親子の映画館デビューにも配慮した作品だった点も特徴です。

【2026年最新】すりかえかめんと小林よしひさ・上原りさの現在

2026年11月4日時点で確認できる所属事務所の情報を見ると、2人はそれぞれ異なる分野で活動を続けています。

ただし、現在の活動と、すりかえかめんとしての活動は分けて考える必要があります。2人の芸能活動が続いていることと、番組の定期コーナーが復活したことは同じではありません。

小林よしひさの現在


小林よしひさ

2026年も活動中
テレビ出演、体操指導、振付など幅広く活動しています。

所属事務所の浅井企画が公開しているプロフィールには、次のレギュラー出演が掲載されています。

- NHK Eテレ『オハ!よ〜いどん』
- CBCテレビ『チャント!』内「よしお兄さんのもっとみえ推し!」
- TBS『ひるおび』
- CSテレ朝チャンネル『The Taiso』
- テレビ埼玉『マチコミ』

また、体操の振付や監修にも取り組んでおり、子ども向けの運動・身体表現に関する仕事も継続しています。

2026年1月には所属事務所から「浅井企画タレントカタログ2026」が公開されています。

すりかえかめんのときに培った、子どもを楽しませる表現力や身体表現の経験は、現在の活動にもつながる経歴です。

上原りさの現在


上原りさ

2026年も活動中
テレビ番組のナビゲーター、ステージ出演、音楽活動などを展開しています。

上原りさも、ホリプロ所属のタレントとして活動を続けています。

特に2026年の新しい仕事として注目されるのが、テレビ東京の番組『アニもり!』です。

同番組は2026年4月12日に放送を開始したショートアニメ専門番組で、上原りさはボイスナビゲーターを担当しています。

また、2026年11月以降には『おかあさんといっしょ』関連のステージショー「ファンターネ!とあそぼ PLUS」への出演予定も掲載されています。

2026年の活動 内容
テレビ テレビ東京『アニもり!』
役割 ボイスナビゲーター
ステージ ファンターネ!とあそぼ PLUS
出演予定 11月15日、12月5日、12月19日

番組卒業後も、子ども向けエンターテインメントとの接点を保ちながら活動していることが分かります。

すりかえかめんは2026年に復活している?

ここは混同しやすいポイントです。

小林よしひさと上原りさは、2026年現在も芸能活動を続けています。しかし、所属事務所の公開情報に掲載されている現在の出演活動と、すりかえかめんのレギュラーコーナー復活は別の話です。

2020年の映画出演は確認できますが、2026年11月時点で、2人による同コーナーの定期的な放送再開を示す公式発表は確認できません。

そのため、現在のすりかえかめんは、主に過去の番組映像やDVD、映画を通じて楽しめるキャラクターとして捉えるのが適切です。

【なぜ人気だった?】すりかえかめんが親子に愛された3つの理由

すりかえかめんが約13年間にわたって親しまれた背景には、単なる間違い探しでは説明できない魅力があります。

1. 子どもが自分で答えを考えられる

すりかえかめんのクイズは、専門知識を必要としません。

画面に表示される絵を見て、変わった部分を見つけるというシンプルなルールです。

文字を読めない小さな子どもでも、視覚的に参加できる点が大きな特徴でした。

親が答えを教えるだけではなく、子ども自身が発見する楽しさを味わえる構成になっています。

2. ダジャレとキャラクターの掛け合いが面白い

もう一つの魅力は、クイズに添えられるダジャレです。

小林よしひさのユーモアが生かされたヒントは、単なる答え合わせを超えた笑いにつながっていました。

すくコムに掲載された視聴者のメッセージにも、家族でダジャレを予想したり、同じダジャレを言って笑ったりしていたというエピソードがあります。

つまり、コーナーの楽しみは正解することだけではなかったのです。

3. 子どもと保護者が一緒に参加できる

幼児向け番組では、子どもが楽しめることが基本ですが、保護者も一緒に楽しめる仕掛けがあると、家庭内での視聴体験が豊かになります。

すりかえかめんは、親子で答えを考えたり、ヒントのダジャレを予想したりできました。

NHKエデュケーショナルに寄せられたメッセージには、子どもがキャラクターのポーズをまねしたという話もあります。

画面を見るだけでなく、実際に体を動かして楽しめることも、記憶に残る理由だったのでしょう。

【プロの結論】人気の本質は「参加できるテレビ」にあった

すりかえかめんの魅力を整理すると、次の3つに集約できます。

- 見て考える楽しさ
- ダジャレによる笑い
- 親子で共有できる時間

特に重要なのは、子どもを一方的な視聴者にしなかったことです。

テレビの中で起きている出来事に対し、子どもが自分の頭で考え、答えを出し、出演者と同じ時間を共有する。その仕組みが、番組への親近感を生み出していました。

また、キャラクターを演じる小林よしひさと上原りさの個性が、クイズそのものの面白さをさらに引き立てていました。

すりかえかめんは、視覚的な遊びと言葉遊び、出演者のキャラクター性がうまく結びついたコーナーだったと評価できます。

【すりかえかめんに関するよくある質問(FAQ)】

Q1:すりかえかめんの正体は誰ですか?

A1:実際に演じていたのは、小林よしひさです。『おかあさんといっしょ』の第11代体操のお兄さんで、よしお兄さんの愛称でも親しまれています。

Q2:すりかえお嬢の正体は誰ですか?

A2:上原りさです。2012年から2019年まで「パント!」のお姉さんを担当し、すりかえかめんの相棒としても活躍しました。

Q3:すりかえかめんはいつまで放送されていましたか?

A3:2006年ごろに始まり、2019年3月に通常コーナーとして終了しました。小林よしひさと上原りさの番組卒業に伴う終了です。

Q4:すりかえかめんのクイズはどんな内容ですか?

A4:イラストの一部分が別のものにすり替えられ、どこが変わったのかを見つける間違い探しです。ダジャレを使ったヒントも特徴でした。

Q5:すりかえかめんは2020年の映画に出演していますか?

A5:はい。2020年1月24日公開の『映画 おかあさんといっしょ すりかえかめんをつかまえろ!』に、小林よしひさと上原りさが出演しています。

Q6:小林よしひさと上原りさは2026年現在も活動していますか?

A6:はい。小林よしひさはテレビ出演や体操関連の仕事を続けています。上原りさもテレビ東京『アニもり!』のボイスナビゲーターやステージ出演などで活動しています。

すりかえかめんは、『おかあさんといっしょ』で2006年ごろから2019年3月まで親しまれた人気コーナーです。

演じていたのは小林よしひさ、相棒のすりかえお嬢を演じていたのは上原りさでした。

2019年の2人の卒業に伴って通常コーナーは終了しましたが、2020年には映画『すりかえかめんをつかまえろ!』で再びスクリーンに登場しています。

2026年現在、小林よしひさは体操やテレビ出演、上原りさはテレビやステージなど、それぞれの分野で活動を続けています。

すりかえかめんが長く愛された理由は、間違い探しの面白さだけではありません。ダジャレ、個性的なキャラクター、親子で一緒に考える時間が一つになっていたからです。

番組を見ていた子どもたちが成長しても、あの独特の笑い声や、すりかえお嬢との掛け合いを懐かしく思い出す人は少なくないでしょう。

すりかえかめんは、放送を終えても、親子で楽しんだテレビの思い出として残り続けるキャラクターです。

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三国 颯真
コンテンツディレクター 三国 颯真
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映画と配信作品を担当。配給会社のプレスシート、公式サイトの記載を基準に、あらすじと配役を確認しています。

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