くりえみは、グラビアアイドル、モデル、タレントとして活動する一方、SNSを活用したセルフプロデュースやAI関連事業にも取り組む異色の存在だ。旧芸名の栗田恵美として芸能活動をスタートし、2012年の「日テレジェニック2012」選出をきっかけに知名度を高めた。その後、「SNSのフェチ天使」という独自のイメージを確立し、水着グラビアや写真集、デジタルコンテンツで支持を集めてきた。
2026年は4月28日に4冊目の写真集『生栗』を発売。7月には同作をテーマにした写真展も開催された。さらにAIクリエイティブ事業や企業経営にも活動領域を広げ、9月にはAIスクール運営会社の副社長就任も発表されている。現在のくりえみは、グラビアだけでは捉えきれない複数の顔を持つ表現者へと進化している。
【くりえみのプロフィール】栗田恵美から現在の活動まで

くりえみは千葉県出身のタレント・モデル・起業家。芸能活動初期には栗田恵美の名前で活動し、2018年に現在の「くりえみ」へと活動名を変更した。
グラビアだけでなく、テレビ、ドラマ、映画、舞台、SNSなど幅広い分野で活動している。所属・業務提携先のTWIN PLANET ENTERTAINMENTでも、起業家、会社経営、モデル、タレントという複数の活動領域が紹介されている。
基本プロフィール| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 活動名 | くりえみ |
| 旧芸名 | 栗田恵美 |
| 誕生日 | 6月14日 |
| 出身地 | 千葉県 |
| 身長 | 162cm |
| 血液型 | O型 |
| スリーサイズ | B83・W56・H82 |
| 主な肩書き | 起業家・モデル・タレント |
| 特徴 | SNSのフェチ天使 |
| 主な活動 | グラビア、写真集、SNS、AI事業、会社経営 |
※プロフィールは集英社オンライン、ヤンマガWeb、所属・業務提携先の公開情報に基づく。
旧芸名・栗田恵美から「くりえみ」へ活動名の変更は、単なる名前の刷新ではなかった。
2018年に事務所を退所してフリーとして活動するようになり、自分自身の発信や仕事の方向性を主体的に決めるスタイルへ移行した。
週プレNEWSの2022年のインタビューでは、本人が当時のアイドル活動について振り返っている。グループでの活動よりも、自分でカメラを持ち、写真のアイデアを考え、自分の表現を形にすることへの関心が強くなっていったという。
この経験は、後のSNSを中心としたセルフプロデュースにもつながっている。
【くりえみのグラビア活動歴】日テレジェニック2012からフェチ天使へ
くりえみのグラビア活動を語るうえで欠かせないのが、2012年のデビュー初期と2018年以降の方向転換だ。
2012年:初グラビアと日テレジェニック2012週プレNEWSのインタビュー記事によると、初グラビアは2012年7月に配信された「sabra net」。
その後、2012年の『週刊プレイボーイ』48号にも登場した。
当時は「困り顔のプリンセス」というキャッチコピーが付けられ、親しみやすい表情とフレッシュな水着姿の組み合わせが注目された。
同年には「日テレジェニック2012」のグランプリに選出。芸能活動の初期に大きな実績を残した。
2014年:ミスアクションでもグランプリ2014年には「ミスアクション2014」でもグランプリを獲得。
グラビアアイドルとしての知名度を高めるとともに、女優やアイドルグループの活動にも取り組んだ。
2018年:フリー転身とセルフプロデュース2018年の事務所退所と活動名の変更は、キャリアの大きな転換点となった。
従来の芸能活動に加え、自分で撮影の方向性を考え、SNSの投稿内容や見せ方を工夫するようになる。
そこで存在感を高めたのが「SNSのフェチ天使」というキャラクターだ。
単純に水着姿やスタイルを見せるのではなく、視点や構図、衣装、シチュエーションによって写真の印象を変える。こうした独自性が、国内だけでなく海外のSNSユーザーにも届くようになった。
【くりえみの水着グラビアの魅力】フェチ天使と呼ばれる理由
くりえみのグラビアの特徴は、スタイルの美しさだけに依存しないところにある。
写真を見る側にどのような印象を残すかを意識した構図や演出が、作品全体の個性につながっている。
1. 視点を変えるフェチ表現代表例として知られるのが、2020年の『週刊プレイボーイ』11号に掲載された「ネコ目線」だ。
飼い猫の視点を意識したグラビアで、通常の人物撮影とは異なる距離感や構図を取り入れた。
被写体を正面から撮影するだけではなく、見る側の立場を想定して画面を構成する。この発想が、くりえみのグラビアに独特の世界観を与えている。
2. 水着と表情の組み合わせくりえみの水着グラビアでは、衣装だけでなく表情やポージングも重要な要素だ。
かわいらしさを感じさせる表情と、大人びた雰囲気を持つカットを使い分けることで、一つの作品の中にも異なる印象を生み出している。
2026年の『生栗』でも、自然光を生かした水着カットや、シャワールームで撮影されたワンピース水着のカットなどが公開された。
3. SNSと紙媒体の相乗効果従来のグラビアは、雑誌や写真集を通じて作品を知ってもらうことが中心だった。
一方、くりえみはSNSを使って自分自身の世界観を日常的に発信してきた。
SNSで人物に関心を持った人が雑誌や写真集を手に取り、紙媒体で作品の完成度を知るという流れを作れることは、セルフプロデュース型のタレントとして大きな強みになっている。
【くりえみの写真集・掲載実績】週刊プレイボーイとヤンマガWeb
くりえみのグラビア活動を振り返る際には、雑誌掲載と写真集の両方を確認したい。
代表的なグラビア掲載媒体『週刊プレイボーイ』は、初期のグラビアからフェチ表現を取り入れた作品まで、くりえみの活動を追ううえで重要な媒体だ。
2022年10月12日には、週プレNEWSの連載「初グラビア物語」で本人がデビュー当時を振り返っている。
また、講談社のヤンマガWebにもプロフィールとグラビア作品が掲載されている。水着、フェチ、写真、動画など複数の切り口から作品を楽しめる。
年代別の主な活動と作品| 時期 | 出来事・作品 | 意味・特徴 |
|---|---|---|
| 2011年 | 芸能活動開始 | タレントとしてのキャリアをスタート |
| 2012年7月 | sabra netで初グラビア | グラビア活動の出発点 |
| 2012年 | 日テレジェニック2012 | グランプリ獲得 |
| 2012年 | 週刊プレイボーイ48号 | 初期の代表的な雑誌掲載 |
| 2014年 | ミスアクション2014 | グランプリ獲得 |
| 2018年 | くりえみとして再出発 | フリー転身・セルフプロデュースへ |
| 2020年 | 週刊プレイボーイ「ネコ目線」 | 独自のフェチ表現が注目される |
| 2021年 | 2nd写真集『くりめぐり』 | 旅の表情も取り入れた作品 |
| 2023年2月 | 写真集『革命家』 | 中村和孝撮影の作品 |
| 2023年12月 | ぴにょきお株式会社設立 | AI・バーチャルヒューマン事業へ |
| 2026年4月28日 | 4th写真集『生栗』 | オーストラリア・ケアンズ撮影 |
| 2026年7月 | 写真展『生栗』 | 写真集の世界観を展示 |
講談社から2023年2月14日に発売された『革命家』は、くりえみの新たなステージを打ち出した写真集だ。
撮影を担当したのは写真家の中村和孝。128ページの作品で、鍛え上げた身体の美しさや、かわいらしさと大胆さを組み合わせた写真が収録されている。
タイトルからも、従来の活動イメージを更新しようとする姿勢がうかがえる。
ヤンマガWebで楽しめるデジタルグラビアヤンマガWebでは、くりえみのプロフィールと複数のグラビアコンテンツが掲載されている。
2021年には「動くグラビアシリーズ」やフェチをテーマにした作品などが配信された。
紙の雑誌とは異なり、デジタル媒体では動画や連続カットなども活用できるため、表情や動きを含めた作品を楽しみたい読者にも適している。
【2026年最新】4th写真集『生栗』と写真展、起業家としての現在
2026年のくりえみを象徴する出来事は、4th写真集『生栗』の発売と、AI事業を中心とする経営活動の拡大だ。
4th写真集『生栗』は4月28日発売2026年4月28日、玄光社から『くりえみ写真集 生栗』が発売された。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイトル | 生栗(なまぐり) |
| 発売日 | 2026年4月28日 |
| 出版社 | 玄光社 |
| 撮影 | 福島裕二 |
| 撮影地 | オーストラリア・ケアンズ |
| ページ数 | 128ページ |
| 定価 | 3,850円(税込) |
| ISBN | 978-4-7683-3148-4 |
本作のテーマは「生(なま)」のくりえみ。
AIやバーチャルヒューマンの事業にも関わる本人が、あえて人間としての自然な存在感を表現するというコンセプトが特徴だ。
撮影地となったのはオーストラリアのケアンズ。雄大な自然を背景に、日常的な表情や開放的な雰囲気を取り入れた128ページの作品に仕上がっている。
公開された先行カットでは、ターコイズブルーのビキニやダークグレーのワンピース水着などを披露。自然光を取り入れた撮影や、シャワールームでのカットなど、従来のSNS投稿とは異なる写真集ならではの演出も見どころだ。
写真展『生栗』は7月24日から26日まで開催写真集の発売に続き、2026年7月24日から26日まで、東京・原宿のAtelier Yで写真展『生栗』が開催された。
写真家の福島裕二氏との共同企画で、写真集の舞台となったオーストラリアでの作品を展示する内容だった。
入場料は無料。本人も会場に在廊する予定が告知され、写真集の世界観を実際の展示で楽しめる機会となった。
写真集が完成された作品を自宅で楽しむメディアであるのに対し、写真展はプリントの大きさや展示空間を通して作品と向き合える場だ。
この2つを連動させたことは、くりえみのグラビア活動における新しい展開といえる。
AI・バーチャルヒューマン事業にも注力くりえみの現在を理解するうえで、起業家としての活動も見逃せない。
公式プロフィールでは、主に次の事業への関与が紹介されている。
- KURIEMI株式会社: SNS戦略や自社ブランドの立ち上げなどを展開。
- ぴにょきお株式会社: 生成AIを活用したバーチャルタレント・バーチャルヒューマン事業を展開。くりえみが代表取締役を務める。
- AiHUB株式会社: 最高マーケティング責任者(CMO)として活動。
特に2023年12月に設立したぴにょきお株式会社は、AIを活用した新しいエンターテインメントを目指す事業だ。
2026年9月にはAIスクールの副社長に就任加えて、2026年9月10日に公表されたユニコスクール株式会社のプレスリリースでは、くりえみが同社の副社長に就任したことが発表された。
就任日は2026年7月1日。
同社が運営する「#ユニコスクール」は、AIエージェントの活用方法を学ぶスクール・コミュニティだ。
この動きは、彼女の活動が美容やSNSマーケティングだけでなく、AI教育や人材育成にも広がっていることを示している。
グラビアで培った自己プロデュース力やSNSでの発信経験を、別の市場で活用している点が興味深い。
【くりえみのSNSの評判と活動の実態】人気を支える発信力
くりえみの知名度を支える重要な要素がSNSだ。
公式プロフィールでは、SNSの総フォロワー数は約270万人と紹介されている。
内訳として掲載されているのは以下の数字だ。
| SNS・サービス | 公式プロフィール掲載数 |
|---|---|
| 約135万人 | |
| X | 約70万人 |
| YouTube | 約32万人 |
| TikTok | 約14万人 |
| bilibili | 約17万人 |
| 合計 | 約268万人 |
※公式サイト掲載値。各サービスのフォロワー数は変動するため、現在のリアルタイム数値とは異なる場合がある。
SNSで支持される理由くりえみのSNS運用で特徴的なのは、単にグラビア写真を投稿するだけではないことだ。
自身のブランドイメージを統一し、写真、動画、仕事の告知、事業活動などを組み合わせて発信している。
また、InstagramやXだけでなく、YouTubeやTikTok、海外向けのbilibiliにも活動領域を広げている。
これは、国内のグラビアファンだけに依存しない発信基盤を構築する取り組みとして評価できる。
SNSの評判を判断するときのポイントネット上の反応を考える際には、フォロワー数と作品への評価を分けて考える必要がある。
公式プロフィールに掲載された約270万人という数字は、発信力の大きさを示す指標だ。一方で、写真集の評価やファンの満足度をその数字だけで判断することはできない。
より具体的には、次の点を確認したい。
- 写真集やデジタル作品への継続的な関心
- 写真展や発売記念イベントへの参加状況
- SNS投稿への反応や継続的な交流
- グラビア以外の事業・企画への関心
2026年には、くりえみ本人を題材にしたAIフィルムコンテストも実施された。公式コンテストページでは応募作品406件、総投票数884件が掲載されている。
これは、本人のビジュアルやキャラクターが、写真を見る対象だけでなく、第三者が創作する題材としても活用されている事例だ。
「グラビアを辞めて起業家になった」は正確なのか現在の活動を調べる読者が抱きやすい疑問の一つが、起業家への転身によってグラビアを卒業したのかという点だ。
しかし、2026年4月の4th写真集発売と7月の写真展開催を見れば、グラビア活動が継続していることは明らかだ。
つまり、現在のくりえみは、グラビアを辞めて経営者になったのではなく、グラビア・タレント活動と事業経営を並行している。
この違いを理解することが、現在の活動を正しく捉えるポイントとなる。
【プロの結論】くりえみのグラビアを理解する3つの視点
くりえみのキャリアには、従来のグラビアタレントとは異なる特徴がある。
第一に、作品の企画や見せ方に本人の意思が強く反映されていること。第二に、SNSを活用してファンとの接点を継続的に作っていること。第三に、そこで得た経験や発信力を新しいビジネスへ展開していることだ。
特に2026年の『生栗』は、この3つの要素を考えるうえで象徴的な作品となっている。
AI事業に携わる人物が、人間としての自然な表情や存在感を写真集のテーマに据えたことには、デジタル技術が進歩する時代ならではの意味がある。
くりえみのグラビアを初めて見る人には、まず2012年の初期作品、2020年の「ネコ目線」、2023年の『革命家』、2026年の『生栗』という順番で触れてみることをおすすめしたい。
時系列で作品を追うことで、かわいらしさを中心とした初期の表現から、フェチを意識した独自の演出、さらに自然体を重視した現在の作品まで、表現の変化を理解しやすくなる。
【くりえみのグラビアに関するよくある質問(FAQ)】
Q1:くりえみの旧芸名は何ですか?
A1:栗田恵美です。2018年に事務所を退所してフリーとなり、現在の「くりえみ」という名前で活動するようになりました。
Q2:くりえみは日テレジェニック2012に選ばれた人ですか?
A2:はい。2012年に日テレジェニック2012のグランプリに選ばれています。2014年にはミスアクションでもグランプリを獲得しました。
Q3:くりえみの最新写真集は何ですか?
A3:2026年11月現在、最新の商業写真集は玄光社から4月28日に発売された『生栗』です。福島裕二氏が撮影し、オーストラリア・ケアンズで撮り下ろした128ページの作品です。
Q4:写真展「生栗」はいつ開催されましたか?
A4:2026年7月24日から26日まで、東京・原宿のAtelier Yで開催されました。写真家の福島裕二氏との企画で、入場料は無料でした。
Q5:くりえみは現在もグラビア活動をしていますか?
A5:はい。2026年には4th写真集の発売と写真展を実施しています。タレント・モデル活動と起業家としての仕事を並行しています。
Q6:くりえみは現在どのような会社を経営していますか?
A6:公式プロフィールでは、KURIEMI株式会社とぴにょきお株式会社の代表取締役として紹介されています。また、AiHUB株式会社ではCMOを務め、2026年7月にはユニコスクール株式会社の副社長にも就任しました。
くりえみは、2012年の日テレジェニック2012選出からグラビア活動を本格化させ、2018年以降は「SNSのフェチ天使」として独自の存在感を確立してきた。
『週刊プレイボーイ』やヤンマガWebなどへの掲載を重ね、写真集『革命家』を経て、2026年には4th写真集『生栗』を発売。写真展も開催し、グラビア表現の幅を広げている。
同時に、AI・バーチャルヒューマン事業、SNSマーケティング、AI教育などにも活動領域を拡大している。
2026年11月現在のくりえみを理解するうえで大切なのは、グラビアアイドルか起業家かという二択で考えないことだ。
写真を通じて自分自身を表現するタレントであり、その発信力をビジネスや新しいエンターテインメントへつなげる経営者でもある。
4th写真集『生栗』は、そんな現在のくりえみを知るための重要な作品だ。今後もグラビアとテクノロジーの双方で、どのような新しい表現を生み出していくのか注目したい。
主な事実確認資料: くりえみ公式プロフィール、集英社オンライン、週プレNEWS、講談社、ヤンマガWeb、玄光社の書誌情報、RBB TODAY、ユニコスクール株式会社の2026年プレスリリース。