2026年10月現在、コニカミノルタ陸上競技部は、宇賀地強監督の指導のもと、駅伝とマラソンの両面で世界レベルを目指して活動を続けています。公式メンバー紹介には、キャプテンの米満怜選手をはじめ、名取燎太選手、星岳選手、黒木陽向選手など16人が掲載されています。スタッフには監督や複数のコーチ、マネージャーらが名を連ねています。
特に注目したいのが、2026年9月27日の第332回日本体育大学長距離競技会兼第25回NITTAIDAI Challenge Gamesです。5000mに出場した黒木陽向選手が13分42秒63の自己新記録を樹立し、6位に入りました。キャプテンの米満怜選手も13分43秒71で8位に入っています。伝統ある実業団チームの現在地と、次の駅伝シーズンに向けた動きを整理します。
【2026年最新】コニカミノルタ陸上部の現在と所属メンバー16人を紹介

コニカミノルタ陸上競技部は、1970年創部の実業団陸上チームです。長距離種目を中心に活動し、全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)で過去8回の優勝を誇ります。
2026年現在は、宇賀地強監督を中心とした指導体制のもと、若手選手の育成とチーム全体の競技力向上に取り組んでいます。
コニカミノルタ陸上競技部の選手一覧公式サイトのメンバー紹介に掲載されている選手は以下の16人です。
1. 米満怜(キャプテン)
2. 名取燎太
3. 星岳
4. 宮下隼人
5. 川口慧
6. 柏優吾
7. 廣澤優斗(サブキャプテン)
8. ロジャース・キベット
9. 平山大雅
10. 佐藤真優
11. 松井尚希
12. 黒木陽向
13. 嘉数純平
14. 鎌田匠馬
15. 小倉史也
16. ジョブ・チェムタイ
日本人選手を中心に、海外出身の選手も所属する構成です。5000mや10000mといったトラック競技だけでなく、ハーフマラソンやフルマラソンにも選手が出場しています。
2026年度の新加入選手にも注目2026年4月1日付で、コニカミノルタ陸上競技部には4人の選手が新加入しました。
- 黒木陽向(九州学院高校~創価大学)
- 嘉数純平(北山高校~國學院大学)
- 鎌田匠馬(東海大山形高校~國學院大学)
- 小倉史也(伊賀白鳳高校~立教大学)
いずれも大学まで競技経験を積んできた選手で、実業団でのさらなる成長が期待される顔ぶれです。
一方、アラン・キベット選手は2026年3月31日付で退部・退社しています。ロジャース・キベット選手とは別の選手なので、名前を混同しないよう注意が必要です。
この新陳代謝は、チームの将来を考えるうえでも要点です。経験豊富な選手と新加入選手が同じ環境で競い合うことが、駅伝に必要な選手層の厚さにつながります。
【スタッフ紹介】宇賀地強監督を中心とした指導体制とチーム方針
選手の競技力を支えるのが、指導者と運営スタッフです。
2026年現在の公式スタッフ紹介では、次のメンバーが確認できます。
コニカミノルタ陸上部のスタッフ一覧- 宇賀地強:監督
- 野口拓也:コーチ
- 谷川智浩:コーチ・スカウト
- 髙瀬無量:コーチ
- 若月渉太:マネージャー
- 岡慎一郎:部長・常務執行役
- 濱田圭佐:副部長・総務部
- 村田和繁:事務局長・ランニングアカデミー室長
- 福田優依:事務局・ランニングアカデミー室
宇賀地強監督は、駒澤大学時代に箱根駅伝で活躍した元長距離選手です。
2010年にコニカミノルタへ入社し、2013年の世界陸上選手権男子10000mでは日本代表に選出されました。ニューイヤー駅伝にも10年連続で出場し、2013年と2014年の連覇に貢献しています。
2019年にはプレイングコーチ、2020年からはコーチに専念。2021年から3年間は海外でコーチングやマネジメントの研修を経験しました。
そして、2024年4月1日付で監督に就任しています。
「マラソンで世界を目指せ!」という活動方針チームが掲げる目標は、世界レベルへの到達です。
公式のチーム紹介では「マラソンで世界を目指せ!」という目標を掲げ、世界に通用するランナーの育成を目指しています。
練習環境にも特徴があります。
- 八王子市上柚木陸上競技場
- 日野市市民陸上競技場
- 高尾山
- 多摩川サイクリングロード
こうした場所を活用し、トラックでのスピード練習だけでなく、不整地を利用した筋力強化にも取り組んでいます。
特に重視しているのが、故障を防ぎながらスピードを発揮できるランニングフォームです。動きづくりやフィジカルトレーニングを組み合わせ、週2~3回を目安にトラックでスピード練習を実施しています。
宇賀地監督は2024年の公式インタビューで、競技成績だけでなく、日々の挨拶や道具の扱い方など、一つ一つの行動を丁寧にすることも大切だと説明しています。
また、海外での指導研修を通じて、競技に勝つことだけではなく、人生を豊かにすることが選手の原動力になると感じたことも語っています。
チーム全体で競技に取り組む目的を共有し、選手自身が考えて行動できる環境づくりを進めている点が特徴です。
【人物・記録比較】米満怜キャプテンと黒木陽向選手の実績
コニカミノルタ陸上競技部を知るうえで、特に注目したいのが米満怜選手と黒木陽向選手です。
米満選手はチームをまとめるキャプテンであり、マラソンにも力を入れる中心選手です。一方、黒木選手は2026年に加入した若手選手で、5000mや3000m障害を中心に存在感を示しています。
選手とチームの関係・実績一覧| 項目 | 選手・スタッフ | 主な実績・役割 |
|---|---|---|
| キャプテン | 米満怜 | 5000m13分41秒20、10000m28分19秒46 |
| サブキャプテン | 廣澤優斗 | チーム運営と競技面を支える |
| 若手注目選手 | 黒木陽向 | 5000m13分42秒63の自己新記録 |
| 長距離選手 | 名取燎太 | 5000m13分33秒08 |
| 長距離選手 | 平山大雅 | 10000m28分28秒72 |
| 監督 | 宇賀地強 | 2024年4月監督就任 |
| コーチ | 野口拓也・谷川智浩・髙瀬無量 | 選手の競技活動を支援 |
| チーム創部 | コニカミノルタ陸上競技部 | 1970年 |
| チーム目標 | 世界レベルへの到達 | マラソン・駅伝で競技力向上 |
※記録は公式の自己記録一覧に掲載されたものを基準としています。
米満怜はどんな選手?プロフィールと自己記録米満怜選手は、1998年2月27日生まれ、福岡県出身です。
大牟田高校から創価大学へ進学し、卒業後はコニカミノルタ陸上競技部に所属しています。
公式プロフィールではキャプテンとして紹介されており、チームをまとめる立場を担っています。
主な自己最高記録は以下の通りです。
- 5000m:13分41秒20
- 10000m:28分19秒46
- ハーフマラソン:1時間01分04秒
- 30km:1時間30分44秒
- フルマラソン:2時間11分48秒
2026年度の個人目標として掲げているのは「マラソンで勝つ」ということです。
5000mや10000mのスピードを持ちながら、長距離ロードレースにも取り組んでいる点が米満選手の強みです。
また、公式プロフィールでは将来の夢としてオリンピックでの金メダル獲得を挙げています。
キャプテンという役割に加えて、個人としても高い競技目標を持っていることが分かります。
黒木陽向は5000mでどこまで記録を伸ばした?黒木陽向選手は2003年6月6日生まれ、熊本県出身です。
九州学院高校から創価大学へ進学し、2026年4月にコニカミノルタ陸上競技部へ加入しました。
加入時点での自己ベストは次の通りです。
- 5000m:13分47秒07
- 10000m:28分51秒07
- ハーフマラソン:1時間02分36秒
しかし、加入後の競技会でさらに記録を伸ばしています。
2026年9月27日に開催された第332回日本体育大学長距離競技会兼第25回NITTAIDAI Challenge Gamesでは、5000mのNCG1組に出場。
結果は、13分42秒63で6位、自己新記録でした。
従来の13分47秒07から約4秒44の短縮です。
この記録は、コニカミノルタの公式自己記録一覧にも反映されています。
加えて、2026年度の目標には日本選手権の表彰台を掲げています。3000m障害でのオリンピック代表も将来の夢として挙げており、5000mだけにとどまらない競技志向がうかがえます。
【日体大長距離競技会の結果】黒木陽向と米満怜の最新レース
2026年のコニカミノルタ陸上競技部の活動を象徴する大会の一つが、9月27日の日本体育大学長距離競技会です。
この大会では、チームから8人が5000mに出場しました。
2026年9月27日・5000mの結果NCG1組の成績は次の通りです。
| 順位 | 選手 | 記録 |
|---|---|---|
| 6位 | 黒木陽向 | 13分42秒63(自己新) |
| 8位 | 米満怜 | 13分43秒71 |
| 12位 | ジョブ・チェムタイ | 13分48秒47 |
| 16位 | ロジャース・キベット | 13分52秒11 |
黒木選手は集団の中でリズムを保ち、ペース変動にも対応。最後には鋭いスパートを見せ、自己ベストを更新しました。
米満選手も集団の動きを冷静に見極め、最後までペースを上げながら走り切っています。
チーム公式の大会レポートでは、選手それぞれの走りについて評価するとともに、良かった点と改善すべき点の両方が整理されています。
黒木陽向の10月3日の5000m結果黒木選手は9月27日の好走だけでなく、10月3日の令和8年度第3回世田谷陸上競技会にも出場しました。
結果は5000m10組で3位、記録は13分55秒36です。
9月の自己新記録には届かなかったものの、公式レポートでは、集団内で冷静にレースを進め、安定した走りを見せたと評価されています。
2週連続のレースでもしっかり走りをまとめたことは、駅伝に向けた調整という意味でも注目されます。
5000mの自己記録とプロフィールの違いに注意黒木選手について調べる際に気をつけたいのが、公式プロフィールと自己記録一覧の更新時期です。
個別プロフィールには加入時点の13分47秒07が掲載されている一方、自己記録一覧には9月27日に更新した13分42秒63が掲載されています。
そのため、2026年10月時点で黒木選手の5000m自己ベストを確認する場合は、最新の大会結果と自己記録一覧を基準にするのが適切です。
なお、9月27日の大会では5000mに8人が出場しており、黒木選手だけでなく、米満選手ら複数の選手が競技力を確認する機会となりました。
【2026年の活動状況】ニューイヤー駅伝の結果とチームの評判
コニカミノルタ陸上競技部の評価を考える際には、過去の実績だけでなく、現在の競技成績にも目を向ける必要があります。
同チームはニューイヤー駅伝で8回の優勝経験を持つ名門です。
一方、2026年の大会では厳しい結果も経験しました。
2026年ニューイヤー駅伝は26位2026年1月1日に開催された第70回全日本実業団対抗駅伝競走大会では、コニカミノルタは2年ぶり50回目の出場を果たしました。
大会は記念大会として40チームが参加する形式で行われました。
チームは1区を5位でスタートしたものの、その後は流れをつかめず、最終順位は26位。記録は4時間53分04秒でした。
公式大会レポートでは、6区で順位を一つ上げたものの、厳しい結果に終わったことが報告されています。
かつての駅伝王者というイメージだけで現在のチームを評価するのではなく、こうした結果も含めて見る必要があります。
2026年11月の東日本実業団駅伝が次の重要な舞台2026年10月27日には、第67回東日本実業団対抗駅伝のエントリー情報が公表されました。
コニカミノルタからは米満怜、名取燎太、星岳、宮下隼人、川口慧、松井尚希、廣澤優斗、ロジャース・キベット、平山大雅、佐藤真優、小倉史也、黒木陽向、鎌田匠馬、嘉数純平の14人が登録されています。
大会は2026年11月15日に埼玉県の熊谷スポーツ文化公園で開催予定です。
1部の上位13チームに翌年のニューイヤー駅伝出場権が与えられるため、チームにとって重要な一戦になります。
2026年1月のニューイヤー駅伝で26位に終わった悔しさを踏まえ、再び全国の舞台で存在感を示せるかが注目点です。
コニカミノルタ陸上部の評判は?チームの評価を整理すると、次の3点が挙げられます。
1. 長い歴史と駅伝での実績
1970年創部で、ニューイヤー駅伝では過去8回の優勝を経験しています。実業団長距離界で確かな実績を持つチームです。
2. 個人記録を伸ばす選手がいる
黒木陽向選手が2026年に5000mの自己ベストを更新したほか、複数の選手がトラックやロードで競技を続けています。
3. 再強化に取り組むチーム体制
宇賀地監督のもと、選手自身が練習の目的を理解し、主体的に取り組むチームづくりが進められています。
一方で、2026年ニューイヤー駅伝の26位という結果は、今後の強化が必要であることも示しています。
過去の栄光だけでなく、現在の競技成績と育成方針を合わせて評価することが、チームの実態を理解するポイントです。
【プロの結論】コニカミノルタ陸上部の現在を正しく見る3つのポイント
2026年のコニカミノルタ陸上競技部は、伝統ある名門チームとしての歴史を持ちながら、新しい選手の加入や指導体制のもとで再び競技力を高めようとしています。
特に注目したいのは次の3点です。
- チームの中心は米満怜キャプテン: マラソンで勝つことを目標に掲げ、選手としてもチームをまとめる立場としても活動している。
- 黒木陽向選手の成長: 2026年9月に5000m13分42秒63を記録し、加入後に自己ベストを更新した。
- 駅伝での巻き返し: 11月15日の東日本実業団駅伝は、2027年ニューイヤー駅伝への出場権をかけた重要な大会となる。
また、コニカミノルタ陸上部の活動を継続的に追いたい人は、選手のプロフィールだけでなく、公式大会結果、自己記録一覧、スタッフ紹介の3つを確認すると、チームの変化を把握しやすくなります。
コニカミノルタ陸上部に関するよくある質問(FAQ)
Q1:コニカミノルタ陸上部の現在のキャプテンは誰ですか?
A1:2026年10月現在、米満怜選手がキャプテンを務めています。サブキャプテンは廣澤優斗選手です。
Q2:コニカミノルタ陸上部の黒木陽向選手の5000m自己ベストは?
A2:2026年9月27日の第332回日本体育大学長距離競技会兼第25回NITTAIDAI Challenge Gamesで記録した13分42秒63です。NCG1組6位で、自己新記録となりました。
Q3:コニカミノルタ陸上部には何人の選手が所属していますか?
A3:公式メンバー紹介には2026年10月現在、16人の選手が掲載されています。2026年度には黒木陽向選手、嘉数純平選手、鎌田匠馬選手、小倉史也選手が新加入しました。
Q4:コニカミノルタ陸上部の監督は誰ですか?
A4:宇賀地強監督です。2024年4月に就任し、選手の自主性を重視したチームづくりを進めています。
Q5:コニカミノルタ陸上部のニューイヤー駅伝の優勝回数は?
A5:過去8回です。長年にわたり実業団駅伝で実績を残してきた名門チームですが、2026年1月の第70回大会では26位という結果でした。
Q6:コニカミノルタ陸上部の2026年の次の注目大会は?
A6:2026年11月15日に開催予定の第67回東日本実業団対抗駅伝です。2027年ニューイヤー駅伝の出場権を争う重要な大会となります。
コニカミノルタ陸上競技部は、1970年の創部以来、長距離競技と実業団駅伝で歴史を築いてきたチームです。
2026年現在は、米満怜キャプテンと廣澤優斗サブキャプテンを中心に、宇賀地強監督の指導のもとで活動しています。
特に黒木陽向選手が9月の日本体育大学長距離競技会で5000m13分42秒63の自己新記録をマークしたことは、今後の成長を期待させるニュースです。
一方、ニューイヤー駅伝2026では26位という結果に終わり、チームとしてさらなる強化が求められています。
次の大きな注目は、2026年11月15日の東日本実業団駅伝です。
過去8回の優勝を誇る名門が、若手選手の成長と経験豊富な選手の力をどのように結集するのか。米満怜選手のリーダーシップ、黒木陽向選手の競技力向上、そしてチーム全体の駅伝での巻き返しに注目したいところです。
主な取材・照合資料
- コニカミノルタ公式「メンバー紹介」「自己記録一覧」
- コニカミノルタ公式「部の概要」「宇賀地監督インタビュー」
- 2026年度新入部員・退部のお知らせ
- 2026年日本体育大学長距離競技会公式結果
- 2026年ニューイヤー駅伝公式結果
- 第67回東日本実業団駅伝エントリー報道