柴俊夫さんの現在を語るうえで、最も大きな転機となったのが、70代で大学院に進学したことです。
2026年5月4日放送の「徹子の部屋」で、柴さんは大学院に通っていることを明らかにしました。
その背景には、長年続けてきた子どもたちへのボランティア活動があります。
大学院に進学した理由は福祉活動の仕組みづくり柴さんは、約半世紀にわたって厳しい家庭環境に置かれた子どもたちと接してきました。
活動を続けるなかで感じたのは、現場で子どもたちを支えるだけでは、社会全体の問題を解決するには限界があるということでした。
そこで関心を持ったのが、ソーシャルデザイン(社会の仕組みをより良く設計する考え方)です。
2026年5月5日付のスポーツニッポンの報道によると、柴さんは立教大学名誉教授の中村陽一さんとの出会いをきっかけに、まず聴講生として学び始め、その後、2025年に大学院へ入学しました。
本人が説明した研究の動機は、福祉活動を学術的・データ的な視点から考え、社会に根付かせる方法を探すことです。
なお、中村さんが立教大学の名誉教授であることと、柴さんの大学院の在籍先が立教大学であることは別の話です。大学院の所在地については、大学名を断定できる情報が報道本文からは読み取れません。
約60年前の大学中退から、70代で再び学ぶ道へ柴さんは若い頃、獨協大学に進学しましたが、約60年前に中退しています。
今回の大学院進学では、入学手続きに必要な成績証明書を取り寄せたところ、長女の柴本幸さんに成績を見られてしまったというエピソードも披露しました。
番組では、娘から成績について突っ込まれたことを笑いながら振り返っています。
一度大学を離れた人が、70代後半になって再び学問の世界に入る。しかも、その目的が自分の経歴や名誉のためではなく、長年携わってきた福祉活動をより良いものにするためだという点に、柴さんの現在の姿勢が表れています。
2026年秋には共著も発売大学院での学びは、実際の発信活動にもつながっています。
所属事務所ケイダッシュの公式発表によると、柴さんは立教大学名誉教授の中村陽一さんとの共著『やさしさを仕組みに変える 子どもサポートと社会デザインが出会うとき』を、2026年10月8日に発売しました。
また、10月にはニッポン放送の「おしゃべりラボ~しあわせSocial Design~」にも出演。10月24日と31日の放送回で、ソーシャルデザインや子ども支援について発信しました。
大学院で学ぶだけでなく、書籍やラジオを通じて社会に考えを届ける活動も続いています。
【俳優としての経歴】柴俊夫は現在も芸能界で活動している?

柴俊夫さんは1947年4月27日生まれ、東京都出身。本名は柴本俊夫です。
1960年代後半からモデルとして活動し、1970年に俳優デビュー。1971年の特撮ドラマで主演を務め、俳優としての知名度を高めました。
柴さんの魅力は、爽やかな二枚目役から、重厚な時代劇、現代ドラマの人物まで幅広く演じてきたことにあります。
代表作は『シルバー仮面』『新・坊っちゃん』『いのち燃ゆ』主な出演作品を振り返ると、次のようになります。
- 『シルバー仮面』(1971~1972年):主演を務めた特撮ヒーロー作品。
- 『天下堂々』(1973~1974年):NHKの時代劇。
- 『新・坊っちゃん』(1975~1976年):NHKドラマで主演。
- 『さわやかな男』(1977~1978年):関西テレビの主演作。妻・真野響子さんとの出会いにもつながった作品。
- 『いのち燃ゆ』(1981年):NHKドラマで主演。
- 『西部警察』:刑事ドラマにも出演。
- 『3年B組金八先生』:長期シリーズにも出演。
- 『釣りバカ日誌』シリーズ:原口人事部長役で出演。
映画では『金閣寺』『沈まぬ太陽』『最後の忠臣蔵』『座頭市 THE LAST』『ストロベリーナイト』などに出演しています。
さらに俳優業だけにとどまらず、1980年代には『夜のヒットスタジオDX』、その後はテレビ東京の『レディス4』などで司会も務めました。
所属事務所の公式プロフィールやキネマ旬報の人物データにも、こうした幅広い経歴が記録されています。
近年のテレビ出演は?近年の出演歴として確認できるのが、次の作品です。
- 2017年:『トカゲの女3 警視庁特殊犯罪バイク班』
- 2018年:『もみ消して冬』『あなたには渡さない』
- 2019年:『大富豪同心』
- 2020年:『庶務行員・多加賀主水5』
- 2024年:『相棒 season23』
特に『相棒 season23』への出演は、近年の俳優活動を知るうえで押さえておきたい作品です。
2026年はテレビドラマの新たな出演情報よりも、大学院での研究、ラジオ、書籍、基金の活動が目立っています。
ただし、俳優業を正式に引退したという発表はありません。現在も所属事務所のプロフィールでは俳優として掲載されています。
【家族関係】妻・真野響子との結婚47年と娘・柴本幸の現在
柴俊夫さんの人生を語るうえで欠かせないのが、妻の真野響子さんと娘の柴本幸さんです。
2026年は結婚47年目。俳優同士の夫婦として長い年月をともに歩んできました。
妻は女優の真野響子!1979年に結婚俳優としてテレビドラマや舞台などで活躍。柴俊夫さんとはドラマ『さわやかな男』で共演したことが縁となり、1979年に結婚しました。
2人が結婚したのは1979年です。
2026年には結婚47年を迎えました。
5月4日放送の「徹子の部屋」では、夫婦の性格についても話題になりました。
真野さんは比較的はっきりと意見を伝えるタイプで、柴さんはそれを受け止める側なのだそうです。
柴さんは夫婦関係について、次のように話しています。
「僕はガマンする役」
長い結婚生活を続けてきた2人らしい、ユーモアのある言葉です。
同番組では、黒柳徹子さんから福祉活動について励まされたことも、夫婦にとって大切な思い出として語られました。
娘は女優からリコーダー奏者へ転身した柴本幸柴俊夫さんと真野響子さんの長女。慶應義塾大学卒業後、俳優として活動し、2007年のNHK大河ドラマ『風林火山』でヒロインを務めました。
柴本幸さんは、芸能一家に生まれた人物としても知られています。
2007年の大河ドラマ『風林火山』では由布姫を演じ、俳優として注目を集めました。その後も『鹿男あをによし』や映画『私は貝になりたい』『TAJOMARU』などに出演しています。
しかし、その後は活動の方向性が変わりました。
アメリカ・ロサンゼルスを拠点にするようになり、現在はリコーダー奏者としても活動しています。
2026年5月の「徹子の部屋」では、柴本さんの帰国を機に、両親と娘の3人でチャリティー活動を行っていることが紹介されました。
親の芸能活動をそのまま引き継ぐのではなく、自分の音楽活動を通じて社会貢献に関わっている点も興味深いところです。
柴俊夫一家の関係を整理| 家族 | 人物・経歴 | 現在の活動・関係 |
|---|---|---|
| 父 | 柴俊夫 | 俳優、大学院生、柴基金代表理事 |
| 母 | 真野響子 | 俳優。1979年に柴俊夫と結婚 |
| 娘 | 柴本幸 | 元俳優、リコーダー奏者 |
| 家族の共通活動 | チャリティー | 親子3人で社会貢献活動 |
家族3人に共通しているのは、それぞれの専門分野を生かして子どもたちへの支援に関わっていることです。
【年表で整理】柴俊夫の芸能活動と人生の転換点
柴俊夫さんの経歴は、俳優としての成功だけでなく、社会貢献活動へと広がっていった点に特徴があります。
| 年・時期 | 主な出来事 | 意味・背景 |
|---|---|---|
| 1947年 | 東京都で誕生 | 4月27日生まれ |
| 1967年 | モデル活動を開始 | 芸能界入り |
| 1970年 | 『ゴールドアイ』出演 | 俳優デビュー |
| 1971年 | 『シルバー仮面』主演 | 知名度を高める |
| 1977~78年 | 『さわやかな男』出演 | 真野響子との出会い |
| 1979年 | 真野響子と結婚 | 家庭を築く |
| 2007年 | チャリティーイベント開始 | 子ども支援の本格化 |
| 2009年 | 柴基金を設立 | 支援活動を組織化 |
| 2021年 | 公益財団法人へ移行 | 公益性の高い支援体制へ |
| 2024年 | 『相棒 season23』出演 | 俳優活動の近年の出演歴 |
| 2025年 | 大学院に入学 | ソーシャルデザインを学ぶ |
| 2026年 | 共著出版・ラジオ出演・チャリティー | 社会活動をさらに展開 |
この年表で注目したいのは、チャリティー活動の開始から大学院進学まで、約20年の時間が流れていることです。
柴さんは突然福祉活動に転身したのではありません。長年の実践を積み重ねたうえで、社会の仕組みそのものを変える方法を学び始めたのです。
【福祉活動の全貌】柴基金と五人会のチャリティーは現在も続いている
柴俊夫さんが長年にわたって取り組んできた活動が、「こどものための柴基金」です。
2009年に設立されたこの基金は、経済的・家庭的に厳しい環境にある子どもたちを支援することを目的としています。
柴基金は2009年設立!現在は公益財団法人柴基金の公式沿革によると、活動の始まりは2007年のチャリティーイベントです。
その後、2009年に一般社団法人として設立され、2020年に一般財団法人となり、2021年には公益財団法人へ移行しました。
つまり、現在の柴基金は単なる芸能人主催のチャリティーイベントではありません。公益性を備えた組織として、継続的な子ども支援を行っています。
柴基金が取り組む3つの支援2026年現在の公式サイトでは、主に次の3つの事業が紹介されています。
1. 自立支援宿舎貸与事業
児童養護施設などを巣立った若者が、生活の拠点を確保できるように宿舎を貸与する取り組みです。岩手県や東京都などで支援を実施しています。
2. 奨学金給付事業
経済的な理由で進学を諦めないよう、受験料、入学金、通学費、参考書代などを支援します。給付額は月額5万~7万円です。
3. こどもの居場所への助成事業
子ども食堂や過ごし場、学習・体験支援など、子どもたちが安心して過ごせる場所を運営する団体を支援します。
特に注目したいのは、制度の対象から漏れてしまう子どもや家庭への支援です。
柴基金は、行政や既存の支援制度では十分に対応できない「制度の隙間」を埋めることを重視しています。
一時的な寄付だけではなく、住居、進学、地域の居場所という生活の基盤を支える仕組みを整えているのです。
五人会とは?松崎しげる・田中健・西田敏行らとの活動柴俊夫さんの福祉活動を語るうえで欠かせないのが、芸能界の仲間たちと続けてきた「五人会」です。
柴基金の代表メッセージによると、活動の原点は約半世紀前。
柴さんは、松崎しげるさん、田中健さん、志垣太郎さん、西田敏行さんといった仲間たちと、子どもたちのために何ができるかを語り合ったことを振り返っています。
彼らは自らチャリティーコンサートを企画し、資金を集め、児童養護施設などを訪問してきました。
この活動で特筆すべきなのは、寄付金を集めることだけが目的ではなかった点です。
子どもたちのいる現場に足を運び、実際に交流し、必要な支援を考えるという姿勢が活動の土台になっています。
西田敏行さんは2024年10月に亡くなりました。柴さんは所属事務所を通じて追悼コメントを発表し、半世紀にわたる友情を振り返りました。
志垣太郎さんも2022年に亡くなっています。
仲間たちとの活動の歴史を受け継ぐことも、現在の柴さんにとって大切な役割になっています。
2026年も柴基金の活動は活発柴基金の公式活動報告には、2026年の具体的な取り組みが掲載されています。
| 時期 | 活動内容 |
|---|---|
| 7月29・30日 | こども霞が関見学デーでリコーダー関連イベントに出演 |
| 8月31日 | こども家庭庁のイベント出演を報告 |
| 9月5日 | 映画『花束』上映会のトークセッションに登壇 |
| 9月27日 | 川崎市役所で市長と子ども支援に関する協働を提案 |
| 10月7日 | 第18回チャリティーコンサートに出演 |
| 10月8日 | 中村陽一さんとの共著を発売 |
| 10月24・31日 | ニッポン放送の番組に出演 |
特に9月27日の川崎市での取り組みは、自治体との連携を目指す動きとして注目されます。
柴さんの活動は、芸能人の個人的な善意から、地域や行政と協力する社会的な仕組みづくりへと広がっています。
【引退説の真相】柴俊夫は俳優を辞めたのか?
柴俊夫さんについて検索すると、「引退した?」「最近テレビで見ないのはなぜ?」という疑問も見られます。
結論からいえば、2026年11月現在、俳優業からの正式な引退発表は確認されていません。
引退説が生まれる背景には、近年の活動内容の変化があると考えられます。
テレビドラマへの出演が以前より目立たなくなった1970年代から2000年代にかけて、柴さんはドラマ、映画、司会など幅広い分野で活動していました。
一方、2020年代は出演作品の情報だけでなく、社会活動に関する発信が増えています。
2026年には大学院進学を公表し、チャリティーイベント、書籍出版、ラジオ出演などにも取り組んでいます。
この変化が、テレビで見かける機会が減ったという印象につながっている可能性があります。
俳優としての活動と社会活動は両立する所属事務所の公式プロフィールには、柴さんが俳優として掲載されています。
また、2026年10月にはラジオ出演や書籍発売、チャリティーコンサートへの出演が公式に告知されました。
現在の活動を整理すると、次のようになります。
| 項目 | 2026年11月時点の状況 |
|---|---|
| 俳優業 | 引退発表なし |
| 大学院 | 2025年に進学 |
| 福祉活動 | 柴基金の代表理事 |
| チャリティー | コンサートなどを継続 |
| 出版 | 2026年10月に共著発売 |
| ラジオ | 2026年10月に出演 |
したがって、テレビ出演が少なくなったことだけを理由に、芸能界を引退したと判断するのは適切ではありません。
現在は、俳優としての経験を生かしながら、社会活動にも力を注ぐ時期にあると見るのが自然です。
【柴俊夫の現在】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:柴俊夫は2026年現在何歳ですか?
A1:1947年4月27日生まれの79歳です。2026年11月4日現在、80歳の誕生日を迎える前です。
Q2:柴俊夫が通っている大学院はどこですか?
A2:2025年に大学院へ入学したことは、2026年5月の「徹子の部屋」出演時に明かされています。立教大学名誉教授の中村陽一さんに学ぼうとした経緯は公表されていますが、在籍する大学院名については断定できません。
Q3:柴俊夫の妻は誰ですか?
A3:女優の真野響子さんです。1979年に結婚し、2026年に結婚47年を迎えました。
Q4:柴俊夫の娘は誰で、現在何をしていますか?
A4:娘は柴本幸さんです。2007年のNHK大河ドラマ『風林火山』でヒロインを務めた後、ロサンゼルスを拠点に活動し、現在はリコーダー奏者としても知られています。
Q5:柴俊夫は芸能界を引退したのですか?
A5:正式な引退発表は確認されていません。2026年も書籍出版やラジオ出演、チャリティー活動などを続けています。
Q6:こどものための柴基金はいつ設立されましたか?
A6:2009年に一般社団法人として設立されました。その後、2021年に公益財団法人へ移行し、奨学金や自立支援宿舎などの事業を展開しています。
2026年11月現在の柴俊夫さんは、79歳になっても新しい学びを続け、長年の経験を社会に還元しようとしています。
今回の情報を整理すると、現在の姿は次の3つに集約できます。
1. 俳優としての柴俊夫:『シルバー仮面』『新・坊っちゃん』など数々の作品に出演。引退発表はなく、俳優としての経歴を持ち続けています。
2. 大学院生としての柴俊夫:70代で大学院に進学し、福祉やソーシャルデザインを研究。2026年10月には関連する共著も発売しました。
3. 社会活動家としての柴俊夫:2009年設立の柴基金を通じ、子どもたちの住居、進学、居場所づくりを支援しています。
妻の真野響子さんとの結婚47年、娘の柴本幸さんとのチャリティー活動、そして五人会の仲間たちから受け継いだ思いも、現在の活動を支える大切な要素です。
柴俊夫さんの現在を象徴するのは、79歳という年齢以上に、長年続けてきた活動をさらに発展させようとする姿勢でしょう。
俳優として培った知名度や人とのつながりを、子どもたちの未来を支える仕組みに変えていく。その取り組みは、2026年の大学院進学や共著出版、チャリティー活動にも一貫して表れています。
今後も、柴基金の支援事業や社会デザインに関する発信、そして俳優としての新たな活動に注目が集まりそうです。
主な参照資料:ケイダッシュ公式プロフィール・出演情報、公益財団法人こどものための柴基金公式サイト、テレビ朝日「徹子の部屋」関連情報、スポーツニッポン、MANTANWEB、キネマ旬報。