2026年11月4日時点で、昭和記念公園のイチョウは場所によって色づきに差がある。来園日を決める際には、公園全体を一括りにせず、カナールとかたらいのイチョウ並木を別々に考えるのがポイントだ。
11月3日撮影の公式写真で見る現在の色づき国営昭和記念公園の公式ホームページに掲載された最新の写真情報では、次の状況が確認できる。
- カナール:11月3日撮影時点で「色づき途中」。
- かたらいのイチョウ並木:10月31日撮影時点で「色づき始め」。
- 日本庭園のカエデ類:11月3日撮影時点で「色づき始め」。
つまり、11月4日はイチョウの黄葉が本格化する前半の時期にあたる。特にカナールは黄色が広がっていく過程を楽しめる段階で、かたらいの並木はこれから黄金色のトンネルへと変化していく時期だ。
2026年の見頃予想カレンダー公式イベントページが案内している黄葉時期は以下のとおり。
- カナール:11月上旬~中旬
- かたらいのイチョウ並木:11月中旬~下旬
11月上旬はカナール、11月中旬以降は両方の並木を楽しむ計画が立てやすい。
ただし、黄葉は気温や天候によって進み方が変わる。見頃予想は固定された満開日ではないため、出発直前にも公式の「花だより」を確認したい。
【徹底比較】カナールとかたらいのイチョウ並木は何が違う?

昭和記念公園の2大イチョウスポットは、見た目の印象も撮影できる写真も大きく異なる。
カナールは水路と噴水が生み出す左右対称の景色カナールは公園の玄関口に位置する黄葉スポット。特徴は、中央を流れる水路と噴水を挟んで、左右に整然と並ぶイチョウだ。
2026年の秋の夜散歩公式ページによると、イチョウは106本。並木の長さは同ページの案内で約150mとなっている。
カナールの魅力は、木々だけでなく水辺の景色まで一枚の写真に収められること。
昼間は青空と黄金色のイチョウ、水路の組み合わせが美しい。夜間は黄色と白色を中心としたライトアップによって、噴水や水路を含む幾何学的な景観が浮かび上がる。
特におすすめなのは、並木の中央付近から水路と噴水を正面に捉える構図。左右対称のラインを意識すると、カナールらしさが伝わる写真になる。
かたらいのイチョウ並木は黄金色のトンネルが魅力一方、かたらいのイチョウ並木は全長約300m。2026年の公式案内では98本のイチョウが植えられている。
カナールと大きく異なるのは、樹木本来の自然な枝ぶりだ。
頭上を覆うように伸びた枝が並木道に広がり、黄葉が進むと黄金色のトンネルを形成する。さらに地面に高低差があるため、奥行きのある立体的な景色を楽しめる。
この並木は、米軍基地時代から残された樹木を生かしたものでもある。公園の整備以前からこの場所にあった木々が、現在の秋の風景をつくっている。
夜間には暖かみのある黄色の光が並木を照らし、光と音楽が連動する演出も行われる。
2つのイチョウ並木を比較| 比較項目 | カナール | かたらいのイチョウ並木 |
|---|---|---|
| イチョウの本数 | 106本 | 98本 |
| 並木の長さ | 約150m(2026年イベント案内) | 約300m |
| 見頃の目安 | 11月上旬~中旬 | 11月中旬~下旬 |
| 景観 | 水路・噴水・左右対称 | 自然樹形・黄金色のトンネル |
| 昼間の魅力 | 水辺とイチョウの組み合わせ | 木々に包まれる並木道 |
| 夜間の照明 | 黄色・白色を中心とした演出 | 暖かみのある黄色の演出 |
| 写真の特徴 | シンメトリー、水面の反射 | 奥行き、トンネル構図 |
| 入園料以外の料金 | 不要 | 不要 |
カナールがおすすめなのは、水辺の風景や整った構図を撮影したい人。家族写真や風景写真を撮る場合にも、背景をまとめやすい。
かたらいのイチョウ並木がおすすめなのは、黄金色のトンネルを歩きたい人や、木々に囲まれた秋らしい写真を撮りたい人だ。
時間に余裕があるなら、両方を訪れるのが理想的。見頃のピークが少しずれているため、11月中旬は特に両スポットを巡る計画に適している。
【2026年最新】秋の夜散歩の開催期間・点灯時間と料金
2026年の「秋の夜散歩」は、昭和記念公園の秋を代表するライトアップイベントだ。
公式発表によると、今年で7回目の開催となり、第21回「日本夜景遺産」にも認定された。
開催期間と点灯時間2026年の開催概要は以下のとおり。
- 開催期間:2026年10月29日(木)~11月29日(日)
- 開園時間:9時30分~21時
- ライトアップ:16時30分~20時30分
- 最終入園:20時30分
- 入園券の販売終了:20時15分
- 閉園:21時
夜の景色を楽しむなら、点灯開始直後の16時30分前後も狙い目だ。日没後の空に少し明るさが残る時間帯と、完全に暗くなった後では、同じイチョウ並木でも写真の雰囲気が変わる。
2026年はカナールもライトアップ会場2026年の夜間イベントでは、次の3会場がメインとなる。
- かたらいのイチョウ並木
- カナール
- 日本庭園
カナールは前年からライトアップ会場に加わっており、2026年も水路や噴水を組み合わせた夜景を楽しめる。
ここで注意したいのは、カナールとかたらいのイチョウ並木と、日本庭園では料金体系が違うことだ。
入園料と日本庭園ライトアップ観賞券| 料金項目 | 大人 | 65歳以上 | 中学生以下 |
|---|---|---|---|
| 公園入園料 | 450円 | 210円 | 無料 |
| 日本庭園観賞券・事前販売 | 1,200円 | 1,200円 | 600円 |
| 日本庭園観賞券・当日窓口 | 1,300円 | 1,300円 | 700円 |
| 入園料セット券・事前販売 | 1,600円 | 1,410円 | 販売なし |
※日本庭園観賞券には公園入園料が含まれない単独券もある。セット券を利用する場合は、購入時に対象者と料金を確認したい。
重要なのは、カナールとかたらいのイチョウ並木だけを見る場合、日本庭園の追加観賞券は必要ないという点だ。
公園入園料を支払えば、2つのイチョウ並木のライトアップを楽しめる。
日本庭園の夜間ライトアップも見たい場合は、別途観賞券を購入する必要がある。事前販売は来園希望日の1週間前から当日まで。WEB販売分が完売すると、当日窓口券も販売されない場合がある。
なお、2026年10月29日~31日は日本庭園も公園入園料のみで観賞できる特別期間だった。
【アクセスガイド】夜間の入退園口・駐車場・最寄り駅
昭和記念公園は敷地が広く、入口によって目的地までの距離が異なる。特に秋の夜散歩では、通常の公園利用と異なる入退園ルールに注意したい。
夜間に利用できるのは西立川口と立川口16時30分以降の夜間開園時間帯は、入退園口が次の2か所に限定される。
- 西立川口
- 立川口
砂川口など、その他の入口は夜間の入退園に利用できない。
日中から公園に滞在している場合も、16時30分までに夜間開園エリアへ移動する必要がある。
目的地別のおすすめ入口公式イベントサイトの案内では、各会場までの距離は次のとおり。
- カナール:立川口から約300m、西立川口から約1,000m
- かたらいのイチョウ並木:西立川口から約730m、立川口から約2,000m
- 日本庭園:西立川口から約1,600m、立川口から約2,800m
したがって、電車で訪れる場合は西立川口、自動車でカナールを中心に巡る場合は立川口が便利だ。
電車でのアクセス最も分かりやすいのはJR青梅線の西立川駅を利用する方法。
西立川駅から西立川ゲートまでは徒歩約2分。駅から公園入口までの距離が短いため、夜間の来園にも向いている。
JR中央線の立川駅からは、青梅線に乗り換えて1駅で西立川駅に到着する。
駐車場の場所と料金夜間に利用できる駐車場は、次の2か所。
- 西立川口駐車場
- 立川口駐車場
2026年の駐車料金は以下のとおり。
| 車両区分 | 一般料金 | 年間パスポート提示 |
|---|---|---|
| 普通車 | 900円 | 800円 |
| 二輪車 | 250円 | 200円 |
| 大型車 | 1,800円 | 割引設定なし |
駐車場の最終入庫は20時まで。閉園間際に到着する予定なら、入庫時間に余裕を持たせたい。
また、砂川口など夜間対象外の駐車場に駐車した場合は、16時30分までに西立川口または立川口の駐車場へ移動する必要がある。公式案内では、駐車場の領収書を料金所に提示すれば追加料金はかからないとしている。
繁忙期は周辺道路の混雑も予想されるため、電車での来園も検討したい。
夜間の園内バスも利用できる広い園内を歩くのが大変な場合は、夜間運行の園内バスも選択肢となる。
2026年の案内では、眺めのテラスと日本庭園前を結ぶルートが設定されている。
- 始発:17時30分、眺めのテラス発
- 最終:20時30分、日本庭園前発
- 大人:片道400円
- 小中学生:片道200円
支払いはキャッシュレス決済のみで、現金は利用できない。
【写真スポット攻略】昼と夜で変わるイチョウの楽しみ方
昭和記念公園のイチョウは、見る時間帯によって印象が変わる。撮影目的なら、時間帯と撮りたい景色を組み合わせて計画するとよい。
昼間は自然な黄色と青空を生かす昼間のカナールは、左右に広がるイチョウと水路を組み合わせた構図が魅力。
晴れた日は青空と黄色のコントラストが際立ち、水面に映り込む木々も撮影できる。
かたらいのイチョウ並木では、並木の奥行きを意識した構図がおすすめ。自然な枝ぶりを生かし、木々が連なる様子を正面から撮ると、黄金色のトンネルらしさが伝わる。
夜間はライトアップの色の違いを楽しむカナールでは黄色と白色を組み合わせた照明、かたらいの並木では暖かみのある黄色の照明が特徴。
同じイチョウでも、照明の色や周囲の構造によって写真の雰囲気は異なる。
特にカナールは水路や噴水を含めて撮影すると、昼間とは違った立体感が生まれる。
かたらいの並木は、照明に照らされた枝葉の重なりを意識すると、自然なトンネルの美しさを表現しやすい。
撮影時の注意点夜間の日本庭園では、指定場所以外での三脚使用が禁止されている。一方、日中やイチョウ並木などの他のエリアでは三脚を使用できるが、通行の妨げになる場所では控える必要がある。
また、夜間の日本庭園は飲食禁止で、ペット同伴での観賞もできない。
撮影に集中するあまり、歩行者の通行を妨げないようにしたい。
【よくある質問】昭和記念公園のイチョウに関するFAQ
Q1:昭和記念公園のイチョウは2026年11月4日現在、見頃ですか?
A1:場所によって異なる。11月3日の公式掲載写真ではカナールが「色づき途中」、かたらいのイチョウ並木は10月31日時点で「色づき始め」。公式の見頃目安はカナールが11月上旬~中旬、かたらいが11月中旬~下旬となっている。
Q2:カナールとかたらいのイチョウ並木は両方ライトアップされますか?
A2:両方ともライトアップされる。2026年の秋の夜散歩では、日本庭園と合わせて3会場が夜間の観賞スポットとなっている。イチョウ並木2か所は公園入園料のみで楽しめる。
Q3:夜間に入園できる入口はどこですか?
A3:16時30分以降は西立川口と立川口のみ。電車なら西立川駅から西立川口へ、自動車なら立川口駐車場を利用する方法が便利だ。
Q4:イチョウのライトアップを見るのに追加料金は必要ですか?
A4:カナールとかたらいのイチョウ並木は追加料金不要。一般の大人は公園入園料450円で観賞できる。日本庭園の夜間ライトアップは別途観賞券が必要。
Q5:2026年の秋の夜散歩はいつまで開催していますか?
A5:2026年11月29日(日)まで。点灯時間は16時30分~20時30分で、閉園は21時となっている。
2026年の昭和記念公園のイチョウは、カナールが11月上旬~中旬、かたらいのイチョウ並木が11月中旬~下旬に見頃を迎える見込みだ。
11月4日時点では、公式写真でカナールの色づき途中、かたらいの並木の色づき始めが確認されている。これから本格的な黄葉へ進む時期であり、訪問前の最新情報の確認が欠かせない。
昼間の水辺の景色を楽しみたいならカナール、黄金色のトンネルを歩きたいならかたらいのイチョウ並木がおすすめ。両方を巡るなら11月中旬が有力な候補となる。
加えて、11月29日まで開催される秋の夜散歩では、16時30分からライトアップを楽しめる。夜間は西立川口・立川口のみ入退園可能というルールを押さえておけば、移動の失敗も防ぎやすい。
訪問日を決める際は、公式の花だよりで色づきを確認し、昼間の黄葉と夜のライトアップのどちらを優先するかを決めること。 2026年の秋は、2つのイチョウ並木が織りなす異なる黄金色の景色を楽しみたい。
主な情報源:国営昭和記念公園公式ホームページ「花だより」「秋の夜散歩2026」「黄葉・紅葉まつり&秋の夜散歩2026」「各種料金」。