2026年の高校野球滋賀県大会は、春・夏・秋の3大会でそれぞれ異なる高校が頂点に立った。春季近畿地区高校野球滋賀県大会では滋賀学園、夏の第108回全国高校野球選手権滋賀大会では八幡商、秋季近畿地区高校野球滋賀県大会では彦根総合が優勝。なかでも夏の決勝は八幡商が彦根総合を6-2で破り、秋の決勝では彦根総合が10-4で雪辱を果たすという、両校の対決がシーズンを象徴する展開となった。
2026年11月4日時点で、県内3大会の優勝校、決勝スコア、日程、参加チーム数、近畿大会の結果までを整理する。滋賀学園、八幡商、彦根総合、近江といった有力校の戦績を追うと、単なる優勝校の入れ替わりだけではない、滋賀県高校野球の勢力図の変化も見えてくる。
【2026年最新結果】春は滋賀学園、夏は八幡商、秋は彦根総合が優勝

2026年の滋賀県高校野球を振り返るうえで、まず押さえておきたいのが春・夏・秋の優勝校と決勝結果だ。
春は滋賀学園が安定した勝ち上がりを見せ、彦根総合との決勝を制した。夏は八幡商が接戦を勝ち抜いて優勝。秋は再び八幡商と彦根総合が決勝で顔を合わせ、今度は彦根総合が大差で勝利した。
春季大会:滋賀学園が彦根総合を3-1で下す春季近畿地区高校野球滋賀県大会は、2026年4月11日から5月6日まで開催された。参加は46チーム。決勝は5月6日に行われ、滋賀学園が彦根総合を3-1で破って優勝した。
準決勝では滋賀学園が綾羽に5-2、彦根総合が近江に4-0で勝利。両校とも準決勝を突破し、決勝で対戦した。
滋賀学園は準々決勝でも水口を10-0で破っており、春の大会を通じて上位進出を果たした。準優勝の彦根総合も、近江を無失点に抑えるなど、夏以降の戦いにつながる力を示していた。
夏季大会:八幡商が彦根総合に6-2で勝利第108回全国高等学校野球選手権滋賀大会は、2026年7月5日から25日までの日程で開催された。参加チームは47。7月25日の決勝では八幡商と彦根総合が対戦し、八幡商が6-2で勝利した。
滋賀県高等学校野球連盟の大会情報を掲載するBBCびわ湖放送の試合結果によると、八幡商は4回に2点、5回に3点、6回に1点を記録。彦根総合は5回に2点を返したものの、八幡商がリードを守り切った。
八幡商は準々決勝で綾羽に5-3、準決勝で滋賀短大付に3-2と勝利。決勝までの接戦を制して、滋賀県代表の座をつかんだ。
一方、彦根総合にとっては創部以来初の夏の大会決勝進出だった。優勝には届かなかったものの、夏の滋賀大会で準優勝という新たな実績を残した。
秋季大会:彦根総合が10-4で八幡商に雪辱秋季近畿地区高校野球滋賀県大会は、9月5日から10月3日まで開催された。参加チームは47。決勝は10月3日、八幡商と彦根総合の再戦となった。
結果は彦根総合が10-4で勝利。夏の決勝で八幡商に敗れた彦根総合が、秋の舞台で見事に勝ち返した。
彦根総合高校の公式発表でも、夏の決勝で敗れた八幡商との再戦を制したことが報告されている。春は準優勝、夏も準優勝、そして秋は優勝。彦根総合にとって、2026年は年間を通じて着実に力を伸ばしたシーズンだった。
【決勝スコア一覧】2026年の滋賀県大会を数字で比較
2026年の滋賀県大会を春・夏・秋で比較すると、決勝の対戦カードが非常に興味深い。春と夏は彦根総合が準優勝に終わり、秋は同校が優勝。さらに夏と秋は同じ八幡商との対戦で、勝敗が入れ替わっている。
主要な大会結果と学校同士の関係を整理すると、次のようになる。
| 大会・時期 | 優勝校 | 準優勝校 | 決勝スコア | 参加チーム |
|---|---|---|---|---|
| 春季大会・5月6日 | 滋賀学園 | 彦根総合 | 3-1 | 46 |
| 夏季大会・7月25日 | 八幡商 | 彦根総合 | 6-2 | 47 |
| 秋季大会・10月3日 | 彦根総合 | 八幡商 | 10-4 | 47 |
この結果から読み取れるのは、2026年の滋賀県大会では特定の学校が年間を通じて独占的に勝ち続けたわけではないという点だ。
春の滋賀学園、夏の八幡商、秋の彦根総合と、シーズンごとに優勝校が交代した。特に彦根総合は春・夏の2大会で準優勝を経験した後、秋に優勝をつかんでいる。
また、夏の決勝と秋の決勝は同じカードだった。夏は八幡商が4点差で勝ち、秋は彦根総合が6点差で勝利。両校の力が拮抗していたことを示す、2026年を代表する対戦といえる。
【日程・参加校数】滋賀県大会は春46、夏47、秋47チーム
滋賀県高校野球の大会を追う際には、優勝校だけでなく開催時期と参加チーム数も確認しておきたい。2026年は春と夏・秋で参加規模に違いがあった。
2026年の高校野球滋賀県大会日程各大会の開催期間は次のとおり。
- 春季近畿地区高校野球滋賀県大会:4月11日~5月6日
- 全国高校野球選手権滋賀大会:7月5日~7月25日
- 秋季近畿地区高校野球滋賀県大会:9月5日~10月3日
夏の大会は6月23日に組み合わせ抽選が行われ、7月25日に決勝を迎えた。決勝会場はマイネットスタジアム皇子山。試合開始は午前10時だった。
春と秋は近畿大会につながる重要な大会であり、夏は全国高校野球選手権大会、いわゆる夏の甲子園への出場権を争う大会という違いがある。
参加校数と参加チーム数の違いに注意2026年の参加規模は、春46チーム、夏47チーム、秋47チームだった。
ここで注意したいのは、大会記録に記載される数字が必ずしも単独の学校数と一致するわけではないことだ。合同チームが参加する場合もあるため、正確には参加チーム数として捉える必要がある。
滋賀県内の高校野球は、近江や滋賀学園といった全国的な知名度を持つ学校だけでなく、公立高校や地域の高校も参加するトーナメント形式だ。47チーム規模の大会では、組み合わせによって序盤から強豪同士が対戦する可能性もある。
滋賀大会組み合わせ・トーナメント表を見るポイント滋賀大会組み合わせ・トーナメント表を確認する際は、単純に優勝候補の位置を見るだけでは不十分だ。
注目したいのは、次の3点である。
- 有力校がどのブロックに配置されているか
- 準々決勝や準決勝で強豪同士が対戦する可能性があるか
- 連戦や試合間隔が投手陣の運用にどう影響するか
2026年夏は八幡商が綾羽、滋賀短大付を破って決勝に進出した。彦根総合も立命館守山、近江を下して決勝に到達しており、両校とも強豪との対戦を勝ち抜いていた。
試合結果速報を確認するときは、勝敗だけでなく対戦相手と回戦も合わせて見ることで、チームの実力をより立体的に把握できる。
【注目4校を比較】滋賀学園・八幡商・彦根総合・近江の2026年
2026年の滋賀県高校野球を語るうえで欠かせないのが、滋賀学園、八幡商、彦根総合、近江の4校だ。それぞれ異なる大会で存在感を示しており、シーズンごとの勢力図を理解するうえで重要な存在となっている。
滋賀学園高校野球:春の王者から夏の敗退へ滋賀学園は春季大会で優勝し、2026年の県内最初のタイトルを獲得した。決勝では彦根総合を3-1で破り、春の県内トップに立った。
しかし、夏の大会では準々決勝で滋賀短大付と対戦し、4-11で敗退。春の優勝校が夏もそのまま頂点に立つという展開にはならなかった。
この結果は、高校野球の難しさを示している。春の大会で結果を残しても、夏までに各校が戦力を整え、対戦相手の研究を進めることで勢力図は変わる。滋賀学園にとっても、春の優勝を夏の結果につなげる難しさが表れたシーズンだった。
八幡商高校野球:夏の優勝で15年ぶりの甲子園へ八幡商は夏の滋賀大会を制し、15年ぶりの夏の甲子園出場を果たした。夏の県大会では準々決勝で綾羽に5-3、準決勝で滋賀短大付に3-2と、厳しい試合を勝ち抜いている。
甲子園では8月7日の1回戦で健大高崎と対戦し、1-7で敗れた。日刊スポーツの試合報道によると、八幡商は5回に6点を失い、反撃は最終回の1点にとどまった。
県大会を制したことと、全国の強豪校を相手に勝ち上がることは別の課題である。八幡商にとって2026年は、甲子園復帰を実現した一方、全国レベルでの戦力強化という次の目標が明確になった年でもあった。
彦根総合高校野球:年間3大会で決勝進出彦根総合は2026年の滋賀県大会で特に注目すべき存在だった。
春は滋賀学園に1-3で敗れて準優勝。夏も八幡商に2-6で敗れたものの、創部以来初の決勝進出を達成した。そして秋は八幡商を10-4で破り、ついに優勝を手にした。
春・夏・秋のすべてで決勝に進出したことは、チームの継続的な競争力を示す材料だ。秋の決勝で夏の敗戦相手に勝利したことも、2026年のストーリーを象徴している。
近江高校野球:強豪として上位争いに存在感近江も2026年の滋賀県大会で存在感を示した。
春季大会では準決勝で彦根総合に0-4で敗れたものの、夏は準々決勝で彦根東を5-0で下し、準決勝まで進出。秋も準決勝に進んだが、八幡商に2-5で敗れた。
近江は過去の滋賀大会でも優勝を重ねてきた学校であり、2026年も優勝候補の一角として存在感を維持した。県内の勢力図を見る際には、優勝校だけでなく、近江のように複数大会で上位に残る学校の戦績も重要になる。
【近畿大会・甲子園の結果】滋賀県代表は全国・近畿でどこまで進んだ?
県大会で優勝することは大きな目標だが、春と秋は近畿大会、夏は甲子園という次の舞台が待っている。2026年は滋賀県代表校がそれぞれの大会で近畿・全国の強豪と対戦した。
春季近畿大会:滋賀学園は智弁和歌山と対戦春季大会の滋賀県代表となった滋賀学園は、春季近畿地区高校野球大会に出場した。
初戦の相手は智弁和歌山。試合は6-8で敗れ、近畿大会での上位進出はならなかった。
県大会で優勝したチームであっても、近畿各府県の代表校と対戦すると、異なるレベルの競争に直面する。滋賀学園にとっては、県内優勝に続く次の課題を確認する大会になった。
秋季近畿大会:彦根総合と八幡商が準々決勝へ秋季滋賀県大会の優勝校・彦根総合と準優勝校・八幡商は、秋季近畿地区高校野球大会に出場した。
両校は1回戦を突破。彦根総合は10月17日に関西創価を1-0で下し、八幡商も10月27日に東海大大阪仰星を10-3で破った。
しかし、準々決勝では惜しくも敗退した。彦根総合は10月31日に智弁学園と対戦して2-6、八幡商は報徳学園に5-6で敗れた。
八幡商は報徳学園に1点差まで迫り、彦根総合も近畿の強豪・智弁学園と対戦。県大会で優勝した2校が近畿大会でも勝利を挙げたことは、滋賀県の高校野球の競争力を示す結果となった。
夏の甲子園:八幡商は健大高崎に1-7夏の滋賀大会を制した八幡商は、第108回全国高校野球選手権大会に出場した。
1回戦の相手は群馬県代表の健大高崎。8月7日の試合では1-7で敗れ、初戦突破はならなかった。
八幡商は15年ぶりの夏の甲子園出場を実現したものの、全国大会で勝ち上がるためには、強豪校の投手力や攻撃力に対応する必要がある。県大会優勝後も、全国を見据えたチームづくりが続く。
【滋賀県高校野球の歴代優勝校】近江の実績と2026年の勢力図
2026年の結果をより深く理解するには、過去の滋賀大会の優勝校にも目を向けたい。
夏の全国高校野球選手権滋賀大会では、近江が長年にわたって優勝実績を重ねてきた。日刊スポーツが掲載する過去20年の成績を見ると、近江は2023年、2022年、2021年、2019年、2018年などに優勝している。
一方で、滋賀学園、八幡商、彦根東、比叡山、北大津なども優勝経験を持つ。滋賀県の高校野球は、近江を中心とする時期がありながら、複数の学校が優勝争いに加わってきた歴史がある。
近年の夏の大会の主な優勝校を整理すると、次のようになる。
- 2026年:八幡商
- 2025年:綾羽
- 2024年:滋賀学園
- 2023年:近江
- 2022年:近江
- 2021年:近江
- 2017年:彦根東
- 2015年:比叡山
- 2011年:八幡商
この流れを見ると、2026年の八幡商の優勝は、2011年以来の夏の県大会制覇という意味でも注目できる。
また、2024年には滋賀学園、2025年には綾羽が優勝している。近江だけが勝ち続ける構図ではなく、各校が戦力を整えて優勝を争う時代に入っていることが分かる。
なお、2020年は新型コロナウイルスの影響で通常の夏の滋賀大会が中止となり、代替大会の成績が記録されている。歴代優勝校を比較するときは、この年の扱いにも注意したい。
2026年は春の滋賀学園、夏の八幡商、秋の彦根総合と、3大会で異なる学校が優勝した。歴代の実績と当年の結果を分けて見ることが、現在の勢力図を正しく理解するポイントになる。
【高校野球滋賀県大会のプロの結論】2026年は彦根総合の成長と三強の競争に注目
2026年の滋賀県大会を総括すると、最も印象的だったのは彦根総合の年間を通じた成長だ。
春と夏は決勝で敗れながら、秋には八幡商に10-4で勝利。県大会の決勝に3季連続で進出したことは、単発の好成績ではなく、継続的に上位を争えるチーム力を備えていたことを示している。
一方、八幡商は15年ぶりの甲子園出場を実現し、秋も県大会準優勝、近畿大会準々決勝進出と結果を残した。滋賀学園も春の優勝で存在感を示し、近江も各大会で上位争いに加わった。
今後の滋賀県高校野球を評価する際には、次の3つの基準が重要になる。
- 県大会の結果:優勝回数だけでなく、準決勝・決勝への進出回数を見る。
- 上位大会での実績:近畿大会や甲子園でどのような相手と戦い、どこまで勝ち進んだかを確認する。
- シーズンを通じた安定性:春の好成績を夏や秋につなげられるかを比較する。
単純に前年の優勝校や知名度の高い学校だけを追うと、シーズンごとの変化を見落としやすい。2026年のように3大会で優勝校が入れ替わる年は、各大会の結果を連続した流れとして見ることが重要だ。
【高校野球滋賀県大会】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年の高校野球滋賀県大会で春・夏・秋に優勝した高校はどこですか?
A1:春は滋賀学園、夏は八幡商、秋は彦根総合です。春の決勝は3-1、夏は6-2、秋は10-4でした。
Q2:2026年の滋賀県大会の参加校数は何校ですか?
A2:大会記録上の参加チーム数は、春46チーム、夏47チーム、秋47チームです。合同チームがあるため、参加校数と参加チーム数は区別して確認してください。
Q3:2026年の夏の滋賀大会決勝はいつ、どこで開催されましたか?
A3:7月25日、マイネットスタジアム皇子山で開催されました。八幡商が彦根総合を6-2で破っています。
Q4:2026年秋の滋賀大会で優勝した彦根総合は近畿大会で勝ちましたか?
A4:はい。1回戦で関西創価に1-0で勝利しました。ただし、10月31日の準々決勝では智弁学園に2-6で敗れています。
Q5:2026年の滋賀県代表は甲子園でどんな結果を残しましたか?
A5:夏の滋賀大会を制した八幡商が甲子園に出場しました。8月7日の1回戦で健大高崎と対戦し、1-7で敗れています。
Q6:2026年の滋賀県高校野球で注目された学校はどこですか?
A6:春の優勝校・滋賀学園、夏の優勝校・八幡商、秋の優勝校・彦根総合に加え、複数大会で上位に進出した近江が注目校です。
2026年の高校野球滋賀県大会は、春の滋賀学園、夏の八幡商、秋の彦根総合という3校がそれぞれ優勝した。
特に注目されたのは、夏と秋に2度実現した八幡商と彦根総合の決勝対決だ。7月は八幡商が6-2で勝利し、10月は彦根総合が10-4で雪辱。両校の対戦が2026年の滋賀大会を象徴する展開となった。
春46チーム、夏47チーム、秋47チームという大会規模の中で、滋賀学園、八幡商、彦根総合、近江などが競い合ったことも見逃せない。
2027年以降の滋賀県高校野球を追う際は、歴代優勝校の実績だけでなく、春季大会の勢い、夏の甲子園出場権争い、秋季大会から近畿大会への進出状況を合わせて確認したい。2026年に見られた勢力の入れ替わりが、次のシーズンにどうつながるのかが大きな注目点となる。
主な確認資料: 高校野球ドットコムの2026年春季・夏季・秋季大会記録、BBCびわ湖放送の夏季大会公式試合結果、彦根総合高校公式発表、スポーツナビの近畿大会戦績、日刊スポーツの歴代滋賀大会成績。