2026年秋季東京都大会の決勝は、11月5日(木)に明治神宮野球場で開催される。東京都高等学校野球連盟の大会日程と、11月4日に更新された神宮球場の公式案内で、開催予定時刻が確認できる。
11月5日(木)決勝戦
二松学舎大付VS
岩倉
会場
明治神宮野球場
開門・券売開始予定
14:50
試合開始予定
16:00
2026年11月4日発表の球場公式案内。開門時刻は当日の混雑状況によって早まる場合がある。
観戦前に知っておきたい注意事項
明治神宮野球場の公式案内では、入場に関して次の注意点も示されている。
- 当日券購入者の入場列作成場所は8入口横。
- 入場列の設置は係員の指示に従う。
- 係員の指示前に貼られたシートなどは無効となる。
- 徹夜での場所取りは禁止。
- 内野席と外野席の間は自由に往来できない。
- 球場内の一部売店は営業予定。
特に注意したいのは、14時50分が確定的な固定時刻ではなく、予定時刻である点だ。混雑状況によって開門が早まる可能性があるため、観戦当日は球場の最新案内を確認したい。
【結果速報・組み合わせ】準決勝までの勝ち上がりとトーナメント表
2026年の秋季東京都大会は、10月3日に本大会が開幕した。大会期間は11月5日までで、参加校は64校、予定試合数は63試合。東京都高等学校野球連盟が公式日程とトーナメントを公表している。
準決勝の結果は二松学舎大付と岩倉が勝利11月1日に行われた準決勝は、いずれも注目度の高い対戦となった。
第1試合:二松学舎大付 2-1 東海大菅生
二松学舎大付は東海大菅生との投手戦を制した。
9回まで両校とも得点できず、試合は延長10回タイブレークへ突入。10回表に東海大菅生が1点を先制したが、その裏、二松学舎大付が2死から反撃した。
高須翔己選手の適時打で同点に追いつき、続く若村駿希選手の適時打で逆転サヨナラ勝ち。10回を投げた川島連十投手も1失点の好投を見せた。
二松学舎大付にとって、苦しい展開から最後に試合をひっくり返した価値の大きい勝利だった。
第2試合:岩倉 3-1 日大二
岩倉は序盤の得点を生かし、日大二を3-1で下した。
4回に庄司トーマス選手の適時打で先制。5回にも追加点を挙げ、8回にはさらに1点を加えた。
日大二は7回に大岡勇仁選手の適時打で1点を返したものの、岩倉の小林辰生投手が最後までリードを守った。
小林投手は9回を1失点で完投。岩倉は1988年以来、38年ぶりとなる決勝進出を決めた。
準々決勝から準決勝までの結果決勝進出校だけでなく、準決勝で敗れた2校の結果も整理しておきたい。
| 回戦・日付 | 対戦カード | 結果 |
|---|---|---|
| 準々決勝・10月25日 | 岩倉-聖パウロ学園 | 8-0 |
| 準々決勝・10月25日 | 日大二-国士舘 | 11-6 |
| 準々決勝・10月27日 | 二松学舎大付-日大鶴ケ丘 | 6-2 |
| 準々決勝・10月27日 | 東海大菅生-東海大高輪台 | 6-2 |
| 準決勝・11月1日 | 二松学舎大付-東海大菅生 | 2-1 |
| 準決勝・11月1日 | 岩倉-日大二 | 3-1 |
| 決勝・11月5日 | 二松学舎大付-岩倉 | 開催予定 |
準決勝までの結果を見ると、二松学舎大付は強豪との接戦をものにし、岩倉は失点を抑えながら着実に勝ち進んできたことが分かる。
なお、10月24日の準々決勝は雨天中止となり、27日に変更された。日程を追う際は、当初の組み合わせ発表と実際の開催日を区別する必要がある。
【両校を徹底比較】二松学舎大付と岩倉の勝ち上がり・注目選手
今回の決勝を理解するうえで注目したいのは、両校の勝ち上がり方の違いだ。
二松学舎大付は攻守両面の安定感を示し、岩倉は接戦での投手力と粘り強さを武器に決勝へ進んだ。
二松学舎大付の勝ち上がり二松学舎大付は1次予選から実力を示してきた。
- 9月13日:葛飾商に8-0
- 9月23日:実践学園に8-2
- 10月10日:明学東村山に8-0
- 10月12日:日大桜丘に14-1
- 10月18日:帝京に2-1
- 10月27日:日大鶴ケ丘に6-2
- 11月1日:東海大菅生に2-1
特に注目したいのは、3回戦の帝京戦と準決勝の東海大菅生戦だ。
いずれも1点差の試合で、相手に主導権を握られかねない状況でも勝ち切っている。大量得点を奪える攻撃力に加え、接戦をものにする力も備えている。
準決勝で存在感を示したのが、川島連十投手だ。東海大菅生を相手に10回を投げ、被安打4、失点1。延長タイブレークでも投げ続け、チームの決勝進出に貢献した。
打線では高須翔己選手と若村駿希選手が、最後の延長10回に連続適時打を放った。投手の粘りを攻撃につなげたことが勝利の決め手となった。
岩倉の勝ち上がり岩倉も安定した試合運びを見せている。
- 9月23日:大森学園に6-1
- 10月4日:杉並に8-1
- 10月11日:創価に4-1
- 10月17日:明大八王子に3-1
- 10月25日:聖パウロ学園に8-0
- 11月1日:日大二に3-1
特筆すべきは、準々決勝から準決勝までの2試合で許した得点がわずか1点だったことだ。
中心となるのは、エース左腕の小林辰生投手。日大二との準決勝では149球を投げ、9回1失点で完投した。
打線では1年生の庄司トーマス選手が先制適時打を記録。笹木大雅選手、皆川瑛汰選手も得点に絡み、投手だけに頼らない試合運びを見せた。
岩倉にとって38年ぶりの決勝進出は、単なる記録上の節目ではない。新チームで積み上げた結果を、東京の頂点を懸けた舞台で示す機会となる。
公式記録から見る両校の比較高校野球の試合データを集計する一球速報.comの大会別成績では、本大会5試合終了時点で次の数字が示されている。
出典:一球速報.comの2026年秋季東京都大会チーム成績。本大会5試合の集計で、決勝戦の成績は含まない。
この数字から見えるのは、二松学舎大付の攻撃力と、岩倉の投手陣の粘りだ。
二松学舎大付は打率3割7分台を記録し、得点力で優位に立つ。一方、岩倉は防御率0点台を維持し、42イニングで失点4という安定した守備を見せている。
ただし、防御率の差はわずかであり、両校とも投手力は高水準だ。決勝では二松学舎大付が岩倉の投手陣をどう攻略するか、岩倉が強力打線をどう抑えるかが大きな焦点となる。
【1次予選から本大会へ】2026年の出場校と大会の仕組み
秋季東京都大会は、夏の大会が終わった後、新チームで臨む重要な公式大会だ。
2026年は、1次予選と本大会の2段階で代表校が決まった。
1次予選は9月12日からスタート1次予選は9月12日から始まり、複数のブロックに分かれて代表校を決定する方式で行われた。
9月27日には本大会に出場する64校が決定。1次予選を勝ち抜いた62校に、夏の甲子園出場校である関東第一と八王子実践を加えた構成となった。
この年は日大三が1次予選で敗退する一方、帝京、二松学舎大付、早稲田実、東海大菅生、国学院久我山などの強豪校が本大会への進出を決めた。
都立高校も17校が予選を通過し、幅広い学校に本大会での活躍の機会が開かれた。
2026年の大会日程| 時期 | 大会・出来事 |
|---|---|
| 9月12日 | 1次予選開始 |
| 9月27日 | 本大会出場64校が決定 |
| 9月28日 | 本大会の組み合わせ抽選 |
| 10月3日 | 本大会開幕 |
| 10月4日~18日 | 1回戦から3回戦 |
| 10月25日・27日 | 準々決勝 |
| 11月1日 | 準決勝 |
| 11月5日 | 決勝予定 |
大会日程の確認では、1次予選と本大会を混同しないことが大切だ。
1次予選は本大会への出場権を争う段階であり、本大会の64校によるトーナメントが秋季東京都大会の優勝校を決める最終的な戦いとなる。
【センバツ選考への影響】優勝校はどこまで有利になる?
秋季東京都大会が注目される大きな理由の一つが、翌春の選抜高校野球大会との関係だ。
夏の選手権大会とは異なり、センバツは秋季大会の成績などを資料として選考委員会が出場校を決める。
東京大会優勝は重要な評価材料東京都は、関東大会とは別の地区として扱われる。
前回の第98回選抜大会では、一般選考の関東・東京地区6校のうち、関東4校と東京1校を先に選び、残る1校を関東と東京の候補から比較する方式が採用された。
東京大会の優勝校は、この東京地区の代表候補として極めて重要な位置を占める。
ただし、秋季東京都大会で優勝した時点でセンバツ出場が正式決定するわけではない。最終的な出場校は選考委員会で決定される。
2027年のセンバツまでの流れ2027年の第99回選抜高校野球大会は、3月19日に開幕する予定だ。
- 2026年11月:秋季大会・明治神宮大会
- 2027年1月29日:選抜出場校の選考委員会
- 2027年3月5日:組み合わせ抽選会
- 2027年3月19日:選抜大会開幕予定
したがって、11月5日の決勝は、両校にとって秋の東京王者を決める試合であると同時に、春の甲子園を見据えた大切な一戦でもある。
明治神宮大会への出場権も懸かる秋季東京都大会の優勝校には、明治神宮野球大会の東京代表として出場する機会も与えられる。
過去の東京代表を見ると、2025年は帝京、2024年は二松学舎大付、2023年は関東一、2022年は東海大菅生だった。
2026年も二松学舎大付と岩倉のどちらが優勝するかによって、東京代表が決まる。
【歴代優勝校】秋季東京都大会で頂点に立った高校は?
過去の優勝校を見ると、東京都の高校野球は複数の強豪校がタイトルを分け合ってきたことが分かる。
東京都高等学校野球連盟の歴代記録によると、直近の優勝校は次のとおりだ。
| 年度 | 優勝校 | 準優勝校 |
|---|---|---|
| 2025年 | 帝京 | 関東一 |
| 2024年 | 二松学舎大付 | 早稲田実 |
| 2023年 | 関東一 | 創価 |
| 2022年 | 東海大菅生 | 二松学舎大付 |
| 2021年 | 國學院久我山 | 二松学舎大付 |
| 2020年 | 東海大菅生 | 日大三 |
| 2019年 | 国士舘 | 帝京 |
| 2018年 | 国士舘 | 東海大菅生 |
注目したいのは、二松学舎大付が2024年の優勝校であることだ。
同校は2024年に21年ぶり3回目の秋季東京都大会優勝を果たした。2026年も決勝へ進んでおり、再び東京の頂点に立てるかが注目される。
対する岩倉は、1988年以来38年ぶりの決勝進出。歴史ある高校野球部が久々に優勝を争う舞台へ戻ってきたことは、今大会の大きな見どころだ。
【秋季高校野球東京大会2026】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年秋季東京都大会の決勝はいつですか?
A1:2026年11月5日(木)に開催予定です。二松学舎大付と岩倉が対戦します。会場は明治神宮野球場です。
Q2:決勝の開門時間と試合開始時間は何時ですか?
A2:開門・券売開始予定は14時50分、試合開始予定は16時です。混雑状況によって開門が早まる場合があります。
Q3:準決勝の結果はどうなりましたか?
A3:二松学舎大付が東海大菅生に2-1で勝利しました。岩倉は日大二に3-1で勝っています。二松学舎大付の試合は延長10回タイブレークの末のサヨナラ勝ちでした。
Q4:二松学舎大付と岩倉はどちらが有利ですか?
A4:本大会5試合の集計では、二松学舎大付のチーム打率は.371、岩倉は.311です。一方、防御率は二松学舎大付が0.68、岩倉が0.86と両校とも優秀です。攻撃力では二松学舎大付、投手陣の粘りでは岩倉に注目したいところです。
Q5:優勝すれば2027年のセンバツに出場できますか?
A5:優勝はセンバツ選考で非常に重要な評価材料になります。ただし、出場は選考委員会によって正式決定されるため、優勝しただけで自動的に出場が確定する仕組みではありません。
Q6:秋季東京都大会の本大会には何校が出場しましたか?
A6:2026年は64校です。1次予選を通過した62校と、予選免除の2校が本大会に進みました。
2026年の秋季高校野球東京大会は、二松学舎大付と岩倉の決勝でクライマックスを迎える。
二松学舎大付は東海大菅生との延長10回の接戦を制し、攻撃力と勝負強さを示した。岩倉は日大二を3-1で破り、38年ぶりの決勝進出を実現。エース小林辰生投手を中心とした投手陣の安定感が光っている。
11月5日の明治神宮野球場での決勝は、開門14時50分予定、試合開始16時予定。秋季東京都大会の優勝だけでなく、明治神宮大会への出場、そして2027年春のセンバツを見据えた重要な試合となる。
観戦する人は、開門時刻の変更や当日の開催情報を明治神宮野球場と東京都高等学校野球連盟の公式発表で確認しておきたい。
秋の東京を制するのは、攻撃力を武器に決勝へ進んだ二松学舎大付か。それとも、投手力と粘りで38年ぶりの頂点を目指す岩倉か。11月5日の決戦に注目が集まる。