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【FAIRY TAILと比較】EDENS ZEROの連載期間は短すぎたのか?

三国 颯真 三国 颯真 • 更新: • 公開: • 読了約 11 分
目次

『EDENS ZERO』の6年間という連載期間について、前作『FAIRY TAIL』と比較して短いと感じる読者もいるでしょう。どちらも真島ヒロが手がけた『週刊少年マガジン』の代表的な作品ですが、連載期間には明確な違いがあります。

2作品の連載実績を比較

比較項目 EDENS ZERO FAIRY TAIL
連載開始 2018年6月 2006年
連載終了 2024年6月 2017年7月
連載期間 約6年間 約11年間
最終話 第293話 第545話
単行本 全33巻 全63巻
作者 真島ヒロ 真島ヒロ

『FAIRY TAIL』は2006年に連載を開始し、2017年7月の第545話で完結しました。約11年間にわたる長期連載で、単行本は全63巻に達しています。一方、『EDENS ZERO』は約6年間、全293話・全33巻という規模で物語を締めくくりました。

この数字だけを見ると、『EDENS ZERO』は前作より短い作品です。しかし、連載期間や巻数が少ないことは、そのまま人気低迷や打ち切りを意味しません。

そもそも両作品は世界観も物語の構造も異なります。『FAIRY TAIL』は魔導士ギルドを中心に、多くの仲間や敵との出会いを重ねるファンタジー作品です。対して『EDENS ZERO』は、宇宙を舞台にした冒険と、物語の根幹に関わる謎の解明を軸に展開しました。

連載期間の長さだけで作品の成功や失敗を判断することはできません。真島ヒロ自身も、前作の成功を超えるために新しい漫画へ挑戦したいという考えを対談で明かしています。

2026年はFAIRY TAILの20周年という節目

2026年は『FAIRY TAIL』の連載開始から20周年にあたります。講談社は記念企画を展開し、真島ヒロによる短期集中連載も実施しました。

これは、真島ヒロが過去のヒット作に関わりながら、新しい展開にも取り組んでいることを示しています。『EDENS ZERO』の完結は、漫画家としての活動を縮小するための判断だったというより、作品ごとに区切りをつけながら創作を続ける姿勢と結びつけて考えることができます。

なお、『FAIRY TAIL 100 YEARS QUEST』は上田敦夫が作画を担当する正統続編です。真島ヒロはネーム原作を担当しており、両者の役割は区別する必要があります。

【2026年最新】EDENS ZEROのアニメ第3期は制作される?

edenszero打ち切り理由

原作漫画が完結したことで、次に気になるのがテレビアニメの続編です。『EDENS ZERO』は第1期と第2期が放送されましたが、2026年11月4日現在、第3期の制作決定や放送開始時期は公式発表されていません。

第3期は公式発表なし

作品公式サイトのアニメ情報ページでは、第1期と第2期が掲載されています。一方、公式ニュース一覧でも、第3期の制作決定を知らせる新しい告知は確認できません。したがって、現時点では第3期は未発表・未定というのが正確な状況です。

ただし、これは第3期の制作中止やアニメシリーズ全体の打ち切りが公式決定したという意味ではありません。制作発表がないことと、制作中止が発表されたことは別の話です。

アニメ第2期は全25話で終了

これまでのテレビアニメの放送状況を整理すると、次のとおりです。

シリーズ 放送時期 話数
第1期 2021年4月~10月 全25話
第2期 2023年4月~10月 全25話
第3期 2026年11月現在 公式発表なし

第2期は2023年4月1日に放送が始まり、同年10月まで放送されました。公式サイトのエピソード一覧では、第1期が第1話から第25話、第2期が第26話から第50話まで掲載されています。つまり、テレビアニメは現時点で通算50話です。

第2期の後半では「葵宇宙編」が展開されました。第50話のタイトルは「葵大戦の序曲」です。第2期は原作漫画全33巻の物語をすべて映像化した完結編ではありません。

そのため、原作の完結を受けてアニメ第3期で残りの物語が描かれる可能性を期待すること自体は自然です。しかし、原作のストックがあることと、実際に制作が決定することは同じではありません。

原作完結とアニメ終了は別々に考えるべき

漫画とアニメでは、作品を完結させる仕組みが異なります。

漫画は作者と出版社、編集部による連載上の判断によって最終回を迎えます。一方、テレビアニメは制作会社、製作委員会、放送局、配信事業者など、複数の関係者が関わる映像作品です。

原作が完結しても、アニメの続編が自動的に制作されるわけではありません。制作スケジュール、予算、放送枠、配信展開など、さまざまな条件が関係します。

また、2025年7月15日には家庭用ゲーム『EDENS ZERO』も発売されています。原作漫画の連載が終わった後も、作品の世界観を使ったメディア展開が行われていることは押さえておきたい点です。ただし、ゲームの発売をアニメ第3期の制作決定と結びつけることはできません。

2026年時点での正確な整理は、原作漫画は完結済み、アニメは第2期まで放送済み、第3期は公式発表待ちという状態です。

【打ち切り説を検証】ネットで広がった4つの誤解

『EDENS ZERO』の打ち切り説には、漫画の完結、作者の発言、アニメ続編の未発表という異なる話題が混在しています。それぞれを分けると、噂の実態が見えやすくなります。

誤解1:人気がなくなったから打ち切られた?

連載終了を売上不振や人気低迷に結びつける説ですが、講談社の完結告知には、そのような説明はありません。

公式には、6年間の連載を祝う企画や最終回の記念対談が実施されています。売上や人気の具体的な推移を示すデータなしに、人気低迷が終了原因だったと断定することはできません。

誤解2:真島ヒロが作品に飽きて投げ出した?

「飽き性」という発言自体は実際の対談にあります。しかし、同じ対談で新しい漫画への挑戦意欲や、さらに高い目標を目指す気持ちも語られています。

一言だけを切り取って、作品を途中で放棄したと解釈するのは、発言全体の趣旨とは異なります。

誤解3:アニメ第3期がないから原作も打ち切り?

これは漫画とアニメの状況を混同した誤解です。原作は2024年に全33巻で完結していますが、アニメ第3期については制作決定の発表がない状態です。

アニメ続編の未発表は、漫画の終了理由を説明する根拠にはなりません。

誤解4:全33巻という巻数は短すぎる?

前作『FAIRY TAIL』が全63巻だったため、比較すると短く感じる可能性があります。しかし、作品ごとに物語の長さや構成は異なります。

全33巻という数字だけで、連載が不本意な形で終了したと判断することはできません。最終回が事前告知され、最終巻も刊行されているという実際の経緯を重視する必要があります。

こうした情報を見分ける際は、次の3点を基準にすると混乱しにくくなります。

- 出版社が「打ち切り」と発表したのか、それとも「完結」と告知したのか。
- 作者本人が終了理由について何を語っているのか。
- 原作漫画とアニメの制作状況が混同されていないか。

特に重要なのは、公式告知と作者本人の発言を優先することです。SNSやまとめ記事の見出しだけでは、作品の終了理由を正確に判断できません。

【EDENS ZEROの打ち切り理由】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:EDENS ZEROは本当に打ち切りになったのですか?

A1:講談社から人気低迷などによる打ち切りが発表された事実は確認できません。2024年6月26日に最終回を迎え、公式には6年間の連載完結として告知されています。

Q2:EDENS ZEROは全何話・何巻で完結しましたか?

A2:漫画は全293話、単行本は全33巻です。最終回は2024年6月26日発売の『週刊少年マガジン』30号に掲載され、最終33巻は同年8月16日に発売されました。

Q3:真島ヒロが飽き性だから完結したというのは本当ですか?

A3:2024年の森川ジョージとの対談で、真島ヒロは自身を飽き性と表現しています。ただし、新しい漫画に挑戦したい気持ちや『FAIRY TAIL』を超えたいという目標も語っており、単純に作品への興味を失ったという意味ではありません。

Q4:EDENS ZEROのアニメ第3期はいつ放送されますか?

A4:2026年11月4日現在、第3期の制作決定や放送時期は公式発表されていません。放送開始日を断定できる段階ではありません。

Q5:アニメ第2期は全何話ですか?

A5:全25話です。第1期も全25話のため、テレビアニメは第1期・第2期を合わせて全50話となっています。

Q6:EDENS ZEROの原作は最後までアニメ化されていますか?

A6:第2期は通算第50話までで、原作漫画全33巻の物語を最後まで映像化したものではありません。第3期の制作発表がないため、残りの物語がテレビアニメ化されるかは未定です。

『EDENS ZERO』の連載終了をめぐる打ち切り説は、公式発表と真島ヒロ本人の発言を整理すると、根拠の乏しい解釈であることが分かります。

2018年6月に始まった連載は、2024年6月26日に第293話で最終回を迎えました。単行本は全33巻。講談社は事前に完結を告知し、最終回を記念した企画も展開しています。

真島ヒロが語った「飽き性」という言葉も、作品を投げ出したという意味ではありません。新しい世界観を描きたい、自分の可能性をさらに広げたいという創作姿勢と合わせて理解することが大切です。

一方、アニメ第3期は2026年11月現在も公式発表がありません。漫画の完結とアニメの続編制作は別の判断であり、今後の発表を待つ必要があります。

読者が情報を見極める際に大切なのは、「原作の完結」「打ち切り」「アニメ続編の未発表」を同じ意味として扱わないことです。『EDENS ZERO』は全33巻で物語を完結させた作品であり、真島ヒロの漫画家としての挑戦は2026年も続いています。

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コンテンツディレクター 三国 颯真
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映画と配信作品を担当。配給会社のプレスシート、公式サイトの記載を基準に、あらすじと配役を確認しています。

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