レギュラーシーズン3位で終えた日本ハムには、クライマックスシリーズ(CS)から日本シリーズ進出を目指す道が残されていた。
2026年のCSでは、まず2位の西武とファーストステージで対戦。その後、首位ソフトバンクとのファイナルステージに進出した。
西武とのファーストステージは2勝1敗で突破2026年10月10日から12日にかけて行われた西武戦は、接戦となった。
- 10月10日:日本ハム2-3西武
- 10月11日:日本ハム1-0西武
- 10月12日:日本ハム4-1西武
初戦を落としたものの、2戦目と3戦目を連勝。2勝1敗でファーストステージを突破した。
特に第2戦は1対0の接戦を制し、第3戦では4対1と勝利。短期決戦で必要となる投手力と勝負強さを見せた。
ファイナルステージはソフトバンクに3連敗しかし、ファイナルステージでは首位ソフトバンクの壁に阻まれた。
- 10月14日:日本ハム4-6ソフトバンク
- 10月15日:日本ハム2-6ソフトバンク
- 10月16日:日本ハム2-6ソフトバンク
日本ハムは3試合連続で敗れ、ソフトバンクのリーグ優勝による1勝のアドバンテージを含めると、シリーズ通算0勝5敗。日本シリーズ進出はならなかった。
試合後、新庄監督はソフトバンクとの実力差について率直に語っている。
「野球がうまいですよね。ランナーの進め方とか、ここ一番の勝負強さ」
加えて、来季に向けて投手のローテーションを含め、あらゆる面でソフトバンクに対抗する必要性を指摘した。
この敗退は、2027年に向けた重要な課題を浮き彫りにした。レギュラーシーズンで78勝を挙げても、優勝チームとの直接対決や短期決戦で勝ち切れなければ、日本一には届かない。
新庄監督にとっても、采配や選手起用を見直す契機になったはずだ。
【2027年の日本ハム】リーグ優勝への展望と新庄監督の課題

2027年は新庄監督にとって就任6年目。チーム再建の段階から、優勝を実現する段階へと移る重要なシーズンになる。
2026年11月4日時点で注目したいのは、主力選手の確保と投手陣の強化だ。
レイエスの残留が正式決定
2026年11月2日発表
日本ハムはレイエス選手との2027年シーズンの契約延長について正式に合意した。
これは新庄監督が希望していた補強ポイントの一つだ。
監督は9月24日の取材で、来季に向けた補強ポイントを尋ねられた際、「レイエスですね」と回答していた。
その後、11月2日に球団が契約延長を公式発表。本人も来季のプレーへの意欲を示している。
2026年のレイエスは打率.313、32本塁打、82打点を記録し、首位打者を獲得した。
長打力だけでなく、打線の中心として安定した成績を残せる選手の残留は、2027年の優勝争いに向けた大きな材料になる。
2027年に解決すべき3つの課題1. 投手ローテーションの強化
2026年のチーム防御率は3.38。ソフトバンクの2.88、西武の2.87との差は小さくない。
新庄監督自身もCS敗退後、投手ローテーションを含めたチーム全体の強化を課題に挙げている。
先発投手が安定して試合をつくり、救援陣の負担を減らせるかが重要になる。
2. 本塁打を得点につなげる攻撃力
日本ハムは2026年に177本塁打を記録し、パ・リーグ最多だった。
しかし、得点は591点。ソフトバンクの707点には大きく及ばない。
単発の本塁打だけでなく、出塁、進塁打、適時打を組み合わせた攻撃が必要だ。相手投手に長いイニングを投げさせる攻撃も求められる。
3. ソフトバンクとの直接対決を改善する
2026年のレギュラーシーズンにおけるソフトバンクとの対戦成績は、5勝18敗2分だった。
この数字は、リーグ優勝を目指すうえで避けて通れない課題だ。
ソフトバンクの攻撃力を抑え、日本ハムの長打力を効果的に得点へ結びつけることができれば、優勝争いの構図も変わってくる。
2027年はリーグ優勝を実現できるのか新庄監督の強みは、若手選手を積極的に起用しながら、チーム全体の競争力を引き上げてきたことにある。
2024年から2026年まで3年連続でAクラスを確保した実績は、チームづくりが一定の成果を上げている証拠だ。
加えて、レイエスの残留が決まり、攻撃の中心となる選手を維持できる見通しも立った。
一方、2026年の首位ソフトバンクとの13ゲーム差、CSでの3連敗を考えれば、現状維持だけでは優勝は難しい。
2027年の日本ハムに求められるのは、これまで育ててきた選手たちの力を最大限に引き出し、レギュラーシーズンと短期決戦の両方で勝ち切るチームへ進化することだ。
【プロの結論】新庄監督の評価は2027年の優勝で完成する新庄監督の5年間を評価する際、2022年と2023年の最下位だけを見るのも、2024年以降のAクラスだけを見るのも適切ではない。
重要なのは、チームがどのような段階を経て成長したかという点だ。
- 2022〜2023年:最下位からの再建
- 2024〜2025年:2年連続2位への躍進
- 2026年:3年連続Aクラスを達成
- 2027年:リーグ優勝と日本一への挑戦
この流れを踏まえると、今回の続投は、これまでのチームづくりを次の成果につなげるための選択と評価できる。
ただし、監督としての最終的な評価を決めるのは、順位表に残る結果だ。
3年連続Aクラスという安定感を維持するだけでなく、ソフトバンクとの力の差を縮め、リーグ優勝を実現できるか。2027年は新庄監督のチームづくりが本当の意味で試されるシーズンになる。
【日本ハム新庄監督】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:新庄剛志監督は2027年も日本ハムの監督を続けますか?
A1:はい。2026年10月8日に北海道日本ハムファイターズが契約更新を正式発表しました。2027年は監督就任6年目となります。
Q2:新庄監督の2026年の成績は何勝何敗ですか?
A2:78勝62敗3分、勝率.557でパ・リーグ3位でした。2024年から3年連続のAクラス入りを達成しています。
Q3:新庄監督の続投が決まった理由は何ですか?
A3:最下位から3年連続Aクラスへチームを成長させた実績、若手育成、球団からの信頼などが背景にあります。本人も2027年のリーグ優勝を目標に掲げています。
新庄剛志監督の2026年は、78勝62敗3分、勝率.557でリーグ3位という結果だった。
2022年と2023年の最下位から始まったチーム再建は、2024年以降の3年連続Aクラスという成果につながっている。
2026年10月8日には2027年シーズンの続投が正式決定。さらに11月2日にはレイエスとの契約延長も発表され、来季に向けた戦力確保が進んでいる。
今後の注目要点は次の4つだ。
- 投手ローテーションの強化
- 本塁打を得点に結びつける攻撃力
- ソフトバンクとの対戦成績の改善
- 若手選手の成長と主力選手の安定した活躍
新庄監督が掲げる目標は、単なるAクラスの維持ではない。2027年こそ、ファンが待ち望むリーグ優勝を実現できるか。
5年間で積み上げたチームづくりの成果が、北海道日本ハムファイターズの次の歴史につながるかどうかに注目したい。