2026年のサッポロビールの箱根駅伝CMでナレーションを担当したのは、神谷浩史、小西克幸、花江夏樹、松岡禎丞、森田成一の5人です。第102回東京箱根間往復大学駅伝競走に合わせて制作された「たすきは待っている篇」では、5人の人気声優がリレー形式でナレーションを担当。選手のそばで走り続ける「たすき」の視点から、箱根駅伝に挑む若者たちへエールを送っています。
CMの放送は2026年1月2日・3日。楽曲には羊文学の「光るとき」が採用されました。加えて、2026年10月には第103回箱根駅伝予選会に向けた新作「夢が詰まった道篇」も登場しています。2026年11月現在の最新情報を踏まえ、5人の声優、CMの演出、放送日、楽曲、歴代ナレーターまで整理します。
【2026年版】サッポロビールのCM声優は誰?神谷浩史ら豪華5人を紹介

今回のCMで特に注目を集めたのは、人気・実力ともに知られる5人の声優が、1本の映像でナレーションをつないでいることです。
サッポロビールが2025年12月23日に公表した公式ニュースリリースには、次の5人がナレーターとして記載されています。
1.神谷浩史(かみやひろし)神谷浩史は、アニメやゲーム、吹き替えなど幅広い分野で活躍する声優です。繊細な感情表現から芯の強さを感じさせる語りまで、幅広い表現力を持っています。
今回のCMでは、たすきという存在を通して、選手に寄り添うメッセージを届ける5人のうちの一人として参加しました。
2.小西克幸(こにしかつゆき)小西克幸は、力強さや包容力を感じさせる声でも知られる声優です。アニメーション作品を中心に、長年にわたって幅広い役柄を演じてきました。
選手の努力や挑戦を見守る今回のCMに、声の表現者として参加しています。
3.花江夏樹(はなえなつき)花江夏樹は、アニメ作品や映画、ゲームなどで活躍する声優です。若々しさのある声から、感情の起伏を繊細に表現する演技まで、幅広い表現力を持っています。
今回の起用では、箱根駅伝を目指す若者たちの姿に寄り添うナレーションを担当しました。
4.松岡禎丞(まつおかよしつぐ)松岡禎丞は、アニメーション作品を中心に活躍する声優です。熱量の高い演技や、登場人物の心情を伝える表現力で知られています。
目標に向かって走り続ける選手たちを描いたCMに参加し、5人の声によるメッセージリレーを構成しています。
5.森田成一(もりたまさかず)森田成一は、アニメやゲーム、吹き替えなどで活躍する声優です。落ち着きのある声や力強い表現を持ち味としています。
今回のCMでも、たすきという象徴的な存在を声で表現する5人の一人として参加しました。
なお、公式発表で確認できるのは5人全員がナレーターを担当したという情報です。発表された名前の掲載順が、そのまま映像内のナレーション順を示しているわけではありません。
【CMの内容】「たすきは待っている篇」はなぜ声優5人なのか?
今回のCMを理解するうえで欠かせないのが、「たすき目線」という演出です。
通常、箱根駅伝の映像は、走る選手や沿道の観客、テレビ中継のカメラを中心に構成されます。しかし、このCMでは選手が身につけるたすきそのものが主人公です。
選手のそばで走り続ける「たすき」が主人公サッポロビールの公式発表によると、CMでは大会当日にたすきが見ているであろう箱根路の景色を表現しています。
描かれるのは、たすきの受け渡しを待つ第2走者、前を走るライバルの背中、沿道から声援を送る人々、そして箱根駅伝を目指して練習に励む若者たちの姿です。
その中心にあるのが、たすきから選手に向けられるメッセージです。
「待ってたよ。君が僕をつなぐ時を。」
この言葉は、広告専門メディアAdverTimesが紹介したCMの内容にも登場します。
たすきは単なる競技用具ではありません。選手が走ってきた時間や、チームの仲間の思い、次の走者に託す責任を象徴する存在です。
そのたすきに声を与えることで、目に見えない継承や信頼を、視聴者がより身近に感じられる構成になっています。
なぜ声優5人によるナレーションリレーなのか今回の演出の背景について、AdverTimesはクリエイティブディレクターを務めた博報堂ケトルの林希氏への取材内容を紹介しています。
着想の原点は、4年間で入れ替わっていく大学の選手たちを見守り続けている存在が、たすきだという考え方です。
5人の声優を起用した理由も、駅伝のたすきリレーという競技の特徴と結びついています。声が一人から次の人へ移っていく演出そのものが、選手たちの思いをつないでいく駅伝の構造と重なります。
つまり、5人の声優を集めたことは単に豪華なキャスティングを実現するためだけではありません。CMのテーマを音声表現そのものに反映させた演出なのです。
撮影場所にも箱根駅伝とのつながりがある撮影は小田原や箱根町で行われました。たすきリレーなど、たすき目線で描かれる場面も現地で撮影されています。
また、陸上クラブチーム「TRIANGLE」と埼玉県鶴ヶ島市立藤中学校駅伝部の協力を得て、実際の練習風景も収録されました。
大会本番の選手だけでなく、将来の箱根駅伝を目指して努力する若者にも焦点を当てている点が、このCMの特徴です。
【放送日・楽曲情報】羊文学「光るとき」はどこで聴ける?
第102回箱根駅伝用オリジナルCMは、2026年1月2日・3日に日本テレビ系列で放送されました。
第102回箱根駅伝CMの放送スケジュールサッポロビールの公式発表による放送予定は次のとおりです。
- CMタイトル:企業 第102回箱根駅伝「たすきは待っている篇」
- CMの長さ:60秒・1タイプ
- 2026年1月2日:日本テレビ系列 7:00~14:05(往路)
- 2026年1月3日:日本テレビ系列 7:00~14:18(復路)
- 公式YouTube:2026年1月2日7:00頃から公開予定と発表
上記の時間は箱根駅伝中継の放送時間であり、CMそのものがこの時間ずっと放送されるという意味ではありません。大会中継や関連番組内で放映される年始特別CMです。
CMソングは羊文学の「光るとき」CMを彩る楽曲は、オルタナティブロックバンドの羊文学による「光るとき」です。
同曲は2022年発売のメジャー2ndフルアルバム『our hope』にも収録されています。
羊文学は、繊細さと力強さを併せ持つサウンドが特徴のバンドです。サッポロビールの公式発表では、楽曲の起用に加え、ボーカル・ギターを担当する塩塚モエカのコメントも掲載されました。
塩塚は、幼い頃から正月に家族で箱根駅伝を見ていたことに触れ、自分たちの楽曲で大会を応援できることをうれしく、光栄に思うとコメントしています。
選手の努力や夢を描く映像と、前向きなメッセージを持つ楽曲が重なることで、声優のナレーションだけでは表現しきれない映像全体の感情を支えています。
【歴代ナレーター一覧】サッポロビールの箱根駅伝CMはどう変化した?
サッポロビールの箱根駅伝CMは、毎年同じキャストやナレーターを起用する固定シリーズではありません。大会ごとにテーマを設定し、俳優、声優、アーティストなど異なる表現者を起用してきました。
過去の代表的な起用例を整理すると、次のようになります。
| 大会・放送年 | ナレーター・出演者 | CMの特徴 |
|---|---|---|
| 第97回・2021年 | 林原めぐみ | 「その言葉を心に」篇。ナレーションを担当。 |
| 第99回・2023年 | suis(ヨルシカ) | 「想いの継承篇」。n-buna書き下ろし楽曲とともにナレーションを担当。 |
| 第100回・2024年 | 柴田恭兵 | 「100回。その先へ篇」。俳優として重厚感のあるナレーションを担当。 |
| 第101回・2025年 | KID FRESINO | 「目指す者たち篇」。楽曲を書き下ろし、自身も出演。 |
| 第102回・2026年1月 | 神谷浩史、小西克幸、花江夏樹、松岡禎丞、森田成一 | 「たすきは待っている篇」。声優5人によるナレーションリレー。 |
| 第103回・2026年10月 | 公式動画ページにナレーター名の記載なし | 「夢が詰まった道篇」。箱根駅伝予選会に向けた30秒CM。 |
2021年の林原めぐみについてはCDJournalの紹介記事、2023年のsuisと2024年の柴田恭兵についてはサッポロビールの公式発表で確認できます。
2025年の第101回では、ラッパーのKID FRESINOが楽曲を書き下ろし、自身も映像に出演しました。2026年の第102回では、再び声による表現に重点を置き、5人の声優を起用しています。
この変化から分かるのは、サッポロビールの箱根駅伝CMが、単に大会を告知する広告ではなく、毎年異なる角度から駅伝の魅力を伝える企業広告として制作されていることです。
2026年10月には第103回の新作CMも登場2026年11月時点で見逃せないのが、第103回箱根駅伝に向けた新作「夢が詰まった道篇」です。
サッポロビール公式CM・動画ページには、30秒の企業CMとして掲載されています。2026年10月17日に開催された第103回箱根駅伝予選会に向けて制作された作品です。
ここで注意したいのは、第102回の60秒CMと第103回の30秒CMは別の作品だということです。
第103回の公式動画ページでは、ナレーターの個人名は掲載されていません。そのため、第102回に参加した5人が第103回のCMにも継続して参加したと判断することはできません。
2026年のサッポロビールCMを調べる際は、1月の第102回大会用CMと、10月の第103回予選会用CMを区別することが大切です。
【誤解を整理】サッポロビールCMの声優5人について知っておきたいこと
5人は選手役ではなくナレーター神谷浩史、小西克幸、花江夏樹、松岡禎丞、森田成一の5人は、箱根駅伝の選手を演じる出演者としてではなく、CMのナレーターとして起用されています。
広告の中心となるのは、選手のそばで走り続けるたすきです。5人はそのたすきの視点から、選手に向けて言葉を届ける役割を担っています。
5人の声優はサッポロビールの全CMに出演しているわけではない今回の5人は、第102回箱根駅伝用の特別CMに参加した声優陣です。
サッポロビールには黒ラベル、ヱビス、サッポロクラシックなど複数の商品ブランドがあり、それぞれ異なる広告や出演者が存在します。したがって、サッポロビールのCM全体に5人が出演していると考えるのは正確ではありません。
「ナレーションリレー」は単なる5人の共演ではない今回のCMの特徴は、5人が同じ映像に参加するだけではなく、駅伝のたすきリレーになぞらえて声をつないでいる点です。
声の交代によって、同じたすきが異なる選手たちの時間を見守ってきたという物語が表現されています。
また、公式ニュースリリースには5人の名前が掲載されていますが、個々のセリフと声優の対応関係を示す詳細な配役表は公表されていません。名前の掲載順だけで各人の担当箇所を決めつけないことも、正確な情報を理解するポイントです。
【サッポロビールCMの声優】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年のサッポロビール箱根駅伝CMの声優は誰ですか?
A1:神谷浩史、小西克幸、花江夏樹、松岡禎丞、森田成一の5人です。第102回箱根駅伝CM「たすきは待っている篇」でナレーションを担当しました。
Q2:サッポロビールの箱根駅伝CMで流れる曲は何ですか?
A2:羊文学の「光るとき」です。2026年1月の第102回大会用CMに採用されました。
Q3:第102回箱根駅伝CMはいつ放送されましたか?
A3:2026年1月2日と3日です。日本テレビ系列の箱根駅伝中継内などで放映され、60秒の1タイプが制作されました。
Q4:5人の声優はどのような役を担当しましたか?
A4:選手のそばにいる「たすき」の視点から、選手たちにメッセージを届けるナレーションをリレー形式で担当しました。
Q5:2026年10月の新しい箱根駅伝CMにも同じ5人が出演していますか?
A5:第103回箱根駅伝「夢が詰まった道篇」という30秒CMが2026年10月に登場しています。ただし、公式動画ページにはナレーターの名前が記載されていないため、5人の継続起用は確認できません。
2026年1月に放送されたサッポロビールの第102回箱根駅伝CM「たすきは待っている篇」は、神谷浩史、小西克幸、花江夏樹、松岡禎丞、森田成一という5人の声優によるナレーションリレーが大きな特徴でした。
羊文学の「光るとき」を背景に、選手の視点ではなく、選手を見守り続けるたすきの視点から物語を描いた点も印象的です。
加えて、小田原や箱根町での撮影、実際の陸上クラブや中学校駅伝部の協力など、映像の背景にはリアルな競技環境とのつながりがあります。
一方、2026年10月には第103回箱根駅伝の予選会に向けた「夢が詰まった道篇」も公開されました。第102回の声優5人による60秒CMと、第103回の30秒CMは別々に把握する必要があります。
【プロの結論】今回のCMを深く楽しむための要点は、声優の豪華さだけに注目しないことです。5人の声がつながる演出、たすきが象徴するチームの継承、そして羊文学の楽曲が重なることで、駅伝という競技の本質が60秒に凝縮されています。
サッポロビールの箱根駅伝CMは、毎年異なるテーマや表現者を通じて、走る人と支える人の思いを伝えてきました。今後の第103回大会に向けた新作や、次の年始特別CMでも、どのような声と物語が選ばれるのか注目されます。
主な確認資料
- サッポロビール公式ニュースリリース「第102回箱根駅伝用オリジナルCM」2025年12月23日
- サッポロビール公式CM・動画ページ「第103回箱根駅伝 夢が詰まった道篇」
- AdverTimes「神谷浩史ら5人の声優がエールをつなぐ 第102回『箱根駅伝』サッポロビールCM」
- ソニーミュージック公式・羊文学「光るとき」CM起用情報
- CDJournal「第97回箱根駅伝CMのナレーター」紹介記事