嵐とテレビ朝日系音楽番組『ミュージックステーション(Mステ)』の歴史は、1999年10月8日の初出演から2020年12月25日のラストステージまで、21年以上にわたって続きました。通算出演回数は140回。デビュー曲『A・RA・SHI』を披露した伝説のスケスケ衣装から、最後のスペシャルメドレーまで、数多くの名場面が生まれています。
さらに2026年5月29日には、嵐の活動終了を前にMステで特別企画が放送されました。後輩たちが選ぶ「もう一度見たい嵐の最強パフォーマンスBEST5」や、過去140回の貴重映像が紹介され、5月31日のグループ活動終了を目前に控えた特別な振り返りとなりました。初出演から最後の出演、2026年の特集内容まで、嵐とMステの歩みを時系列で整理します。
【Mステと嵐の歴史】1999年の初出演から通算140回まで

嵐とMステの関係を語るうえで欠かせないのが、1999年10月8日の初出演です。
1999年9月に結成・デビューが発表された嵐は、同年11月3日にデビューシングル『A・RA・SHI』を発売。その発売前にMステへ登場し、同曲を披露しました。
当時、大きな話題になったのが、透明感のある素材を使用した通称「スケスケ衣装」です。現在では嵐のデビューを象徴するアイテムとして広く知られています。
初出演時の映像は、その後もMステの特集やメンバーの振り返りで取り上げられてきました。2020年12月25日の最後の出演時にも、相葉雅紀がスケスケ衣装に触れ、長年の番組出演を振り返っています。
21年間で築いたMステとの関係嵐の出演は、新曲の発売に合わせた通常放送だけではありませんでした。年末の大型特番『ウルトラ SUPER LIVE』への出演や、記念企画、特別な中継パフォーマンスなど、さまざまな形で番組に登場しています。
テレビ朝日の2020年12月25日付の番組関連記事では、嵐がそれまでに139回出演していたことが紹介され、同日の出演が140回目となりました。
21年間という長い期間に、デビュー当時の初々しい姿から、国民的グループとして成熟した5人の姿までが記録されていたのです。
また、櫻井翔は最後の出演時に、ジャニーズJr.時代からMステに出演していたことを振り返っています。嵐としてデビューする前から番組との接点があったことも、メンバーにとって特別な意味を持っていました。
【出演歴・年表】嵐のMステ初出演から最後のステージまで
嵐のMステ出演歴を理解するには、初期の出演、人気曲を次々と披露した時期、活動休止前の特別企画、そして最後の出演という4つの流れで見ると分かりやすくなります。
主な出来事を時系列でまとめました。
| 年月日・時期 | 出来事 | 主な内容・意味 |
|---|---|---|
| 1999年10月8日 | Mステ初出演 | 『A・RA・SHI』を披露。スケスケ衣装が話題に。 |
| 2000年代 | 出演を重ねる | 『感謝カンゲキ雨嵐』などの楽曲で存在感を高める。 |
| 2010年代 | 人気パフォーマンスが定着 | 『Love so sweet』『Monster』『Troublemaker』などを披露。 |
| 2020年12月11日 | 嵐の1時間特別企画 | 21年間の出演映像を振り返り、メンバー選曲の11曲を生披露。 |
| 2020年12月25日 | Mステ最後の出演 | 通算140回目。『Whenever You Call』『迷宮ラブソング』『Bittersweet』を披露。 |
| 2025年5月6日 | 活動終了を発表 | 2026年のコンサートツアーをもってグループ活動を終了すると発表。 |
| 2026年5月29日 | Mステ特別企画 | 後輩が選ぶ嵐の最強パフォーマンスBEST5と貴重映像を放送。 |
| 2026年5月31日 | グループ活動終了 | 東京ドームでのラストツアー最終公演をもって活動終了。 |
この年表で特に注目したいのは、2020年12月11日と12月25日の違いです。
12月11日は嵐の21年間のMステ出演歴を振り返る1時間の特別企画で、メンバーが選んだ11曲を披露しました。一方、12月25日は活動休止前の最後のMステ出演です。
この2つは別の放送回であり、最後の出演日を12月11日とするのは誤りです。通算140回目を記録したのは、12月25日の『ウルトラ SUPER LIVE 2020』でした。
(参考:テレビ朝日「テレ朝POST」の2020年12月4日・25日付番組関連記事、Mステ出演履歴データベース)
【2020年12月25日】嵐のMステ最後の出演と感動の3曲メドレー
嵐にとってMステ最後の出演となったのは、2020年12月25日放送の『ミュージックステーション ウルトラ SUPER LIVE 2020』です。
2020年12月31日をもって活動休止に入ることが決まっていた嵐にとって、この日は同番組で5人そろってパフォーマンスする最後の機会でした。
最後に披露した3曲は?この日のスペシャルメドレーでは、メンバーが選んだ次の3曲が披露されました。
- Whenever You Call
- 迷宮ラブソング
- Bittersweet
それぞれ異なる魅力を持つ3曲を通じて、嵐の音楽的な幅広さを感じられる構成でした。
『Whenever You Call』は、2020年にリリースされた楽曲。英語詞を中心とした表現が特徴で、グループの新しい一面を印象づけた作品です。
『迷宮ラブソング』は、2011年に発売されたシングルで、華やかなメロディーとドラマチックな展開が魅力。『Bittersweet』は2014年発売の楽曲で、軽やかなサウンドと洗練されたダンスパフォーマンスが印象に残ります。
メンバーが語った21年間の思い出最後の出演では、歌唱だけでなく、メンバーとタモリのやり取りも大きな見どころとなりました。
松本潤は、番組スタッフから初出演時からの映像をまとめたVTRを受け取ったことを明かしました。21年間の出演映像が一つにまとめられていたことは、番組と嵐の関係の深さを感じさせるエピソードです。
櫻井翔は、ジャニーズJr.時代から出演していたことを振り返り、長年の思い出に言及しました。
相葉雅紀は、スケスケ衣装の時代から続く140回の出演に感謝を伝え、二宮和也も少年時代からの変化を感慨深く語りました。
大野智も、初出演当時は14歳だったことを振り返り、最後のパフォーマンスをかみしめたいという思いを示しました。
最後は5人そろって21年間の感謝を伝えて締めくくりました。
日刊スポーツ、MANTANWEBなどの放送当日の報道でも、この日の出演が活動休止前最後のMステ出演であり、通算140回目だったことが伝えられています。
【伝説の名場面】スケスケ衣装から歴代パフォーマンスまで
嵐のMステ出演歴が長く語り継がれている理由は、出演回数の多さだけではありません。時代ごとに異なる演出やパフォーマンスが、番組の歴史にも印象的な場面を残してきました。
1.デビュー当時のスケスケ衣装嵐のMステと聞いて、多くの人が思い浮かべるのが1999年のスケスケ衣装です。
透明な素材を使用した大胆な衣装は、当時のアイドルのステージ衣装としても非常にインパクトの強いものでした。
現在の洗練された衣装や演出と比較すると、そのギャップも大きな魅力です。デビュー当時の映像が後年の特集でも取り上げられるのは、嵐の原点を象徴する場面だからです。
2.大規模な中継と映像演出テレビ朝日の2020年12月25日付の番組関連記事では、嵐がMステで披露してきたさまざまな演出にも触れられています。
その代表例が、ハワイや甲子園球場からの中継です。通常のスタジオ歌唱とは異なる環境からパフォーマンスを届ける試みは、嵐のステージに特別感を与えていました。
また、CGで5人を合成する演出や、大量の紙吹雪を使用したパフォーマンスも印象的な場面として紹介されています。
こうした演出は、単に楽曲を披露するだけでなく、テレビという媒体だからこそ実現できる表現の可能性を広げたものでした。
3.幅広い世代に残った代表曲嵐のMステ歴代パフォーマンスを振り返ると、デビュー曲から恋愛ソング、ダンスナンバー、メッセージ性の強い楽曲まで、幅広いジャンルが並びます。
特に『A・RA・SHI』『Love so sweet』『Monster』『Troublemaker』『感謝カンゲキ雨嵐』は、2026年5月29日の特集でも取り上げられました。
これらの曲は、単純なヒット実績だけではなく、嵐のグループイメージやライブパフォーマンスを象徴する楽曲として認識されています。
デビュー当時の勢い、グループとしての成熟、ダンスや歌唱の表現力。その変化を同じ番組の出演映像で追えることが、Mステのアーカイブとしての価値にもつながっています。
【2026年5月29日放送】嵐のMステ最強パフォーマンスBEST5を発表
2026年5月29日(金)午後9時から放送されたMステでは、活動終了を目前に控えた嵐の特別VTR企画が組まれました。
企画名は「後輩たちが選ぶ!もう一度見たい嵐の最強ソングBEST5」。これまでの140回の出演映像から、もう一度見たいパフォーマンスを紹介する内容です。
テレビ朝日の番組関連記事でも、嵐の貴重映像を公開する特別企画として事前告知されていました。
後輩が選んだ最強ソングBEST5の順位2026年5月29日の放送内容を記録した番組情報によると、ランキングは次のとおりです。
第5位:感謝カンゲキ雨嵐
2000年に発売された楽曲。感謝の気持ちをまっすぐに伝える歌詞と、力強く前向きなメロディーが特徴です。嵐の初期を代表する楽曲の一つとして、今回のランキングに入りました。
第4位:Troublemaker
2010年発売のシングル。明るく親しみやすいサウンドと、メンバーの一体感が伝わるパフォーマンスが魅力です。グループの持つエンターテインメント性を象徴する楽曲として選ばれました。
第3位:Love so sweet
2007年発売の代表曲。ドラマ『花より男子2(リターンズ)』の主題歌としても知られ、嵐の人気を広く押し上げた楽曲です。世代を超えて親しまれるメロディーも大きな魅力です。
第2位:Monster
2010年発売のシングル。ダークで幻想的な世界観と、緻密に構成されたダンスパフォーマンスが特徴です。大野智の表現力や5人のフォーメーションも注目される楽曲です。
第1位:A・RA・SHI
堂々の1位に選ばれたのは、1999年のデビュー曲『A・RA・SHI』でした。
この楽曲は、Mステにおける嵐の歴史の出発点でもあります。初出演時のスケスケ衣装、デビュー当時の5人の姿、そして2026年の特集で再び取り上げられたことを考えると、非常に象徴的な結果です。
最初に披露した曲が、最後の活動を目前にした特集で1位になる。この構図そのものが、嵐とMステの21年間を印象づけるものになりました。
なお、このBEST5は後輩たちが選んだ番組企画上のランキングです。視聴者全員による投票結果や、売上枚数を基準にした公式総合ランキングとは異なります。
(参考:テレビ朝日「テレ朝POST」2026年5月29日付記事、TVでた蔵の同日放送記録)
2026年5月29日の特集は嵐本人の生出演だった?ここは検索する人が間違えやすいポイントです。
2026年5月29日のMステで放送された嵐の企画は、過去の出演映像を振り返る特別VTR企画です。嵐が5人そろって新たに生出演し、スタジオで歌唱したという内容ではありません。
番組では嵐の最強パフォーマンスBEST5に加えて、Mステが見届けてきた歴代アーティストのラストステージや解散メッセージなども特集されました。
つまり、2026年5月29日は嵐のMステ出演140回の歴史を映像で振り返る放送であり、2020年12月25日のラスト出演とは明確に区別する必要があります。
【活動終了の真相】2020年の活動休止と2026年5月31日の違い
嵐のMステ関連情報を調べる際に、もう一つ整理しておきたいのが「活動休止」と「活動終了」の違いです。
2020年12月31日、嵐はグループとしての活動を休止しました。しかし、これはグループの活動終了を意味していたわけではありません。
2020年12月31日から2025年の再始動発表まで嵐は2020年末をもって活動休止に入りました。その後、メンバーはそれぞれの活動を続けながら、グループとしての再始動について話し合いを重ねていました。
2025年5月6日には、メンバー5人がファンクラブ会員向けの動画で、2026年春ごろにコンサートツアーを開催することを発表しました。
その発表では、ファンに直接感謝を伝え、直接パフォーマンスを見てもらうことを目的に、再び5人で集まることが説明されています。同時に、そのツアーをもって嵐としての活動を終了する方針も明らかになりました。
2026年5月31日、東京ドームで活動に区切り2025年11月には、ラストツアー『ARASHI LIVE TOUR 2026「We are ARASHI」』の日程が発表されました。
北海道、東京、愛知、福岡、大阪などのドーム会場を巡り、最終公演は2026年5月31日の東京ドームで開催されました。
この公演をもって、嵐としてのグループ活動は終了しています。
ここで押さえておきたいのは、Mステ最後の出演が2020年12月25日である一方、グループとしての活動終了は2026年5月31日だったという点です。
両者の間には約5年半の時間があり、2026年のMステ特集は、その最終日に向かう過程で放送された振り返り企画でした。
(参考:2025年5月6日付の嵐の公式発表に関する報道、テレビ朝日ニュース2025年11月23日付記事、Storm Labels公式サイト)
【プロの結論】嵐のMステ出演140回が残したものとは
嵐のMステ出演歴を振り返ると、単に出演回数が多かったという事実以上の意味が見えてきます。
1999年の初出演では、スケスケ衣装と『A・RA・SHI』という強烈な印象を残しました。その後、数々のヒット曲を披露し、番組の大型特番や特別企画にも登場。2020年には21年間の出演映像を振り返る特集まで実現しました。
そして2026年5月29日、後輩たちが選んだ最強パフォーマンスBEST5の1位に、原点である『A・RA・SHI』が選ばれました。
ここには、嵐の歴史を評価するうえで重要な視点があります。それは、最新のヒット曲や派手な演出だけではなく、デビュー時から積み重ねてきた経験そのものが、グループの価値を形づくっているということです。
また、BEST5の順位は後輩が選んだものです。売上や再生回数だけでは測れない、同じエンターテインメントの世界で活動する後輩たちから見た嵐の魅力が反映された企画として受け止めるのが適切です。
嵐のMステ出演140回は、テレビ音楽番組とアーティストが長期間にわたって関係を築いた記録でもあります。デビュー当時の映像と最後のステージを同じ番組のアーカイブで見比べられることは、ファンにとっても貴重な財産です。
【Mステと嵐】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:嵐がMステに初出演したのはいつですか?
A1:1999年10月8日です。デビュー曲『A・RA・SHI』を披露し、透明な素材を使ったスケスケ衣装も話題になりました。
Q2:嵐のMステ出演回数は全部で何回ですか?
A2:通算140回です。2020年12月25日の『ウルトラ SUPER LIVE 2020』が140回目の出演となりました。
Q3:嵐のMステ最後の出演で歌った曲は何ですか?
A3:2020年12月25日に『Whenever You Call』『迷宮ラブソング』『Bittersweet』の3曲をスペシャルメドレーで披露しました。
Q4:2026年5月29日のMステに嵐は出演しましたか?
A4:嵐本人の5人そろっての生出演ではありません。過去の出演映像を使った特別VTR企画が放送され、後輩が選ぶ最強パフォーマンスBEST5が発表されました。
Q5:2026年の嵐Mステ最強ソングBEST5の1位は何ですか?
A5:『A・RA・SHI』です。5位『感謝カンゲキ雨嵐』、4位『Troublemaker』、3位『Love so sweet』、2位『Monster』という順位でした。
Q6:嵐が活動を終了したのはいつですか?
A6:2026年5月31日です。東京ドームで開催された『ARASHI LIVE TOUR 2026「We are ARASHI」』の最終公演をもって、グループとしての活動を終了しました。
嵐とMステの歴史は、1999年10月8日の初出演から2020年12月25日の最後の出演まで、通算140回に及びました。
スケスケ衣装で披露した『A・RA・SHI』から、最後の『Whenever You Call』『迷宮ラブソング』『Bittersweet』のメドレーまで、その時代ごとに異なる魅力を見せてきた5人。
2026年5月29日の特集では、後輩たちが選んだ最強パフォーマンスBEST5の1位に『A・RA・SHI』が選ばれ、デビュー曲が再び注目を集めました。
そして、2026年5月31日の東京ドーム公演をもって嵐としての活動は終了しました。
2020年のMステ最後の出演と2026年の活動終了は、異なる節目です。しかし、その間も嵐の歴史が途切れたわけではありません。140回の出演映像に残された5人の姿、楽曲、パフォーマンスは、これからもMステと嵐を振り返るうえで大切な記録であり続けます。
1999年の原点から2026年の最後の日まで。嵐がMステに残した21年間の足跡は、単なる出演記録を超えた、日本の音楽番組史における一つの大きな軌跡です。
主な事実確認資料
- テレビ朝日「テレ朝POST」2020年12月25日:最後の出演、通算140回、メドレーの内容。
- テレビ朝日「テレ朝POST」2026年5月29日:特集の放送内容と企画趣旨。
- TVでた蔵:2026年5月29日放送のBEST5順位。
- テレビ朝日ニュース:2026年のラストツアー日程と5月31日の最終公演。
- Storm Labels公式サイト:2026年5月31日の東京ドーム公演を収録した公式作品情報。