『もう一度君に、プロポーズ』の最終回は、記憶を失った可南子が過去を取り戻すことで終わる物語ではありません。
大切なのは、記憶が戻らなくても、二人がもう一度お互いを選ぶという結末です。
1.波留の父・太助が亡くなり、出生の秘密が明らかになる最終回では、波留の父・太助が亡くなります。
葬儀の準備を進める波留は、太助が残した連絡先の中に「西園晶子」という知らない女性の名前を見つけます。
加えて、太助の部屋に残されていた手紙や幼少期の写真から、晶子が自分の実の母親だったことを知ります。
その後、波留は晶子と再会します。
晶子は、波留を幸せにできないと考えて手放したことを詫びます。しかし波留は、太助に育てられたからこそ自分は幸せだったと伝えます。
そして、自分も太助のような父親になりたいという思いを口にします。
2.可南子は5年間の日記を読み始める可南子にとって大きな転機となるのが、失われた5年間の日記です。
そこには、波留からプロポーズされたときの喜びや、子どもについて考えていたこと、二人で過ごした日々の気持ちが記されていました。
加えて、記憶を失う直前の可南子が、幸せを迎えに行こうとしていたことも分かります。
可南子は日記を読みながら、自分がどんな思いで波留と結婚生活を送っていたのかを考え始めます。
母・万里子が亡き夫と夫婦であり続けた理由について語る場面も、可南子が自分の結婚について考えるきっかけになります。
3.二人は結婚式を挙げたチャペルで再び向き合う可南子は日記に書かれていた場所を訪れ、自分たちの過去と向き合います。
一方の波留も、可南子の気持ちを受け止めたうえで、もう一度彼女に向き合うことを決めます。
そして二人がたどり着いたのは、かつて結婚式を挙げたチャペルでした。
波留は、過去の記憶を取り戻すことを求めるのではなく、今目の前にいる可南子と、これからも平凡な幸せを一緒に迎えたいと伝えます。
可南子はその言葉を受け入れ、波留から指輪を受け取ります。
二人は、かつて愛を誓った場所で、もう一度抱き合います。
4.数年後、二人は家族三人で未来へ物語は、二人が再び歩き始めた後の時間へと進みます。
裕樹は一人暮らしを始め、桂も仕事で新しい挑戦を続けます。周囲の人々も、それぞれの人生を前に進めていきます。
そして数年後。
波留と可南子は、かつて約束したサイドカーに乗り、家族三人で出かける姿を見せます。
二人の間には新しい家族が生まれ、失われた過去だけではなく、これから積み重ねていく未来が描かれます。
最終回の結末で押さえたい5つのポイント| 注目ポイント | 最終的な展開 |
|---|---|
| 可南子の記憶 | 波留との記憶は戻らない |
| 波留の出生 | 実の母・西園晶子と再会する |
| 可南子の日記 | 失われた5年間の思いを知る |
| 夫婦の関係 | チャペルで再び愛を誓い合う |
| 数年後 | 家族三人でサイドカーに乗る |
この最終回が印象的なのは、記憶喪失という設定を安易な記憶回復で解決しなかった点です。
もし可南子の記憶が完全に戻れば、二人はかつての夫婦関係に戻ることができます。しかし、それでは波留が物語を通じて向き合ってきた問題そのものが消えてしまいます。
本作が選んだのは、過去を無理に取り戻すのではなく、今の相手をもう一度愛する道でした。
TBSの公式撮影日記でも、最終回について次のような言葉が記されています。
記憶じゃない。そこにいる可南子が、波留が愛おしい。
この言葉は、ドラマの結末を理解するうえで重要です。
夫婦であることは、共有した記憶だけで決まるものではない。目の前にいる相手を理解し、尊重し、未来を一緒に歩もうとする意思もまた、愛情を形づくるというメッセージが込められています。
【主題歌】JUJU「ただいま」がドラマの感動を深める理由

「ただいま」/JUJU
2012年6月13日発売・21枚目のシングル
プロデュース:亀田誠治
『もう一度君に、プロポーズ』の主題歌は、JUJUの「ただいま」です。
ソニーミュージックの公式発表によると、同曲は2012年6月13日に発売されたJUJUの21枚目のシングルで、竹野内豊主演のTBS金曜ドラマの主題歌として制作されました。
プロデュースを担当したのは亀田誠治です。
レコード会社はこの楽曲を、日常の中にある幸せや、大切な人と時間を重ねていくことの意味を感じさせる、温かみのあるミドルテンポの楽曲として紹介しています。
ドラマのストーリーと歌詞のテーマが重なる「ただいま」というタイトルには、帰る場所や、迎えてくれる人の存在を感じさせる響きがあります。
ドラマでは、波留と可南子が一度築いた夫婦関係を失い、そこから新しい関係を築き直します。
過去の思い出が消えてしまっても、相手と一緒に過ごす日常の中に幸せを見つけていくという展開は、楽曲のテーマともよく重なります。
特に最終回のチャペルの場面では、過去への執着ではなく、これから一緒に過ごす時間への希望が描かれます。
「ただいま」は、単に恋愛シーンを盛り上げるための楽曲ではなく、作品全体のテーマを支える存在です。
「ただいま」の発売情報| 項目 | 内容 |
|---|---|
| アーティスト | JUJU |
| 曲名 | ただいま |
| 発売日 | 2012年6月13日 |
| シングル | 21st Single |
| プロデュース | 亀田誠治 |
| ドラマとの関係 | TBS金曜ドラマ主題歌 |
なお、カップリングには「花がめぐるところへ」などが収録されています。
【2026年最新】『もう一度君に、プロポーズ』の再放送予定と視聴方法
2026年11月4日現在、再放送を探している人にとって重要なのは、TBSの地上波放送とTBSチャンネルなどの専門チャンネルを分けて確認することです。
TBSチャンネルでは放送未定TBSチャンネルの公式番組ページでは、本作の放送状況が「放送未定」と案内されています。
そのため、現時点で具体的な再放送日時や放送開始日が決まっているとは確認できません。
また、BS-TBSの番組紹介ページも、終了した番組として掲載されています。次回放送日時の確定情報はありません。
| 確認先 | 2026年11月時点の状況 |
|---|---|
| TBS地上波 | 再放送日時の確定情報なし |
| TBSチャンネル | 放送未定 |
| BS-TBS | 次回放送日時の案内なし |
| TBS公式番組サイト | 2012年の放送・作品情報を掲載 |
テレビでの再放送を待たずに視聴したい場合は、動画配信サービスの作品ページも確認するとよいでしょう。
Huluには本作の作品ページがあり、全10話のエピソード情報が掲載されています。ただし、契約条件や配信対象地域、配信期間によって実際の視聴可否は変わるため、視聴前に最新の配信状況を確認してください。
また、TBSチャンネルの番組ページでは、スカパー!やJ:COM、ひかりTVなどの視聴方法が案内されています。今後の再放送情報を確認する際には、同チャンネルの番組表もチェックしておくとよいでしょう。
2026年に視聴するなら、どんな人におすすめ?本作は、派手な事件や急展開を連続させるタイプのドラマではありません。
むしろ、登場人物の何気ない会話、表情の変化、相手を思いやる行動を丁寧に描いています。
特におすすめなのは、次のような人です。
- 竹野内豊と和久井映見の落ち着いた演技を楽しみたい人
- 記憶喪失を題材にした恋愛ドラマが好きな人
- 結婚後の夫婦関係や愛情の変化を描いた作品を見たい人
- 倉科カナや松下洸平の初期の出演作品に興味がある人
- JUJUの「ただいま」とともに、余韻の残るドラマを楽しみたい人
一方、テンポの速い展開や、強いサスペンス、記憶が戻ることを中心としたストーリーを期待する人には、少し穏やかに感じられる可能性があります。
【よくある質問】『もう一度君に、プロポーズ』に関するFAQ
Q1:『もう一度君に、プロポーズ』は全部で何話ですか?
A1:全10話です。2012年4月20日から6月22日までTBS系の金曜ドラマ枠で放送されました。最終話は2012年6月22日放送です。
Q2:最終回で可南子の記憶は戻りますか?
A2:いいえ。波留との記憶は戻りません。しかし、5年間の日記を読み、過去の自分の気持ちと向き合ったうえで、今の波留と新しい関係を築くことを選びます。
Q3:波留と可南子は最終的に結婚生活を続けますか?
A3:はい。チャペルで再び愛を誓い合い、数年後には家族三人でサイドカーに乗る姿が描かれます。
Q4:主題歌を歌っているのは誰ですか?
A4:JUJUです。楽曲名は「ただいま」で、2012年6月13日に発売された21枚目のシングルです。
Q5:倉科カナと松下洸平は何役ですか?
A5:倉科カナは、波留に思いを寄せる同僚の吉城桂役です。松下洸平は、ミズシマオートに新しく入った進藤松二役を演じています。
Q6:2026年に再放送の予定はありますか?
A6:2026年11月4日時点で、TBSチャンネルの公式番組ページは「放送未定」です。具体的な再放送日時は発表されていません。
Q7:作品のタイトルは『もう一度君にプロポーズ』と『もう一度君に、プロポーズ』のどちらが正しいですか?
A7:TBSの公式表記は『もう一度君に、プロポーズ』です。「君に」の後に読点が入ります。
『もう一度君に、プロポーズ』は、記憶を失った妻に対して、夫がもう一度恋をしてもらおうと努力する姿を描いた2012年のTBSドラマです。
竹野内豊演じる宮本波留と、和久井映見演じる宮本可南子の夫婦関係を軸に、倉科カナ、松下洸平、山本裕典らが物語を彩りました。
全10話を通じて描かれるのは、失われた記憶を取り戻すことだけが幸せではないという考え方です。
最終回では、可南子の記憶が戻らないまま、二人がもう一度愛を誓います。数年後の家族三人の姿は、過去を乗り越えて新しい幸せを築いたことを象徴しています。
主題歌JUJUの「ただいま」も、この作品の温かな世界観を支える重要な要素です。
2026年11月現在、再放送は未定ですが、作品のテーマや最終回の余韻は、放送から14年が経った今も色あせません。
恋愛の始まりだけでなく、夫婦として愛情を育て直すことの難しさと温かさを味わいたい人に、ぜひ見てほしい一作です。