2026年現在も、すゑひろがりずは南條庄助と三島達矢の2人で精力的に活動を続けている。2019年のM-1グランプリ決勝進出で全国的な知名度を獲得した後も、独特の狂言風漫才を武器に、テレビ、劇場、ライブなど幅広い舞台で存在感を発揮している。
2026年は結成15周年という節目の年でもある。東京・名古屋・大阪を巡る三都市単独公演「蜻蛉」が発表され、M-1グランプリへの挑戦もラストイヤーを迎える年として注目された。南條と三島のプロフィール、結成からブレイクまでの経緯、和風漫才が誕生した理由、現在のテレビ出演状況まで、2人の歩みを振り返る。
【2026年現在】すゑひろがりずは今も活動している?解散説の真相と現在の仕事

すゑひろがりずは、2026年11月現在も活動を続けている。コンビとしての活動を終了した事実はなく、吉本興業所属の芸人として、テレビ番組や劇場公演、トークライブなどに出演している。
現在の活動を理解するうえで欠かせないのが、埼玉県さいたま市の大宮ラクーンよしもと劇場を拠点とするお笑いユニット「大宮セブン」だ。
大宮セブンでの活動が現在の大きな柱すゑひろがりずは、2018年に大宮セブンへ加入した。
大宮セブンは、大宮ラクーンよしもと劇場から生まれたお笑いユニットで、囲碁将棋、マヂカルラブリー、GAG、タモンズ、ジェラードンなどが活動に参加している。
すゑひろがりずが加入した背景には、ユニット内での芸風の違いもあった。
当時の大宮セブンには漫才師やコント師がそろっていた一方、和装で伝統芸能風のパフォーマンスを披露する芸人は珍しかった。南條と三島の華やかな衣装や、おめでたい雰囲気を生かした芸風が評価され、ユニットへの加入につながった。
埼玉新聞のインタビューでも、2人は大宮の劇場や地域イベントでの活動について振り返っている。
大宮セブンでの仕事は、単にテレビに出演するための活動ではない。劇場で観客と直接向き合いながら、ユニットとしての企画やライブにも参加する、継続的な活動基盤になっている。
2026年11月にも確認できるライブ・テレビ活動2026年11月初旬には、すゑひろがりずの出演する番組やライブ関連の予定が掲載されている。
- 11月3日:トークライブ「大宮末話」(大宮ラクーンよしもと劇場)
- 11月5日:BSよしもと「それゆけ!大宮セブン」関連放送枠
- 11月5日:フジテレビONE「千鳥のクセスゴ!」#91
- 11月8日:BSよしもと「それゆけ!大宮セブン」#230
特に「それゆけ!大宮セブン」は、ユニットのメンバーがさまざまな企画に挑戦する冠番組だ。すゑひろがりずのテレビでの活動を追う際にも、注目したい番組の一つである。
なお、「千鳥のクセスゴ!」の掲載回は2024年4月14日に地上波放送された内容の再放送枠であり、新作出演と再放送は区別しておきたい。
このように、現在のすゑひろがりずはM-1決勝進出時の知名度だけに頼らず、劇場とテレビの両方で活動を続けている。
【メンバー紹介】南條庄助・三島達矢のプロフィールを詳しく紹介
すゑひろがりずは、南條庄助と三島達矢による男性お笑いコンビだ。
2人は大阪NSC28期生の同期。誕生年も同じ1982年で、長い芸歴を通して独自のスタイルを築いてきた。
南條庄助(なんじょうしょうすけ)のプロフィール南條庄助は、すゑひろがりずのツッコミ担当。小鼓を持ち、舞台では独特のリズムと音でネタを盛り上げる。
基本プロフィール
- 名前:南條庄助
- 生年月日:1982年6月3日
- 出身地:大阪府堺市
- 身長:168cm
- 血液型:A型
- 所属:吉本興業
- 出身:NSC大阪28期
- 担当:ツッコミ・小鼓
趣味は歴史探訪や寺社巡り、草野球。特技には小鼓、ヌンチャク、インドネシア語などが挙げられている。
南條の芸風で特徴的なのは、古風な言葉遣いと小鼓を使ったツッコミだ。
現代的な会話をそのまま演じるのではなく、伝統芸能を思わせる言い回しに変換することで、相方のボケを独特の世界観へと導いている。
また、南條個人の実績として注目されるのが、2020年のR-1ぐらんぷりでの第3位だ。コンビとしての活動だけでなく、ピン芸人としても結果を残している。
三島達矢(みしま たつや)のプロフィール三島達矢は、すゑひろがりずのボケ担当。舞台では扇子を持ち、独特の表情や動き、言葉選びで笑いを生み出す。
基本プロフィール
- 名前:三島達矢
- 生年月日:1982年10月2日
- 出身地:大阪府大阪市
- 身長:169cm
- 血液型:O型
- 所属:吉本興業
- 出身:NSC大阪28期
- 担当:ボケ・扇子
趣味は浮世絵鑑賞やジグソーパズル。特技には法螺貝やゲームがある。
特に浮世絵鑑賞では歌川国芳のファンとして知られ、日本の古典的な文化や表現への関心がうかがえる。
三島のボケは、単純に古い言葉を使うだけではない。誰もが知っている現代の出来事を、あえて時代劇や狂言のような世界観に置き換えるところに面白さがある。
2人の役割分担が生み出す独特の漫才南條と三島の魅力は、単独のキャラクターだけでなく、2人の役割が明確に分かれている点にもある。
三島が扇子を使って独特の発想を提示し、南條が小鼓を交えながらツッコミを入れる。衣装や小道具、言葉遣いまで統一されているため、観客はネタの冒頭からすゑひろがりずの世界へ入り込める。
2人とも1982年生まれで、2026年11月時点では44歳。若手芸人とは異なる経験値を生かしながら、長年培ってきた芸風を磨いている。
【結成からの転機】2011年の「みなみのしま」から狂言風漫才へ
現在のすゑひろがりずを知る人のなかには、最初から着物姿で活動していたと思っている人もいるかもしれない。
しかし、実際には現在の芸風にたどり着くまでに、さまざまな試行錯誤があった。
2011年、コンビ結成時は「みなみのしま」すゑひろがりずの結成年は2011年4月1日。
2人はもともと別々のコンビで活動しており、その後、三島と南條を含む3人でトリオを結成した。メンバーの脱退を経て、南條と三島の2人で活動するようになった。
当初のコンビ名は「みなみのしま」。
南條は「パイナポー南條」、三島は「ライチ三島」と名乗り、アロハシャツ姿で王道のコントなどを披露していた。
現在の着物姿とは大きく異なるスタイルだった。
しかし、思うように劇場出演の機会や評価を得られず、2人は芸風の見直しを迫られることになる。
狂言風漫才の原型はクリスマスのショートネタ転機となったのは、結成初期のクリスマスライブだった。
当時、2人は短いネタを披露する機会を得て、クリスマスという題材を狂言風に表現することを思いついた。
それまでの漫才やコントとは異なる試みだったが、観客の反応は明らかに違った。
スポニチの2024年のインタビューでは、当時のライブは観客が10人ほどの小規模な地下ライブだったと振り返られている。
大きな会場での成功ではなかったものの、これまで手応えを得られなかった2人にとっては、自分たちの進む方向を見つけるきっかけになった。
加えて、ananのインタビューでは、当時同じ舞台に出演していたミルクボーイの駒場孝から、狂言風のネタを本ネタにしたほうがよいという趣旨の助言を受けたことも紹介されている。
この助言も、2人が芸風を転換する後押しになった。
着物・扇子・小鼓を取り入れて独自のスタイルを確立最初から完成された和風漫才だったわけではない。
狂言風のネタを披露し始めた当初は、白いシャツを着て演じることもあった。その後、2人は本格的に和装へと転換する。
着物を購入し、扇子を取り入れ、さらに小鼓も導入した。
こうして視覚的にも音響的にも特徴のあるスタイルが出来上がっていった。
南條は小鼓をツッコミの道具として活用し、三島は扇子を使ってボケを展開する。
また、当初は狂言風のネタをコントとして披露することも多かったが、単独ライブで漫才を試したところ手応えがあり、徐々に漫才へと活動の軸を移していった。
2016年に「すゑひろがりず」へ改名コンビ名も芸風に合わせて変更された。
2016年、それまで使用していた「みなみのしま」から「すゑひろがりず」へ改名。
「末広がり」を連想させる、和風で縁起のよい名前が採用された。
2014年には活動拠点を東京へ移しており、改名後は独自の伝統芸能風漫才をさらに磨いていくことになる。
芸風、衣装、コンビ名を一体化させたことが、現在のすゑひろがりずの認知度につながっている。
【経歴・年表】M-1グランプリ2019決勝から大宮セブン、受賞まで
すゑひろがりずの芸歴を振り返ると、2019年のM-1グランプリ決勝進出が大きな転換点となっている。
それ以前から賞レースや劇場で経験を積み重ねており、決勝進出は突然の成功ではなかった。
| 時期 | 主な出来事 | 意味・実績 |
|---|---|---|
| 2011年4月 | コンビ結成 | 当初は「みなみのしま」 |
| 2012年ごろ | 狂言風の芸風を本格的に模索 | 現在の和風漫才の原型 |
| 2014年 | 東京へ活動拠点を移す | 活動範囲を拡大 |
| 2014・2015年 | キングオブコント準決勝進出 | コントでも実績を残す |
| 2016年 | すゑひろがりずに改名 | 現在のコンビ名へ |
| 2016年 | M-1準々決勝進出 | 漫才での挑戦を継続 |
| 2018年 | 大宮セブン加入 | 大宮を拠点とする活動が本格化 |
| 2019年 | M-1グランプリ決勝進出 | 初の決勝で8位、637点 |
| 2020年 | 南條がR-1ぐらんぷり3位 | 個人でも実績 |
| 2022年 | 第七回上方漫才協会大賞を受賞 | 大賞を獲得 |
| 2026年 | 結成15周年 | 三都市単独公演「蜻蛉」を発表 |
すゑひろがりずの名前が全国的に広まる大きな契機となったのが、2019年のM-1グランプリだ。
2019年大会は、5,040組がエントリーした令和最初の大会。すゑひろがりずは初めて決勝の舞台に立った。
決勝で披露したのは、伝統芸能風の装いで展開する合コンをテーマにした漫才だった。
袴姿で扇子と鼓を手に登場し、現代的な合コンのやり取りを古風な言葉遣いや所作で表現する。日常的な題材と独特の世界観を組み合わせたネタは、決勝の舞台でも強い印象を残した。
審査員からは、完成度の高さや設定の面白さについて評価する声が出た。
最終順位は8位、637点。
優勝したミルクボーイの681点には届かなかったものの、初出場で決勝進出を果たしたこと自体が大きな実績となった。
2022年、第七回上方漫才協会大賞を受賞もう一つの重要な実績が、2022年1月10日に開催された第七回上方漫才協会大賞での大賞受賞だ。
同賞は、上方漫才協会が前年に活躍した芸人を対象に選出する賞で、東京と大阪の芸人もノミネートされる。
すゑひろがりずは、2021年の活躍を評価され、大賞に選ばれた。
この受賞は、単なるテレビでの知名度だけでなく、独自の芸風を持つ漫才師として評価されたことを示す実績でもある。
特に注目したいのは、伝統的な話芸を思わせる表現を使いながら、現代の漫才として成立させている点だ。
【ネタの特徴と魅力】すゑひろがりずの和風漫才はなぜ面白い?
すゑひろがりずの魅力は、和装や小鼓といった見た目のインパクトだけではない。
現代人が普段使っている言葉や、誰もが知っている日常の出来事を、古典芸能を思わせる世界観に置き換える構成力にある。
1. 現代語を古風な表現に変換する言葉遊び代表的な特徴は、現代の言葉を古語風の表現へと言い換えることだ。
普段なら何気なく使う言葉も、時代劇や狂言を思わせる言い回しになることで、まったく違う印象になる。
観客は元の意味を理解しているため、難しい前提知識がなくても笑いに参加できる。
この「知っているものを知らない言葉のように聞かせる」という構造が、すゑひろがりずの漫才の基本になっている。
2. 着物・扇子・小鼓による視覚と音の演出すゑひろがりずの舞台は、衣装と小道具も重要な要素だ。
- 着物:登場した瞬間に独自の世界観を伝える。
- 扇子:三島のボケや所作を際立たせる。
- 小鼓:南條のツッコミにリズムとインパクトを加える。
- 独特の掛け声:ネタ全体に統一感を与える。
一般的な漫才では、会話のテンポや言葉の応酬が中心になる。
一方、すゑひろがりずは視覚的な演出や音の効果も組み合わせることで、舞台全体を一つの作品として成立させている。
3. 狂言そのものではなく、狂言をモチーフにした漫才ここで押さえておきたいのが、すゑひろがりずの芸風と本来の狂言との違いだ。
2人が披露しているのは、伝統芸能の狂言をそのまま再現するものではない。
狂言を連想させる衣装、言葉遣い、所作などを取り入れ、漫才として再構成した独自の表現である。
スポニチのインタビューでは、南條自身も、日本人が何となく知っている狂言のイメージを利用し、その記憶を刺激するような形で笑いを生み出していると説明している。
この発想が重要だ。
本格的な古典芸能の知識がなくても、着物や独特の言い回しを見聞きすれば、多くの人が「昔の日本らしい」という印象を受ける。
その共通認識を利用することで、世代を超えて理解しやすい笑いを作っている。
4. 伝統的な形式と現代的な題材のギャップ2019年のM-1決勝で披露した合コンのネタは、その魅力を象徴するものだった。
現代的な男女の出会いというテーマを、古風な言葉遣いや伝統芸能風の所作で表現する。
題材と表現方法が大きく異なるため、そのギャップ自体が笑いにつながる。
加えて、形式が統一されているため、別の題材を扱ってもすゑひろがりずらしさが失われにくい。
これは、芸人として長期的に活動するうえで大きな強みだ。
すゑひろがりずのネタが向いている人特に楽しめるのは、次のような人だ。
- 言葉遊びやダジャレが好きな人
- 時代劇や日本の伝統文化に親しみがある人
- 衣装や小道具を使った演出が好きな人
- 一度見たら忘れにくい個性的な漫才を探している人
- 家族や幅広い世代で楽しめる笑いを求めている人
一方、現代的な会話のテンポや、日常のリアルな掛け合いを重視する人には、独特の言葉遣いや演出が少し遠回りに感じられることもある。
しかし、この個性こそが他のコンビとの差別化につながっている。
【2026年最新】単独公演「蜻蛉」とテレビ出演情報を整理
2026年は、すゑひろがりずにとって結成15周年の節目に当たる。
この年に発表された大きな話題が、三都市単独公演「蜻蛉」だ。
三都市単独公演「蜻蛉」とは?吉本興業は2026年5月9日、東京・名古屋・大阪の3都市で単独公演を開催することを発表した。
公演タイトルは「蜻蛉」と書いて「とんぼ」と読む。
南條による公演タイトルの説明では、トンボは前にしか飛ばず後ろに退かない習性から、古来「勝虫」と呼ばれ、勝負事の成功を連想させる縁起のよい存在とされている。
結成15周年、そしてM-1挑戦の最後の年という節目に、前進する気持ちを込めたタイトルだった。
公演として発表された日程は以下のとおり。
| 開催地 | 公演日 | 会場 |
|---|---|---|
| 東京 | 2026年8月29日 | ルミネtheよしもと |
| 名古屋 | 2026年9月5日 | 東別院テラスホール |
| 大阪 | 2026年9月13日 | なんばグランド花月 |
チケット料金は前売り4,000円、当日4,500円として発表された。
三島は公演について、ゲストを招かず、2人だけで新ネタを多数届けたいという趣旨のコメントを発表している。
つまり、単なる周年記念イベントではなく、すゑひろがりず自身の漫才を正面から見せる単独公演として企画されたものだった。
なお、2026年11月4日時点では、発表された3公演の日程はすでに経過している。今後の追加公演や次回単独ライブについては、新しい公式告知を確認したい。
2026年はM-1グランプリへのラストイヤー2026年のもう一つの注目点は、M-1グランプリへの挑戦だ。
吉本興業が発表した「蜻蛉」の公演告知では、2026年を結成15周年とともに、M-1挑戦最後の年と位置づけている。
2019年の初決勝進出から7年。
その間、テレビ出演や劇場活動を積み重ねてきた2人にとって、M-1は自分たちの漫才を広く届ける重要な舞台だった。
ただし、ラストイヤーという言葉だけで大会結果まで判断することはできない。出場結果や順位については、M-1公式の最新発表を確認する必要がある。
2026年11月のテレビ出演情報2026年11月4日時点の番組表では、次のような放送枠が掲載されている。
| 放送日 | 番組名 | 放送局・チャンネル |
|---|---|---|
| 11月5日 3:00 | 千鳥のクセスゴ!#91 | フジテレビONE |
| 11月5日 23:30 | それゆけ!大宮セブン #229 | BSよしもと |
| 11月8日 23:30 | それゆけ!大宮セブン #230 | BSよしもと |
「千鳥のクセスゴ!」は過去の放送回の再放送枠を含むため、最新の新作出演とは限らない。
一方、「それゆけ!大宮セブン」は大宮セブンのメンバーによる冠番組で、すゑひろがりずの現在の活動を追ううえで注目したい番組だ。
放送時間や地域別の番組編成は変更される場合があるため、視聴前には各放送局の番組表で確認しておきたい。
【よくある質問】すゑひろがりずに関するFAQ
Q1:すゑひろがりずは2026年現在も活動していますか?
A1:はい。2026年11月現在も南條庄助と三島達矢の2人で活動しています。大宮セブンの活動やテレビ出演、劇場ライブ、トークライブなどを続けています。
Q2:すゑひろがりずのメンバーは誰ですか?
A2:南條庄助と三島達矢の2人です。南條がツッコミと小鼓、三島がボケと扇子を担当しています。
Q3:すゑひろがりずはいつ結成されましたか?
A3:2011年4月1日です。当初は「みなみのしま」というコンビ名で活動し、2016年に現在の「すゑひろがりず」へ改名しました。
Q4:すゑひろがりずがM-1グランプリで決勝進出したのは何年ですか?
A4:2019年です。初めて決勝に進出し、637点で8位となりました。
Q5:すゑひろがりずの和風漫才はどのように生まれましたか?
A5:結成初期のクリスマスライブで、クリスマスを狂言風に表現したショートネタが好評だったことがきっかけです。その後、着物や扇子、小鼓を取り入れ、現在の芸風へ発展しました。
Q6:2026年の単独公演「蜻蛉」はいつ開催されましたか?
A6:2026年8月29日に東京、9月5日に名古屋、9月13日に大阪で開催する日程が吉本興業から発表されました。結成15周年とM-1ラストイヤーを記念した三都市公演です。
すゑひろがりずは、2011年の結成から15年を迎えた2026年も、独自の狂言風漫才を武器に活動を続けている。
南條庄助と三島達矢は、当初「みなみのしま」という名前で活動し、王道のコントや漫才を試しながら、自分たちにしかできない表現を模索してきた。
クリスマスのショートネタをきっかけに生まれた狂言風のスタイルは、着物、扇子、小鼓を取り入れることで完成度を高め、2019年のM-1グランプリ決勝進出へとつながった。
加えて、2022年には上方漫才協会大賞を受賞。大宮セブンでの活動やテレビ出演など、劇場を大切にしながら幅広い仕事を続けている。
2026年の三都市単独公演「蜻蛉」は、15年間の歩みを象徴する節目の企画だった。
すゑひろがりずの最大の強みは、誰もが知っている日本語や日常の出来事を、誰にもまねできない独自の笑いへ変換できることにある。
流行に合わせて芸風を変えるのではなく、長年磨いてきた個性をさらに深めていく。M-1での経験を経た2人が、今後どのような新しいネタや舞台を見せてくれるのか、引き続き注目したい。
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