ゆりやんレトリィバァの映画活動が大きな転換点を迎えている。2026年2月6日に全国公開された『禍禍女(まがまがおんな)』は、ゆりやんが初めて長編映画の監督を務めた作品だ。主演の南沙良、前田旺志郎、アオイヤマダ、髙石あかりらが出演し、自身の恋愛体験を着想源にした異色のホラー映画として話題を集めた。
さらに注目すべきは、日本公開前から海外の映画祭で評価され、2026年4月にはブラジルの映画祭でも受賞したことだ。これまでの『十一人の賊軍』『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』『スパゲティコード・ラブ』『漁港の肉子ちゃん』などの出演歴を振り返ると、お笑い芸人から俳優、そして映画監督へと活動領域を広げてきた歩みが見えてくる。
【2026年最新】ゆりやんレトリィバァの映画で最も注目されるのは『禍禍女』
2026年のゆりやん映画を語るうえで、中心となるのが初監督作『禍禍女』だ。
本作は、お笑い芸人として知られるゆりやんレトリィバァが、長編映画の監督に初挑戦した日本映画。製作・配給はK2 Picturesで、吉本興業とエピスコープも共同製作に参加している。
単なる芸人の映画出演や話題性を狙った企画ではない。自身の恋愛経験を物語の核に据え、脚本家の内藤瑛亮とともに、恋愛感情が執着や恐怖へ変化していく過程を映画として構築した作品である。
『禍禍女』の基本情報- 作品名:禍禍女(まがまがおんな)
- 公開日:2026年2月6日(金)
- 監督:ゆりやんレトリィバァ
- 脚本:内藤瑛亮
- 製作:紀伊宗之
- 企画・プロデュース:髙橋大典
- 音楽:yonkey
- 製作国:日本
- 上映時間:113分
- 配給:K2 Pictures
作品情報は映画.comおよびK2 Picturesの公式発表に基づく。公開日は2026年2月6日で、現在は劇場公開時期を経て、映像ソフトや配信でも作品に触れられるようになっている。
芸人としての知名度を超えて監督に挑戦した理由ゆりやんは、2017年に女性芸人No.1を決める「THE W」の初代王者となり、2021年には「R-1グランプリ」でも優勝した実績を持つ。
映画への関心も以前から強く、特に『バック・トゥ・ザ・フューチャー』への憧れを公言していた。2026年2月の共同通信社のインタビューでは、約5年前にテレビ番組で映画監督になりたいと話したところ、それを見たプロデューサーの髙橋大典から吉本興業に企画の相談が届いたと説明している。
つまり、映画監督への転身は突然持ち上がった話ではない。本人が公の場で語っていた目標と、プロデューサー側の企画提案が結び付いた結果だった。
【あらすじ・キャスト】『禍禍女』は恋愛感情が恐怖へ変わるホラー映画
『禍禍女』の物語は、美術大学に通う上原早苗を中心に展開する。
早苗は同じ大学の学生・増村宏にひそかな恋心を抱いている。しかし、宏にはすでに望月瑠美という恋人がいた。
そんなある日、早苗は「好きになられたら死ぬまで逃れられない」という禍禍女の都市伝説を耳にする。興味を持った早苗がその存在を探り始める一方、宏への思いは次第に膨らんでいく。
純粋だったはずの恋心が、やがて予測できない方向へと暴走していく。恋愛、嫉妬、執着、都市伝説、そしてホラーが交錯する構成が特徴だ。
単純に幽霊や怪異が登場する恐怖映画というより、人間の感情そのものが恐怖の源になっていく作品として見ると、タイトルの意味も理解しやすい。
主要キャストと役柄- 南沙良:上原早苗。恋愛感情を募らせていく物語の主人公。
- 前田旺志郎:増村宏。早苗が思いを寄せる男性。
- アオイヤマダ:望月瑠美。宏の恋人。
- 髙石あかり:寺本唯。
- 九条ジョー:安田明人。
- 鈴木福:大石俊介。
- 前原瑞樹:犬山宗助。
- 水島麻理奈:吉田百合花。
- 本島純政:阿久津拓哉。
- 平田敦子:吉田涼花。
- 平原テツ:渡瀬昭。
- 斎藤工:江野光聲。
- 田中麗奈:渡瀬玲子。
主演の南沙良は、繊細な人物表現から強烈な感情表現まで幅広く求められる役を担当。前田旺志郎やアオイヤマダらが物語の人間関係を支える。
また、Netflixドラマ『極悪女王』でゆりやんと共演した斎藤工が参加している点も興味深い。田中麗奈を含め、映画・ドラマで経験を積んだ俳優と、異なるジャンルで活動してきた表現者が集まったキャスティングとなっている。
【制作経緯】実体験の恋愛がなぜホラー映画になったのか
『禍禍女』の最大の特徴は、監督自身の恋愛経験が作品の出発点になっていることだ。
ゆりやんは2026年2月14日に公開されたウレぴあ総研のインタビューで、片思いの苦しさや、相手に振り向いてもらえない状況でも思い続けてしまう経験をプロデューサーに話したと説明している。
その際、企画側から返ってきた反応が、作品の方向性を決めるきっかけになった。
「それはホラーです」
恋愛を題材にしたコメディやラブストーリーではなく、恋愛感情が相手にとって恐怖になり得るという視点から、ホラー映画として企画が発展していった。
実体験をそのまま再現したドキュメンタリーではないここで押さえておきたいのは、実体験を基にした作品という説明と、実際の出来事をそのまま映像化した記録映画という説明は異なることだ。
ゆりやんの恋愛経験は、登場人物の心理や物語の着想に生かされている。脚本を担当したのは『ミスミソウ』『許された子どもたち』などで知られる内藤瑛亮。監督の発想を、映画として成立するストーリーへ組み立てる役割を担った。
本人の恋愛体験、企画・プロデュースを手掛けた髙橋大典の発想、脚本家の内藤瑛亮による構成。この3者の協力によって、個人的な経験がオリジナル映画へと発展した。
監督自身が語った恋愛観の変化2026年1月15日のTime Out Tokyoのインタビューでは、ゆりやんは自身の恋愛観について、相手がどれだけ好きかを伝えることだけでなく、相手の都合を考え、思いやることが大切だと気付いたと語っている。
これは作品を読み解くうえで要点だ。
早苗の恋愛感情は、単純に好きな人を追いかけるという行動だけでは説明できない。自分の気持ちを優先することと、相手の意思を尊重することの間にあるずれが、物語の不穏さにつながっている。
ゆりやん自身も、映画を完成させる過程で、自分が何を求めているのかを明確に言葉にする必要性を感じたと振り返っている。演者とは異なり、監督は作品全体の判断を引き受ける立場だ。その経験が、本人の表現者としての変化にもつながった。
【歴代映画一覧】ゆりやんレトリィバァの出演作と役柄を時系列で整理
ゆりやんレトリィバァの映画出演歴を振り返ると、実写映画だけでなく、劇場アニメの声優としても活動してきたことが分かる。
特に2021年は『スパゲティコード・ラブ』『漁港の肉子ちゃん』『たまの映像詩集 渚のバイセコー』と、異なるタイプの映画作品に参加している。
その後は、コメディ映画や時代劇的な作品にも出演。2026年には自身が出演者ではなく監督としてクレジットされる作品が誕生した。
ゆりやんレトリィバァの主な映画出演・監督歴| 公開年 | 作品名 | 参加形態・役柄 | 注目ポイント |
|---|---|---|---|
| 2021年 | 漁港の肉子ちゃん | 声の出演 | ネコなど複数のキャラクターを担当 |
| 2021年 | スパゲティコード・ラブ | 出演・目黒梅子役 | 実写映画での出演 |
| 2021年 | たまの映像詩集 渚のバイセコー | 出演・素直子役 | 地域を舞台にした映像作品 |
| 2023年 | 翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~ | 出演・粉物工場で働く労働者A役 | 人気コメディシリーズへの参加 |
| 2024年 | 十一人の賊軍 | 出演・村娘役 | 時代劇・集団アクション作品への参加 |
| 2026年 | 禍禍女 | 監督 | 長編映画の初監督作品 |
※映画.com、allcinema、作品公式情報などで確認できる主な映画クレジットを整理。出演と監督は区別している。
『十一人の賊軍』では時代劇に参加2024年公開の『十一人の賊軍』では、ゆりやんは村娘役として出演した。
本作は時代劇の枠組みを持つ集団アクション作品であり、芸人としてのイメージが強いゆりやんにとって、これまでとは異なるジャンルでの映画出演となった。
主演級の役柄ではなくても、作品の世界観に参加し、俳優として経験を重ねている点に意味がある。
『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』ではコメディ作品に出演2023年公開の『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』では、粉物工場で働く労働者Aを演じた。
地域ネタや誇張された人物表現が特徴のシリーズであり、ゆりやんの持ち味であるコミカルな表現と親和性のある作品だ。
ただし、同作への出演と『禍禍女』の監督業は、同じ映画活動でも役割が大きく異なる。前者では与えられた役を演じ、後者では作品全体の方向性を決める立場に立った。
『スパゲティコード・ラブ』では目黒梅子役2021年公開の『スパゲティコード・ラブ』では、目黒梅子役を担当した。
複数の人物の人生や感情を描く群像劇への参加は、コメディ以外のジャンルで演技経験を積む機会にもなった。
ゆりやんの映画出演歴を考えるとき、バラエティ番組でのキャラクターだけでなく、作品ごとに異なる役柄を担当してきた点にも注目したい。
『漁港の肉子ちゃん』では声優として複数役を担当2021年公開の劇場アニメ『漁港の肉子ちゃん』では、ゆりやんは声の出演を担当している。
明石家さんまが企画・プロデュースを務めた本作では、ネコをはじめ、女将、先生、客など複数のキャラクターの声を担当した。
2021年5月の映画イベントでは、明石家さんまの指導を受けながらアフレコを行ったことも紹介されている。収録現場では、その場で担当する役が追加されることもあったという。
実写映画での出演だけでなく、声を使ったキャラクター表現にも取り組んでいたことは、現在の映画監督としての活動につながる表現経験の一つとして興味深い。
【海外映画祭5冠】『禍禍女』の受賞歴と国際的な評価
『禍禍女』が国内外で注目された大きな理由の一つが、海外映画祭での受賞実績だ。
映画.comの2026年2月6日の報道によると、日本公開前の段階ですでに世界22の国際映画祭に正式出品・ノミネートされ、4つの賞を獲得していた。
さらに2026年4月29日、製作・配給を担当するK2 Picturesが、ブラジルの第22回ポルト・アレグレ国際ファンタスティック映画祭での最優秀特殊効果賞受賞を発表。これにより海外映画祭での受賞は5つとなった。
『禍禍女』の主な海外映画祭受賞歴- 第45回ハワイ国際映画祭:ハレクラニ・ヴァンガード・アワード。
- 第54回モントリオール・ニュー・シネマ国際映画祭:Temps Ø部門の観客賞。
- 第8回モンスターズ・ファンタスティック映画祭:国際長編映画コンペティション部門の最優秀作品賞。
- 第62回台北金馬映画祭:NETPAC賞。
- 第22回ポルト・アレグレ国際ファンタスティック映画祭(ファンタスポア):最優秀特殊効果賞。
5つの受賞の中でも、特に注目したいのが第62回台北金馬映画祭のNETPAC賞だ。
NETPACは、アジア映画の発展と国際的な理解を促進する映画関係者のネットワークである。NETPAC賞は、アジア地域の映画を対象とした賞として知られている。
『禍禍女』の受賞は、日本人監督として史上初の快挙として報じられた。これは単に話題性のある芸人が映画を撮ったという評価とは異なり、監督作品として国際的な映画祭の評価対象になったことを意味する。
5冠という数字だけで評価を決めないことも大切海外映画祭で5つの賞を受賞したことは確かな実績だが、それぞれの賞の性質は異なる。
作品賞、観客賞、NETPAC賞、特殊効果賞、映画人に授与されるアワードでは、評価の対象や選考の目的が同じではない。
したがって、5冠という数字だけを根拠に、世界中の映画祭で同じ種類の最高賞を獲得したと解釈するのは正確ではない。
むしろ、作品そのものへの評価に加え、特殊効果や観客の反応、映画監督としての将来性など、複数の側面から注目されたことが『禍禍女』の国際的な成果だと捉えたい。
【評判・口コミを検証】ゆりやんは映画監督として評価されている?
ゆりやんの監督としての評判を判断するには、海外映画祭の受賞歴だけでなく、国内の映画評論家や一般鑑賞者の反応も見る必要がある。
『禍禍女』は、従来のホラー映画のように恐怖だけを追求する作品ではない。恋愛映画の要素、都市伝説的な恐怖、ブラックユーモア、シュールな演出が混ざり合っている。
そのため、観客が期待するジャンルによって評価が分かれやすい作品でもある。
映画評論家からは演出の独自性が評価されているシネマトゥデイの映画短評では、3人の映画ライターによる平均評価が5点満点中3.7点となっている。
評価された要点は、前半の都市伝説ホラーから、途中でブラックユーモアやシュールな展開へ移行する構成だ。
また、映画評論ではカメラアングル、カット割り、編集のタイミング、音響効果といった映画制作上の要素にも注目が集まった。
一方で、表現を盛り込みすぎているため、もう少し緩急があればさらに完成度が高まったという指摘もある。
つまり、ゆりやんの個性を生かした演出は評価されているものの、監督としての課題がまったくないという評価ではない。
一般観客の口コミにはどんな傾向がある?映画レビューサイトの評価にも、興味深い傾向が表れている。
- Filmarks:2026年10月下旬の掲載情報では、平均評価3.5点。レビュー数は約4,500件。
- 映画.com:作品ページでは平均評価3.0点、148件の評価が表示されている。
- シネマトゥデイ:映画ライター3人の短評平均は3.7点。
これらは各サイトの利用者や評価方法が異なるため、単純に点数を比較して優劣を決めることはできない。ただし、国内の観客からも一定数のレビューが寄せられ、作品について議論が続いていることは確認できる。
高評価につながっているポイント好意的な感想では、ホラーとコメディのバランス、予想を裏切る展開、南沙良の強烈な演技などが注目されている。
特に、ゆりやんらしい独特の感性が映画の演出に反映されている点は、ほかの一般的なホラー映画とは異なる魅力になっている。
賛否が分かれるポイント一方で、正統派ホラーを期待した観客にとっては、途中からのコメディ要素や物語の急激な変化が合わない可能性もある。
笑いと恐怖が同時に存在する演出は、好きな人には強い印象を残す一方、作品全体に一貫した恐怖感を求める人には違和感につながる。
この点を考えると、『禍禍女』は万人向けの定番ホラーというより、ジャンルの境界を崩すタイプの映画として評価するのが適切だ。
『禍禍女』はどんな人におすすめ?おすすめできる人
- 一般的なホラー映画とは違う作品を探している人。
- ブラックユーモアやシュールな演出が好きな人。
- 恋愛感情と人間心理を描いた映画に興味がある人。
- 南沙良や前田旺志郎など出演者の演技を見たい人。
- 新しいタイプの映画監督としてのゆりやんに注目している人。
好みが分かれる可能性がある人
- 終始シリアスなホラーだけを求める人。
- 現実的で落ち着いた恋愛映画を期待している人。
- シュールな笑いや大胆なジャンル転換が苦手な人。
監督としての評価を考える際には、興行的な成功やレビュー点数だけではなく、作品の個性、演出力、共同制作チームをまとめる力、そして次回作への期待も判断材料になる。
【プロの結論】ゆりやん映画は出演者から作品を生み出す監督への転換点
ゆりやんレトリィバァの映画活動を時系列で追うと、2026年の『禍禍女』は単なる新作映画ではなく、キャリアの役割が変わった節目として位置付けられる。
2021年には実写映画やアニメーション映画に出演し、声優としても複数のキャラクターを担当。2023年には『翔んで埼玉』シリーズ、2024年には『十一人の賊軍』に出演し、異なるジャンルで経験を積んだ。
そして2026年、自身の恋愛体験を映画の題材に選び、長編映画の監督を務めた。
監督としての強みは、既存の芸風を映画表現に変換できることゆりやんの強みは、観客の予想を外す発想や、笑いと不安を同時に生み出す表現にある。
バラエティ番組やコントでは、独特の間や突飛な展開が笑いにつながる。一方、『禍禍女』では、その予測不能な感覚が恐怖や違和感を生み出す映画表現に応用されている。
この変換こそが、初監督作の大きな特徴だ。
ただし、映画は監督一人の力だけで完成するものではない。脚本の内藤瑛亮、企画・プロデュースの髙橋大典、撮影や編集、音響、特殊メイクなど、それぞれの専門家との協働が作品の完成度を支えている。
海外5冠は監督としての次の可能性を広げる実績海外映画祭での5つの受賞は、初監督作として大きな実績だ。特に、観客賞や作品賞に加え、特殊効果賞も獲得したことは、作品の演出や技術面にも注目が集まったことを示している。
もっとも、1作品の受賞だけで長期的な監督としての力量が確立したと判断するのは早い。次回作でどのような題材を選び、どのような映像表現に挑むのかが、今後の評価を左右する。
今後の注目点は、ホラー以外のジャンルにも挑戦するのか、再び自身の体験を作品化するのか、あるいは脚本や企画にもさらに深く関わるのかという点だ。
俳優としての出演歴を持つからこそ、演者の感覚を理解した監督としてどのような作品を生み出すのかにも期待が集まる。
【ゆりやんレトリィバァの映画】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ゆりやんレトリィバァの初監督映画は何ですか?
A1:2026年2月6日に全国公開された『禍禍女(まがまがおんな)』です。南沙良が主演を務め、内藤瑛亮が脚本を担当した恋愛ホラー映画です。
Q2:『禍禍女』の主演や出演キャストは誰ですか?
A2:主演は南沙良です。前田旺志郎、アオイヤマダ、髙石あかり、九条ジョー、鈴木福、前原瑞樹、斎藤工、田中麗奈などが出演しています。
Q3:『禍禍女』のあらすじは実話ですか?
A3:ゆりやん自身の片思いや失恋などの恋愛経験を着想源にしたオリジナル映画です。実際の出来事をそのまま記録したドキュメンタリーではなく、経験を基に脚本家と物語を構築した作品です。
Q4:『禍禍女』は海外映画祭で何を受賞しましたか?
A4:2026年4月29日のK2 Picturesの発表時点で、海外映画祭の受賞は5つです。台北金馬映画祭のNETPAC賞、モントリオール・ニュー・シネマ国際映画祭の観客賞、ハワイ国際映画祭のハレクラニ・ヴァンガード・アワードなどが含まれます。
Q5:ゆりやんレトリィバァの代表的な映画出演作は何ですか?
A5:『十一人の賊軍』『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』『スパゲティコード・ラブ』『漁港の肉子ちゃん』などです。『漁港の肉子ちゃん』ではネコなど複数のキャラクターの声を担当しました。
Q6:ゆりやんは映画監督として高く評価されていますか?
A6:初監督作『禍禍女』は海外映画祭で5つの賞を獲得し、国内の映画評論でも演出の独自性や映像表現が評価されています。一方、ジャンルの混在や展開については観客の好みが分かれており、今後の監督作品も評価を見極めるポイントです。
Q7:『禍禍女』はいつ公開されましたか?
A7:2026年2月6日(金)に全国公開されました。上映時間は113分です。2026年4月にはU-NEXTでの配信も公式に案内され、Blu-ray・DVDは同年8月7日に発売されました。
ゆりやんレトリィバァの映画活動は、出演者としての経験を重ねる段階から、自ら作品を生み出す監督としての段階へと広がった。
『漁港の肉子ちゃん』での声優経験、『スパゲティコード・ラブ』での実写映画出演、『翔んで埼玉』や『十一人の賊軍』への参加。そして2026年の初監督作『禍禍女』。それぞれの作品が、現在の映画活動を形作る一つの過程になっている。
『禍禍女』は、2026年2月6日の公開後、海外映画祭での受賞を重ね、4月には5冠を達成した。国内の映画評論でも独自の演出が評価される一方、ホラーとコメディを融合した作風には賛否もある。
重要なのは、芸人が映画を撮ったという話題性だけで作品を判断しないことだ。自身の経験を物語に変換する発想、脚本家や制作スタッフとの協働、映画としての演出力、そして観客にどのような体験を残すのか。それらを総合して評価する必要がある。
2026年は、ゆりやんレトリィバァにとって映画監督としての第一歩を国際的に印象付けた年となった。今後、どのようなジャンルに挑み、どんな作品を生み出すのか。俳優と監督の両方で活動する表現者として、その次の一作が大きな注目を集めそうだ。