2026年夏の甲子園、第108回全国高等学校野球選手権大会でベスト4に進出したのは、天理(奈良)、智弁和歌山(和歌山)、横浜(神奈川)、健大高崎(群馬)の4校です。8月18日の準々決勝で4強が出そろい、20日の準決勝では智弁和歌山が横浜を7-1、健大高崎が天理を1-0で破りました。
そして8月22日の決勝では、智弁和歌山が健大高崎との接戦を4-3で制し、5年ぶり4度目の夏の甲子園優勝を達成。準々決勝の大勝から、準決勝の投手戦、決勝終盤の劇的な逆転劇まで、2026年大会は対照的な試合展開が印象に残る大会となりました。4強入りした各校の勝ち上がり、試合スコア、最終順位を時系列で振り返ります。
【2026年夏の甲子園】ベスト4に進出した4校は天理・智弁和歌山・横浜・健大高崎

第108回全国高等学校野球選手権大会は、2026年8月5日から22日まで阪神甲子園球場で開催されました。全国47都道府県から49代表校が参加し、夏の日本一を懸けて熱戦を繰り広げました。
その中で準々決勝を突破したのが、奈良県代表の天理、和歌山県代表の智弁和歌山、神奈川県代表の横浜、群馬県代表の健大高崎です。
4校それぞれが異なる強さを発揮天理は準々決勝で三重を7-0と圧倒。守備面でも相手に得点を許さず、安定した試合運びで準決勝へ進みました。
智弁和歌山は仙台育英を11-3で撃破。序盤から得点を重ねる攻撃力を見せ、打線の勢いを保ったまま4強入りしました。
横浜は花巻東を6-0で下し、こちらも完封勝利。攻守のバランスを見せながら準決勝への切符を手にしました。
健大高崎は有明との接戦を1-0で制しました。準々決勝から僅差の試合を勝ち抜いたことが、その後の準決勝、決勝にもつながっていきます。
この4校は、得点力を前面に出すチームと、少ない得点を守り切るチームという異なる特徴を持っていました。単純な得点数だけでは測れない、それぞれの勝ち上がり方が2026年大会の見どころでした。
【準々決勝結果】2026年8月18日に決まった甲子園ベスト4
2026年8月18日に行われた準々決勝は、4試合すべてで明確な勝敗が決まりました。天理と智弁和歌山は得点を重ねて勝利し、横浜と健大高崎もそれぞれ完封で準決勝に進出しています。
第1試合:天理7-0三重天理は三重を相手に7得点を挙げ、7-0で勝利しました。2回に先制すると、4回、8回、9回にも得点を追加。終盤にも攻撃の手を緩めず、相手打線を無失点に抑えて準決勝進出を決めました。
試合を通して失点を許さなかった点は、天理にとって大きな収穫です。準決勝では健大高崎の投手陣と対戦することになり、得点を重ねる力と接戦への対応力が試されました。
第2試合:智弁和歌山11-3仙台育英智弁和歌山は仙台育英に11-3で勝利。序盤から攻撃を仕掛け、1回に5点、2回と3回にも得点を重ねました。
5回、7回にも追加点を挙げ、合計11得点。仙台育英も終盤に反撃しましたが、序盤に広がった点差を縮めるには至りませんでした。
この試合では智弁和歌山の攻撃力が際立ちました。準決勝の横浜戦でも7得点を記録しており、準々決勝から続く打線の勢いが決勝進出を後押ししました。
第3試合:横浜6-0花巻東横浜は花巻東を6-0で破りました。1回に先制し、4回と5回に追加点を挙げると、9回にも得点。相手に最後まで得点を許さず、完封で準決勝へ進みました。
準々決勝の時点では、智弁和歌山と同じく攻撃面で存在感を示した横浜。準決勝では両校の打線がぶつかる注目カードとなりました。
第4試合:健大高崎1-0有明健大高崎は有明との試合を1-0で制しました。9回まで両チームが得点できない緊迫した展開となり、延長10回に健大高崎がサヨナラの1点を挙げて決着しました。
大量得点で勝ち上がった他校とは対照的に、健大高崎は最後まで集中力を切らさず、わずかな得点機会を勝利につなげました。この粘り強さは準決勝でも発揮されます。
【準決勝結果】智弁和歌山7-1横浜、健大高崎1-0天理
8月20日の準決勝では、智弁和歌山と健大高崎がそれぞれ勝利し、決勝の対戦カードが決まりました。2試合のスコアは7-1と1-0。攻撃力を見せた試合と、投手戦となった試合が並びました。
智弁和歌山7-1横浜:3回の集中打で主導権を握る第1試合では、智弁和歌山が横浜を7-1で破りました。
試合は横浜が1回に先制する展開で始まりました。しかし、智弁和歌山は3回裏に4点を奪って逆転。さらに7回裏にも3点を加え、7-1とリードを広げました。
横浜は初回の1点以降、得点を挙げられませんでした。智弁和歌山は序盤に先制を許しながらも、3回の攻撃で試合の流れを変えています。
準々決勝の仙台育英戦に続く打線の爆発は、決勝進出を決定づける大きな要素でした。7回にも追加点を挙げたことで、終盤に相手へ反撃の余地を与えませんでした。
健大高崎1-0天理:初回の1点を守り抜く第2試合は、健大高崎が天理を1-0で下しました。
健大高崎は1回に1点を先制。その後は両チームとも得点できず、試合はそのまま1-0で終了しました。
天理は準々決勝で三重を7-0と破った攻撃力を発揮できず、最後まで得点を奪えませんでした。一方の健大高崎は、準々決勝の有明戦に続いて1点差の試合をものにしています。
2試合連続で少ない得点を守り切った健大高崎の戦い方は、決勝でも注目されました。大量得点で勝ち上がった智弁和歌山との対決は、攻撃力と守備力のどちらが上回るのかという構図になったのです。
【ベスト4の勝ち上がり一覧】準々決勝から決勝までの結果と最終順位
2026年夏の甲子園ベスト4の経緯を、準々決勝、準決勝、決勝の順に整理します。4校の対戦相手とスコアを並べると、決勝に進んだ2校の勝ち上がり方の違いも分かります。
| 段階・日付 | 対戦カード | 結果 | 大会での位置づけ |
|---|---|---|---|
| 準々決勝・8月18日 | 天理-三重 | 7-0 | 天理が4強入り |
| 準々決勝・8月18日 | 智弁和歌山-仙台育英 | 11-3 | 智弁和歌山が4強入り |
| 準々決勝・8月18日 | 横浜-花巻東 | 6-0 | 横浜が4強入り |
| 準々決勝・8月18日 | 健大高崎-有明 | 1-0 | 健大高崎が4強入り |
| 準決勝・8月20日 | 智弁和歌山-横浜 | 7-1 | 智弁和歌山が決勝進出 |
| 準決勝・8月20日 | 健大高崎-天理 | 1-0 | 健大高崎が決勝進出 |
| 決勝・8月22日 | 智弁和歌山-健大高崎 | 4-3 | 智弁和歌山が優勝 |
大会終了時点の結果は、次のように整理できます。
- 優勝:智弁和歌山(和歌山)
- 準優勝:健大高崎(群馬)
- ベスト4:横浜(神奈川)、天理(奈良)
ここで注意したいのは、準決勝で敗れた横浜と天理について、公式の大会結果ではともにベスト4として扱われることです。3位決定戦は行われていないため、両校を3位、4位と別々に順位付けするのは正確ではありません。
つまり、検索時に「2026年甲子園の最終順位」を確認する場合は、優勝校と準優勝校、そして準決勝敗退の2校を区別して見ることが大切です。
【決勝4-3の真相】智弁和歌山が健大高崎との接戦を制した8回の攻防
2026年8月22日に行われた決勝は、智弁和歌山と健大高崎の対戦となりました。試合開始は午前10時02分。阪神甲子園球場には44,700人の観客が集まり、両校の頂点を懸けた戦いを見届けました。
2回に智弁和歌山が先制、5回に健大高崎が反撃試合が動いたのは2回裏です。智弁和歌山は山下晃平、長友悠成の適時打で2点を先制しました。
序盤にリードを奪った智弁和歌山に対し、健大高崎は5回表に狩野蓮義の適時打で1点を返します。スコアは2-1となり、試合は1点差の展開に変わりました。
その後は両チームとも得点できず、試合は終盤へ。智弁和歌山が2-1でリードしたまま迎えた8回が、決勝最大の転換点となりました。
8回表、石田雄星の2ランで健大高崎が逆転8回表、健大高崎の石田雄星が2ランホームランを放ちました。この一発で健大高崎は3-2と逆転。試合終盤に入って、今度は智弁和歌山が追いかける立場になりました。
決勝の行方を大きく左右する一打となり、健大高崎は初優勝に向けて大きく前進したかに見えました。
8回裏、スクイズと暴投で智弁和歌山が再逆転しかし、智弁和歌山も簡単には引き下がりませんでした。
8回裏、川原一将のスクイズで同点に追いつくと、さらに山下晃平の打席で暴投が発生。その間に走者が生還し、智弁和歌山が4-3と再逆転しました。
8回表にホームランで逆転した健大高崎に対し、智弁和歌山はスクイズと相手のミスを逃さない走塁で試合をひっくり返したのです。
最終9回、健大高崎は得点できず、試合終了。智弁和歌山が4-3で勝利し、優勝を決めました。
この試合の特徴は、単に打力で勝敗が決まったわけではないことです。ホームランによる長打力、スクイズによる確実な得点、そして暴投を逃さない走塁。高校野球で勝つために必要な複数の要素が、決勝の8回に凝縮されていました。
【智弁和歌山が2026年優勝】5年ぶり4度目の夏制覇と大会の意味
智弁和歌山は2021年以来、5年ぶり4度目となる夏の甲子園優勝を果たしました。日刊スポーツの大会報道によると、夏の優勝回数4回はPL学園と並ぶ歴代5位タイの記録です。
春夏通算では5度目の優勝となり、全国屈指の甲子園実績を持つ強豪校として、改めてその存在感を示しました。
準々決勝から決勝まで攻撃の形を変えた智弁和歌山智弁和歌山の勝ち上がりで注目すべきなのは、試合展開に応じた得点の取り方です。
準々決勝の仙台育英戦では11得点、準決勝の横浜戦では7得点を記録しました。序盤から得点を重ね、相手に試合の主導権を渡さない戦い方が目立ちました。
一方、決勝では健大高崎の投手陣を相手に大量得点を挙げる展開にはなりませんでした。それでも終盤にスクイズで同点に追いつき、勝ち越しの機会をものにしています。
大量得点を狙う攻撃だけでなく、1点を取り切るプレーを選択できたことが、優勝につながった要点です。
健大高崎も大会を通じて強さを証明準優勝の健大高崎も、決勝までの戦いで高い競争力を示しました。
準々決勝では有明に延長10回1-0でサヨナラ勝ち。準決勝では天理を1-0で破り、2試合連続で1点差の接戦を制しました。
決勝では8回に石田雄星の2ランホームランで一時逆転するなど、最後まで優勝の可能性を残しました。日本高等学校野球連盟の大会総括によると、健大高崎は6回目の出場で初優勝を目指しましたが、あと一歩届きませんでした。
決勝で敗れたとはいえ、僅差の試合を勝ち抜いて準優勝まで進んだ実績は、2026年大会を振り返るうえで欠かせないものです。
2026年大会を振り返る3つの評価ポイント今回のベスト4と優勝争いを評価する際は、次の3点に注目すると大会全体の構図が見えてきます。
- 得点力:智弁和歌山は準々決勝11得点、準決勝7得点と、勝ち上がりの段階で高い攻撃力を発揮しました。
- 接戦への対応力:健大高崎は準々決勝、準決勝をともに1-0で勝ち抜きました。
- 試合終盤の判断力:決勝の智弁和歌山は8回にスクイズと走塁を絡めて逆転し、勝利を引き寄せました。
この3つの視点から見ると、2026年大会は単純な打撃戦ではなく、攻撃力、守備力、試合終盤の判断が優勝を左右した大会だったと分かります。
【ベスト4甲子園2026】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年夏の甲子園のベスト4はどこですか?
A1:天理(奈良)、智弁和歌山(和歌山)、横浜(神奈川)、健大高崎(群馬)の4校です。8月18日の準々決勝で4校が決まりました。
Q2:2026年夏の甲子園の準決勝結果は?
A2:8月20日の準決勝では、智弁和歌山が横浜を7-1で破り、健大高崎が天理を1-0で下しました。この結果、決勝は智弁和歌山対健大高崎となりました。
Q3:2026年夏の甲子園の決勝結果は?
A3:8月22日の決勝で智弁和歌山が健大高崎を4-3で破りました。8回裏にスクイズと暴投によって2点を奪い、逆転勝利を収めました。
Q4:2026年夏の甲子園で優勝した高校はどこですか?
A4:和歌山県代表の智弁和歌山です。2021年以来、5年ぶり4度目の夏の甲子園優勝を達成しました。
Q5:2026年夏の甲子園で準優勝した高校はどこですか?
A5:群馬県代表の健大高崎です。準決勝で天理を1-0で破って決勝に進みましたが、智弁和歌山に3-4で敗れました。
Q6:横浜と天理は何位になりましたか?
A6:両校とも準決勝敗退のベスト4です。3位決定戦が行われていないため、公式結果では3位と4位を別々に区分する形にはなっていません。
Q7:2026年の第108回全国高校野球選手権大会はいつ開催されましたか?
A7:2026年8月5日から22日まで、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開催されました。全国49代表校が参加した大会です。
2026年夏の甲子園、第108回全国高等学校野球選手権大会のベスト4は、天理、智弁和歌山、横浜、健大高崎でした。
準々決勝では天理が三重に7-0、智弁和歌山が仙台育英に11-3、横浜が花巻東に6-0、健大高崎が有明に1-0で勝利。準決勝では智弁和歌山が横浜に7-1、健大高崎が天理に1-0で勝ち、決勝へ進みました。
決勝は8回に両校が逆転を繰り返す緊迫した展開となり、最後は智弁和歌山が4-3で勝利。5年ぶり4度目の夏の甲子園優勝を飾りました。
今回の大会で特に印象的だったのは、智弁和歌山の攻撃力と、健大高崎の粘り強い接戦への対応です。天理と横浜も準決勝まで勝ち進み、全国の強豪校として存在感を示しました。
「2026年の甲子園ベスト4はどこだったのか」という疑問への答えは、天理、智弁和歌山、横浜、健大高崎の4校です。そして大会の最終的な勝者は智弁和歌山。4校それぞれの勝ち上がりと、最後まで勝敗が分からなかった決勝の攻防が、2026年夏の甲子園を象徴する結果となりました。
主な事実確認資料: 日本高等学校野球連盟の大会公式記録、阪神甲子園球場の試合結果、BS朝日の全試合結果、ベースボールチャンネルの決勝速報、日刊スポーツの優勝記録を照合しています。