ホーム 芸能ニュース・ゴシップ 【315haの広大な敷地】明和牧場の施設概要と競走馬を育てる仕組み

【315haの広大な敷地】明和牧場の施設概要と競走馬を育てる仕組み

桜庭 準 桜庭 準 • 更新: • 公開: • 読了約 17 分
目次

ビッグレッドファーム明和の最大の特徴は、種牡馬の繋養だけを目的とした施設ではないことです。ビッグレッドファームの公式施設紹介によると、明和はグループ内で最も広い面積を持ち、種付け、繁殖、育成、調教までを一貫して担っています。

1999年に開場し、敷地面積は315ha。東京ドームに換算すると約67個分に相当する広さです。広大な土地を生かし、競走馬が成長段階に応じた管理やトレーニングを受けられる環境が整っています。

主な施設と設備

施設 規模・内容 主な役割
屋根付き坂路コース 1,100m 競走馬の調教
トラックコース 1,200m 運動・トレーニング
トレッドミル 2基 運動負荷の管理
ウォーキングマシーン 9基 歩行運動
スタリオン厩舎 種牡馬を繋養 種付け・管理
一般厩舎 310頭収容 馬の飼育・育成
クラブハウス KEIBA CLUB 牧場関連施設

特に注目したいのが、屋根付き坂路コースです。

坂路調教は、馬が傾斜のあるコースを走ることで、筋力や心肺機能などを鍛えるトレーニング。屋根があることで、降雨や積雪などの天候による影響を抑えながら調教できる利点があります。

ビッグレッドファームでは明和だけでなく、新冠町泊津、新ひだか町真歌、茨城県鉾田にも屋根付き坂路コースを設けています。

種付けから調教までを担う総合牧場

競走馬がレースに出走するまでには、複数の段階があります。

- 種付け:種牡馬と繁殖牝馬を交配させ、次世代の競走馬を生産する。
- 繁殖:妊娠した繁殖牝馬の健康を管理し、出産や仔馬の成長を支える。
- 育成:仔馬を成長させ、人との接し方や運動の基礎を身につけさせる。
- 調教:競走馬として必要な体力や走力を養う。

ビッグレッドファームの特徴は、こうした工程を牧場グループ全体で連携して行うことです。

公式の会社紹介では、夜間放牧によって馬の運動量を確保し、基礎体力の強化を目指す取り組みも紹介されています。

つまり、明和は有名な種牡馬を見学するためだけの場所ではありません。日本の競馬を支える競走馬の生産・育成システムを担う、実務的な拠点なのです。

【ゴールドシップ・ベンバトル】2026年の種牡馬と見学できる馬の関係

ビッグレッドファーム明和

ビッグレッドファーム明和の名前を競馬ファンに広く知らしめている存在が、ゴールドシップです。

ゴールドシップは2026年も見学対象

は、父ステイゴールド、母ポイントフラッグという血統の芦毛馬です。

現役時代には皐月賞、菊花賞、有馬記念などを制覇。2012年には最優秀3歳牡馬に選ばれ、2016年からビッグレッドファームで種牡馬として供用されています。

産駒のユーバーレーベンがオークスを制するなど、種牡馬としても実績を積み重ねてきました。

2026年の種付け料は受胎条件500万円。9月に公表された2026年シーズンの種付頭数は113頭でした。

競走馬のふるさと案内所の最新掲載情報でも、ゴールドシップは見学可能な馬として案内されています。

ただし、見学可能という表示は、訪問日に必ず屋外で姿を見られるという意味ではありません。天候や馬の状態によって厩舎内にいる場合もあります。

ベンバトルは種牡馬だが一般見学不可

は、父Dubawi、母Nahrainという血統の2014年生まれの鹿毛馬です。

海外ではドバイターフ、コーフィールドステークス、ダルマイヤー大賞などのG1競走を制覇。世界各地で実績を残した競走馬です。

2022年から日本で種牡馬として供用され、2026年の種付け料は受胎条件250万円。2026年シーズンの種付頭数は102頭でした。

一方、競走馬のふるさと案内所の繋養馬情報では、ベンバトルは見学不可とされています。

ここは訪問者が誤解しやすい部分です。牧場で種牡馬として管理されていることと、一般見学者が姿を見られることは別の条件です。ベンバトルを目当てに訪問する場合は特に注意してください。

2026年の主な馬と見学条件・動向一覧

2026年11月4日時点で把握しておきたい馬の情報を整理しました。

馬名 ビッグレッドファームとの関係 見学・最新状況
ゴールドシップ 2016年から種牡馬として供用 見学可
ベンバトル 2022年から種牡馬として供用 見学不可
ウインブライト 2021年から種牡馬として供用 10月30日に種牡馬引退・牧場を移動
ウインカーネリアン 2026年10月9日に到着 見学可
コスモバルク 牧場で繋養 見学可
ジョーカプチーノ 種牡馬として繋養 見学可
ダノンザキッド 種牡馬として繋養 見学可

※見学可否は競走馬のふるさと案内所の掲載情報に基づきます。馬の体調や当日の状況により変更される場合があります。

【2026年10月30日の重要ニュース】ウインブライトが種牡馬を引退

2026年のビッグレッドファームを語るうえで外せないニュースが、の種牡馬引退です。

ビッグレッドファームは10月30日、公式サイトで同馬の種牡馬引退を発表しました。

ウインブライトは2019年に香港カップと香港クイーンエリザベス2世カップを制覇。海外の中距離G1で春秋連覇を達成した実績を持ちます。

2021年から同牧場で種牡馬生活を送り、フクノブルーレイクやコスモハナミズキなどの産駒が重賞で好走しました。

今回の発表によると、10月30日にうらかわ優駿ビレッジAERUへ向けて出発し、今後は同施設で繋養されます。

したがって、2026年11月時点でビッグレッドファーム明和を訪れても、以前のようにウインブライトを見学することはできません。

なお、2026年シーズンの種付頭数は26頭と公表されています。これは引退前の2026年シーズンの実績であり、引退後も同牧場で種付けを続けるという意味ではありません。

【2026年最新】ビッグレッドファーム明和の見学時間・休止日・見学方法

ビッグレッドファーム明和の一般見学で最も注意したいのが、2026年7月に実施された見学ルールの変更です。

以前の見学経験がある人も、過去の情報だけを頼りに訪問するのは避けたいところです。

2026年の基本的な見学時間


13:30~15:30


一般見学の基本時間


見学時間
午後1時30分~午後3時30分


見学方法
指定ルートでの一般見学


入場時
記帳が必要


事前予約
案内所で最新情報を確認

競走馬のふるさと案内所の2026年掲載情報では、見学時間は13時30分から15時30分までです。

見学時間より前は駐車場を含めて場内に入れません。早く到着しても、場内で待機することはできないため、時間を調整して訪問しましょう。

2026年の見学休止日

2026年の重要変更

特に大きな変更があったのは、土曜・日曜・祝日の一般見学休止です。

競走馬のふるさと案内所は2026年6月25日に変更を告知し、7月11日から土曜・日曜・祝日の見学を休止すると案内しました。

休止対象 2026年の取り扱い
土曜日 7月11日以降、休止
日曜日 休止
祝日 休止
ゴールデンウィーク 休止
お盆前後 休止
シルバーウィーク前後 休止
年末年始 2026年12月26日~2027年1月11日

年末年始の休止については、2026年10月29日に新たな案内が掲載されています。

また、一般見学は年間を通じて可能と案内されていますが、これは毎日見学できるという意味ではありません。曜日や大型連休による休止に加え、予告なく休止となる場合もあります。

実際の見学方法と訪問までの流れ

見学の基本的な流れは次のとおりです。



競走馬のふるさと案内所で最新情報を確認

見学可能日、時間、対象馬の情報を確認します。問い合わせは牧場に直接ではなく、日高案内所を利用します。


見学当日の交通手段を確保

13時30分の入場開始に間に合うように移動します。特に公共交通機関を利用する場合は帰りの便も確認します。


指定時間に駐車場へ入場

13時30分より前の敷地内への立ち入りは禁止されています。


記帳台で代表者が記帳

入場したら記帳を済ませ、建物内には入らず見学ルートへ進みます。


指定場所から馬を見学

厩舎内には立ち入らず、案内された場所から見学します。


見学終了後は速やかに退出

牧場関係者の指示に従い、敷地内に長時間滞在しないようにします。

競走馬のふるさと案内所の掲載情報では、一般見学は直接訪問可能とされています。ただし、見学可能日や馬の状態が変わることがあるため、訪問直前にも情報を確認するのが確実です。牧場への見学に関する電話やメールは控えるよう、公式案内でも呼びかけられています。

【住所・アクセス】新冠町明和への行き方と交通手段

ビッグレッドファーム明和は、北海道日高地方の新冠町に位置しています。

正式な住所


ビッグレッドファーム明和

〒059-2425


北海道新冠郡新冠町字明和120-4
施設の所在地。一般見学に関する問い合わせ先ではありません。

牧場公式の施設紹介では所在地を北海道新冠郡新冠町字明和と案内しており、法人情報や公的事業所情報では120番地の4まで確認できます。

新千歳空港から車で向かう場合

新千歳空港から新冠町へは、日高自動車道を利用するルートが便利です。

新冠町の公式アクセス案内では、新千歳空港から新冠町までレンタカーで約1時間10分とされています。

ただし、この所要時間は新冠町までの目安であり、牧場の入口までの正確な所要時間ではありません。道路状況や天候によっても変わります。

公共交通機関を利用する場合

新冠町へ向かう主な交通手段は、以下のとおりです。

- 札幌駅前から道南バスの高速ペガサス号:約2時間30分
- 苫小牧から道南バスの苫小牧静内線:約2時間20分
- 新千歳空港からバスを乗り継ぐ場合:約2時間50分

新冠町では日高地域広域公共バスや町内のAIオンデマンドバス「メロディー号」なども案内されています。

ただし、一般見学は13時30分開始と時間が限られています。バスの到着時刻と牧場までの移動、見学終了後の帰路を組み合わせる必要があるため、レンタカーの方が訪問計画を立てやすいでしょう。

【牧場見学のマナー】ゴールドシップに会うために守りたい注意事項

ビッグレッドファーム明和は、一般の観光客を受け入れる観光牧場ではありません。

見学者は、競走馬の生産・育成・調教という本来の仕事を行っている施設を訪問させてもらう立場です。

そのため、一般的な観光施設とは異なるルールが設けられています。

厩舎や芝生への立ち入りは禁止

牧場公式の一般見学案内では、厩舎内への立ち入りを禁止しています。

馬が厩舎内にいる場合も、見学者は中へ入れません。厩舎の外側から見学する場合は、指定されたアスファルト上から観察します。

芝生の上に入ったり、駐車場以外の場所に車を乗り入れたりすることも避けなければなりません。

写真・動画のSNS投稿には特に注意

これは2026年の訪問者が必ず知っておきたいポイントです。

競走馬のふるさと案内所の牧場情報では、写真や動画の撮影は私的利用に限り可能とされています。一方、ビッグレッドファーム公式の一般見学案内では、見学時に撮影した写真・動画について、SNS、ブログ、動画サイト、観光案内サイト、地図などへのアップロードを全面禁止としています。

加えて、馬が写っていなくても、建物や風景を含む写真が対象です。

したがって、撮影した画像をSNSに投稿して訪問報告をしたり、動画を公開したりすることはできません。牧場公式の案内を優先して行動してください。

訪問前に覚えておきたい主な禁止事項




特に注意したいルール

- 厩舎や放牧地に無断で入らない
- 馬に触れない、食べ物を与えない
- 大声を出したり、馬を驚かせたりしない
- フラッシュ撮影をしない
- 敷地内で喫煙しない
- 傘や日傘を場内に持ち込まない
- 自撮り棒、ドローン、三脚を持ち込まない
- トイレを利用しようとしない
- 見学時間外に駐車場を含む敷地へ入らない
- 撮影した写真・動画をインターネットに投稿しない

特にトイレについては、一般見学者には貸し出されていません。訪問前に済ませておく必要があります。

これらのルールは、馬の健康や安全、牧場で働く人々の業務を守るためのものです。競走馬のふるさと案内所が公開している「牧場見学の9箇条」も、必ず確認しておきましょう。

【よくある質問】ビッグレッドファーム明和に関するFAQ

Q1:ゴールドシップは2026年も見学できますか?

A1:はい。2026年11月4日時点の競走馬のふるさと案内所の掲載情報では、ゴールドシップは見学可能です。ただし、当日の天候や馬の状態によって厩舎内にいる場合があります。

Q2:ビッグレッドファーム明和の見学時間は何時からですか?

A2:基本的な一般見学時間は13時30分~15時30分です。13時30分より前の入場はできません。

Q3:土曜日や日曜日でも見学できますか?

A3:できません。2026年7月11日から土曜日・日曜日・祝日の一般見学は休止されています。

Q4:ベンバトルにも会えますか?

A4:ベンバトルはビッグレッドファームで種牡馬として繋養されていますが、競走馬のふるさと案内所では見学不可とされています。

Q5:ウインブライトは現在もビッグレッドファームにいますか?

A5:いいえ。2026年10月30日に種牡馬を引退し、うらかわ優駿ビレッジAERUへ向けて出発しました。今後は同施設で繋養されます。

Q6:見学に予約は必要ですか?

A6:競走馬のふるさと案内所では直接訪問可能と案内されています。ただし、臨時休止などもあるため、訪問前に最新の見学情報を確認してください。牧場への直接の問い合わせは控えましょう。

Q7:見学中に撮ったゴールドシップの写真をSNSに投稿できますか?

A7:できません。ビッグレッドファーム公式の一般見学案内では、見学中に撮影した写真や動画のインターネットへのアップロードを禁止しています。建物や風景の写真も対象です。

ビッグレッドファーム明和は、北海道新冠町に315haの敷地を持つ総合牧場です。屋根付き坂路コース1,100mをはじめとする充実した設備を備え、種付けから繁殖、育成、調教まで競走馬の成長を支えています。

2026年の訪問で押さえておきたい要点は、次の4つです。

1. 見学時間は13時30分~15時30分。 早く到着しても敷地内には入れません。
2. 土日祝日は見学休止。 7月11日以降の変更を忘れないこと。
3. ゴールドシップは見学可能、ベンバトルは見学不可。 種牡馬の繋養状況と一般見学の可否は異なります。
4. ウインブライトは10月30日に種牡馬を引退。 現在はうらかわ優駿ビレッジAERUへ移動しています。

牧場見学に向いているのは、競走馬の仕事や生産現場への理解があり、決められたルールの中で静かに馬を見守れる人です。

一方、馬に触れたい人、写真や動画をSNSに投稿したい人、自由に施設内を歩き回りたい人には、期待する楽しみ方ができない可能性があります。

ビッグレッドファーム明和の魅力は、単に有名馬に会えることだけではありません。ゴールドシップをはじめとする名馬が過ごす場所で、日本の競馬を支える生産・育成の現場を知ることにもあります。

訪問を計画する際は、競走馬のふるさと案内所の最新情報と牧場公式の見学案内を確認し、馬と牧場の仕事を尊重した見学を心がけましょう。

同じカテゴリの記事

桜庭 準

全記事の校閲を担当。人名・日付・数字の整合性を確認し、断定できない内容は表現を弱めて掲載します。

おすすめの関連記事