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【母親は穂坂由美子】大地との関係と2023年の監禁・傷害事件

桜庭 準 桜庭 準 • 更新: • 公開: • 読了約 18 分
目次

穂坂大地の母親は、報道で実名が伝えられている穂坂由美子さんです。2023年6月の事件当時は57歳と報じられていました。

由美子さんは、穂坂沙喜、穂坂大地、穂坂朝美、穂坂朝華らの母親であり、穂坂修ちゃんにとっては祖母にあたります。つまり、由美子さんと大地は実の親子関係です。

2023年6月、兵庫県神戸市西区で発覚したのは、由美子さんに対する監禁・傷害事件でした。兵庫県警は6月22日、沙喜、大地、朝美、朝華の4人を、由美子さんを自宅に監禁し、暴行を加えてけがを負わせた疑いで逮捕しました。

神戸新聞の報道によると、4人は同年3月ごろから由美子さんを自宅の押し入れに断続的に閉じ込めていた疑いがありました。押し入れには鍵が取り付けられ、内部は約1平方メートルほどの狭さだったとされています。

由美子さんが保護されたのは6月20日深夜です。神戸市垂水区の路上で車いすに乗っていたところを通行人の男性が発見し、警察に通報しました。由美子さんの顔や背中にはけががあり、本人は家族がいない間に自宅を抜け出したと説明していたと報じられています。

この監禁事件と、同じ家で起きていた修ちゃんの死亡事件が結びついたことで、穂坂家の家庭内で何が起きていたのかが捜査の焦点になりました。

由美子さんは被害者だったのか、加害者だったのか

ここで理解しておきたいのは、由美子さんについて報道されている二つの側面です。

2023年の事件では、由美子さん自身が子どもたちから監禁・傷害を受けた被害者として扱われました。一方、幼少期の大地については、母親から虐待されていたという知人の証言が週刊誌で紹介されています。

つまり、報道されている家族関係には、過去に母親から虐待を受けたとされる大地が、後年には自分の母親に対する監禁・傷害事件に関与したという複雑な経緯があります。

ただし、過去の虐待証言と2023年の犯罪行為は別々に検証されるべき事柄です。幼少期の被害経験があったとしても、その後の加害行為が正当化されるわけではありません。

【幼少期の生い立ち】母親からの虐待をめぐる知人証言とは?

穂坂大地母親

穂坂大地の生い立ちを調べる読者が注目するのが、2023年6月26日付の「週刊女性PRIME」の記事です。

同記事では、大地の幼少期を知る男性が取材に応じ、母親による虐待を目撃した記憶を語っています。

男性によると、大地が4歳だったころ、母親が大地のお腹の上で飛び跳ねようとしたことがあったといいます。危険を感じた男性の母親が飛びついて止めたという証言です。

加えて、幼い大地と兄の身体には、日常的にあざがあったとも説明しています。大地については、当時2歳ほどだった双子の妹たちに母親が命令し、腕や身体をかませていたという内容も報じられました。

また、十分な食事を与えられていなかったのではないかと感じるほど、当時の大地は痩せていたという証言も掲載されています。

虐待証言はどこまで確認されている?

この証言は、幼少期の大地を知る人物が過去の出来事を振り返ったものです。証言者自身も当時は子どもで、細部の記憶は曖昧だと説明しています。

したがって、母親による虐待があったという証言が報道されたことと、個々の行為について司法判断が確定していることは区別しなければなりません。

一方、2026年1月に行われた沙喜らの裁判では、大地による家族への暴力や支配的な関係が法廷で取り上げられました。神戸地裁の判決報道では、大地が姉妹を暴力やマインドコントロールによって支配していたと指摘されています。

このように、幼少期の虐待をめぐる知人証言と、成人後に家族へ向けられた暴力については、それぞれ異なる証拠や証言が存在します。

2022年12月に起きた家族関係の変化

MBSの裁判報道によると、大地は2022年12月ごろ、約16年ぶりに姉妹らの生活する家に姿を現しました。

当時、大地は家族への暴力が原因で精神科のある病院に入院していたと報じられています。帰宅後、家族との同居が始まり、その後、家庭内の状況が変化していったことが裁判で明らかになりました。

裁判で語られた内容では、当初は修ちゃんに菓子を与えるなど穏やかに接していた大地が、クリスマスの日の出来事をきっかけに修ちゃんへの暴行を始めたとされています。

加えて、家族への暴力や外出の制限など、支配的な状況が強まっていったことも報じられました。

【穂坂大地の家族構成と相関図】穂坂沙喜・朝美・朝華・修の関係

事件を理解するうえで混同しやすいのが、穂坂家の親子関係と兄弟姉妹の関係です。

大地は修ちゃんの父親ではありません。修ちゃんの母親である沙喜の弟であり、修ちゃんにとっては叔父です。また、由美子さんは大地の母親であると同時に、修ちゃんの祖母でもあります。

穂坂家の人物関係一覧
人物 大地との関係 修ちゃんとの関係 事件との関係
穂坂由美子 実母 祖母 2023年の監禁・傷害事件の被害者
穂坂沙喜 姉 実母 傷害致死・死体遺棄事件で有罪
穂坂大地 本人 叔父 傷害致死など8つの罪で起訴
穂坂朝美 双子の妹 叔母 傷害致死・死体遺棄事件で有罪
穂坂朝華 双子の妹 叔母 傷害致死・死体遺棄事件で有罪
穂坂修(なお) 甥 本人 2023年6月に死亡した男児

この関係は、神戸新聞、MBSなどの事件報道と裁判報道に基づいて整理しています。

穂坂家にはほかにも兄弟がいた?

穂坂家の兄弟姉妹については、2023年の文春オンラインの記事で、事件に関与した4人のほかに兄がいるという近隣住民の証言が紹介されています。

同記事では、穂坂家が5人きょうだいだったとする証言が掲載されました。したがって、逮捕された4人だけが兄弟姉妹の全員だったと断定することはできません。

事件に関係しない兄については、詳細な情報が公表されていないため、家族構成を考える際には区別が必要です。

穂坂大地と穂坂沙喜の関係

沙喜は大地の姉で、修ちゃんの母親です。2026年1月の裁判報道では、大地が沙喜を「クイーン」と呼び、自身を「キング」と称していたという精神鑑定に関する説明も伝えられました。

神戸地裁の判決では、大地が沙喜ら3姉妹を暴力によって支配していたことが指摘されています。沙喜については、大地から性的暴力を受けるなど、被害者としての側面もあったと認定されました。

ただし、沙喜は修ちゃんの母親という立場にありながら、実際に暴行に加わったことについても責任を問われています。家庭内での支配関係と、母親としての責任の両方が裁判で検討されました。

【神戸6歳男児虐待死事件】2023年の経緯と発覚までの時系列

事件の発覚は、修ちゃんの遺体が見つかったことだけがきっかけではありません。先に由美子さんが自宅から逃げ出し、保護されたことが捜査につながりました。

神戸市西区で起きた一連の出来事を、捜査報道と裁判報道に沿って整理します。

事件発覚から裁判までの主な経緯
時期 出来事 確認されている内容
2022年12月ごろ 大地が家族のもとに戻る 約16年ぶりに姉妹らと再び同居するようになったと報道
2023年3月ごろ 由美子さんへの監禁 自宅の押し入れに断続的に閉じ込めた疑い
2023年6月19日ごろ 修ちゃんが死亡 外傷性ショックによる死亡と判明
2023年6月20日 由美子さんを保護 神戸市垂水区で車いすに乗った状態で発見
2023年6月22日 4人を逮捕 由美子さんへの監禁・傷害容疑。修ちゃんの遺体も発見
2023年7月13~14日 死体遺棄容疑で再逮捕・送検 スーツケースに入れた遺体を草むらに運んだ疑い
2025年11月 沙喜ら3人の裁判員裁判 傷害致死・死体遺棄事件の審理が開始
2026年1月14日 沙喜ら3人に判決 母親に懲役4年、叔母2人に執行猶予付き判決
2026年1月29日 3人の判決が確定 被告側・検察側ともに控訴せず
2026年11月16日予定 大地の初公判 神戸地裁で裁判員裁判が開始予定
2027年1月12日予定 大地の判決 神戸新聞が報じた判決予定日

主な経緯は神戸新聞、MBSなどの報道に基づいています。

修ちゃんの死因と遺体発見

2023年6月22日、神戸市西区の草むらで、銀色のスーツケースに入った穂坂修ちゃんの遺体が見つかりました。

修ちゃんは当時6歳でした。兵庫県警の発表として報じられた内容では、死因は外傷性ショックとみられ、背中には多数の打撲痕が確認されました。

その後の捜査では、自宅で暴行を受けて死亡したとみられ、遺体がスーツケースに入れられて近くの草むらに運ばれた経緯が明らかになっていきました。

神戸新聞の2023年7月14日の報道では、4人が6月19日ごろ、遺体を自宅から北約1キロの草むらまで運んだ疑いで再逮捕されたと伝えられています。

事件の中心にあった大地の支配関係

2026年1月の裁判では、大地が家族に対して日常的に暴力を振るい、修ちゃんへの暴行も指示していたことが明らかになりました。

MBSの報道によると、家族が外出や入浴を自由にできないようにするため、家の中に鍵を取り付けるなどの行為もあったとされています。また、修ちゃんへの暴行が次第に激しくなり、2023年4月ごろから鉄パイプが使われるようになったと、法廷での証言をもとに伝えられています。

保育園が修ちゃんの身体のあざを確認し、子ども家庭支援員が家庭訪問した際にも、大地が母親の説明を妨げていたという証言がありました。家庭外の支援につながる機会があったにもかかわらず、SOSを発信できない状況が生まれていたことが、裁判で取り上げられています。

【2026年11月最新】穂坂大地の裁判日程と2027年の判決予定

2026年11月4日時点の最新報道

穂坂大地の裁判については、2026年10月26日付の神戸新聞が、神戸地裁への取材に基づいて具体的な日程を報じました。

初公判は2026年11月16日、判決は2027年1月12日の予定です。11月4日現在、初公判はまだ始まっていません。

大地被告の裁判日程



初公判

2026年11月16日


神戸地方裁判所・裁判員裁判


予定審理回数

全8回


複数の起訴内容について審理


判決予定日

2027年1月12日


神戸新聞が2026年10月26日に報道

これらは神戸新聞が2026年10月26日に報じた予定です。裁判日程は変更される可能性があるため、実際の開廷情報は神戸地裁の発表で確認する必要があります。

大地に問われている罪は何か

大地は、修ちゃんへの傷害致死や死体遺棄など、計8つの罪に問われています。

起訴状によると、2023年6月19日ごろ、沙喜ら3姉妹と共謀し、自宅で修ちゃんの背中を鉄パイプで多数回殴り、背中に乗って飛び跳ねるなどの暴行を加え、外傷性ショックで死亡させたとされています。また、遺体をスーツケースに入れて草むらに遺棄したことも起訴内容に含まれています。

加えて、大地は家族への傷害や姉妹に対する性的暴力に関する罪でも起訴されたと報じられています。したがって、修ちゃんの死亡事件だけでなく、家族に対する一連の行為も裁判の重要な対象です。

先に判決が出た沙喜・朝美・朝華の刑罰

大地の裁判と混同しやすいのが、先に判決を受けた3姉妹の裁判です。

神戸地裁は2026年1月14日、沙喜に懲役4年、朝美と朝華にそれぞれ懲役3年・執行猶予5年を言い渡しました。沙喜には懲役8年、叔母2人には懲役7年が求刑されていました。

1月29日には、被告側と検察側の双方が控訴しなかったため、3人の判決が確定しています。

判決では、大地が家族を暴力やマインドコントロールによって支配していたことが指摘されました。一方で、沙喜については、被害者としての側面が認められながらも、母親として修ちゃんへの暴行に加わった責任が厳しく問われています。

この3人の判決が確定したことと、大地本人の刑事責任が確定したことは同じではありません。大地の裁判は2026年11月16日から別に審理されます。

【プロの結論】穂坂大地の母親と事件を理解するための3つの判断基準

この事件を理解する際に重要なのは、家族関係、幼少期の虐待証言、刑事裁判で認定された事実を混同しないことです。

1. 母親・由美子さんと修ちゃんの母・沙喜を混同しない

由美子さんは大地の実母であり、修ちゃんの祖母です。沙喜は大地の姉で、修ちゃんの実母です。この親子関係を整理すると、事件に登場する人物の立場が明確になります。

2. 幼少期の虐待証言と成人後の犯罪行為を分けて考える

大地が幼少期に母親から虐待を受けていたという知人証言は、家庭環境を考えるうえで重要な情報です。しかし、それだけで後年の犯罪の原因を説明しきることはできません。

2026年1月の裁判では、大地自身が家族に対して行った暴力や支配についても具体的に取り上げられました。過去の被害と現在の加害責任を同時に見つめる必要があります。

3. 大地本人の裁判で何が明らかになるかに注目する

3姉妹の裁判では、大地が主導的な立場にあり、家族を支配していたことが指摘されました。しかし、大地本人の裁判はまだ始まっていません。

2026年11月16日から予定されている裁判では、修ちゃんへの暴行や遺棄、家族への傷害、性的暴力など、起訴された8つの罪について審理が行われる予定です。

とりわけ、事件当日の具体的な行為、各被告の関与、家族への支配の実態、過去の家庭環境がどのように評価されるのかが注目点になります。

大地の幼少期をめぐる証言は事件の背景を考える材料ですが、最終的な刑事責任を判断するのは裁判所です。2027年1月12日に予定される判決まで、審理の内容を追うことが重要です。

【穂坂大地の母親】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:穂坂大地の母親は誰ですか?
A1:穂坂由美子さんです。2023年の事件当時57歳と報じられ、大地の実母であり、穂坂修ちゃんの祖母にあたります。

Q2:穂坂由美子さんはなぜ事件で注目されたのですか?
A2:2023年6月、神戸市西区の自宅で子どもたちから監禁・傷害を受けた疑いがあり、同月20日に自宅から逃げ出したところを保護されたためです。

Q3:穂坂大地は幼少期に母親から虐待されていたのですか?
A3:2023年6月の週刊女性PRIMEの記事で、幼少期の大地を知る男性が母親による暴力や身体のあざについて証言しています。ただし、これは知人による回想証言です。

Q4:穂坂大地と穂坂沙喜はどのような関係ですか?
A4:実の姉弟です。沙喜が姉、大地が弟で、修ちゃんは沙喜の息子、大地にとって甥にあたります。

Q5:穂坂大地の裁判はいつ始まりますか?
A5:2026年11月16日に神戸地裁で裁判員裁判が始まる予定です。神戸新聞の2026年10月26日の報道では、審理は全8回、判決は2027年1月12日とされています。

Q6:穂坂沙喜や叔母2人の判決はどうなりましたか?
A6:2026年1月14日、沙喜に懲役4年、朝美と朝華にそれぞれ懲役3年・執行猶予5年が言い渡されました。1月29日に判決が確定しています。

Q7:穂坂大地は修ちゃんの父親ですか?
A7:いいえ。大地は修ちゃんの母親・沙喜の弟で、修ちゃんにとっては叔父です。父親とする報道事実は確認されていません。

穂坂大地の母親は穂坂由美子さんです。由美子さんは2023年6月の監禁・傷害事件の被害者であり、死亡した穂坂修ちゃんの祖母でもあります。

大地については、幼少期に母親から虐待を受けていたという知人証言が週刊誌で報じられました。一方、2026年1月の裁判では、大地が姉妹らを暴力によって支配し、修ちゃんへの暴行を主導したとする内容が明らかになっています。

沙喜、朝美、朝華の3人には有罪判決が確定しましたが、大地本人の裁判は別に行われます。

2026年11月16日が初公判、2027年1月12日が判決予定日です。 今後の審理では、8つの起訴内容と家族への支配の実態がどのように判断されるのかが焦点となります。

この事件をめぐる情報を正確に理解するには、幼少期の証言、捜査段階の容疑、法廷での証言、確定判決、そして大地本人の裁判結果を、それぞれ分けて確認することが欠かせません。

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桜庭 準

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