LDH事務所とは?EXILEから広がる所属グループと事業の全貌【2026最新】
EXILEをはじめ、三代目 J SOUL BROTHERS、GENERATIONS、THE RAMPAGEなど、数多くの人気アーティストを抱えるLDH。音楽活動だけでなく、ライブ、俳優・タレントのマネジメント、ダンススクール、音楽レーベル、飲食事業まで幅広く展開していることで知られている。
2026年現在、LDHの正式な会社名は株式会社LDH JAPAN。EXILE HIROこと五十嵐広行が代表取締役会長兼社長CEO兼CCOを務める総合エンタテインメント企業だ。所属アーティストの顔ぶれも世代交代が進み、新しいグループや海外展開を含めた活動が広がっている。会社の成り立ちから所属グループ、エイベックスとの関係、EXPGのオーディション制度まで整理すると、LDHが単なる芸能事務所ではないことが見えてくる。
【まず結論】LDH事務所とはどんな会社?会社概要と代表者を解説

LDH事務所とは、株式会社LDH JAPANを中心とするエンタテインメント企業グループを指す呼び方だ。
一般的にはEXILEや三代目 J SOUL BROTHERSなどの所属事務所として認識されているが、実際の事業は芸能マネジメントだけにとどまらない。
社名のLDHは「Love, Dream, Happiness」の頭文字に由来する。アーティストの夢を実現すること、ファンに感動を届けること、エンタテインメントを通じて社会に価値を生み出すことを理念の中心に据えている。
LDH JAPANの会社概要2026年11月4日時点で確認できる公式会社概要は次のとおり。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社LDH JAPAN |
| 設立 | 2003年9月18日 |
| 本社所在地 | 東京都目黒区東山1丁目2番2号 |
| 代表者 | 五十嵐広行 |
| 代表者の肩書 | 代表取締役会長兼社長CEO兼CCO |
| 代表者の活動名 | EXILE HIRO |
| 主な事業 | 芸能マネジメント、音楽、ライブ、ファンコミュニケーションなど |
| 主要グループ会社 | LDH kitchen、LDH music&publishing、expg familyなど |
公式会社概要では、森雅貴氏が取締役CRO、関佳裕氏が取締役COO、鈴木裕之氏が取締役CHRO、松本康一郎氏が取締役CFOを務めている。
また、主要グループ会社として株式会社LDH kitchen、株式会社LDH music&publishing、株式会社expg familyなどが掲載されている。
つまり、アーティストの活動を支える組織だけでなく、音楽制作や教育、飲食などを担う複数の会社が連携する構造だ。
(出典:LDH JAPAN公式「会社概要」「役員紹介」)
LDH代表・五十嵐広行とは?LDHを語るうえで欠かせない人物が、EXILE HIROこと五十嵐広行だ。
HIROはEXILEのメンバーとして知られる一方、LDHの創業と経営を主導してきた人物でもある。
2002年に有限会社エグザイル・エンタテインメントを設立し、代表取締役社長に就任。その後、会社の統合や組織再編を経て、LDHを現在の総合エンタテインメント企業へと成長させてきた。
2017年にはLDH JAPANへの商号変更に伴い代表取締役会長兼CCOに就任。2023年10月からは代表取締役会長兼社長CEO兼CCOを務めている。
経営とクリエイティブの両面を担う体制は、LDHの大きな特徴だ。
【設立の経緯】LDHはいつ誕生した?EXILEから始まった歴史
LDHの歴史を理解するには、会社の設立年と、EXILEの誕生を分けて考える必要がある。
EXILEの活動を起点とした芸能事業と、現在の会社組織としてのLDHは、必ずしも同じ日に始まったわけではない。
1998年から2003年にかけて会社の基盤を形成LDHの公式役員紹介によると、森雅貴氏は1998年3月に有限会社スリーポイントを設立している。
一方、EXILE HIROは2002年に有限会社エグザイル・エンタテインメントを設立した。
2003年9月には両社が合併し、株式会社LDHへと商号を変更。現在のLDH JAPANにつながる企業体制が形成された。
主な転換点を時系列で整理すると次のようになる。
| 時期 | 出来事 | 意味 |
|---|---|---|
| 1998年3月 | 有限会社スリーポイント設立 | 現在のLDHにつながる事業基盤の一つ |
| 2001年9月 | EXILEがシングル「Your eyes only ~曖昧なぼくの形~」でデビュー | グループの本格始動 |
| 2002年 | HIROが有限会社エグザイル・エンタテインメントを設立 | EXILEを軸とする事業体制の構築 |
| 2003年9月18日 | 会社統合・株式会社LDHへ商号変更 | 現在の会社の設立日 |
| 2017年1月 | 株式会社LDH JAPANへ商号変更 | 組織の新体制への移行 |
| 2023年10月 | HIROが会長兼社長CEO兼CCOに就任 | 経営とクリエイティブを担う体制 |
| 2026年3月 | 森雅貴氏が取締役CROに就任 | 経営役員体制の更新 |
(出典:LDH JAPAN公式「役員紹介」「会社概要」、EXILE公式プロフィール)
EXILEの成功がLDHの事業拡大につながった2001年にデビューしたEXILEは、ダンスとボーカルを融合させたパフォーマンスを武器に活動を拡大した。
2006年にはEXILE VOCAL BATTLE AUDITIONを通じてTAKAHIROが新ボーカルに選ばれるなど、オーディションによる人材発掘にも力を入れてきた。
こうした活動を通じて、アーティストを一組単位で売り出すだけでなく、グループ間の連携や次世代の育成を視野に入れた組織づくりが進んでいく。
その象徴がEXILE TRIBEという大きなプロジェクトだ。
EXILEの成功を一時的なヒットで終わらせず、次の世代へとつなぐ仕組みを構築したことが、LDHの成長を支える重要な要素になっている。
【2026年最新】LDH所属アーティスト一覧とEXILE TRIBEの全体像
LDHの所属アーティストは、EXILEだけではない。
2026年11月時点の公式アーティスト一覧には、ダンス&ボーカルグループ、ソロアーティスト、音楽ユニットなど幅広い名前が掲載されている。
EXILE TRIBE所属グループ一覧EXILE TRIBEは、EXILEを中心としたアーティストやグループが連携する大きなプロジェクトとして展開されている。
代表的なグループは次のとおり。
EXILE系統・主要グループ
- EXILE
- EXILE THE SECOND
- 三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE
- GENERATIONS from EXILE TRIBE
- THE RAMPAGE from EXILE TRIBE
- FANTASTICS from EXILE TRIBE
- BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBE
- PSYCHIC FEVER from EXILE TRIBE
- LIL LEAGUE from EXILE TRIBE
- KID PHENOMENON from EXILE TRIBE
- THE JET BOY BANGERZ from EXILE TRIBE
- WOLF HOWL HARMONY from EXILE TRIBE
このほか、グループ内の派生ユニットとしてMA55IVE THE RAMPAGEなども活動している。
三代目 J SOUL BROTHERS三代目 J SOUL BROTHERSは、EXILEの精神を受け継ぐダンス&ボーカルグループだ。
2010年11月10日に「Best Friend's Girl」でメジャーデビューした。
公式プロフィールでは、NAOTO、小林直己、ELLY、山下健二郎、岩田剛典、今市隆二、ØMIの7人がメンバーとして掲載されている。
ダンスパフォーマンスに加え、メンバーそれぞれが俳優、ソロアーティスト、テレビ出演など個別の活動を展開している点も特徴だ。
2026年10月21日にはアルバム「24/7 ~JSB FOREVER~」をリリース。グループとしての音楽活動も続いている。
GENERATIONS from EXILE TRIBEGENERATIONSは2012年11月に「BRAVE IT OUT」でデビューしたグループだ。
2026年の公式プロフィールでは、白濱亜嵐、片寄涼太、数原龍友、小森隼、佐野玲於、中務裕太の6人体制となっている。
2019年には初の全国5大ドームツアーを開催し、46万人を動員した実績を持つ。
2024年の6人体制への移行を経て、2025年には各メンバーがプロデュースする6か月連続のシングルリリースを実施。2026年もホールツアーやアリーナツアーを展開している。
THE RAMPAGE from EXILE TRIBETHE RAMPAGEは、3つのオーディションを通じて選ばれた16人組のダンス&ボーカルグループだ。
大人数ならではの迫力あるフォーメーションと、HIPHOPを取り入れたパフォーマンスが特徴。
ボーカルとパフォーマーの役割を明確に分けた構成で、個々のメンバーが俳優やモデル、ソロ活動などにも挑戦している。
2026年11月4日にはシングル「One Shot」のリリースも公式サイトに掲載されており、継続的な音楽活動が確認できる。
その他の所属アーティスト・ユニットLDHはEXILE TRIBE以外にも、多様な音楽ジャンルのアーティストを抱えている。
| 分野 | 公式掲載アーティストの例 |
|---|---|
| ボーカル・ダンス系 | DEEP、DEEP SQUAD、DOBERMAN INFINITY |
| ソロアーティスト | MIYAVI、Crystal Kay、JAY'ED、Leola |
| 音楽ユニット・プロジェクト | PKCZ®、m-flo、HONEST BOYZ® |
| 女性グループ | Girls²、iScream、Laki、f5ve、CIRRA |
| その他のプロジェクト | RAG POUND、SWEET REVENGE、EXILE B HAPPY、LDH SCREAM |
このほか、Dream Ami、Dream Shizuka、青柳翔、VERBAL、DJ DARUMAなども公式アーティスト一覧に掲載されている。
俳優・タレント・モデル・アスリートについても別のカテゴリーが設けられており、LDHが音楽アーティストだけを扱う会社ではないことがわかる。
(出典:LDH公式アーティスト一覧、各グループ公式プロフィール)
【歴代グループ】LDH所属グループはどう変わってきた?
LDHのグループ構成を理解するには、現在の所属一覧だけでなく、過去から続く世代交代にも注目したい。
LDHは一つのグループを固定的に運営するのではなく、新しいグループを生み出しながら、所属アーティストの個人活動や次世代への移行も進めてきた。
EXILEを起点とする第一世代最初の中心となったのはEXILEだ。
EXILEの活動を軸に、後輩グループや関連ユニットが次々に誕生した。
その後、三代目 J SOUL BROTHERSが2010年にデビューし、2012年にはGENERATIONSがデビュー。EXILE TRIBEという大きな枠組みが拡張されていった。
E-girlsなど女性グループの展開女性アーティストの歴史では、E-girlsも重要な存在だ。
E-girlsは複数の女性グループやメンバーによる活動を背景に人気を獲得し、2010年代のLDHを代表する女性ダンス&ボーカルグループとなった。
公式プロフィールによれば、E-girlsとしての活動は2020年末まで続いた。その後、メンバーは女優やソロアーティストなど、それぞれの分野へ活動を広げている。
次世代グループへの移行現在は、LIL LEAGUE、KID PHENOMENON、THE JET BOY BANGERZ、WOLF HOWL HARMONYなど、若い世代のグループも公式アーティスト一覧に並ぶ。
さらに2026年には、10人組ガールズグループCIRRAが活動を展開している。
CIRRAは、E-girls二代目リーダーの佐藤晴美がプロデューサーを務め、日本テレビのオーディション番組『ガルバト –GIRLS BATTLE AUDITION–』から誕生したグループだ。
2026年3月18日にデビューし、9月にはEXPGと明治のザバスによるTikTokダンスコンテストの使用楽曲にも起用された。
これは、過去のLDHの女性グループで培われた経験を、新しいアーティストや企画へつなげている事例として興味深い。
ただし、CIRRAはE-girlsの再結成や同一グループの後継編成ではなく、別のオーディションから生まれた新しいグループである。
このように、LDHの歴代グループを調べる場合は、現在も活動するグループと、活動を終了したグループ、派生ユニットを分けて見ることが大切だ。
【事業と経営の仕組み】LDHは何で収益を生み出している?
LDHの大きな特徴は、アーティストのマネジメントを起点に、音楽やライブ、ファン向けサービスなどを幅広く展開している点にある。
公式サイトでは、主な事業として以下の9分野を掲載している。
1. マネジメント事業
2. 音楽事業
3. ファンコミュニケーション事業
4. マーチャンダイジング事業
5. ライブ事業
6. アニメ・デジタル事業
7. アパレル事業
8. ダンス・ボーカルスクール事業
9. 飲食事業
所属アーティストの活動を支える中心的な事業だ。
音楽活動の企画やプロモーションに加え、メディア出演、ライブ、イベント、個人活動など、アーティストのキャリアを総合的にサポートする。
LDHの場合、歌手としての活動だけでなく、俳優、モデル、ダンサー、スポーツ関連など、複数の領域で活躍する所属者がいる。
LDH RecordsとLDH music&publishingの違い音楽事業では、2つの組織の役割を理解しておきたい。
LDH Records
LDHのインハウスレーベル部門で、楽曲制作、商品開発、プロモーション、配信・流通、音楽に関する権利の管理・運用などを手がける。
所属アーティストだけでなく、外部アーティストへのレーベル支援やプラットフォーム提供にも取り組んでいる。
LDH music&publishing
こちらは音楽出版社としての役割を担う。
主な業務は、音楽著作権の管理、楽曲の利用開発、原盤制作、作家の育成やマネジメントなどだ。
つまり、LDH Recordsがレーベルとして楽曲を世に送り出す事業を担うのに対し、LDH music&publishingは楽曲やクリエイターに関わる権利ビジネスを担う。
両者は音楽事業の中で異なる役割を果たしている。
LDHとエイベックスの関係LDHとエイベックスの関係についても、誤解されやすい部分がある。
LDH JAPANの公式事業紹介によれば、両社は共同事業としてEXILE TRIBEを中心とした音楽ビジネスに取り組んでいる。
その接点の一つが、エイベックスの音楽レーベル「rhythm zone」だ。
rhythm zoneは1999年に設立されたレーベルで、R&BやHIPHOPなどのクラブ系サウンドを軸に作品をリリースしてきた。
EXILE TAKAHIRO、THE RAMPAGE、FANTASTICSなどの作品も公式事業紹介に掲載されている。
重要なのは、LDHとエイベックスが共同で音楽ビジネスを展開していることと、LDHがエイベックスの子会社であることは別の話だという点だ。
公式情報が示しているのは共同事業の関係であり、両社を同一の会社として理解するのは正確ではない。
ライブ・グッズ・ファンコミュニケーション事業LDHのビジネスモデルを考える際、ライブとファン向けサービスも見逃せない。
コンサートやツアーの開催に加え、公式グッズ、ファンクラブ、会員向けコンテンツ、映像配信などを展開している。
公式サービスのCLでは、LDHオリジナル番組やアーティストのライブ配信などを提供している。
アーティストの音楽活動を起点に、ライブへの参加、ファンクラブ、グッズ購入、デジタルコンテンツの利用へと接点が広がる仕組みだ。
EXPG・アパレル・飲食事業LDHは教育分野にも力を入れている。
EXPG STUDIOではダンス、ボーカル、演技などを学ぶことができる。
また、アパレル事業やLDH kitchenによる飲食事業など、エンタテインメント以外の分野にも進出している。
こうした複数の事業をグループ会社や関連組織が担っている点が、一般的な芸能プロダクションとの大きな違いだ。
(出典:LDH JAPAN公式「事業紹介」「音楽事業」「会社概要」)
【評判と実態】LDH事務所の強みと知っておきたい注意点
LDHの評判を調べると、アーティストのパフォーマンスやライブの演出、グループの一体感、所属者の多方面での活躍など、さまざまな観点が出てくる。
ただし、芸能事務所の評判はファンの好みや音楽ジャンルによっても評価が分かれるため、会社の実態と個人の感想は分けて考える必要がある。
LDHの強みはアーティストを育てる仕組みLDHの特徴として挙げられるのは、育成からデビュー、マネジメント、音楽制作、ライブまでをグループ内で幅広く支えられることだ。
特にEXPG STUDIOは、将来のアーティストを目指す人にとって重要な教育事業となっている。
また、グループ活動と並行して、メンバー個人の俳優業やソロ活動などを展開できる環境も特徴的だ。
一方で、所属すれば必ず成功するわけではない大手芸能事務所への所属やスクールへの入校は、それ自体がデビューや成功を保証するものではない。
グループ内でも、メンバーごとに活動内容や露出機会は異なる。
また、EXPGに通っていることと、LDH JAPANに所属することは別の段階だ。
こうした違いを理解せずに、スクールに入れば必ずアーティストになれると考えるのは避けたい。
LDHの実態を判断するためのチェックポイント事務所の評価を調べる際には、次のような観点が参考になる。
- 所属者の活動実績: 音楽、ライブ、映像、舞台などの活動が継続しているか。
- 育成環境: スクールやオーディションなど、成長の機会が設けられているか。
- 事業の広がり: 音楽以外にもファン向けサービスや関連事業を展開しているか。
- 情報公開: 会社概要、役員、事業内容、公式発表が確認できるか。
- 契約条件: 実際に所属を検討する場合、報酬、活動条件、契約期間などを個別に確認できるか。
なお、公式会社概要には売上高や所属者全員の契約条件などは掲載されていない。会社の規模や個別契約の実態を、公開されているアーティスト数だけで判断することはできない。
【所属するには?】EXPGオーディションとLDH所属までの流れ
LDHに所属するアーティストを目指す人にとって、代表的な育成環境がEXPG STUDIOだ。
EXPGは、ダンス、ボーカル、アクトなどを学べる総合エンタテインメントスクール。初心者からプロを目指す人まで幅広い層が通っている。
EXPGへの入校にオーディションは必要?意外に思われるかもしれないが、EXPG STUDIOへの通常の入校には、基本的にオーディションは必要ない。
公式FAQによると、入校対象は満3歳以上で、年齢の上限は設けられていない。未経験者も入校できる。
ただし、入校前に体験レッスンまたは見学会への参加が必要だ。
基本的な手続きは次のとおり。
1. 公式案内から体験レッスン・見学会を申し込む。
2. スタジオの説明を受け、レッスンを体験する。
3. 入校を希望する場合、必要書類を提出する。
4. 入会金や月謝などを支払う。
5. クラスと初回レッスン日を確認して受講を開始する。
料金は校舎やクラスによって異なるため、各校の最新案内を確認する必要がある。
LDH所属を目指すなら内部オーディションにも注目EXPGに入校した後、さらにプロを目指す人には、学内オーディションという機会がある。
公式FAQでは、LDHへの所属を決めるような内部オーディションが定期的に開催されていると説明されている。
また、一般の人を対象とした新人発掘オーディションや育成候補生を選ぶ特待生オーディションも、不定期で実施されている。
ここで押さえておきたいのは、次の3つの違いだ。
| 制度 | 目的 | オーディション |
|---|---|---|
| EXPG通常入校 | ダンス・歌・演技の習得 | 原則不要 |
| 学内オーディション | クラス編成や所属機会などの選考 | 実施あり |
| 新人発掘・特待生オーディション | 育成候補生の発掘 | 選考あり |
EXPGは芸能事務所への所属を直接保証する制度ではない。あくまでも育成と学習の場であり、所属には別途選考が関係する。
(出典:EXPG STUDIO公式「はじめての方へ」「よくあるご質問」)
【2026年最新動向】LDH PERFECT YEARと今後の注目ポイント
2026年のLDHを象徴する取り組みが「LDH PERFECT YEAR 2026」だ。
LDHの公式サイトでは、所属アーティストのライブや新曲リリース、グループ横断型の企画などが展開されている。
国立競技場でLDH LIVE-EXPO 2026を開催2026年10月6日の公式発表によると、「LDH LIVE-EXPO 2026 -PERFECT YEAR BEST-」が11月28日・29日の2日間、MUFGスタジアム(国立競技場)で開催される予定だ。
出演者には、EXILE、三代目 J SOUL BROTHERS、GENERATIONS、THE RAMPAGE、FANTASTICS、BALLISTIK BOYZ、PSYCHIC FEVERなどが名を連ねている。
さらにLIL LEAGUE、KID PHENOMENON、THE JET BOY BANGERZ、WOLF HOWL HARMONY、Girls²、iScream、CIRRAなども出演予定として発表された。
複数の世代やジャンルのアーティストが一堂に会することは、LDHがグループ全体でライブ事業を展開する強みを示す動きだ。
CIRRAとEXPGの連携にも注目2026年9月29日には、CIRRAの新曲「Ready, steady, glow!」が、EXPGと明治のザバスによるTikTok Dance Contestの使用楽曲に決定したことが発表された。
この企画は、音楽、ダンス教育、企業プロモーションを組み合わせた取り組みだ。
CIRRAの楽曲をEXPGの参加者がダンス動画で表現することで、アーティストとスクールの双方に新たな接点が生まれる。
LDHがアーティストのマネジメントだけでなく、教育やデジタルプロモーションまで事業を広げていることがわかる事例といえる。
2026年の新譜・ライブ活動2026年10月から11月にかけても、各グループの活動が続いている。
- 10月21日:三代目 J SOUL BROTHERS「24/7 ~JSB FOREVER~」をリリース。
- 10月21日:KID PHENOMENONのシングル「I'm still breathing」をリリース。
- 10月28日:GENERATIONSのシングル「VIBE」をリリース。
- 11月4日:THE RAMPAGEのシングル「One Shot」、BALLISTIK BOYZのデジタルシングル「ツマトリソウ」が発売予定日として公式サイトに掲載。
こうした動きを見ると、2026年のLDHは、既存の人気グループを中心とした活動と、新世代アーティストの育成・発信を並行して進めている。
(出典:LDH JAPAN公式ニュース、公式アーティスト情報、LDH LIVE-EXPO開催発表)
【LDH事務所に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:LDHはEXILEだけが所属する芸能事務所ですか?
A1:いいえ。EXILEのほか、三代目 J SOUL BROTHERS、GENERATIONS、THE RAMPAGE、FANTASTICSなどのグループや、MIYAVI、Crystal Kayなどのソロアーティスト、俳優、モデル、タレントなども所属しています。
Q2:LDHとエイベックスは同じ会社ですか?
A2:別の会社です。LDH JAPANとエイベックスは共同事業としてEXILE TRIBEを中心とする音楽ビジネスを展開しています。エイベックスのレーベルrhythm zoneも、その関係における重要な存在です。
Q3:EXPGに入ればLDHに所属できますか?
A3:EXPGへの入校だけでLDH所属が決まるわけではありません。スクールで技術を学び、学内オーディションや新人発掘オーディションなどの選考機会を通じて、所属を目指す仕組みがあります。
LDH JAPANは、EXILE HIROこと五十嵐広行を中心に2003年に設立された企業であり、現在では音楽や芸能マネジメントにとどまらない幅広い事業を展開している。
三代目 J SOUL BROTHERS、GENERATIONS、THE RAMPAGEなどのEXILE TRIBEを中心に、若手グループやソロアーティスト、俳優、モデルなど多様な人材を抱えている点が特徴だ。
また、LDH RecordsやLDH music&publishingによる音楽ビジネス、エイベックスとの共同事業、EXPG STUDIOによる人材育成、ライブやファンコミュニケーション事業などが相互につながっている。
2026年はLDH PERFECT YEARとして、国立競技場での大型ライブやCIRRAなど次世代アーティストの活動も注目される。
【プロの結論】
LDHを理解するうえで最も重要なのは、単なる「EXILEが所属する芸能事務所」と捉えないことだ。
アーティストの発掘・育成から、音楽制作、著作権管理、ライブ、ファン向けサービス、デジタル展開までを幅広く手がける総合エンタテインメント企業として見ると、その組織の特徴が明確になる。
ファンにとっては、世代を超えたアーティスト同士のつながりや大型ライブが魅力となり、アーティストを目指す人にとっては、EXPGをはじめとした育成環境が一つの選択肢となる。
今後のLDHを追う際には、人気グループの活動だけでなく、次世代アーティストの発掘、海外展開、音楽権利ビジネス、教育事業などにも目を向けたい。そこに、EXILEから始まったLDHがどのように次の時代へ進もうとしているのかを読み解く手がかりがある。