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【卒業理由を個別検証】山﨑悠稀・板垣瑞生・宮世琉弥はなぜ脱退した?

土森 弦 土森 弦 • 更新: • 公開: • 読了約 17 分
目次

3人の卒業理由を理解するには、それぞれの公式発表と本人のコメントを分けて確認する必要がある。共通しているのは、グループ活動を終えた後も芸能活動の道を歩むことを選択した点だが、その背景は異なっている。

1.山﨑悠稀|2018年6月30日卒業・7月31日事務所退所

山﨑悠稀は、M!LKの結成当初から在籍していたオリジナルメンバー。歌唱力に定評があり、初期のグループをボーカル面で支えていた存在だった。

2018年6月15日、M!LKの公式サイトを通じて卒業が発表された。卒業日は2018年6月30日、所属事務所の退所日は2018年7月31日とされた。

JOYSOUND音楽ニュースが伝えた当時の公式発表によると、スタッフと本人が今後の活動について何度も話し合いを重ねた結果、山﨑本人の希望を尊重して卒業と事務所退所を決定したという。

「新たな自分の夢に向かって進んで行きたい。」

これが発表された卒業理由の中心となる言葉だ。特定のメンバーとの不仲やグループ内のトラブルが理由として公表されたわけではない。

2014年の結成から約3年半にわたって活動した山﨑の卒業は、M!LKにとって最初の大きなメンバー変更となった。

2.板垣瑞生|2020年1月31日卒業・俳優業への専念

板垣瑞生はM!LKのオリジナルメンバーであり、俳優としても早くから活動していた人物だ。映画やドラマへの出演を重ねるなかで、音楽活動と俳優活動の両立について考えるようになった。

2019年11月25日の公式発表では、板垣と宮世琉弥の2人が俳優業に専念するため卒業すると報告された。卒業日は2020年1月31日だった。

板垣本人のコメントは、卒業の背景を理解するうえで特に重要だ。本人は芝居が好きであることを明かし、M!LKと俳優の2つの活動を続けるなかで、どちらにも十分な力を注げていないのではないかという葛藤を説明していた。

加えて、20歳を迎える前に自分が表現していく方向性を決めたいという考えも示している。つまり、単に俳優の仕事が増えたからというだけではなく、今後の人生で何を中心に表現していくのかを考えた決断だった。

板垣は卒業を前向きな選択として捉え、俳優として成長する意思をファンに伝えていた。公式発表に記された本人の説明からも、本人の希望を軸にした進路選択だったことが分かる。

3.宮世琉弥|2020年1月31日卒業・俳優としての新たな挑戦

宮世琉弥は2018年8月に加入した新メンバーの1人。加入当時はグループ最年少で、M!LKに憧れていたことも明かしていた。

2019年11月25日、板垣瑞生と同時に卒業を発表。卒業日は2020年1月31日で、翌2月からは5人体制となった。

宮世のコメントでは、メンバーやスタッフと何度も話し合ったこと、そして今後は俳優として自分の人生を懸けて活動する意思が語られている。

本人は、M!LKで過ごした期間を大切な思い出として振り返り、今後は芝居を通じてファンに感動を届けたいという意向を示した。

卒業後の宮世は俳優として活動を広げ、2019年の俳優デビュー以降、ドラマ『恋する母たち』『君の花になる』などに出演。2025年には映画『顔だけじゃ好きになりません』で映画単独初主演を務め、アーティストとしての活動も展開している。2026年も俳優・アーティストの両面で活動を続けている。

なお、3人の卒業理由を比較すると、山﨑は新たな夢への挑戦、板垣と宮世は俳優業への専念という違いがある。3人を一括りにして同じ理由で脱退したと説明するのは正確ではない。

【歴代メンバー一覧】2014年から2020年までのM!LKメンバー変遷

milkメンバー脱退

M!LKのメンバー構成は、結成時の5人から一度4人になり、その後7人、そして現在につながる5人へと変化した。

ここで重要なのが、2018年の山﨑悠稀の卒業と、同年8月の新メンバー3人の加入は別々の出来事だという点だ。

M!LKのメンバー変遷年表
時期 出来事 メンバー構成 2014年11月 グループ結成 初期メンバー5人 2015年3月 「コーヒーが飲めません」でCDデビュー 5人体制 2018年6月30日 山﨑悠稀が卒業 4人体制 2018年8月28日 山中柔太朗・曽野舜太・琉弥が加入 7人体制 2019年11月25日 板垣瑞生・宮世琉弥の卒業を発表 卒業までは7人体制 2020年1月31日 板垣瑞生・宮世琉弥が卒業 7人体制の終了 2020年2月以降 新たなメンバー変更なく活動継続 5人体制

この年表の根拠となるのは、2018年8月28日のM!LK公式発表と2019年11月25日の卒業発表だ。前者では新メンバー3人の加入が告知され、後者では2020年2月以降の5人体制が明確に示された。

2018年に山中柔太朗・曽野舜太・宮世琉弥が加入した理由

2018年8月28日、東京国際フォーラム・ホールAで開催された「EBiDAN THE LIVE 2018 ~Summer Party~」で、M!LKの新体制が発表された。

加入したのは次の3人だ。

  • 山中柔太朗
  • 曽野舜太
  • 琉弥(現在の芸名:宮世琉弥)

当時の4人は板垣瑞生、佐野勇斗、塩﨑太智、吉田仁人。そこに3人が加わり、合計7人となった。

加入から約3か月後の2018年11月、雑誌『Seventeen』のインタビューでは、新メンバー3人が加入当時の心境を語っている。

曽野舜太は、以前M!LKのリリースイベントでオープニングアクトを務めた経験があり、グループのアットホームな雰囲気に魅力を感じていたと説明。加入が決まった際には、とても嬉しかったと振り返った。

山中柔太朗は、加入直後は喜び以上に不安が大きかったと語っている。一方、初めてメンバーと会った際に温かく迎え入れられ、安心したという。

宮世琉弥は、もともとM!LKが大好きで憧れの存在だったと明かした。加入できる嬉しさと同時に、グループの最年少として足を引っ張らないようにしたいという不安もあったという。

こうした発言から見えるのは、単なる人数合わせではなく、異なる個性を持つ3人が新しいM!LKの一員として加わったということだ。

【2026年最新】M!LK現メンバー5人のプロフィールと活動

2026年11月4日現在、M!LKの現メンバーは次の5人。公式サイトおよびビクターエンタテインメントのアーティストプロフィールでも、同じ5人が掲載されている。



佐野勇斗(さの はやと)

オリジナルメンバー
1998年3月23日生まれ。愛知県出身。俳優としても活躍し、映画・ドラマなど幅広い作品に出演。M!LKの結成時から活動するメンバー。


塩﨑太智(しおざき だいち)

オリジナルメンバー
2000年9月11日生まれ。和歌山県出身。パフォーマンスやライブでの存在感が特徴。結成当初からグループを支えている。


曽野舜太(その しゅんた)

2018年加入メンバー
2002年5月3日生まれ。三重県出身。2018年の新体制で加入。音楽活動のほか、テレビやバラエティーなどでも活動する。


山中柔太朗(やまなか じゅうたろう)

2018年加入メンバー
2001年12月23日生まれ。栃木県出身。2018年に加入。俳優としても活動し、ファッション分野でも注目を集めている。


吉田仁人(よしだ じんと)

オリジナルメンバー
1999年12月15日生まれ。鹿児島県出身。グループのパフォーマンスやトークを支える存在。結成当初から在籍している。


以上の5人が、2026年現在のM!LKのメンバーだ。

5人体制になってからのM!LKの成長

2020年2月の5人体制への移行は、グループにとって活動の再スタートでもあった。

その後、2021年11月にはビクターエンタテインメントからメジャーデビューシングル「Ribbon」をリリース。2023年には初の横浜アリーナ単独公演を開催し、2024年には結成10周年を記念したアリーナツアーを実施した。

さらに2025年3月発売のメジャー2ndアルバム『M!Ⅹ』は、グループ初のオリコン週間アルバムランキング1位を獲得。収録曲「イイじゃん」はSNSを中心に大きな話題となり、NHK紅白歌合戦への初出場も果たした。

ビクターの2026年掲載プロフィールでも5人組として紹介されており、2026年から2027年にかけてのアリーナツアー開催も案内されている。メンバー変更を経たグループが、現在も大規模な活動を続けていることが分かる。

【元メンバーの現在】山﨑悠稀・板垣瑞生・宮世琉弥の卒業後

M!LKを卒業した3人は、その後それぞれ異なる人生を歩んできた。卒業後の経歴を知ることで、当時の決断がどのような意味を持っていたのかも理解しやすくなる。

山﨑悠稀|複数のアイドルグループを経て新たな活動へ

山﨑悠稀は2018年のM!LK卒業後、所属事務所を退所。その後もアイドル活動を続け、モノクローンや夢喰NEONなどのグループで活動した。

2026年10月の『女性自身』の報道によると、2025年1月には大森靖子プロデュースのアイドルグループZOCXへの加入を発表。2026年には「猫猫猫はう」の名義で活動し、同年10月にはユニット「執事とメイド」も結成した。

また、本人が夢としていたアパレルブランドを立ち上げ、経営者としても活動していると報じられている。

M!LK卒業時に語っていた「新たな自分の夢」は、その後も形を変えながら追い続けられている。

板垣瑞生|俳優として活動後、2025年に逝去

板垣瑞生はM!LK卒業後、本人が希望していた俳優業を中心に活動した。映画『闇金ウシジマくん Part2』やNHK大河ドラマ『花燃ゆ』『麒麟がくる』などにも出演し、俳優としてキャリアを築いた。

しかし、2025年4月17日、家族が本人の逝去を公表した。家族の発表では、不慮の事故により亡くなったことが伝えられ、TBS NEWS DIGも同日に報道している。

享年24歳。M!LK卒業時に掲げていた俳優としての夢を追い続けていたなかでの訃報だった。

なお、2020年のM!LK卒業は本人が俳優業への専念を決断したことによるものであり、2025年の逝去とは別の出来事である。

宮世琉弥|俳優・アーティストとして活動を継続

宮世琉弥はM!LK卒業後、俳優としての活動を本格化させた。

代表的な出演作には、ドラマ『恋する母たち』『君の花になる』などがある。2025年には映画『顔だけじゃ好きになりません』で映画単独初主演を務め、アーティストとしてもライブや楽曲リリースを続けている。

2026年の公式プロフィールには、ドラマ『ヤンドク!』『未解決の女 警視庁文書捜査官 Season3』などへの出演情報も掲載されている。

かつてM!LKの最年少メンバーだった宮世は、現在では俳優とアーティストの両方で独自のキャリアを築いている。

【誤解を解消】M!LKの脱退は不仲や解散が原因だった?

M!LKのメンバー変遷について調べると、「メンバー同士の不仲が原因だったのでは」「グループが解散する予定だったのでは」といった疑問を持つ人もいる。

しかし、公式発表で確認できる卒業理由は、3人それぞれの進路や活動方針に関するものだ。

2019年11月の公式発表では、板垣瑞生と宮世琉弥について、何度も話し合いを行い、本人たちの意思を尊重した結果だと説明されている。残る5人も、今後は5人で活動を続けると明言していた。

そのため、卒業を不仲や対立によるものと断定する根拠はない。

「脱退」と「卒業」はどう違う?

検索では「M!LKメンバー脱退」という言葉が多く使われているが、当時の公式発表で使われている表現は「卒業」だ。

芸能グループでは、メンバーが活動を終える際に「卒業」という言葉が使われることがある。M!LKの場合も、公式発表では卒業日を明確にし、本人の進路や今後の活動について説明している。

したがって、検索キーワードとしての「脱退」と、公式発表上の「卒業」は区別して理解するとよい。

7人体制から5人体制への変化は後退だったのか?

人数だけを見ると、7人から5人への変更は規模の縮小に見える。しかし、メンバー数が減ったことと、グループの活動が停滞したことは同じではない。

実際、M!LKは5人体制になった後にメジャーデビューを果たし、アリーナ公演や紅白歌合戦初出場など、活動の規模を広げてきた。

注目すべきなのは、人数の多さではなく、残ったメンバーがどのように役割を補い合い、グループの方向性を作り直したかという点だ。

2018年の3人加入による7人体制は、グループの表現の幅を広げる転換点だった。一方、2020年の5人体制は、個々の進路を尊重しながらグループを継続するための転換点だったと整理できる。

【よくある質問】M!LKのメンバー脱退に関するFAQ

Q1:M!LKを脱退したメンバーは何人ですか?
A1:これまでに卒業したメンバーは3人です。2018年6月に山﨑悠稀、2020年1月に板垣瑞生と宮世琉弥が卒業しました。

Q2:M!LKは2018年に何人体制でしたか?
A2:山﨑悠稀の卒業後、一時的に4人体制となり、2018年8月に山中柔太朗、曽野舜太、宮世琉弥が加入して7人体制になりました。

Q3:板垣瑞生と宮世琉弥は同じ理由で卒業したのですか?
A3:公式発表では、2人とも俳優業に専念するためとされています。ただし、板垣は俳優とグループ活動の両立や自身の表現の方向性について葛藤を説明し、宮世は俳優として人生を懸けて活動する意思を語っており、本人のコメントにはそれぞれの考えが表れています。

Q4:M!LKは現在何人ですか?
A4:2026年11月現在、佐野勇斗、塩﨑太智、曽野舜太、山中柔太朗、吉田仁人の5人です。

Q5:山﨑悠稀は現在何をしていますか?
A5:2026年10月の報道では、「猫猫猫はう」名義でZOCXのメンバーとして活動し、ユニット「執事とメイド」にも参加。アパレルブランドの経営にも携わっているとされています。

Q6:板垣瑞生は現在も芸能活動をしていますか?
A6:板垣瑞生さんは2025年4月17日に家族から逝去が公表されました。24歳でした。M!LK卒業後は俳優として活動していました。

Q7:M!LKはメンバーが脱退したことで解散しましたか?
A7:解散していません。2020年2月から5人体制で活動を続け、2021年にメジャーデビュー。2025年には紅白歌合戦初出場を果たし、2026年も5人で活動しています。

M!LKの歴代メンバーの歩みを振り返ると、グループの大きな転換点は2018年と2020年に集中している。

2018年6月には山﨑悠稀が新たな夢を追うために卒業。同年8月には山中柔太朗、曽野舜太、宮世琉弥が加入し、7人体制がスタートした。

その後、2019年11月に板垣瑞生と宮世琉弥の卒業が発表され、2020年1月31日の公演をもって2人が卒業。翌2月から5人体制へ移行した。

3人の卒業理由はそれぞれ異なるが、公式発表から読み取れるのは、本人たちの将来の目標や表現したい分野を尊重した進路選択だったということだ。

そして2026年現在、M!LKは佐野勇斗、塩﨑太智、曽野舜太、山中柔太朗、吉田仁人の5人で活動を続けている。2025年の紅白歌合戦初出場や2026年のアリーナツアーなど、その活動はさらに広がっている。

「脱退した3人は誰なのか」「なぜ卒業したのか」「現在のメンバーは誰なのか」という疑問に対する答えは、2018年から2020年までの公式発表を時系列で追うことで明確になる。歴代メンバーそれぞれの選択と、5人で歩み続けるM!LKの現在をあわせて知ることが、グループの歴史を理解するうえで大切だ。

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土森 弦

アニメ・漫画の制作発表を担当。制作会社と出版社の公式告知、原作者コメントを確認してから記事化します。

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