2026年の大谷選手は、登板数こそ限られたものの、投手として非常に高い水準の数字を残しました。負傷によってシーズン途中で登板を終えたことを考えると、成績そのものと稼働期間を分けて評価する必要があります。
2026年レギュラーシーズン投手成績8勝2敗

勝敗1.79
防御率14
登板・先発85.2
投球回95
奪三振0.95
WHIP
出典:MLB公式選手成績。85.2は85回2/3を表す。
防御率1.79は、投手としての能力が失われていないことを示す数字です。MLB公式のシーズン総括によると、最初の10先発では防御率0.74を記録し、自責点は61イニングでわずか5点でした。
一方、左膝の問題を抱えながら投げた最後の4先発では、防御率4.38。24回2/3で12自責点を許しています。シーズン前半と後半では、投球内容に明確な違いが現れていました。
この数字から読み取れるのは、単純な投球能力の低下ではなく、コンディションの変化が成績にも影響した可能性です。8勝2敗、防御率1.79という好成績だけを見ると順調なシーズンに見えますが、実際には身体の状態と相談しながら登板を続けていたことが分かります。
打者としての成績も含めた2026年2026年の大谷選手は、投手として14試合に先発する一方、打者としても135試合に出場しました。MLB公式の最終成績では、打率.275、30本塁打、81打点、OPS.889となっています。
投打両方でチームに貢献する二刀流の価値は大きいものの、登板日に合わせた身体の調整や回復時間の確保は簡単ではありません。2026年の経験は、2027年以降の二刀流の運用方法を考えるうえでも重要な材料になります。
【2027年の投手復帰時期は?】本人の発言とドジャースの見通し
2027年の復帰については、2026年10月16日のシーズン終了後の取材と、10月21日の球団幹部の会見が重要な情報源です。
大谷本人は2027年の投手復帰を明言10月15日のブルワーズ戦後、大谷選手は2027年に投手として登板する意思があるか質問され、通訳のウィル・アイアトン氏を通じて次のように答えました。
「Yes, definitely. And looking forward to having a better season next year.」
日本語では「はい、もちろんです。来年はより良いシーズンにしたいです」という趣旨です。
加えて、2026年の投球面については納得できていない部分があるとし、オフシーズンに治療方法やトレーニングプログラムを見直す考えを示しました。
この発言から分かるのは、大谷選手自身が投手を辞める考えを持っていないことです。ただし、復帰の意思と具体的な登板日が決まることは別問題です。
ドジャース幹部は手術不要との見通しを説明10月21日には、ドジャースの編成本部長アンドリュー・フリードマン氏がシーズン終了後の会見で、大谷選手の身体の状態について説明しました。
MLB公式報道によると、左膝と右上腕二頭筋の問題に対する手術は必要ないとの見解で、球団側は2027年の開幕時点で健康な状態に戻っていることを期待しています。また、フリードマン氏は2027年に投手として登板することを強く見込んでいると述べました。
ただし、球団が検討しているのは復帰するかどうかだけではありません。シーズンを通して打撃と投球を両立させ、10月のポストシーズンまで良い状態を維持するにはどうすればよいか、という点も大きな課題になっています。
開幕から先発ローテーションに入るとは限らないフリードマン氏は、健康状態が整っていても、2027年の開幕時点から先発ローテーションに組み込むとは限らない可能性を示しました。
検討されているのは、打撃と投球の再開時期をどう組み合わせるか、シーズン最初の1か月をどのように管理するかという問題です。
2026年は投球再開に向けた調整が打撃面にも影響したと報じられています。そのため、2027年は投手としての復帰を急ぐより、年間を通して二刀流のパフォーマンスを維持できる運用が重視される可能性があります。
【MLBの予告先発はいつ発表される?】2027年の登板日を確認する方法
大谷選手の次回登板を追ううえでは、MLBの予告先発情報の仕組みも知っておくと便利です。
日本のプロ野球では、先発投手の発表が試合前の情報として注目されますが、MLBでは各球団のローテーション運用や休養日の調整によって予定が変わることがあります。
MLB公式の予告先発ページにも、掲載情報は変更される可能性がある旨が記されています。各球団がシリーズ単位で先発投手を順次公表するケースもあり、全試合について一定の日数前に確定するわけではありません。
2027年に大谷選手の登板を追う場合、次の3段階で確認するのが確実です。
球団の公式発表
ロバーツ監督やフリードマン氏による登板方針、投球再開に関する発言を確認する。
春季キャンプの投球調整
キャッチボール、ブルペン投球、打者との対戦など、実戦復帰までの段階を確認する。
MLB公式の予告先発
実際の試合が近づいた段階で、先発投手として大谷選手の名前が掲載されているかを確認する。
特に重要なのは、ブルペンで投げたという情報だけで実戦復帰が決まったと考えないことです。実際の登板には投球数や身体の反応、回復状況など複数の判断材料があります。
2027年のドジャース開幕戦は3月25日ですが、その日に大谷選手が登板するという公式発表はありません。現時点では、開幕日と本人の復帰登板日を区別して情報を追う必要があります。
【大谷翔平の次回登板予定に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:大谷翔平の次回登板はいつですか?
2026年11月4日現在、具体的な登板日は発表されていません。2026年シーズンは終了しており、次回登板は2027年シーズン以降です。
Q2:大谷翔平は2027年に投手復帰しますか?
本人は2027年も投手として登板する意思を明言しています。ドジャースのフリードマン編成本部長も復帰を期待しています。ただし、開幕からローテーションに入るかどうかは未定です。
Q3:2026年の大谷翔平の投手成績は?
14試合に先発して8勝2敗、防御率1.79、85回2/3、95奪三振、WHIP0.95でした。最後の登板は7月3日のパドレス戦です。
Q4:大谷翔平が投げなくなった理由は何ですか?
6月から続いた左膝の炎症に加え、7月3日のパドレス戦で右上腕二頭筋の不調が表面化したためです。その後のブルペン調整でも膝の状態が後退し、投球再開が見送られました。
Q5:大谷翔平は2026年のポストシーズンで投げましたか?
投手としては登板していません。打者として出場し、NLCS第4戦ではブルワーズ相手に3ラン本塁打を放ちました。
Q6:2027年のドジャース開幕戦はいつですか?
現地時間2027年3月25日です。本拠地でアトランタ・ブレーブスと対戦します。ただし、大谷選手の先発登板は決まっていません。
【プロの結論】大谷翔平の2027年復帰は日付よりも調整過程に注目
大谷翔平選手の次回登板予定について、2026年11月4日時点で最も正確な答えは、「2027年の投手復帰を本人と球団が見込んでいるが、具体的な登板日は未発表」ということです。
2026年は8勝2敗、防御率1.79という優秀な数字を残しながら、左膝と右上腕二頭筋の問題によって7月3日を最後に投手としての登板を終えました。ポストシーズンでもマウンドに戻ることはなく、ドジャースはブルワーズにNLCSで4連敗。悔しさの残るシーズンとなりました。
一方、10月21日の球団発表では手術不要との見通しが示され、2027年の健康な状態での復帰が期待されています。本人も投手を続ける意思を明確にしています。
今後、ファンが注目すべき判断材料は次の3点です。
- 左膝と右上腕二頭筋の回復状況に関する球団の正式発表
- 春季キャンプでのブルペン投球と実戦形式の練習への進展
- 2027年の開幕ローテーションおよびMLB公式の予告先発情報
特に大切なのは、単に「いつ投げるか」だけでなく、投手と打者の両方でシーズンを戦い抜ける身体を取り戻せるかという点です。
2026年の経験を踏まえ、2027年は登板数を急いで増やすことよりも、シーズン終盤まで健康を維持できる二刀流の運用が大切です。大谷選手が再びマウンドに立つ日は、本人の回復と球団の慎重な調整によって決まっていくことになります。
次回登板の正式発表を待つ間は、開幕日や推測上のローテーションを確定情報と混同せず、本人と球団の発表を基準に追っていくことが大切です。