2026年の王林にとって最大の転換点は、所属事務所の変更です。
2022年のりんご娘卒業後、王林は芸能事務所ボンドに所属して全国で活動していました。しかし、2026年3月31日をもってボンドを退所し、翌4月1日から古巣のリンゴミュージックに復帰しました。
この発表は、両事務所の公式発表によって確認できます。
ボンド退所はトラブルや契約解除だったのか?最初に、確認しておきたいのは退所の理由です。
2026年3月31日、ボンドは公式サイトで王林との専属契約について、契約満了による退社を発表しました。
発表では、これまでの活動への感謝と、今後の新しいステージでの活躍を願うメッセージが掲載されています。
翌4月1日には、リンゴミュージックも王林の復帰を公式発表しました。
したがって、今回の移籍を契約トラブルや事務所との対立による退所と解釈する根拠はありません。公式に確認できる経緯は、契約満了による退所と、本人の古巣への復帰です。
なぜリンゴミュージックに戻ったのか?移籍の背景については、2026年4月1日付のデイリースポーツが関係者の話として報じています。
同紙によると、王林は以前から音楽やファッションを中心とした活動を希望しており、契約満了のタイミングで今後の活動について話し合った結果、リンゴミュージックへの復帰が決まったとされています。
また、青森の地元紙・陸奥新報は、東京での仕事を通じて青森の魅力を発信しながら、地元での活動をさらに強化していく方向性を伝えています。
注目すべきなのは、王林がボンドに所属していた期間も、リンゴミュージックとの業務提携を続け、地元のイベントなどに出演していた点です。
つまり、2026年4月の復帰は、青森との関係を一度断ち切ってから戻ったという話ではありません。東京で全国的な知名度を獲得した期間を経て、もともと築いていた地元との関係を、より中心的な活動基盤として位置付け直した動きと理解できます。
2026年の所属関係を整理| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 2022年3月まで | リンゴミュージック所属でりんご娘として活動 |
| 2022年4月以降 | ボンド所属でソロタレント活動 |
| ボンド在籍中 | リンゴミュージックとの業務提携も継続 |
| 2026年3月31日 | ボンドを契約満了で退所 |
| 2026年4月1日 | リンゴミュージックに復帰 |
| 2026年11月現在 | リンゴミュージックの公式所属アーティストとして掲載 |
この変化を「芸能界から青森に戻った」とだけ捉えるのは正確ではありません。
現在の王林は、全国向けの芸能活動を続けながら、青森の事業や地域プロジェクトにも携わっています。
所属先が変わったことと、仕事の活動範囲が狭まったことは同じではないのです。
【青森・弘前での新展開】OURIN PROJECTと57cafeの現在

2026年の王林を特徴付けるもう一つの動きが、青森での地域事業です。
これまで王林は、テレビ出演や音楽、ファッションを通じて青森の魅力を発信してきました。2026年からは、店舗運営や交通の活性化を組み合わせた、より実践的な取り組みに踏み出しています。
OURIN PROJECTとは?2026年4月11日、王林は地元青森での新しいまちおこしプロジェクトを発表しました。
活動の起点となるのは弘南鉄道大鰐線です。
同線は2028年3月末での運行休止が予定されています。学生時代から利用していた鉄道の状況を知り、地域のために何かできないかという思いからプロジェクトが始まりました。
リンゴミュージックの公式発表によると、4月19日にはOURIN PROJECTのキックオフミーティングも実施され、王林とジョナゴールドが参加しました。
単にイベントを開催するのではなく、地域の人々や応援するファンが一緒にアイデアを出し、鉄道沿線の活性化を目指す企画です。
57cafeはどんな店?2026年7月25日、弘南鉄道大鰐線の中央弘前駅構内に「57cafe」がオープンしました。
店舗ではアップルパイやりんごジュースなど、青森のりんごを生かしたメニューを提供しています。
さらに同じ駅構内には「中央弘前混ぜそばセンター」も開業しました。
青森の食材や地域の特色を生かした飲食事業を通じて、駅を訪れる理由を増やそうという取り組みです。
弘前市の観光情報サイトでも、OURIN PROJECTの店舗として両店が紹介されています。
2026年11月以降の活動にも注目2026年11月1日、リンゴミュージックは所属アーティストの公式スケジュールをカレンダーアプリ「TimeTree」に移管したと発表しました。
王林専用の公式スケジュールも用意されており、テレビ出演などの予定を確認できる体制になっています。
また、王林スタッフの公式アカウントでは、11月7日に57cafeで王林が収穫したりんご「王林」を本人が販売するイベントも告知されています。
12月28日には、弘前市民会館でリンゴミュージックの全アーティスト・全ユニットが出演する「POWER LIVE 2026」も予定されています。
こうした動きから、2026年後半の王林は、テレビで知名度を維持するだけでなく、青森で人が集まる場所やイベントを自ら生み出す方向にも活動を広げていることが分かります。
【よくある質問】りんご娘の王林に関するFAQ
Q1:王林はなぜりんご娘を卒業したのですか?
王林本人の説明によると、メンバーがそれぞれ新しい目標に向かって進みたいと希望したことがきっかけです。王林自身は4人での活動継続を望んでいましたが、最終的にメンバーの意思を尊重し、2022年3月末に卒業しました。
Q2:王林は2026年現在、どこの事務所に所属していますか?
2026年4月1日から、青森県弘前市に拠点を置くリンゴミュージックに所属しています。それ以前は芸能事務所ボンドに所属していましたが、2026年3月31日に契約満了で退所しました。
Q3:王林はりんご娘に復帰したのですか?
いいえ。復帰したのはグループではなく、所属事務所のリンゴミュージックです。りんご娘の元メンバーとしての卒業は2022年3月に完了しており、2026年の復帰発表は事務所への再所属を意味します。
Q4:Ourin-王林-と王林は別人ですか?
別人ではありません。Ourin-王林-は、王林がソロアーティストとして音楽活動を行う際の名義です。タレント活動と音楽活動で名義を使い分けています。
Q5:王林という名前は本名ですか?
りんご娘で使用していた芸名です。りんごの品種「王林」に由来し、本人はグループの2代目王林として活動しました。
2026年の王林を理解するためには、りんご娘卒業、ボンドへの所属、リンゴミュージックへの復帰を、それぞれ別の転換点として見る必要があります。
2013年にりんご娘へ加入してから、2022年3月に卒業するまで約9年間。王林は青森のローカルアイドルから全国で知られるタレントへと成長しました。
その後はソロタレントとしてテレビやモデルの仕事に取り組み、Ourin-王林-名義の音楽活動、What Is Heartのファッションプロデュースにも挑戦しました。
そして2026年4月、ボンドとの契約満了を経てリンゴミュージックに復帰。7月には57cafeと中央弘前混ぜそばセンターが開業し、地元での事業展開も具体化しています。
【プロの結論】王林の事務所復帰はキャリアの後退ではない王林のキャリアを評価する際、所属事務所の規模やテレビ出演数だけを判断基準にするのは適切ではありません。
注目すべきなのは、次の3つの変化です。
1. 発信力の獲得: りんご娘で培った青森の知名度を全国に広げたこと。
2. 活動領域の拡大: 音楽、モデル、ファッションなど、タレント以外の仕事にも挑戦したこと。
3. 地域への還元: 全国で得た知名度や経験を、弘前の店舗事業や地域活性化に結び付けていること。
特に重要なのは、2026年のリンゴミュージック復帰後も、東京での芸能活動を継続している点です。
青森に戻ったから全国での活動を辞めるのではなく、青森を活動の基盤に据えながら全国へ発信する。その方向性が現在の王林のキャリアを特徴付けています。
今後注目したいのは、OURIN PROJECTが弘南鉄道大鰐線沿線の地域活性化にどこまで広がるのか、そして音楽やファッションの分野でどのような新しい展開を見せるのかという点です。
りんご娘を卒業しても、王林と青森の関係は終わっていません。2026年は、その関係を新しい形で発展させる重要な一年になっています。
主な参照資料:リンゴミュージック公式発表・公式プロフィール、ユニバーサルミュージック公式プロフィール、りんご娘公式note、陸奥新報、デイリースポーツ、日刊スポーツ、ORICON NEWS、クランクイン!、マイナビニュース、弘南鉄道公式発表。