2026年11月現在、セブン銀行ATMとゆうちょ銀行ATMでは、どちらのキャッシュカードを使うかによってATM利用手数料が変わる。特に注意したいのが、ゆうちょ銀行のキャッシュカードをセブン銀行ATMで利用すると、平日の日中でも220円、時間外や日曜・祝日には330円かかる点だ。一方、セブン銀行のキャッシュカードをゆうちょATMで利用する場合は、時間帯によって110円または220円となる。つまり、同じATMを利用しても、カードの発行銀行によって負担額が異なる。
両行の公式手数料案内を比較すると、平日8時45分~18時、土曜日9時~14時という時間帯が料金を判断する重要な基準になっている。また、預け入れと引き出しだけでなく、残高照会が無料になる条件や、日曜日・祝日の取り扱いにも違いがある。利用するカードとATMの組み合わせを理解しておけば、毎回の手数料を抑えやすくなる。
【2026年最新】セブン銀行とゆうちょ銀行のATM手数料を徹底比較

まず確認したいのは、ゆうちょ銀行のキャッシュカードでセブン銀行ATMを使う場合と、セブン銀行のキャッシュカードでゆうちょATMを使う場合では、料金体系が異なるということだ。
両行の公式案内によると、基本となる手数料は次のとおり。
ゆうちょ銀行のキャッシュカードをセブン銀行ATMで使う場合ゆうちょ銀行のキャッシュカードをセブン銀行ATMに挿入して、通常貯金の預け入れや引き出しをすると、1回につき220円または330円の手数料が発生する。
| 利用日時 | 入金・出金手数料 |
|---|---|
| 平日8:45~18:00 | 220円 |
| 平日18:00以降など上記以外 | 330円 |
| 土曜日9:00~14:00 | 220円 |
| 土曜日14:00以降など上記以外 | 330円 |
| 日曜日・祝日 | 330円 |
| 残高照会 | 無料 |
この料金はセブン銀行ATMだけでなく、イーネットATMやローソン銀行ATMにも適用される。
ゆうちょ銀行の公式手数料一覧では、これら3種類のコンビニATMを同じ料金区分として案内している。手数料は税込みで、預け入れ・払戻しのいずれも対象となる。
セブン銀行のキャッシュカードをゆうちょATMで使う場合反対に、セブン銀行のキャッシュカードをゆうちょATMで利用する場合は、110円または220円の手数料となる。
| 利用日時 | 入金・出金手数料 |
|---|---|
| 平日8:45~18:00 | 110円 |
| 平日上記以外 | 220円 |
| 土曜日9:00~14:00 | 110円 |
| 土曜日上記以外 | 220円 |
| 日曜日・祝日 | 220円 |
| 残高照会 | 無料 |
セブン銀行公式サイトでは、ゆうちょ銀行ATMを利用した場合、預け入れと引き出しには時間帯に応じた手数料がかかり、残高照会は無料と案内している。
なお、祝日やATMの設置場所によって実際の利用可能時間は異なるため、取引前にATM画面で確認したい。
ここが要点だ。
同じゆうちょATMとセブン銀行ATMの組み合わせでも、ゆうちょカードを使う場合は最大330円、セブン銀行カードを使う場合は最大220円。カードの発行元が違うだけで、1回の取引につき110円の差が生じる。
【時間帯別】平日・土曜日・日曜日・祝日の手数料はどう変わる?
ATM手数料を抑えるには、利用する曜日と時間帯を把握しておく必要がある。
特に、平日の日中と土曜日の午前中には優遇された料金区分が設定されている。一方、日曜日や祝日は平日と同じ時間帯でも料金が安くなるわけではない。
平日8時45分~18時は比較的安い時間帯ゆうちょ銀行のキャッシュカードをセブン銀行ATMで利用する場合、平日8時45分~18時の手数料は220円だ。
セブン銀行のキャッシュカードをゆうちょATMで利用する場合は110円となる。
この時間帯に利用するなら、セブン銀行カードのほうがATM利用料を抑えられる。
ただし、ゆうちょ銀行のキャッシュカードを使う場合、220円はあくまで通常の提携コンビニATM利用料金であり、無料ではない。
土曜日9時~14時も優遇時間帯土曜日については、9時~14時が基準になる。
- ゆうちょカードからセブン銀行ATM:220円
- セブン銀行カードからゆうちょATM:110円
土曜日の14時を過ぎると、それぞれ330円、220円に変わる。
週末に買い物や外出のついでに現金を引き出す人は、この時間の違いを意識したい。
日曜日・祝日は原則として高い料金区分日曜日・祝日は、ゆうちょカードでセブン銀行ATMを使うと330円、セブン銀行カードでゆうちょATMを使うと220円となる。
さらに見落としやすいのが、平日や土曜日に祝日が重なるケースだ。
ゆうちょ銀行の公式案内では、平日・土曜日が祝日の場合、日曜日・休日扱いになると説明している。
そのため、祝日が火曜日に設定されていても、通常の平日料金になるとは限らない。カレンダー上の曜日だけで判断しないことが大切だ。
【料金比較表】どのカードとATMの組み合わせがお得なのか?
ここまでの料金を整理すると、セブン銀行とゆうちょ銀行の提携ATM利用には、明確な料金差がある。
※1回あたりの預け入れ・引き出し手数料。税込み。郵便局内のATMにも一部例外があり、硬貨を伴う取引には別途料金が発生する。
この比較で注目したいのは、ゆうちょ銀行のキャッシュカードを利用する場合、セブン銀行ATMよりも、ゆうちょ銀行や郵便局に設置された対象ATMのほうが大幅に安くなることだ。
手数料の差は月単位・年間単位で考える例えば、ゆうちょ銀行のキャッシュカードでセブン銀行ATMから月4回引き出すと仮定する。
平日の日中であれば、
220円×4回=880円
時間外や日曜日・祝日なら、
330円×4回=1,320円
となる。
1年間同じペースで利用した場合、平日日中でも10,560円、時間外なら15,840円の負担になる。
一方、郵便局内の対象ATMを利用すれば、通常の紙幣による預け入れ・引き出しは原則無料だ。
1回あたりの金額は小さく見えても、利用頻度が高い人ほどATMの選び方が家計に影響する。
【手数料を節約】ゆうちょ銀行のATMなら無料で使える?
セブン銀行ATMの利便性は高いが、ゆうちょ銀行の口座をメインで使っている人なら、まず検討したいのがゆうちょATMだ。
実は、ゆうちょATMには設置場所によって異なる料金体系がある。
郵便局・ゆうちょ銀行店舗内のATMは原則無料ゆうちょ銀行の公式案内では、郵便局内やゆうちょ銀行店舗内に設置された対象ATMについて、通常貯金の預け入れ・払戻しは曜日や時間帯にかかわらず無料としている。
平日だけでなく、土曜日・日曜日・祝日も対象だ。
ただし、硬貨を伴う取引は別料金となる。また、一部の郵便局に設置・隣接するATMでは手数料が発生する場合もある。
駅・ショッピングセンター・ファミリーマートのゆうちょATMは?駅やショッピングセンターなどに設置されたゆうちょATMは、郵便局内のATMと料金体系が異なる。
| 利用時間 | 手数料 |
|---|---|
| 平日8:45~18:00 | 無料 |
| 平日上記以外 | 110円 |
| 土曜日9:00~14:00 | 無料 |
| 土曜日上記以外 | 110円 |
| 日曜日・祝日 | 110円 |
ファミリーマートに設置されているゆうちょATMも、設置場所や機種によって取り扱い条件が異なる。
ここで注意したいのは、ファミリーマートにはゆうちょATM以外のコンビニATMが設置されている店舗もあるということだ。
同じファミリーマートでも、ゆうちょATMなのか、セブン銀行ATMなどの別会社のATMなのかによって料金が変わる。
ATMの外観や表示を確認し、銀行名と設置会社を見分けることが節約につながる。
【ATM利用時間と注意点】残高照会・預け入れ・引き出しの違い
手数料を確認するときには、金額だけでなく取引内容にも注目したい。
ATM残高照会は無料ゆうちょ銀行の公式案内では、提携ATMでの残高照会は無料としている。
セブン銀行の公式案内でも、ゆうちょATMでセブン銀行のキャッシュカードを利用した際の残高照会は無料とされている。
つまり、残高を確認するだけなら、220円や330円の入出金手数料を心配する必要はない。
預け入れと引き出しは基本的に同じ料金今回比較した2つの組み合わせでは、通常貯金の預け入れと引き出しは同じ料金区分となっている。
ただし、振込を行う場合は別の振込手数料がかかる場合がある。
また、セブン銀行ATMでは硬貨の取り扱いができないため、硬貨を入金したい場合は別のATMや窓口を利用する必要がある。
セブン銀行ATMの利用時間は24時間とは限らないセブン銀行ATMは原則24時間365日利用できるが、これはすべての設置場所で常に利用できるという意味ではない。
イトーヨーカドーなどの商業施設内に設置されたATMは、施設の営業時間に左右される。
また、ゆうちょ銀行のキャッシュカードでセブン銀行ATMを利用する場合、公式案内上の最長取扱時間は毎日0時05分~23時55分だ。
実際の利用時間はATMの設置場所やシステムメンテナンスによって変わる。
【プロの結論】セブン銀行とゆうちょ銀行を賢く使い分ける方法
ATMの手数料は、単純に銀行の知名度やATMの設置台数だけで比較できない。
大切なのは、どの銀行のカードを持っていて、どのATMを利用するのかという組み合わせだ。
ゆうちょ銀行をメイン口座にしている人ゆうちょ銀行を給与受取や生活費の管理に使っている人は、郵便局内・ゆうちょ銀行店舗内の対象ATMを優先したい。
通常の紙幣による預け入れ・引き出しであれば、曜日や時間帯を問わず無料で利用できるため、コンビニATMを頻繁に使うよりも節約効果が大きい。
セブン銀行をメイン口座にしている人セブン銀行のキャッシュカードを持っている場合、ゆうちょATMでは時間帯によって110円または220円の手数料がかかる。
可能であれば、セブン銀行ATMを利用するほうが合理的だ。
セブン銀行ATMでは、セブン銀行口座の預け入れと残高照会は無料。引き出しも原則として7時~19時は無料で、それ以外の時間帯は110円となる。
おすすめできない使い方次のような利用方法は、手数料負担が大きくなりやすい。
- ゆうちょカードでセブン銀行ATMを日曜日に何度も利用する。
- 平日18時以降や土曜日14時以降にコンビニATMから頻繁に引き出す。
- 残高を確認するだけなのに、必要のない入出金を行う。
- ATMの設置場所を確認せず、同じコンビニなら同じ料金だと思い込む。
特に、残高照会は無料なので、現金を動かす必要がない場合は照会だけにとどめるのが合理的だ。
【セブン銀行ゆうちょ手数料】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ゆうちょ銀行のカードをセブン銀行ATMで使うと手数料はいくら?
A1:平日8時45分~18時、土曜日9時~14時は220円、それ以外の時間帯は330円。日曜日・祝日も330円となる。預け入れ・引き出しの両方が対象だ。
Q2:セブン銀行のキャッシュカードをゆうちょATMで使うといくら?
A2:預け入れ・引き出しは110円または220円。平日8時45分~18時、土曜日9時~14時は110円、それ以外は220円となる。
Q3:セブン銀行ATMでゆうちょ銀行の残高照会をすると料金はかかる?
A3:残高照会は無料。入出金を伴わない残高確認だけなら、220円や330円の手数料は発生しない。
Q4:日曜日や祝日にゆうちょ銀行のカードを使うと手数料はいくら?
A4:セブン銀行ATM、イーネットATM、ローソン銀行ATMでは330円。郵便局内の対象ゆうちょATMなら、通常の紙幣による預け入れ・引き出しは原則無料だ。
Q5:ゆうちょ銀行の預け入れはセブン銀行ATMでも無料になる?
A5:通常の預け入れでも220円または330円の手数料がかかる。無料になるのは残高照会であり、通常の入金は無料ではない。
Q6:ファミリーマートのATMならゆうちょ銀行の手数料は安い?
A6:ATMの種類による。ファミリーマートに設置されたゆうちょATMと、セブン銀行など別会社のATMでは料金が異なる。ATMの銀行名・設置会社を確認する必要がある。
2026年11月現在、セブン銀行とゆうちょ銀行のATM手数料には、カードの発行元によって明確な違いがある。
ゆうちょ銀行のキャッシュカードでセブン銀行ATMを利用すると220円・330円、セブン銀行のキャッシュカードでゆうちょATMを利用すると110円・220円だ。
特に押さえておきたいのは次の3点。
1. ゆうちょカードでセブン銀行ATMを利用するなら、平日8時45分~18時、土曜日9時~14時が比較的安い。
2. セブン銀行カードでゆうちょATMを利用する場合も、同じ時間帯が110円の優遇時間帯となる。
3. ゆうちょ銀行の口座を使うなら、郵便局内やゆうちょ銀行店舗内の対象ATMを利用することで、通常の入出金手数料を無料にできる。
ATMの利便性だけで利用先を選ぶと、知らないうちに手数料が積み重なる。普段使う銀行のキャッシュカードと、利用するATMの料金体系をセットで把握しておくことが、無駄な出費を防ぐ最も確実な方法だ。
なお、ATMの営業時間や一部の例外条件は設置場所によって異なる。実際に取引する際は、ゆうちょ銀行・セブン銀行の最新の公式料金案内とATM画面の表示を確認したい。