『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』の作者は、漫画家・漫画原作者として活躍する赤坂アカ(あかさか・あか)です。新潟県出身の赤坂アカは、2015年5月に『ミラクルジャンプ』で同作の連載を開始。2016年に『週刊ヤングジャンプ』へ移籍し、約7年半にわたる連載を経て、2022年11月に全28巻で完結させました。
加えて、『推しの子』では横槍メンゴとタッグを組み、原作者として新たなヒットを生み出しています。2022年には漫画家としての作画活動から退き、漫画原作者に専念する方針を発表。2026年現在は『メルヘンクラウン』などの作品に携わるほか、『かぐや様は告らせたい』の完全新作劇場版にも書き下ろし原案を提供しています。作者のプロフィールから代表作、現在の活動まで、公式情報をもとに整理します。
【作者プロフィール】かぐや様を生み出した赤坂アカとは?新潟県出身の漫画家
『かぐや様は告らせたい』の生みの親である赤坂アカは、ラブコメディーから芸能界を題材にしたサスペンス、ファンタジーまで幅広いジャンルを手がけるクリエイターです。
赤坂アカの基本プロフィール集英社の『週刊ヤングジャンプ』公式サイトなどに掲載されているプロフィールを整理すると、基本情報は次のとおりです。
- 名前:赤坂アカ(あかさか・あか)
- 生年月日:1988年8月29日
- 出身地:新潟県
- 2026年11月現在の年齢:38歳
- 職業:漫画原作者・漫画家
- 主な掲載誌:ミラクルジャンプ、週刊ヤングジャンプ
- 代表作:『かぐや様は告らせたい』『推しの子』『恋愛代行』『メルヘンクラウン』
新潟県出身という点は、集英社の公式プロフィールにも記載されています。なお、出身地以外の詳しい生い立ちや家族構成などは、作品紹介から確認できる情報とは分けて考える必要があります。
イラストやコミカライズを経て漫画界へ赤坂アカは、最初から現在のような人気漫画の原作者として活動していたわけではありません。集英社のプロフィールでは、イラストレーターやコミカライズ、月刊誌での連載など、幅広い創作活動を経験してきたことが紹介されています。
その後、2015年に『かぐや様は告らせたい』の連載を開始。自身でストーリーと作画を担当する漫画家として、長期連載を成功させました。
注目したいのは、赤坂アカがもともと物語を作ることに強い関心を持っていた点です。2022年の集英社オンラインのインタビューでは、ヤングジャンプには原作者志望で入ったものの、企画の経緯から自ら作画も担当することになったと振り返っています。
つまり、作画担当から原作者へ転身したというよりも、当初から目指していた創作スタイルへ戻っていったという側面があります。
【経歴・年表】2015年の連載開始から2022年の全28巻完結まで
『かぐや様は告らせたい』の歴史を理解するうえで欠かせないのが、掲載誌の移籍と約7年半にわたる連載期間です。
ミラクルジャンプから週刊ヤングジャンプへ作品は2015年5月、『増刊ミラクルジャンプ』で連載をスタートしました。当初から現在のような大規模な人気作品だったわけではありませんが、秀才同士が相手に告白させようと駆け引きを繰り広げる独特の設定が支持を集めます。
2016年3月には『週刊ヤングジャンプ』へ移籍。赤坂アカにとって初めての週刊連載となりました。ここから作品の知名度はさらに広がり、テレビアニメ化や実写映画化にもつながっていきます。
赤坂アカの主要な活動年表| 時期 | 出来事・作品 | 主な意味 |
|---|---|---|
| 1988年8月29日 | 新潟県で誕生 | 赤坂アカのプロフィール上の基本情報 |
| 2015年5月 | 『かぐや様は告らせたい』連載開始 | 増刊ミラクルジャンプでスタート |
| 2016年3月 | 週刊ヤングジャンプへ移籍 | 自身初の週刊連載が始まる |
| 2020年4月 | 『推しの子』連載開始 | 横槍メンゴとの共同制作が始動 |
| 2022年11月2日 | 『かぐや様は告らせたい』完結 | 週刊ヤングジャンプ49号で最終回。全28巻 |
| 2023年 | 『恋愛代行』連載開始 | 西沢5ミリとの共同作品 |
| 2024年11月14日 | 『推しの子』完結 | 週刊ヤングジャンプ50号で最終回 |
| 2025年3月 | 『メルヘンクラウン』連載開始 | 新たなファンタジー作品に参加 |
| 2025年12月31日 | 『大人への階段』放送・劇場版制作発表 | 赤坂アカ書き下ろし原案による完結編が発表される |
| 2026年10月19日 | 『メルヘンクラウン』第5巻発売 | 原作者としての活動が続いていることを示す最新の刊行実績 |
この年表から分かるのは、赤坂アカが『かぐや様』の連載だけにとどまらず、複数の作品を並行して手がけてきたことです。とりわけ2020年から2022年にかけては、『かぐや様』と『推しの子』という2作品の週刊連載を同時に進めていました。
連載開始や完結の時期は、集英社の作品公式ページと『週刊ヤングジャンプ』のバックナンバーで確認できます。
【全28巻の魅力】かぐや様はなぜ2022年に完結したのか?
『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』は、秀知院学園の生徒会長・白銀御行と副会長・四宮かぐやを中心に展開するラブコメディーです。
互いに好意を持っているにもかかわらず、プライドの高さから自分では告白できない2人。相手に告白させた方が勝ちという独特のルールを軸に、さまざまな駆け引きが繰り広げられます。
単なる恋愛漫画ではない構成力この作品の特徴は、恋愛を頭脳戦として描きながら、登場人物の人間的な成長も丁寧に追っているところです。
序盤では、告白するかどうかをめぐる心理戦や勘違いを利用したコメディーが中心です。しかし、物語が進むにつれて、家柄や家庭環境、将来への不安、友人関係など、登場人物が抱える問題にも焦点が移っていきます。
笑いを生み出す設定と、人物の内面を掘り下げるドラマを両立させたことが、長期的な支持につながった理由の一つです。
2022年11月に約7年半の連載が終了作品は2022年11月2日発売の『週刊ヤングジャンプ』49号で最終回を迎えました。コミックスは全28巻で完結しています。
完結時、赤坂アカは自身の公式発信で、長期連載を支えた読者や関係者への感謝を表明しました。同時に、漫画家としての活動を一区切りとし、今後は原作者として活動していく意向を明らかにしています。
なお、全28巻という数字は単行本の巻数であり、アニメシリーズや後年の特別編、劇場版の制作とは別の話です。漫画の原作は完結していても、映像作品としての展開は続いています。
【代表作を比較】推しの子・横槍メンゴ・恋愛代行との関係
赤坂アカの代表作を語るうえで、『かぐや様は告らせたい』だけを見るのでは十分ではありません。『推しの子』では横槍メンゴと役割を分担し、『恋愛代行』や『メルヘンクラウン』でも原作者として新しい表現に挑戦しています。
代表作と関係者の一覧| 作品・人物 | 赤坂アカとの関係 | 特徴・実績 |
|---|---|---|
| かぐや様は告らせたい | 原作・作画 | 2015年連載開始、2022年完結、全28巻 |
| 推しの子 | 原作 | 横槍メンゴが作画を担当。2020年連載開始、2024年完結、全16巻 |
| 横槍メンゴ | 共同制作者 | 『推しの子』で赤坂アカとタッグを組む漫画家 |
| 恋愛代行 | 原作 | 西沢5ミリとの共同作品。全4巻 |
| メルヘンクラウン | 原作 | あおいくじら・アジチカとの共同制作。2025年連載開始 |
| かぐや様は告らせたい 完結編 | 完全書き下ろし原案 | 完全新作劇場版として制作決定 |
『推しの子』は2020年4月に『週刊ヤングジャンプ』で連載を開始した作品です。
原作を赤坂アカ、作画を横槍メンゴが担当しています。芸能界を舞台に、アイドル、俳優、映像制作、ファン心理など、華やかな世界の裏側にある複雑な人間関係を描きました。
横槍メンゴは、青年誌を中心に活動してきた漫画家です。赤坂アカとは『推しの子』でタッグを組み、それぞれの得意分野を生かした制作体制を築きました。
同作は2024年11月14日発売の『週刊ヤングジャンプ』50号で最終回を迎え、単行本は全16巻で完結。最終16巻は同年12月18日に発売されています。集英社の公式作品情報でも、赤坂アカと横槍メンゴの共同名義が確認できます。
恋愛代行では再びラブコメディーに挑戦『恋愛代行』は、2023年に『週刊ヤングジャンプ』で連載が始まった作品です。赤坂アカが原作を担当し、西沢5ミリと共同で制作しました。
『かぐや様』と同じく恋愛を題材にしていますが、恋愛を直接進めるのではなく、誰かの恋をサポートするという視点を取り入れています。全4巻で刊行されており、赤坂アカが恋愛というテーマを別の構造で描いた作品として注目できます。
メルヘンクラウンでファンタジーへ領域を広げる2025年に連載が始まった『メルヘンクラウン』も、2026年の活動を知るうえで重要な作品です。
赤坂アカ、あおいくじら、アジチカの3名による共同作品で、赤坂アカが原作を担当。童話の「ラプンツェル」をモチーフにした世界観を土台として、愛や運命、正しさを問い直すファンタジーが展開されます。
集英社の公式刊行情報によると、第1巻は2025年10月17日発売。第5巻は2026年10月19日に発売されました。ラブコメディーや芸能界ドラマとは異なる題材に挑戦している点に、原作者としての活動領域の広がりが表れています。
【2026年最新】赤坂アカの現在と新作劇場版「かぐや様は告らせたい 完結編」
2026年11月現在、赤坂アカは漫画原作者として活動を続けています。『推しの子』と『かぐや様』の連載が終了したからといって、創作活動そのものを引退したわけではありません。
漫画家引退の意味は「作画からの転換」赤坂アカは2022年、『かぐや様』完結に際して漫画家引退を発表しました。この発表だけを見ると、漫画業界から完全に離れたように受け取られがちですが、実際には意味が異なります。
本人が説明したのは、作画を仕事として担当する活動を一区切りとし、ストーリー制作に専念するという方針です。
「たくさん作品を描きたい」という気持ちが強かったんです。
これは2024年11月16日公開の集英社オンラインのインタビューで語った言葉です。作画に時間を使うよりも、ネームや物語を作ることに時間を割きたいという考えが、キャリア転換の背景にありました。
実際、その後も『恋愛代行』や『メルヘンクラウン』などの原作を担当しています。したがって、現在の赤坂アカを説明する際には「漫画家を完全引退した人」ではなく、「漫画原作者として活動の軸を移した人」と理解するのが正確です。
「大人への階段」は2025年末から2026年にかけて展開2025年12月31日には、アニメシリーズの特別編『かぐや様は告らせたい 大人への階段』が放送されました。
物語では、交際することになったかぐやと白銀のその後が描かれます。かぐやがアルバムを眺めながら、秀知院学園で過ごした日々や仲間との思い出を振り返る内容です。
テレビ放送は2025年12月31日から順次実施され、2026年1月1日からはPrime Videoで見放題独占配信が始まりました。
ここで注意したいのは、『大人への階段』と新作劇場版『完結編』は別の映像企画だという点です。前者は放送された特別編、後者はその後に制作が発表された完全新作の劇場版です。
赤坂アカ書き下ろし原案の完全新作劇場版が制作決定2025年12月31日、アニプレックスと作品公式サイトは、『かぐや様は告らせたい』の完結編を完全新作劇場版として制作することを発表しました。
最大の注目点は、赤坂アカによる完全書き下ろし原案で制作されることです。単なる過去シリーズの再編集や、既存エピソードの映画化ではありません。
公式サイトには、赤坂アカ本人によるコメントも掲載されています。
「新しいけど、懐かしい。」
さらに赤坂アカは、アニメチームと以前から「まだ誰も見た事のない、完全な新作」を作りたいという思いを共有していたことや、一度閉じた物語に新たな展開を加えることへの期待と緊張を明かしています。
このコメントから読み取れるのは、原作漫画の結末をそのまま映像化するだけではなく、アニメ制作チームとともに新しい物語を作ろうとしていることです。
なお、2026年11月4日時点で、公式ニュースとして確認できる制作発表は2025年12月31日のものです。公開日などの具体的な続報は、公式発表を基準に確認する必要があります。劇場公開日が決まったとする未確認情報と、正式な制作決定を混同しないことが大切です。
【プロの結論】赤坂アカの本当の強みは物語を生み出す構成力にある
赤坂アカのキャリアを振り返ると、単に人気漫画を複数生み出したというだけでは説明できない特徴があります。それは、作品ごとに題材や制作体制を変えながら、物語を構築する能力を発揮してきたことです。
ジャンルが変わっても一貫する人物描写『かぐや様は告らせたい』では、恋愛感情とプライドの衝突をコメディーとして描きました。一方、『推しの子』では芸能界という特殊な環境の中で、人間の欲望や嘘、承認欲求を描いています。
『恋愛代行』では恋愛を支援する側の視点を取り入れ、『メルヘンクラウン』では童話的な設定を使って愛や運命を扱っています。
共通しているのは、設定そのものの面白さだけでなく、その環境に置かれた人物が何を望み、どのような選択をするのかを物語の推進力にしていることです。
原作と作画を分けることの意味漫画制作では、ストーリーを考える作業と、実際に絵として表現する作業の両方に大きな時間が必要です。
赤坂アカは、自身の得意分野を物語制作に見定め、作画をほかのクリエイターと分担する道を選びました。『推しの子』の横槍メンゴ、『恋愛代行』の西沢5ミリ、『メルヘンクラウン』のあおいくじら・アジチカとの協業は、その具体例です。
この選択は、作品数を増やすためだけではなく、クリエイターそれぞれの強みを生かす制作体制にもつながります。原作者が物語の設計に集中し、作画担当が絵による表現を担うことで、異なる個性を持つ作品が生まれる余地が広がります。
読者が赤坂アカ作品を選ぶときの判断基準- 恋愛の心理戦を楽しみたい人:『かぐや様は告らせたい』がおすすめ。コメディーと恋愛ドラマの両方を楽しめます。
- 芸能界の裏側や人間ドラマに興味がある人:『推しの子』がおすすめ。華やかな世界とその裏にある現実を描いています。
- 恋愛を別の角度から読みたい人:『恋愛代行』が候補になります。
- 童話をモチーフにしたファンタジーが好きな人:『メルヘンクラウン』が向いています。
一方、赤坂アカ作品のすべてが同じジャンルやテンポで展開されるわけではありません。『かぐや様』のような学園ラブコメディーを期待して『推しの子』を読むと、作品の雰囲気の違いに驚く可能性があります。作品ごとのテーマを確認して選ぶことが、満足度を高めるポイントです。
【よくある質問】かぐや様は告らせたいの作者に関するFAQ
Q1:かぐや様は告らせたいの作者は誰ですか?
A1:漫画家・漫画原作者の赤坂アカです。原作と作画を担当し、2015年5月に連載を開始しました。
Q2:赤坂アカの出身地はどこですか?
A2:新潟県です。1988年8月29日生まれで、2026年11月現在は38歳です。
Q3:かぐや様は告らせたいは全何巻で完結しましたか?
A3:全28巻です。『週刊ヤングジャンプ』で約7年半連載され、2022年11月2日に最終回を迎えました。
Q4:赤坂アカは漫画家を引退したのですか?
A4:作画を仕事として担当する漫画家としての活動を一区切りとし、漫画原作者に専念する方針を発表しました。創作活動自体を引退したわけではありません。
Q5:推しの子の作者も赤坂アカですか?
A5:はい。赤坂アカが原作、横槍メンゴが作画を担当する共同作品です。2020年4月に連載を開始し、2024年11月に完結しました。
Q6:2026年の新作劇場版はいつ公開されますか?
A6:『かぐや様は告らせたい 完結編』の制作は発表されています。赤坂アカの完全書き下ろし原案による完全新作ですが、2026年11月4日時点では公式の劇場公開日を確認できません。
Q7:大人への階段と新作劇場版は同じ作品ですか?
A7:別の映像企画です。『大人への階段』は2025年末から2026年初頭にかけて放送・配信された特別編で、『完結編』は2025年12月31日に制作が発表された完全新作劇場版です。
『かぐや様は告らせたい』の作者は、新潟県出身の赤坂アカです。2015年5月に『ミラクルジャンプ』で連載を開始し、2016年に『週刊ヤングジャンプ』へ移籍。2022年11月に全28巻で完結するまで、約7年半にわたって作品を描き続けました。
その後は横槍メンゴと組んだ『推しの子』を完結させ、『恋愛代行』や『メルヘンクラウン』などでも原作者として活動。2026年には『メルヘンクラウン』第5巻が発売され、創作活動の継続が確認できます。
加えて、『かぐや様は告らせたい』では赤坂アカの完全書き下ろし原案による新作劇場版『完結編』の制作が決定しています。漫画の連載は終了しても、作品世界の展開はまだ続いているのです。
赤坂アカの現在を理解するうえで大切なのは、「漫画家引退」という言葉だけで判断しないことです。彼は作画から物語制作へと活動の軸を移し、複数のクリエイターと協力しながら新しい作品を生み出しています。今後の劇場版の続報とともに、原作者・赤坂アカの次なる挑戦にも注目が集まります。
主な情報確認先: 集英社『週刊ヤングジャンプ』公式作品ページ、集英社オンラインの赤坂アカ本人インタビュー、集英社のコミックス刊行情報、アニプレックスおよび『かぐや様は告らせたい』アニメ公式サイト。