最も気になるのが、李在明大統領の次回訪日がいつになるのかという点です。
2026年11月4日時点では、次回の日本訪問について具体的な日付や訪問先は公表されていません。
ただし、次回訪日に向けた外交上の動きはあります。
2026年5月に高市首相が韓国を訪問2026年5月19日から20日にかけて、高市首相は韓国を訪問しました。
訪問先は李大統領の故郷である慶尚北道の安東です。
5月19日午後2時30分から約100分間、両首脳は首脳会談を実施しました。
主な協議事項は以下のとおりです。
- 日韓関係の安定的な発展
- 日米韓の安全保障協力
- 重要鉱物を含むサプライチェーンの強化
- エネルギー安全保障
- 組織的詐欺への共同対応
- 北朝鮮の核・ミサイル問題
- 日本人拉致問題
特に注目したいのが、エネルギー供給網と重要鉱物の協力です。
1月の奈良会談で議論された経済安全保障が、5月の安東会談では具体的な協力テーマへと発展しました。
また、高市首相は会談後、次回は李大統領が日本を訪れることになるとの見通しを示し、日本の美しい場所や温泉などに案内したいという意向にも触れています。
ただし、これは次回訪日への期待を示したものであり、正式な訪問日程の発表ではありません。
11月2日には第17回日韓次官戦略対話を開催次回首脳訪日の予定を判断するうえで、11月初旬の外交動向も見逃せません。
2026年11月2日、長野県軽井沢町で第17回日韓次官戦略対話が開催されました。
日本側は船越健裕外務事務次官、韓国側は朴潤柱(パク・ユンジュ)外交部第一次官が出席しています。
協議された主なテーマは次のとおりです。
- 日韓関係全般
- 北朝鮮を含む地域情勢
- 日米韓の安全保障協力
- 経済安全保障
- エネルギーや供給網の協力
- 歴史問題に関する人道的な協力
両国は、2026年1月の奈良と5月の安東で実施したシャトル外交を評価し、今後も外交当局間の緊密な意思疎通を続けることで一致しました。
さらに10月30日には、米国を含む日米韓外相会合も開催されています。
こうした動きから、首脳会談だけでなく、外交当局間の実務協議も継続していることが分かります。
次回訪日の日程を確認するための公式情報今後、新しい訪日発表があった場合に確認したいのは、次の3つの情報源です。
1. 日本の外務省
外国要人の来日、日韓首脳会談、共同発表などが掲載されます。過去の訪日記録も確認できます。
2. 韓国大統領府
李在明大統領の海外訪問予定や外交日程、国家安保室による訪問前説明などが発表されます。
3. 首相官邸
高市首相の外交日程や、首脳会談の結果、共同記者発表などを確認できます。
特に重要なのは、報道による「訪日する可能性」と、両政府が発表した「訪日が正式決定した日程」を区別することです。
2026年11月4日現在、次回の訪日については、正式な日付の発表を待つ段階です。
【韓国大統領来日の実態】シャトル外交の成果と残された課題

2026年の一連の首脳往来を見ると、日韓関係は首脳同士の交流を継続しながら、実務的な協力を積み上げる段階にあります。
ただし、首脳同士の関係が良好だからといって、両国間の問題がすべて解決したわけではありません。
シャトル外交で期待される3つの効果第一に、問題が発生したときの意思疎通が早くなることです。
首脳同士が定期的に会う環境があれば、外交上の問題が大きくなる前に直接話し合う機会を確保できます。
第二に、経済・安全保障の協力を継続しやすくなることです。
半導体や重要鉱物、エネルギー供給網などは、一度の首脳会談だけで成果が完成する分野ではありません。関係当局の継続的な協議が必要です。
第三に、国民同士の交流を後押しすることです。
日本と韓国は旅行、文化、芸術、ビジネスなどで幅広い交流があります。外務省によれば、両国の往来者数は2024年に約1,204万人となり、過去最多を記録しました。
首脳外交が安定すれば、こうした民間交流を支える環境にもつながります。
それでも歴史・領土問題は残る一方、日韓関係には引き続き意見の対立があります。
歴史認識や旧朝鮮半島出身労働者問題、竹島をめぐる問題などは、両国の外交関係に影響するテーマです。
実際、日本の外務省は2026年8月にも、竹島関連の韓国側の活動について抗議した記録を掲載しています。
つまり、シャトル外交の再開や首脳同士の信頼関係の強化は、すべての懸案が解消されたことを意味しません。
むしろ、意見が異なる問題を抱えたままでも、対話を継続できる仕組みを維持することに意味があります。
【韓国大統領の来日情報】よくある誤解と確認すべきポイント
インターネット上では、韓国大統領の訪日情報について、予定と実績が混同されることがあります。
特に注意したいのは、次の3点です。
誤解1:1月14日にも首脳会談が行われた?1月14日の主要行事は法隆寺訪問です。
高市首相との公式な日韓首脳会談は前日の1月13日に実施されました。14日は文化施設の訪問を通じた親善交流が中心でした。
誤解2:法隆寺訪問で歴史問題が解決した?法隆寺訪問は、古代から続く文化交流を確認する親善行事です。
長生炭鉱の遺骨に関するDNA鑑定協力など、歴史問題に関連する具体的な協議は1月13日の首脳会談で行われています。
文化交流と政治的な合意は分けて理解する必要があります。
誤解3:次回訪日が2026年中に決定している?高市首相は5月の会談で次回の訪日を期待する意向を示しました。
しかし、具体的な日付や訪問先が正式に発表されたわけではありません。
「次回は日本を訪れる」という外交上の期待と、確定した訪日日程は別の情報です。
【韓国大統領の来日スケジュール】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年に韓国の李在明大統領が来日したのはいつですか?
1月13日から14日までの1泊2日です。高市早苗首相の招待を受け、奈良県を訪問しました。
Q2:李在明大統領と高市早苗首相の首脳会談はいつ開催されましたか?
2026年1月13日午後2時から約90分間開催されました。会談後には共同記者発表と夕食会も行われました。
Q3:李在明大統領は法隆寺を訪問しましたか?
はい。1月14日午前9時から約1時間、高市首相とともに法隆寺を訪問しました。百済観音像や玉虫厨子などを拝観しています。
Q4:韓国大統領の次回訪日はいつですか?
2026年11月4日時点では具体的な日程は発表されていません。5月の首脳会談では次回の日本訪問への期待が示されています。
Q5:シャトル外交とは何ですか?
日本と韓国の首脳が互いの国を定期的に訪問し、直接対話を継続する外交方式です。2004年に小泉首相と盧武鉉大統領が年2回程度の相互訪問を打ち出したことが、その起点の一つです。2023年に約12年ぶりに再開されました。
Q6:李在明大統領の訪日は東京ではなく奈良だったのですか?
はい。高市首相の地元である奈良県が訪問先に選ばれました。首脳会談だけでなく、法隆寺訪問を通じた文化交流も実施されました。
2026年1月13日・14日の李在明大統領訪日は、高市早苗首相との首脳会談、夕食会、法隆寺訪問を柱とする1泊2日の外交日程でした。
今回の訪日では、経済安全保障、サプライチェーン、特殊詐欺対策、長生炭鉱の遺骨問題、北朝鮮への対応など、幅広いテーマが話し合われています。
その後、5月には高市首相が韓国・安東を訪問し、11月2日には第17回日韓次官戦略対話が開催されました。
2026年11月4日現在、次回の李在明大統領の訪日日程は未公表です。
今後注目すべきなのは、首脳間で確認されたシャトル外交が次の相互訪問につながるか、そして1月と5月の会談で合意した経済・安全保障・人道分野の協力がどこまで具体化するかという点です。
韓国大統領の来日スケジュールを正確に把握するには、訪問前の発表だけでなく、訪問後に公表される外務省の会談記録や首相官邸の活動記録を照合することが大切です。次回の日程についても、両政府の正式発表が最も確実な判断材料になります。