関東大学リーグ戦では、各部の順位が決まった後も、入替戦という大きな戦いが待っている。
1部の下位校には2部の上位校が挑戦し、2部・3部・4部でも同じようにカテゴリーをまたいだ対戦が行われる。
2026年度に注目したい入替戦の組み合わせ関東大学ラグビーフットボール連盟の競技細則に示されている基本的な対戦方式は次のとおりだ。
- 1部7位 vs 2部2位
- 1部8位 vs 2部1位
- 2部7位 vs 3部2位
- 2部8位 vs 3部1位
- 3部7位 vs 4部2位
- 3部8位 vs 4部1位
- 4部7位 vs 5部2位
- 4部8位 vs 5部1位
ここは特に注意したいポイントだ。
入替戦では通常のリーグ戦と異なり、ボーナス要点は適用されない。
また、引き分けの場合は、トライ数にかかわらず上位カテゴリーの大学が残留する。
つまり、2部の大学が1部昇格を実現するには、入替戦で明確に勝利する必要がある。
2026年度1部の残留争い10月25日時点では、法政大学が勝ち点6で8位、専修大学が勝ち点11で7位となっている。
ただし、6位の立正大学も勝ち点11で並んでおり、残り試合によって順位が変動する可能性がある。
注目したいのは次の対戦だ。
- 11月14日:専修大学対法政大学
- 11月28日:日本大学対専修大学
- 11月29日:法政大学対立正大学
特に専修大と法政大の直接対決は、下位争いを大きく左右する。
一方、2部では中央大学と大東文化大学が上位につけている。両校にとっては1部復帰を実現するための大切なシーズンとなっている。
入替戦は優勝争いとは異なる緊張感があり、選手にとっても大学ラグビーの将来を左右する重要な舞台だ。
【プロの結論】2026年の関東大学ラグビーで注目すべき3つのポイント

2026年度の関東大学ラグビーリーグ戦を分析すると、単純な勝敗以上に注目すべきポイントが3つある。
第一に、東海大学が接戦を勝ち切る力を維持できるか。
5戦全勝という結果は、チームとしての安定感を示している。ただし、11月には関東学院大と東洋大という難しい相手が待っている。特に東洋大との直接対決は、今季の優勝争いを決定づける可能性がある。
第二に、東洋大学の攻撃力が優勝につながるか。
東洋大は5試合で300得点。リーグでも目立つ攻撃力を持つ一方、関東学院大戦では1点差で敗れた。得点力を維持しながら、接戦での試合運びを改善できるかが鍵になる。
第三に、下部リーグの昇格争いを見逃さないこと。
中央大学や大東文化大学のように、1部で実績を残してきた大学が2部から復帰を狙う構図は、リーグ戦全体に厚みを与えている。
3部・4部でも東京農業大学、新潟食料農業大学、東京学芸大学、千葉大学などが昇格を目指しており、大学ラグビーの競争は1部だけでは完結しない。
どこを見れば2026年度の順位を正確に把握できる?観戦する人や試合結果を追いかける人は、次の基準で情報を確認すると分かりやすい。
- 優勝争いを知りたい人: 1部の勝ち点、直接対決、残り試合数を確認する。
- 昇格争いを知りたい人: 2部・3部の1位と2位の位置関係を確認する。
- 残留争いを知りたい人: 各部の7位・8位と下位カテゴリーの上位校を確認する。
- 歴史を比較したい人: 優勝回数だけでなく、近年の順位推移や全国大学選手権での成績も見る。
なお、1部の上位3大学には全国大学ラグビーフットボール選手権大会への出場枠がある。リーグ優勝だけでなく、全国大会への切符を懸けた順位争いも見逃せない。
関東大学ラグビーリーグ戦に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年の関東大学ラグビーリーグ戦1部で首位の大学はどこ?
A1:2026年10月25日の試合終了時点では東海大学が首位。5戦全勝で勝ち点29を獲得している。2位は東洋大学で勝ち点25。
Q2:2026年11月の注目試合はいつ?
A2:特に注目されるのは11月29日14時開始の東海大学対東洋大学。秩父宮ラグビー場で行われる予定だ。11月14日の関東学院大学対東海大学、15日の東洋大学対流通経済大学も重要な試合となる。
Q3:関東大学リーグ戦の勝ち点はどのように計算する?
A3:2026年度の1部・2部では、勝利5点、引き分け3点、敗戦1点が基本。7点差以内の敗戦や3トライ差以上の勝利には、それぞれ追加のボーナスポイントが与えられる。
Q4:1部と2部の入替戦はどのように行われる?
A4:基本的には1部7位と2部2位、1部8位と2部1位が対戦する。入替戦で引き分けた場合は上位カテゴリーの大学が残留する。
Q5:関東大学リーグ戦と関東大学対抗戦は同じ大会?
A5:別の大会区分だ。関東大学リーグ戦には東海大学、東洋大学、流通経済大学などが所属し、関東大学対抗戦には早稲田大学、明治大学、帝京大学などが所属する。全国大学選手権への出場枠を争う点は共通している。
Q6:関東大学リーグ戦の歴代最多優勝校は?
A6:2025年度までの集計では東海大学が14回で最多。法政大学が13回、関東学院大学が10回で続いている。
2026年度の関東大学ラグビーリーグ戦は、1部で東海大学が5戦全勝の首位、東洋大学が勝ち点4差で追う展開となっている。
11月14日・15日の試合では関東学院大学、東洋大学、流通経済大学などの結果が順位争いに影響する。そして11月29日の東海大学対東洋大学は、今季の優勝争いを占う最大の一戦だ。
2部では中央大学と大東文化大学が1部復帰を目指し、3部では新潟食料農業大学と東京農業大学、4部では東京学芸大学などが昇格を狙っている。
2026年度の注目要点は次の3つに集約できる。
1. 東海大学は全勝を維持して連覇を達成できるか。
2. 東洋大学は得点力を生かして逆転優勝を実現できるか。
3. 下部リーグの上位校は入替戦を勝ち抜いて昇格できるか。
リーグ戦の順位表だけでなく、星取表、試合結果、勝ち点、入替戦まで追うことで、大学ラグビーの勢力図がより明確になる。
11月の残り試合は、優勝争いだけでなく、来季の所属カテゴリーを決める重要な戦いでもある。東海大と東洋大の頂上決戦を中心に、1部から4部までの動向に注目したい。
記事の基準日:2026年11月4日。1部・2部の順位は主に10月25日終了時点、下部リーグは11月1日までの公表結果を反映。