2026年現在、過去大会の記録を振り返るうえで押さえておきたいのが、2024年5月から6月に開催された「バレーボールネーションズリーグ2024(VNL)」です。男子日本代表と女子日本代表は、それぞれ予選ラウンド3週を戦い、ファイナルラウンドでも勝ち進みました。最終的には男女ともに銀メダルを獲得。日本バレーにとって存在感の大きい大会となりました。
2024年大会の日程は男女で異なり、男子はブラジル、北九州、フィリピン、女子はトルコ、マカオ、北九州を転戦しました。特に日本国内で開催された福岡大会は、男子第2週と女子第3週の舞台となり、国内のファンが代表戦を直接観戦できる貴重な機会でした。
この記事では、日本バレーボール協会(JVA)、Volleyball World、TBSテレビの公式記録をもとに、男女別の試合日程、日本代表の対戦カードと試合結果、開催地、ファイナルラウンド、放送情報まで整理します。
【大会概要】ネーションズリーグ2024の開催期間と競技方式を整理

バレーボールネーションズリーグ(VNL)は、国際バレーボール連盟(FIVB)が主催する国際大会です。
男子のワールドリーグ、女子のワールドグランプリに代わる大会として2018年に創設されました。
2024年大会には男女それぞれ16チームが参加。予選ラウンドとファイナルラウンドの2段階で優勝を争いました。
2024年大会の基本情報| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 大会名称 | バレーボールネーションズリーグ2024 |
| 主催 | 国際バレーボール連盟(FIVB) |
| 参加チーム | 男女各16チーム |
| 予選ラウンド | 男女各3週間 |
| 予選試合数 | 各チーム12試合 |
| ファイナル進出 | 開催国と予選上位7チーム |
| 決勝方式 | ノックアウト方式 |
| 日本代表の最終成績 | 男女とも準優勝 |
予選ラウンドでは、各チームが3週間にわたり、週4試合、合計12試合を戦います。
その成績をもとに順位を決定し、開催国と上位7チームの計8チームがファイナルラウンドに進出する仕組みです。
つまり、予選ラウンドでの勝敗は、単なる試合結果にとどまりません。最終順位や決勝トーナメントの進出にも直結する重要な要素でした。
【男女別日程一覧】第1週・第2週・第3週とファイナルの開催地
最初に、2024年大会の全体像を男女別に確認しましょう。
男子と女子では開催時期も開催都市も異なります。特に福岡大会については、男子と女子で担当する週が違うため、混同しないよう注意が必要です。
開催期間は各大会の現地日程を基準にしたものです。男子ファイナルの日本時間での試合結果は6月28日~7月1日となります。
男子日本代表の開催地- 第1週:リオデジャネイロ(ブラジル)
- 第2週:北九州市(日本)
- 第3週:マニラ(フィリピン)
- ファイナルラウンド:ウッチ(ポーランド)
- 第1週:アンタルヤ(トルコ)
- 第2週:マカオ(中国)
- 第3週:北九州市(日本)
- ファイナルラウンド:バンコク(タイ)
両代表が同じ北九州市で試合をした点は、2024年大会の特徴です。
ただし、男子は第2週、女子は第3週という違いがあります。
福岡大会の会場は福岡市ではなく北九州市2024年大会の国内開催について、意外と間違えやすいのが会場の所在地です。
大会名は「福岡大会」ですが、実際の開催地は福岡市ではありません。
会場は、福岡県北九州市の西日本総合展示場 新館です。
JVAは2024年1月31日、男子第2週と女子第3週を北九州市で開催すると発表しました。九州地方でのVNL開催は初めてのことでした。
男子日本代表にとっては、2024年度の国内公式戦として貴重な大会でもありました。
【男子日本代表】予選ラウンド全12試合の日程・対戦カード・結果
男子日本代表は第1週のブラジル大会からスタートしました。
第2週の北九州大会では国内の観客の前で戦い、第3週のマニラ大会で予選ラウンドを締めくくっています。
ここでは日本時間の日付と試合結果を週ごとにまとめます。
第1週:ブラジル・リオデジャネイロ(5月21日~26日)日本代表の第1週は、南米の強豪国が集まるリオデジャネイロが舞台でした。
| 日本時間 | 対戦カード | 結果 |
|---|---|---|
| 5月22日 5:30 | 日本-アルゼンチン | 3-1 |
| 5月24日 5:30 | 日本-セルビア | 3-0 |
| 5月25日 2:00 | 日本-キューバ | 3-2 |
| 5月26日 2:00 | 日本-イタリア | 1-3 |
日本はアルゼンチンとの初戦で第1セットを落としたものの、その後3セットを連取して逆転勝利。
セルビアにもストレート勝ちし、キューバとのフルセットの接戦も制しました。
一方、最終戦ではイタリアに敗戦。第1週を3勝1敗で終えました。
特に注目されたのは、キューバ戦です。フルセットまでもつれ込む展開となりましたが、日本は最終セットを22-20で取り、開幕3連勝を達成しました。
第2週:福岡大会・北九州市(6月4日~9日)男子日本代表にとって、国内で戦う重要な週となりました。
会場は西日本総合展示場。日本戦はすべて19時20分開始の予定で組まれていました。
| 日付・開始時刻 | 対戦カード | 結果 |
|---|---|---|
| 6月4日 19:20 | 日本-イラン | 3-0 |
| 6月5日 19:20 | 日本-ドイツ | 3-2 |
| 6月7日 19:20 | 日本-ポーランド | 0-3 |
| 6月8日 19:20 | 日本-スロベニア | 3-1 |
福岡大会ではイランとドイツに勝利した一方、ポーランドにはストレートで敗れました。
しかし、最終戦では当時好調だったスロベニアを3-1で撃破。
この勝利によって予選ラウンドの通算成績は6勝2敗となり、日本はファイナルラウンド進出を確実なものにしました。
JVAの試合報告でも、スロベニア戦は予選ラウンド突破に向けた重要な勝利として紹介されています。
第3週:フィリピン・マニラ(6月18日~23日)予選ラウンド最終週の開催地はマニラでした。
日本はカナダ、オランダ、フランス、アメリカと対戦しています。
| 日付・開始時刻 | 対戦カード | 結果 |
|---|---|---|
| 6月18日 21:30 | 日本-カナダ | 2-3 |
| 6月21日 20:00 | 日本-オランダ | 3-0 |
| 6月22日 20:00 | 日本-フランス | 3-2 |
| 6月23日 20:00 | 日本-アメリカ | 3-0 |
初戦のカナダ戦はフルセットの末に敗れました。
しかし、続くオランダ戦ではストレート勝利。これによって日本のファイナルラウンド進出が正式に決まりました。
フランス戦では2セットを先取されながらも、そこから3セットを連取して逆転勝利。
最終戦のアメリカ戦も3-0で制し、予選ラウンドを9勝3敗、勝ち点25で終了しました。
JVAの公式発表によると、アメリカに国際試合で勝利したのは2016年以来、8年ぶりでした。
【女子日本代表】予選ラウンド全12試合の日程・対戦カード・結果
女子日本代表は男子より約1週間早く予選ラウンドをスタートしました。
第1週はトルコ、第2週はマカオ、第3週は北九州市という順番です。
2024年大会では、パリオリンピックの出場権をめぐる戦いという意味でも女子日本代表にとって重要な大会でした。
第1週:トルコ・アンタルヤ(5月14日~19日)女子日本代表の初戦は、世界ランキング上位のトルコとの対戦でした。
| 日本時間 | 対戦カード | 結果 |
|---|---|---|
| 5月16日 2:00 | 日本-トルコ | 3-2 |
| 5月16日 23:00 | 日本-ブルガリア | 3-0 |
| 5月17日 20:00 | 日本-ドイツ | 3-0 |
| 5月19日 23:00 | 日本-ポーランド | 0-3 |
初戦のトルコ戦では、2セットを先取した後に追いつかれましたが、最終セットを15-11で制しました。
続くブルガリア戦、ドイツ戦もストレートで勝利。
開幕から3連勝という好スタートを切りました。
ただし、最終戦のポーランド戦では0-3で敗れ、第1週は3勝1敗という結果でした。
JVAの公式試合報告では、トルコ戦について、世界ランキング1位の相手にフルセットで勝利した試合として取り上げられています。
第2週:中国・マカオ(5月28日~6月2日)第2週の開催地はマカオです。
日本はブラジル、フランス、中国、ドミニカ共和国と対戦しました。
| 日付・開始時刻 | 対戦カード | 結果 |
|---|---|---|
| 5月28日 20:30 | 日本-ブラジル | 2-3 |
| 5月30日 17:00 | 日本-フランス | 3-0 |
| 5月31日 20:30 | 日本-中国 | 3-1 |
| 6月1日 17:00 | 日本-ドミニカ共和国 | 3-1 |
初戦のブラジル戦はフルセットの接戦となり、日本は2-3で惜敗しました。
しかし、フランス戦ではストレート勝利を収め、中国戦でも3-1で勝利。
ドミニカ共和国にも勝ち、第2週を3勝1敗で終えています。
特に中国戦は、アジアのライバルとの対戦という意味でも注目されたカードでした。
第3週:福岡大会・北九州市(6月11日~16日)女子日本代表にとって、予選ラウンド最後の開催地は日本国内でした。
男子の福岡大会から約1週間後、同じ北九州市の西日本総合展示場で女子の試合が開催されました。
| 日付・開始時刻 | 対戦カード | 結果 |
|---|---|---|
| 6月12日 19:20 | 日本-韓国 | 3-0 |
| 6月13日 19:20 | 日本-カナダ | 2-3 |
| 6月15日 19:20 | 日本-セルビア | 3-0 |
| 6月16日 18:45 | 日本-アメリカ | 0-3 |
韓国とセルビアにはストレート勝ちを収めました。
一方、カナダにはフルセットで敗れ、最終日のアメリカ戦も0-3という結果でした。
女子日本代表は予選ラウンドを8勝4敗、勝ち点25で終え、最終的に5位でファイナルラウンドへの進出を決めています。
国内開催の福岡大会は、日本代表の戦いを直接応援できるだけでなく、決勝トーナメント進出を左右する大切な試合が続いた開催週でもありました。
【ファイナルラウンド】男女日本代表の決勝進出と最終順位
予選ラウンドを突破した日本代表は、男女ともファイナルラウンドで決勝に進出しました。
結果はどちらも準優勝。男女そろって銀メダルを獲得しています。
男子:ポーランド・ウッチ(6月27日~30日)男子ファイナルラウンドの開催地はポーランドのウッチです。
日本時間での試合結果は次のとおりです。
| 日本時間 | 試合 | 結果 |
|---|---|---|
| 6月28日 | 準々決勝・カナダ戦 | 3-0 |
| 6月30日 | 準決勝・スロベニア戦 | 3-0 |
| 7月1日 | 決勝・フランス戦 | 1-3 |
日本は準々決勝でカナダをストレートで下しました。
準決勝では予選ラウンドでも対戦したスロベニアに3-0で勝利し、決勝へ進出。
しかし、決勝ではフランスに1-3で敗れ、惜しくも優勝には届きませんでした。
それでも、世界の強豪がそろう大会で準優勝という結果を残したことは、日本男子バレーにとって大きな成果でした。
女子:タイ・バンコク(6月20日~23日)女子ファイナルラウンドはタイのバンコクで開催されました。
| 日付 | 試合 | 結果 |
|---|---|---|
| 6月20日 | 準々決勝・中国戦 | 3-0 |
| 6月22日 | 準決勝・ブラジル戦 | 3-2 |
| 6月23日 | 決勝・イタリア戦 | 1-3 |
準々決勝では中国にストレート勝ち。
準決勝ではブラジルとのフルセットの激戦を制し、決勝進出を果たしました。
決勝の相手はイタリアです。
日本は第1、第2セットを連取されましたが、第3セットを25-21で取り返しました。しかし、第4セットを落とし、最終結果は1-3。
女子日本代表も準優勝となりました。
2024年大会の最終順位TBSテレビが掲載している最終順位は次のとおりです。
男子最終順位
1位 フランス
優勝
2位 日本
準優勝・銀メダル
3位 ポーランド
3位
女子最終順位
1位 イタリア
優勝
2位 日本
準優勝・銀メダル
3位 ポーランド
3位
男女ともに決勝で敗れたものの、両チームが同じ大会で銀メダルを獲得したことは、2024年大会を振り返る際の要点です。
【TBS放送日程】2024年の日本代表戦をテレビで見る方法と時差の注意点
2024年大会では、TBS系列とBS-TBSが男女日本代表の試合を放送しました。
BS-TBSの番組情報では、地上波TBS系列とBS-TBSを通じて、男女日本戦を最大30試合放送する予定と案内されていました。
TBSの主な放送スケジュール代表的な放送日程は以下のとおりです。
女子・第1週
- 5月16日:日本対トルコ
- 5月17日:日本対ブルガリア、日本対ドイツ
- 5月20日:日本対ポーランド
男子・第2週
- 6月4日:日本対イラン
- 6月5日:日本対ドイツ
- 6月7日:日本対ポーランド
- 6月8日:日本対スロベニア
女子・第3週
- 6月12日:日本対韓国
- 6月13日:日本対カナダ
- 6月15日:日本対セルビア
- 6月16日:日本対アメリカ
女子・ファイナルラウンド
- 6月20日:準々決勝・中国戦
- 6月22日:準決勝・ブラジル戦
- 6月23日:決勝・イタリア戦
男子第3週についても、6月18日のカナダ戦、6月21日のオランダ戦、6月22日のフランス戦、6月23日のアメリカ戦などがBS-TBSで放送されました。
試合開始時刻とテレビ放送開始時刻は違う日程を調べる際に注意したいのが、実際の試合開始時刻とテレビ中継の開始時刻です。
例えば、男子の福岡大会では日本戦が19時20分開始でしたが、TBSの放送予定には18時50分や19時開始といった表記がありました。
これは放送前の番組構成や地域による放送枠の違いなどが関係するためです。
また、海外開催の場合は現地時間と日本時間の差にも注意が必要です。
特に男子第1週のブラジル大会では、日本時間の試合開始が早朝になるカードがありました。
2024年大会を振り返る際は、次の3つを区別すると情報を整理しやすくなります。
- 開催地の現地時間: 実際の会場がある都市の時間。
- 日本時間: 日本での試合開始日時。
- テレビ放送時間: TBS系列やBS-TBSでの中継開始日時。
2026年現在、2024年大会の試合日程や結果を調べる場合は、次の公式記録が参考になります。
- 日本バレーボール協会:男女代表の年間スケジュール、大会概要、公式試合報告。
- TBSテレビ:男女別の試合日程・結果、放送日程、最終順位。
- Volleyball World:国際大会の公式試合結果、各国代表の試合記録。
なお、2026年大会は2024年大会とは別のシーズンです。2024年大会は男女各16チームで実施されましたが、2026年大会は18チームが参加する方式になっています。
過去の開催日程を探す場合は、年度を必ず指定して確認することが大切です。
【よくある質問】ネーションズリーグ2024の日程に関するFAQ
Q1:ネーションズリーグ2024はいつ開催されましたか?
A1:女子は2024年5月14日から予選ラウンドが始まり、男子は5月21日に開幕しました。女子のファイナルラウンドは6月20日~23日、男子は6月27日~30日(現地日程)に開催されました。男子の日本時間での決勝は7月1日です。
Q2:2024年の福岡大会はどこで開催されましたか?
A2:福岡県北九州市の西日本総合展示場 新館です。男子第2週が6月4日~9日、女子第3週が6月11日~16日に開催されました。福岡市内ではなく北九州市での開催です。
Q3:2024年の男子・女子日本代表の最終順位は何位ですか?
A3:男女ともに2位です。男子はフランスに決勝で1-3、女子はイタリアに1-3で敗れましたが、どちらも銀メダルを獲得しました。
Q4:2024年大会の日本代表戦はTBSで放送されましたか?
A4:はい。地上波TBS系列とBS-TBSで男女日本代表の試合が放送されました。放送日時や生中継・録画の区分は試合ごとに異なっていました。
バレーボールネーションズリーグ2024は、男女日本代表がそれぞれ異なる開催地を転戦し、予選ラウンドからファイナルラウンドまで戦い抜いた大会でした。
男子はブラジル、北九州、マニラを経てポーランドへ。女子はトルコ、マカオ、北九州を経てタイへと進みました。
特に注目したい要点は次の3つです。
1. 男子日本代表は予選9勝3敗、最終2位。 フランスとの決勝で敗れたものの、準決勝でスロベニアを破って決勝に進みました。
2. 女子日本代表も最終2位。 中国、ブラジルを破って決勝に進出し、イタリアと優勝を争いました。
3. 福岡大会は北九州市で開催。 男子第2週と女子第3週が国内開催となり、日本代表の戦いを間近で見られる大会となりました。
【プロの結論】
2024年大会の日程を正確に把握するうえで、最も重要なのは、男女の開催週を分けて考えること、そして現地日程と日本時間を混同しないことです。
また、「福岡大会」という名称だけで福岡市開催と判断するのも間違いです。実際の会場は北九州市の西日本総合展示場でした。
2026年に2024年大会の記録を振り返るなら、JVAの公式スケジュールで開催期間を確認し、TBSテレビの試合結果・最終順位で実際の対戦内容を照合する方法が確実です。
男女ともに銀メダルという結果を残した2024年大会は、日本代表の国際舞台での戦いを振り返るうえで、今も押さえておきたい大会の一つです。