実際に本場所が始まったあと、「今日の勝負審判は誰なのか」を調べるには、審判部の名簿を見るだけでは不十分です。必要なのは、その日にどの親方がどの位置を担当するかという情報です。
確認方法は、大きく3つあります。
1.会場で配布される当日の取組表を見る最も具体的な確認方法は、本場所の会場で配布される当日の取組表です。観戦ガイドによると、審判長を務める親方の名前は太字で掲載されています。
審判部長・副部長の名前を確認すれば、十両以上の取組で誰が審判長を担当するのかを把握する手掛かりになります。
2.場内アナウンスを聞く会場では、勝負審判の交代や担当を知らせる場内アナウンスにも注目してください。
紹介される順番は、正面審判長、東溜まり、西溜まり、行司溜まり赤房下、同じく白房下です。それぞれの親方について、現在の年寄名と現役時代の四股名が紹介されます。
例えば、現役時代に魁皇として活躍した親方なら、浅香山という年寄名で紹介されます。元の四股名を知っていると、テレビ中継や場内アナウンスで人物を識別しやすくなります。
3.日本相撲協会の公式サイトで日程と取組を確認する日本相撲協会の公式サイトでは、年間日程、場所ごとの情報、番付、取組結果などを確認できます。
ただし、場所の日程や力士の取組情報と、土俵下の5人の審判担当は別の情報です。公式の職務分掌に名前が載っているからといって、その親方が特定の日の全取組を担当するわけではありません。
自宅でテレビ観戦する場合は、場内アナウンスと画面に映る審判委員を照合するのが分かりやすい方法です。公式サイトで審判部の所属を確認し、当日の放送で担当者を確かめると、名簿と実際の配置を混同せずに済みます。
【審判委員の歴代一覧】親方の交代と名跡を理解する

審判委員の名前を調べるときに注意したいのが、親方の年寄名跡です。
大相撲では、現役引退後に親方となった力士が、年寄名跡を襲名して協会の業務を担います。そのため、現役時代の四股名と現在の親方名が異なるケースが一般的です。
例えば、次のような関係があります。
- 魁皇から浅香山親方へ
- 武双山から藤島親方へ
- 濱ノ嶋から尾上親方へ
- 千代大海から九重親方へ
- 稀勢の里から二所ノ関親方へ
- 鶴竜から音羽山親方へ
- 豪栄道から武隈親方へ
- 琴欧洲から鳴戸親方へ
このように現役時代の四股名と親方名をセットで覚えると、審判部の名簿が読みやすくなります。
歴代の担当者を調べるときの注意点審判委員の歴代一覧を調べる際は、単に親方の名前だけを並べるのではなく、いつの職務分掌なのかを確認することが大切です。
年寄名跡は代替わりすることがあり、同じ名跡でも時期によって別の人物が名乗っている可能性があります。特に過去の写真や新聞記事を調べる場合、現在の親方と当時の親方を取り違えないようにする必要があります。
また、2026年3月の新体制では、浅香山・尾上・藤島の3人が審判部長の職務を担う形になりました。こうした役職変更を追うことで、歴代の審判部がどのように運営されてきたのかも理解できます。
2026年11月場所の名簿を確認する場合は、10月16日現在の日本相撲協会公式職務分掌を基準にし、過去の名簿と比較するときはそれぞれの公表時点をそろえるのが適切です。
【プロの結論】大相撲の審判を見るなら肩書と当日の配置を分ける
大相撲の審判を理解するうえで、最も大切なのは審判部の役職者と、当日の勝負審判を区別することです。
浅香山親方、尾上親方、藤島親方、九重親方は2026年の審判部を理解するうえで中心となる人物です。しかし、彼らの役職だけを知っていても、特定の日の土俵下に誰が座るのかまでは分かりません。
確認する際の判断基準は次の3点です。
- 役職を知りたい人:日本相撲協会の職務分掌で審判部長・副部長と委員を確認する。
- 今日の担当を知りたい人:当日の取組表や場内アナウンスで5人の配置を確認する。
- 物言いの判定を理解したい人:行司の軍配、審判委員の協議、ビデオ映像の位置付けを区別する。
審判部は、勝負を裁くだけの部署ではありません。番付や取組の編成を担い、ビデオによる確認も活用しながら、15日間にわたる本場所を支える組織です。
九州場所では、土俵際の際どい勝負だけでなく、審判長の説明や審判委員の交代にも注目すると、大相撲の楽しみ方がさらに広がります。
【大相撲の審判今日】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年11月4日の大相撲の審判は誰ですか?
A1:11月4日は本場所の開催日ではありません。そのため、本場所の勝負審判として当日配置される担当者はいません。次の本場所は11月8日初日の九州場所です。
Q2:2026年の大相撲の審判部長は誰ですか?
A2:浅香山親方(元魁皇)、尾上親方(元濱ノ嶋)、藤島親方(元武双山)の3人です。藤島親方は編成担当を兼ねています。審判部副部長は九重親方(元千代大海)です。
Q3:大相撲の審判委員は全部で何人ですか?
A3:2026年10月16日現在の職務分掌を基準にすると、審判部の職務を持つ親方は24人です。内訳は部長3人、副部長1人、審判委員20人です。
Q4:勝負審判は1つの取組につき何人ですか?
A4:基本的に5人です。正面に審判長が1人、東西の溜まりに各1人、行司溜まりに2人が配置されます。
Q5:今日の勝負審判はネットで確認できますか?
A5:日本相撲協会の公式サイトで審判部の名簿や本場所の日程を確認できます。個々の当日の配置については、会場で配布される取組表や場内アナウンスを確認する方法が具体的です。
2026年11月4日の大相撲については、本場所の取組がないため、今日の勝負審判を特定する必要はありません。九州場所は11月8日(日)から11月22日(日)まで、福岡国際センターで開催されます。
審判部は浅香山親方、尾上親方、藤島親方を中心とする体制で、九重親方が副部長を務めています。審判部の職務を持つ親方は24人で、その中から交代で5人が土俵下の勝負審判を担当します。
次の九州場所では、力士同士の勝負だけでなく、物言いがついたときの審判委員の協議や、審判長による判定説明にも注目してみてください。親方の現役時代の実績と現在の役割を知っておくと、土俵下の光景がこれまでとは違って見えてくるはずです。