2026年のパ・リーグは、チーム順位だけでなく個人タイトルでも各球団の主力選手が存在感を示した。特に注目されたのは、日本ハムのレイエス、ソフトバンクの栗原陵矢、西武の平良海馬だ。
NPBの公式個人成績に基づき、打撃・本塁打・投手部門の主要ランキングを整理する。
2026年パ・リーグ打率ランキング
1位 レイエス(日本ハム).313

2位 近藤健介(ソフトバンク)
.309
3位 柳田悠岐(ソフトバンク)
.302
4位 牧原大成(ソフトバンク)
.300
5位 西川史礁(ロッテ)
.290
首位打者に輝いたのは日本ハムのレイエス。打率.313で初受賞となった。昨季の本塁打・打点タイトルに続き、2026年は安定した打撃技術を示した。
ソフトバンクからは近藤、柳田、牧原の3選手がトップ4に入った。上位打線に複数の高打率打者を配置できることが、チーム打率.261、707得点という結果にも表れている。
2026年パ・リーグ本塁打ランキング- 1位:栗原陵矢(ソフトバンク)40本
- 2位:山口航輝(ロッテ)38本
- 3位:近藤健介(ソフトバンク)32本
- 3位:レイエス(日本ハム)32本
- 5位:正木智也(ソフトバンク)28本
栗原陵矢は40本塁打、118打点で打撃2冠を達成した。いずれも初受賞であり、優勝したソフトバンクの攻撃を象徴する成績となった。
2位の山口航輝も38本塁打を記録している。ロッテは最終順位こそ5位だったが、山口の長打力はリーグ屈指だった。個人の活躍とチームの最終順位が必ずしも一致しないことも、プロ野球の興味深いところだ。
2026年パ・リーグ防御率ランキング- 1位:平良海馬(西武)1.36
- 2位:隅田知一郎(西武)2.27
- 3位:北山亘基(日本ハム)2.56
- 4位:大津亮介(ソフトバンク)2.68
- 5位:エスピノーザ(オリックス)2.71
投手部門では西武の平良海馬が防御率1.36でトップ。規定投球回以上の投手の中でも突出した数字を残した。2位も西武の隅田知一郎であり、西武の投手力を象徴する結果となった。
また、最多勝利は日本ハムの北山亘基とオリックスのエスピノーザがともに13勝。北山は勝率.813でもトップとなり、投手部門で存在感を示した。最多奪三振は楽天の荘司康誠で171個だった。
防御率だけを見ると西武が優勢だが、勝利数や勝率では北山も高い実績を残している。投手の評価では、防御率、勝利数、投球回、奪三振などを組み合わせて見ることが大切だ。
【6球団別の2026年シーズン総括】各チームの成果と課題
1位・福岡ソフトバンクホークス91勝49敗3分
勝率 .650 / 1位
2026年の主役はソフトバンクだった。チーム打率.261、707得点、防御率2.88と攻守のバランスが良く、リーグ最多の91勝を記録した。
栗原陵矢の40本塁打・118打点、近藤健介の打率.309・108打点など、主力打者の活躍も大きかった。投手陣も安定し、3年連続22度目のリーグ優勝を達成。総合力で他球団を上回ったシーズンだった。
2位・埼玉西武ライオンズ79勝60敗4分
勝率 .568 / 2位
西武はリーグ最高のチーム防御率2.87を記録。平良海馬と隅田知一郎が投手陣を支えた。
一方で、チーム本塁打109本、得点503点はソフトバンクや日本ハムと比べて少ない。投手力を生かした戦いができた半面、攻撃力の強化が次のシーズンに向けたポイントとなる。
3位・北海道日本ハムファイターズ78勝62敗3分
勝率 .557 / 3位
日本ハムはチーム177本塁打でリーグ最多。レイエスの首位打者獲得に加え、北山亘基が13勝と勝率.813を記録した。
ただし、最終的には西武に1.5ゲーム差をつけられて3位。攻撃面の強さを投手陣の安定感につなげられるかが、今後の順位争いを左右する。
4位・オリックス・バファローズ65勝76敗2分
勝率 .461 / 4位
オリックスは65勝で4位。エスピノーザが13勝を挙げ、防御率2.71と先発投手として好成績を残した。
しかし、チーム打率.241、本塁打96本、チーム防御率3.96という数字からは、攻守両面で改善の余地が見える。特に得点力の底上げが上位復帰の鍵になる。
5位・千葉ロッテマリーンズ63勝77敗3分
勝率 .450 / 5位
ロッテは63勝で5位。山口航輝が38本塁打を放ち、本塁打ランキング2位に入ったことは明るい材料だ。
一方、チーム打率は.236、防御率は3.84。長打力を得点に結びつける打線のつながりと、投手陣の安定が来季に向けた課題となる。
6位・東北楽天ゴールデンイーグルス58勝84敗1分
勝率 .408 / 6位
楽天は58勝84敗1分で最下位となった。チーム打率.239、得点473点と攻撃面で苦戦した一方、チーム防御率は3.63だった。
荘司康誠は171奪三振でリーグ最多を記録。個人レベルでは好材料があったものの、チーム全体として勝利につなげる力が不足したシーズンだった。
【パリーグ試合速報・結果一覧】2026年の公式戦はいつ終了した?
2026年のパ・リーグ公式戦は3月から10月まで行われ、10月6日の千葉ロッテ対埼玉西武戦をもって全日程が終了した。NPB公式の試合日程・結果では、3月から10月まで月別に試合結果を確認できる。
最終戦となった10月6日の試合は、ZOZOマリンスタジアムで開催されたロッテ対西武の25回戦。西武が3対0で勝利した。
2026年10月6日 最終戦の結果
パーソル パ・リーグ公式戦・25回戦
埼玉西武
3
千葉ロッテ
0
開催日
2026年10月6日
球場
ZOZOマリンスタジアム
勝利投手
豆田泰志
セーブ
佐藤爽
敗戦投手
ルケーシー
出典:NPB公式試合速報。
この試合では西武が1回と2回に1点ずつを挙げ、8回にも追加点を記録。最後までロッテに得点を許さず、3対0で2026年のレギュラーシーズン最終戦を締めくくった。
シーズン全体の観客動員数も注目したい。NPB発表によると、2026年パ・リーグの入場者数は合計1,255万3,294人、1試合平均は2万9,262人。全試合の平均試合時間は3時間7分だった。野球観戦への高い関心を示す数字となっている。
月別の試合結果や各球団の対戦履歴を確認する場合は、NPB公式の2026年度セ・パ公式戦記録が基準になる。試合速報とシーズン最終成績を区別して見ることで、順位がどのように決まったかも把握しやすい。
【パリーグの結果】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年のパ・リーグで優勝した球団はどこ?
A1:福岡ソフトバンクホークス。9月17日に優勝を決め、91勝49敗3分、勝率.650でシーズンを終えた。3年連続22度目のリーグ優勝となった。
Q2:2026年のパ・リーグ2位と3位はどこ?
A2:2位は埼玉西武ライオンズ、3位は北海道日本ハムファイターズ。西武が79勝、日本ハムが78勝で、最終ゲーム差は1.5だった。
Q3:2026年のパ・リーグで首位打者を獲得した選手は?
A3:北海道日本ハムファイターズのレイエス。打率.313で初めて首位打者のタイトルを獲得した。
Q4:2026年の最多本塁打選手は誰?
A4:福岡ソフトバンクホークスの栗原陵矢。40本塁打を記録し、118打点と合わせて打撃2冠に輝いた。
Q5:2026年のパ・リーグで防御率1位の投手は?
A5:埼玉西武ライオンズの平良海馬。防御率1.36で最優秀防御率のタイトルを獲得した。
Q6:2026年のパ・リーグ公式戦はいつ終了した?
A6:10月6日。千葉ロッテ対埼玉西武の試合が最後となり、西武が3対0で勝利してレギュラーシーズン全日程が終了した。
Q7:2026年のパ・リーグ最下位はどこ?
A7:東北楽天ゴールデンイーグルス。58勝84敗1分、勝率.408で6位となった。
2026年のパ・リーグは、ソフトバンクの圧倒的な総合力が際立ったシーズンだった。91勝49敗3分、勝率.650という成績は、打線の得点力と投手陣の安定がかみ合った結果だ。
一方、西武はリーグ最高の防御率2.87を武器に2位、日本ハムは177本塁打というリーグ最多の長打力を発揮して3位に入った。それぞれ異なる強みを持つ上位3球団の特徴が、最終順位にも表れている。
今季の成績を評価する際に押さえておきたい要点は、次の3つだ。
- 優勝チームを評価するなら:勝率だけでなく、得点数・チーム打率・防御率を組み合わせて総合力を見る。
- 順位争いを振り返るなら:勝敗数とゲーム差に加え、上位球団同士の直接対決にも注目する。
- 選手の活躍を評価するなら:打率・本塁打・打点、防御率・勝利数・奪三振など、ポジションに合った指標を確認する。
特に西武と日本ハムの1.5ゲーム差は、わずかな勝敗の積み重ねが最終順位を左右するプロ野球の厳しさを示している。個人タイトルでは各球団の選手が活躍したものの、リーグ優勝にはチーム全体の安定感が欠かせない。
2026年のパリーグの結果を振り返ると、ソフトバンクが王者としての強さを示し、西武と日本ハムが追う構図が明確になった。次のシーズンに向けて各球団がどのように戦力を整え、順位争いに挑むのかにも注目したい。
主なデータ出典:日本野球機構(NPB)2026年度公式戦勝敗表、年度別チーム成績、個人打撃・投手成績、パ・リーグ公式戦試合速報、2026年度個人タイトル発表。