ホーム スポーツ 【通算6試合の結論】日本とスウェーデンの勝敗・得点数を徹底集計

【通算6試合の結論】日本とスウェーデンの勝敗・得点数を徹底集計

土森 弦 土森 弦 • 更新: • 公開: • 読了約 15 分
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2026年W杯終了時点で、日本代表とスウェーデン代表の男子代表同士の対戦は、合計6試合となった。

通算成績を整理するうえで注意したいのが、1996年のカールスバーグ・カップにおけるPK戦の扱いだ。

JFAの公式対戦記録では、PK戦で敗れた試合を敗戦として分類している。この方式で2026年のW杯を加算すると、次の数字になる。


日本代表対スウェーデン代表・通算成績

サッカー日本代表対サッカースウェーデン代表統計情報



1


日本の勝利


3


引き分け


2


日本の敗戦



日本の総得点

8点




日本の総失点

8点




JFA方式。1996年のPK戦敗北を敗戦に含めた集計。

一方、1996年の試合をPK戦前の1-1で引き分けとして扱う場合、通算成績は日本の1勝4分1敗となる。

つまり、両国の対戦はどちらの集計方法でも総得点・総失点が8対8。得点面では完全に並んでいる。

JFAとスウェーデンサッカー協会の公式資料を照らし合わせると、勝敗数の違いはPK戦の分類によって生じていることが分かる。

【1936年から2026年まで】日本代表対スウェーデン代表の歴代対戦結果

両国の最初の対戦は、1936年8月4日のベルリンオリンピックだった。その後、1995年から1997年にかけて3年連続で対戦し、2002年の日韓ワールドカップ直前の親善試合を経て、2026年にW杯の舞台で再会した。

歴代6試合を時系列で整理すると、以下のようになる。

開催日 大会・試合 結果(日本側) 1936年8月4日 ベルリンオリンピック 3-2 勝利 1995年6月10日 アンブロ・カップ 2-2 引き分け 1996年2月22日 カールスバーグ・カップ 1-1(PK4-5) 1997年2月13日 キングス・カップ 0-1 敗戦 2002年5月25日 国際親善試合 1-1 引き分け 2026年6月25日 FIFAワールドカップ・グループF 1-1 引き分け

出典:日本サッカー協会の対戦国情報、2026年W杯公式試合記録。1996年はPK戦の結果も併記。

1936年「ベルリンの奇跡」から始まった歴史

日本サッカー史において、スウェーデンとの初対戦は特別な意味を持つ。

1936年8月4日、ベルリンオリンピックの1回戦で日本は当時の強豪スウェーデンと対戦。前半25分と37分にエリク・ペルソンに得点を許し、0-2で折り返した。

しかし後半、日本は反撃に転じる。

- 49分:川本泰三がゴールを決めて1点差。
- 62分:右近徳太郎が同点ゴール。
- 85分:松永行が逆転ゴール。

結果は日本3-2スウェーデン。2点差をひっくり返した歴史的勝利は「ベルリンの奇跡」として知られるようになった。

JFAのオリンピック史料によれば、この日本代表は大会初出場ながら優勝候補の一角を破った。その後、準々決勝では金メダルを獲得するイタリアに0-8で敗れたものの、スウェーデン戦の逆転劇は日本サッカーの歴史に残る出来事となった。

1995~1997年はスウェーデンとの接戦が続いた

1936年から約59年を経て、両国は1995年に再び対戦した。

1995年のアンブロ・カップは2-2。翌1996年のカールスバーグ・カップでも1-1となり、PK戦で日本が4-5と敗れた。

さらに1997年のキングス・カップでは、日本は0-1で敗戦。3年間の対戦では日本にとって厳しい結果が続いた。

2002年の親善試合から24年ぶりの再戦へ

2002年5月25日、日本とスウェーデンは国際親善試合で対戦し、1-1で引き分けた。

この試合は2002年日韓ワールドカップを控えた時期に行われたもの。両国が次に男子A代表で顔を合わせたのは、2026年の北中米ワールドカップだった。

したがって、2026年の1-1は単なるグループリーグの引き分けではない。約24年ぶりの再戦であり、歴代対戦の流れを引き継ぐ結果でもあった。

【2026年W杯の日本対スウェーデン】1-1の試合内容と得点者を分析

2026年6月25日、アメリカのダラス・スタジアムで行われたグループF第3戦は、日本とスウェーデンが1-1で引き分けた。

JFAの公式試合レポートとJリーグの試合データによると、観客数は70,137人。前半は両チームとも無得点で、後半に試合が動いた。

前田大然が56分に先制ゴール

日本は後半に入ると、攻撃の連係を高めてスウェーデンの守備を崩し始めた。

56分の先制点は、堂安律と上田綺世、前田大然の連係から生まれた。

菅原由勢からパスを受けた堂安が上田へボールを送り、上田が相手DFを背負いながら落とす。そこから堂安がペナルティーエリア中央へ鋭いパスを通し、背後へ走り込んだ前田が右足でゴールに流し込んだ。

この得点で日本が1-0とリード。スウェーデンの守備を崩した、連続したワンタッチプレーが光る場面だった。

アンソニー・エランガが62分に同点弾

日本のリードは長く続かなかった。

62分、スウェーデンのアンソニー・エランガが右サイドから内側へ切り込み、日本の左側のスペースを突いてシュート。精度の高いカーブシュートをゴールに決め、スコアを1-1に戻した。

エランガの個人技が、日本の守備にとって大きな脅威になった場面だ。

その後もスウェーデンはロングボールやセットプレーを活用して攻勢を強めた。終盤には日本のGK鈴木彩艶が好セーブを連発し、失点を防いだ。

JFAの試合レポートは、スウェーデンの終盤の圧力と鈴木のセーブを試合の要点として取り上げている。

日本対スウェーデンの試合スタッツ

両チームの試合データを比較すると、ボール保持率では日本がわずかに上回った一方、シュートやコーナーキックではスウェーデンが優位だった。

スタッツ 日本 スウェーデン
得点 1 1
ボール保持率 52% 48%
シュート数 8 11
枠内シュート 3 5
コーナーキック 2 8
予測ゴール数(xG) 1.21 0.64
ファウル 20 11

各種試合データ提供元による集計。シュート数やxGは提供元の算出基準によって差が生じる場合がある。

この数字から読み取れるのは、単純なボール保持率だけでは試合の主導権を判断できないという点だ。

日本はボールを保持しながら連係による攻撃を組み立てたが、スウェーデンはより多くのシュートとコーナーキックを獲得。とくに試合終盤は、フィジカルと高さを生かした攻撃で日本を押し込んだ。

一方、xGでは日本が上回っている。シュートの本数ではスウェーデンが上でも、日本は得点につながりやすい場面を作っていたことがうかがえる。

グループFの最終順位にも影響

この引き分けによって、日本はグループFを1勝2分け、勝ち点5で2位通過した。

スウェーデンは1勝1分け1敗、勝ち点4で3位となり、決勝トーナメント進出を決めた。

日本にとっては、勝利こそ逃したものの、自力で次のラウンドへ進むために必要な勝ち点を確保した試合だった。

【2026年最新の日本代表・スウェーデン代表比較】FIFAランキングとチームの特徴


日本代表

17位


FIFAランキング・2026年7月20日更新

スウェーデン代表

37位


FIFAランキング・2026年7月20日更新

2026年の両国を比較する際には、FIFAランキングだけでなく、攻撃の組み立て方や選手構成にも注目したい。

FIFAランキングは日本が上位

2026年4月1日の大会前ランキングでは、日本が18位、スウェーデンが38位だった。

その後、FIFAが7月20日に公表したランキングでは、日本が17位、スウェーデンが37位となっている。

ランキング上では日本が20ランク上回るものの、2026年W杯の直接対決は1-1。ランキングの差がそのまま試合結果に反映されるわけではないことが分かる。

日本代表の強みは連係と攻撃の切り替え

日本代表は、複数の選手が連動して相手の守備ブロックを崩す攻撃が特徴だ。

2026年のスウェーデン戦では、堂安律のパス、上田綺世のポストプレー、前田大然の裏への抜け出しが先制点につながった。

単独の突破に頼るのではなく、複数の選手が異なる役割を果たして得点機会を生み出した点は、日本の攻撃の強みを示している。

スウェーデン代表の強みは前線の個人能力とフィジカル

スウェーデン代表は、伝統的に守備組織を重視しながら、前線の個人能力を生かすスタイルを持つ。

2026年大会では、アンソニー・エランガ、ヴィクトル・ギェケレシュ、アレクサンダー・イサクら攻撃陣の能力が注目された。

JFAの大会前分析でも、スウェーデンの前線のタレント力、サイズ、スピード、身体的な強さが警戒材料として挙げられていた。

実際の対戦でも、エランガの個人技による同点ゴールや、終盤のロングボール、セットプレーによる圧力にその特徴が表れていた。

【プロの結論】歴代対戦成績から見える日本とスウェーデンの相性

日本とスウェーデンの対戦を6試合分の数字で分析すると、明確な一方的優位は見られない。

注目したい要点は3つある。

1.歴史的には日本にも十分な勝機がある

1936年には日本が3-2で逆転勝利している。スウェーデンは長年にわたって欧州の強豪として実績を残してきたが、日本も歴史的な大舞台で勝利を収めた経験がある。

2.近年の対戦は引き分けが多い

1995年、1996年、2002年、2026年と、公式スコアが引き分けとなった試合は4度ある。特に2002年と2026年は、どちらも1-1だった。

この結果は、両国の実力差が単純な勝敗だけでは測れないことを示している。

3.日本の連係とスウェーデンの個人能力が対照的

2026年の試合では、日本がコンビネーションから得点した一方、スウェーデンはエランガの個人技で追いついた。

異なる攻撃の強みが同じ試合の中で結果に結びついたことは、両国の相性を考えるうえで興味深い。

勝敗だけを見ると日本の1勝3分2敗(PK戦を敗戦に含む)だが、得失点は8対8。歴史的な対戦を総合すると、両国は互いに相手の長所を攻略しきれない、競争力のある関係にある。

【知っておきたい記録の違い】1996年PK戦と2016年五輪は通算に含まれる?

日本対スウェーデンの統計を調べる際、混同しやすい記録がある。

1996年のPK戦は正式な試合結果と区別する

1996年2月22日のカールスバーグ・カップでは、90分の試合が1-1で終了し、PK戦でスウェーデンが5-4で勝利した。

したがって、試合そのもののスコアは1-1の引き分けであり、PK戦は勝者を決めるための追加の決着方法だった。

JFAの対戦国情報では、この試合に▲印を付けてPK戦敗北として分類している。このため、他の統計資料と勝敗数が一致しない場合がある。

2016年リオ五輪の試合は別カテゴリー

2016年のリオデジャネイロオリンピックでも、日本とスウェーデンは対戦している。

ただし、この大会の男子サッカーはU-23カテゴリーの大会であり、男子A代表同士の通算対戦成績とは区別される。

スウェーデンサッカー協会も、2016年の対戦を男子A代表の過去の対戦記録から除外している。

そのため、2016年の試合を加えて7試合と数えるのは、男子A代表の統計を求める場合には適切ではない。

2026年6月25日と26日の表記が異なる理由

2026年の日本対スウェーデン戦について、試合日が6月25日と6月26日の2種類で表示されることがある。

これは時差によるものだ。

- アメリカ・ダラス現地時間:2026年6月25日18時キックオフ
- 日本時間:2026年6月26日午前8時キックオフ

JFAの国際大会記録は現地時間の6月25日、Jリーグ公式試合データは日本時間の6月26日として掲載している。

どちらも同じ試合を指しており、別の対戦が存在するわけではない。

【サッカー日本代表対スウェーデン代表の統計情報】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:日本代表とスウェーデン代表の通算対戦成績は?

A1:2026年W杯終了時点で6試合。JFA方式では日本の1勝3分2敗、総得点8、総失点8。1996年のPK戦を引き分けとして扱う場合は1勝4分1敗となる。

Q2:2026年6月25日の日本対スウェーデン戦の結果は?

A2:1-1の引き分け。日本は56分に前田大然、スウェーデンは62分にアンソニー・エランガが得点した。

Q3:日本とスウェーデンの初対戦はいつ?

A3:1936年8月4日のベルリンオリンピック。日本が0-2から3-2へ逆転し、「ベルリンの奇跡」と呼ばれる歴史的勝利を挙げた。

Q4:1996年のスウェーデン戦は日本の敗戦?

A4:試合結果は1-1。PK戦で日本が4-5と敗れた。JFAの対戦成績ではPK戦敗北を含めて日本の敗戦として分類している。

Q5:2016年のリオ五輪の対戦も通算成績に含まれる?

A5:男子U-23カテゴリーの試合であるため、男子A代表の通算対戦成績には含まれない。

日本代表とスウェーデン代表の歴代対戦は、1936年のベルリンオリンピックから2026年FIFAワールドカップまで、6試合の歴史を積み重ねてきた。

2026年大会では、前田大然が56分に先制し、アンソニー・エランガが62分に同点ゴールを決めて1-1。日本はグループFを2位で通過し、スウェーデンも3位で決勝トーナメントに進出した。

通算得点と失点はともに8。PK戦の集計方法によって勝敗数は変わるものの、両国の対戦は拮抗している。

1936年の歴史的逆転勝利、1996年のPK戦、2002年の親善試合、そして2026年のW杯。これらを一つの流れとして捉えると、日本とスウェーデンの対戦は、単なる勝敗の記録ではなく、時代ごとのサッカーの変化を映し出す興味深い歴史でもある。

今後の対戦を分析する際も、通算勝敗だけでなく、得点経過、シュートの質、ボール保持率、セットプレーへの対応まで確認することが、両国の実力と相性を正しく理解する手がかりになる。

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土森 弦

アニメ・漫画の制作発表を担当。制作会社と出版社の公式告知、原作者コメントを確認してから記事化します。

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