2026年11月現在、日本女子卓球界では張本美和、早田ひな、佐藤瞳らが世界ランキング上位に名を連ね、国際大会で存在感を示している。国際卓球連盟(ITTF)が11月2日に発表した女子世界ランキングでは、張本美和が日本勢最高の3位、早田ひなが6位、佐藤瞳が9位にランクイン。日本から17選手が世界トップ100入りを果たした。若手から実績豊富なベテランまで、層の厚さが際立つ状況だ。
日本卓球協会が公表した2026年度後期女子ナショナルチームには7選手が選出されている。一方、伊藤美誠は日本代表を離れる決断を発表し、平野美宇はナショナルチーム候補として活動を続けている。代表メンバーと世界ランキングは必ずしも一致しないため、それぞれの立場や所属、戦績を整理することが、現在の女子卓球界を理解するポイントになる。
【2026年最新版】卓球女子選手には誰がいる?日本女子ナショナルチーム一覧

2026年の日本女子卓球界を把握するうえで、最初に確認したいのが日本卓球協会の女子ナショナルチーム選手一覧だ。
同協会が公表した2026年度後期の選手名簿は、2026年10月1日付。ナショナルチーム選手7人と候補選手11人で構成されている。
2026年度後期の女子ナショナルチーム選手| 選手名 | 所属 |
|---|---|
| 張本美和 | 木下グループ |
| 早田ひな | 日本生命 |
| 大藤沙月 | ミキハウス |
| 佐藤瞳 | 日本ペイントグループ |
| 橋本帆乃香 | デンソー |
| 長﨑美柚 | 木下グループ |
| 面手凛 | 日本生命 |
今回の名簿で注目されるのは、佐藤瞳の候補選手からの昇格と、面手凛の選出だ。
佐藤は2026年10月のWTTチャイナスマッシュで女子シングルス準優勝を果たした。カット主戦型という特徴的な戦型を武器に、国際舞台で結果を残したことも評価につながっている。
面手は2007年生まれの若手選手。2026年の世界卓球ロンドン大会国内選考会で優勝し、WTTフィーダー・カッパドキアでも女子シングルスを制した。次世代の日本代表を担う存在として注目される。
2026年度後期の女子ナショナルチーム候補選手候補選手には、国際大会で実績を積む選手や、今後の代表入りが期待される選手が並ぶ。
- 横井咲桜(ミキハウス)
- 木原美悠(トップおとめピンポンズ名古屋)
- 芝田沙季(日本ペイントグループ)
- 赤江夏星(日本生命)
- 麻生麗名(百十四銀行)
- 笹尾明日香(日本生命)
- 大野紗蘭(希望ヶ丘高校)
- 兼吉優花(ACEGEAR)
- 平野美宇(個人)
- 村松心菜(ミキハウスJSC)
- 青木咲智(ミキハウス)
特に平野美宇が候補選手に入っている点は見逃せない。過去のオリンピックや世界選手権で実績を残した選手も、後期の名簿では候補という立場から代表復帰を目指している。
また、女子ジュニアナショナルチームには小塩悠菜、髙森愛央、牧野美玲、大野紗蘭らが選ばれている。現在の主力だけでなく、将来の日本代表候補まで含めて見ると、日本女子卓球の競争環境がよく分かる。
【2026年11月2日発表】女子卓球世界ランキングと日本人選手の順位
女子卓球の実力を比較する際に重要なのが、ITTFが毎週発表する世界ランキングだ。
2026年第45週に当たる11月2日発表のランキングでは、中国勢が上位を占める一方、日本勢もトップ10に3人、トップ15に5人が入った。
日本女子の世界ランキング上位選手| 世界順位 | 選手名 | 所属 |
|---|---|---|
| 3位 | 張本美和 | 木下グループ |
| 6位 | 早田ひな | 日本生命 |
| 9位 | 佐藤瞳 | 日本ペイントグループ |
| 11位 | 大藤沙月 | ミキハウス |
| 14位 | 橋本帆乃香 | デンソー |
| 18位 | 長﨑美柚 | 木下グループ |
| 19位 | 木原美悠 | トップおとめピンポンズ名古屋 |
| 22位 | 横井咲桜 | ミキハウス |
| 25位 | 伊藤美誠 | スターツ |
| 26位 | 平野美宇 | 個人 |
※2026年11月2日発表の女子シングルス世界ランキング。順位は同日公表されたデータに基づく。
日本女子のトップは張本美和日本勢最高位の張本美和は世界3位を維持している。
世界ランキング上位には中国の王曼昱、孫穎莎ら強豪が並ぶ。張本はその中で日本のエースとして存在感を発揮している。
2008年生まれという若さも特徴だ。2026年にはWTTチャンピオンズ・マカオで女子シングルス優勝を果たし、アジア選手権でも女子団体優勝、混合ダブルス優勝などの成績を残した。
佐藤瞳と大藤沙月の躍進今回のランキングで特に注目したいのが佐藤瞳と大藤沙月だ。
佐藤は前週の8位から9位へ順位を下げたものの、引き続き世界トップ10を維持した。10月のチャイナスマッシュでは決勝まで勝ち進み、日本女子のカット主戦型選手として高い競争力を示した。
一方、大藤沙月は前週の13位から11位へ上昇。2026年にはWTTコンテンダーやスターコンテンダーで複数のシングルス優勝を記録している。
日本女子の勢力図は、単純に張本と早田の2人だけで構成されているわけではない。佐藤、大藤、橋本らが異なる戦型と実績で上位争いに加わっている。
日本女子は世界トップ100に17人2026年第45週のランキングでは、日本女子から17選手がトップ100入りを果たした。
これは、世界ランキング上位の選手だけでなく、若手や中堅選手にも国際舞台で競争できる選手が育っていることを示す数字だ。
特にU19ランキングでは張本美和が1位、松島美空が2位に入っている。シニアとジュニアの両方で日本選手が上位にいることは、今後の選手層を考えるうえで重要な材料となる。
【主要選手5人を解説】張本美和・早田ひな・佐藤瞳・大藤沙月・橋本帆乃香
日本女子卓球の現在の勢力図を理解するには、世界ランキングだけでなく、各選手の戦型や実績を比較する必要がある。
1.張本美和|世界3位の日本女子エース- 生年月日:2008年6月16日
- 所属:木下グループ
- 戦型:右シェーク攻撃型
- 世界ランキング:3位
- 主な実績:パリ五輪女子団体銀メダル、2026年WTTチャンピオンズ・マカオ優勝
張本美和は、現在の日本女子卓球を代表する若手トップ選手だ。
パリ2024オリンピックでは女子団体の銀メダル獲得に貢献。2026年には世界ランキング3位に到達し、世界のトップ選手と互角に争う実力を示している。
攻撃型のプレースタイルは、両ハンドを生かした積極的なラリーが特徴。相手に主導権を渡さず、早い打球で得点を狙う。
2026年のアジア選手権では女子団体優勝、混合ダブルス優勝、女子シングルス準優勝などの成績を残した。
18歳で世界ランキング3位という実績は、日本女子卓球の将来を考えるうえでも大きな意味を持つ。
2.早田ひな|国際経験と安定感を備えた実力者- 生年月日:2000年7月7日
- 所属:日本生命
- 戦型:左シェーク攻撃型
- 世界ランキング:6位
- 主な実績:パリ五輪女子シングルス銅メダル、女子団体銀メダル
早田ひなは、日本女子の主力として長く国際大会で活躍してきた選手だ。
2024年パリオリンピックでは女子シングルスで銅メダル、女子団体で銀メダルを獲得。世界選手権や全日本選手権でも優勝・上位入賞を重ねてきた。
2026年も好調を維持しており、WTTスターコンテンダーのリュブリャナとサン・ジョゼ・ドス・カンポスで女子シングルス優勝を記録した。
左利きの攻撃型という特徴を持ち、強力なフォアハンドと安定したラリー展開が持ち味だ。
張本美和が若い世代の中心選手なら、早田は国際経験を生かしてチームを支える存在でもある。
3.佐藤瞳|世界9位のカット主戦型選手- 生年月日:1997年12月23日
- 所属:日本ペイントグループ
- 戦型:右シェーク守備型
- 世界ランキング:9位
- 主な実績:2026年WTTチャイナスマッシュ女子シングルス準優勝
佐藤瞳の最大の特徴は、カット主戦型という戦術にある。
一般的な攻撃型選手とは異なり、相手の強打を粘り強く返球し、回転やコースを変えながら相手のミスを誘う。
ラリーが長くなりやすく、攻撃型選手とは違った駆け引きを楽しめるのが魅力だ。
2026年10月のWTTチャイナスマッシュでは女子シングルス決勝に進出。日本女子選手として初めて同大会の決勝に進んだことも大きな話題となった。
その結果を背景に、後期ナショナルチームでは候補から正式選手へ昇格している。
4.大藤沙月|2026年に急成長した攻撃型選手- 生年月日:2004年5月16日
- 所属:ミキハウス
- 戦型:右シェーク攻撃型
- 世界ランキング:11位
- 主な実績:2024年WTTチャンピオンズ・モンペリエ優勝、2026年WTT大会複数優勝
大藤沙月は、2026年の日本女子卓球を語るうえで欠かせない存在だ。
2024年にはWTTチャンピオンズ・モンペリエで女子シングルス優勝。2026年もチェンナイ、太原、スコピエ、ラゴスなどの国際大会でシングルス優勝を記録した。
攻撃型のプレースタイルを生かし、積極的に得点を奪う展開を得意とする。
世界ランキングも11位まで上昇し、日本女子の上位グループに定着しつつある。
張本や早田に続く存在として、今後の国際大会でも重要な役割を担う選手だ。
5.橋本帆乃香|世界でも貴重なカット主戦型の実力者- 生年月日:1998年7月5日
- 所属:デンソー
- 戦型:右シェーク守備型
- 世界ランキング:14位
- 主な実績:2019年世界卓球女子ダブルス銅メダル、2024年WTTファイナルズ女子ダブルス優勝
橋本帆乃香は、佐藤瞳と並ぶ日本女子の代表的なカット主戦型選手だ。
右シェークのカット型で、守備力と粘り強いラリーを武器にする。相手の攻撃を受け止めるだけでなく、回転の変化や返球コースによって攻撃のリズムを崩す技術に優れている。
2019年世界卓球では女子ダブルスで銅メダルを獲得。2025年にはWTTコンテンダーの太原、ラゴス、アルマトイでシングルス優勝を重ねた。
2026年は世界卓球ロンドン大会の女子団体準優勝、アジア選手権の女子団体優勝にも貢献している。
世界ランキング14位という数字だけでなく、攻撃型が中心となる現代卓球の中で、異なる戦術を提供できることが大きな価値だ。
【伊藤美誠・平野美宇の現在】代表離脱と候補選手としての新しい立場
日本女子卓球を長く支えてきた伊藤美誠と平野美宇も、2026年の動向が注目されている。
両選手はともに世界ランキングトップ30に位置しているが、日本代表における立場は異なる。
伊藤美誠|世界25位で日本代表を離れる決断- 生年月日:2000年10月21日
- 所属:スターツ
- 戦型:右シェーク前陣速攻型
- 世界ランキング:25位
- 代表的な実績:東京五輪混合ダブルス金メダル、女子シングルス銅メダル
伊藤美誠は、日本卓球史に残る実績を持つ選手だ。
2021年の東京オリンピックでは、水谷隼との混合ダブルスで金メダルを獲得。女子シングルスでも銅メダルを獲得し、女子団体では銀メダルを手にした。
2025年の世界卓球ドーハ大会では女子シングルス銅メダルを獲得。2026年9月のアジア競技大会でも女子団体銀メダルに貢献している。
しかし、2026年10月1日付の後期女子ナショナルチームには選出されなかった。
10月17日、テレビ東京の取材を通じて、日本代表を離れ、自分自身を見直す時間を持ちたいという本人の意向が伝えられた。
ここで注意したいのは、日本代表から離れることと現役引退は別の意味だという点だ。
11月2日の世界ランキングでも25位を維持しており、2026年の公式戦にも出場している。
2026年の主な成績は次のとおり。
- 全日本卓球選手権:女子シングルスベスト16
- WTTシンガポールスマッシュ:女子シングルスベスト16
- ITTFワールドカップ・マカオ:女子シングルスベスト16
- アジア競技大会:女子団体銀メダル
代表活動から距離を置く決断は、選手としてのキャリアを終えるという発表ではない。今後の競技活動や本人の選択が引き続き注目される。
平野美宇|世界26位、2026年も国際大会で実績- 生年月日:2000年4月14日
- 所属:個人(日本卓球協会の後期候補名簿)
- 戦型:右シェーク攻撃型
- 世界ランキング:26位
- 最高世界ランキング:5位
平野美宇は、2017年のアジア選手権女子シングルス優勝や世界卓球女子シングルス銅メダルなどの実績を持つ。
東京2020、パリ2024の両オリンピックでも女子団体のメンバーとして活躍し、国際大会で豊富な経験を積んできた。
2026年にはWTTスターコンテンダー・チェンナイで女子シングルス準優勝を記録。WTTコンテンダー・アルマトイでも優勝している。
また、2026-2027シーズンのTリーグでは九州カリーナに所属している。
日本卓球協会の後期候補名簿では「個人」と記載されているが、Tリーグの所属チームとは別の登録情報である。
過去の最高ランキング5位と現在の26位を比較すると順位の変化はあるものの、国際大会で優勝争いに加わる実力は健在だ。
【卓球女子の若手注目選手】面手凛・大野紗蘭・小塩悠菜ら次世代の実力
2026年の日本女子卓球で見逃せないのが、若い世代の台頭だ。
世界ランキング上位の選手だけでなく、ジュニア大会や国内選考会で実績を残す選手も増えている。
面手凛|国内選考会優勝から日本代表入り2007年12月31日生まれの面手凛は、2026年度後期の女子ナショナルチームに選出された注目選手だ。
所属は日本生命。右シェーク攻撃型で、積極的な攻撃を持ち味とする。
2026年には世界卓球ロンドン大会の国内選考会で優勝し、WTTフィーダー・カッパドキアでも女子シングルス優勝を達成した。
11月2日の世界ランキングでは88位。若い段階からシニアの国際大会でも結果を残している点が評価できる。
大野紗蘭|2026年インターハイ女子シングルス優勝大野紗蘭は2008年生まれの選手で、希望ヶ丘高校に所属している。
2026年の第95回全国高等学校選手権大会では、女子シングルス優勝、女子ダブルス3位という好成績を残した。
右シェーク攻撃型で、両ハンドを使った厳しいコース取りが持ち味だ。
後期ナショナルチーム候補にも選ばれており、高校卓球からシニアの代表候補へとステップアップする選手として注目される。
小塩悠菜|U18世代の国際ランキング上位選手小塩悠菜はJOCエリートアカデミー/星槎に所属する若手選手だ。
2026年11月のU19女子世界ランキングでは14位。日本のジュニア世代を代表する選手の一人として名前が挙がる。
女子ジュニアナショナルチームにも選出されており、国際経験を積みながら成長を続けている。
村松心菜・髙森愛央・松島美空にも注目そのほか、次世代の女子卓球を担う選手として、次の名前も押さえておきたい。
- 村松心菜:U18女子ナショナルチーム選手。U19世界ランキング10位。
- 髙森愛央:四天王寺高校所属。U19世界ランキング上位の若手選手。
- 松島美空:U19女子世界ランキング2位。ジュニア世代の有力選手。
こうした選手の存在は、張本美和ら現在の主力に続く世代が育っていることを示している。
特にジュニア世界ランキングは、将来のシニア代表を予測する際の参考になる。ただし、ジュニアでの順位がそのままシニアでの成績を保証するわけではなく、今後の国際大会での経験が重要になる。
【日本卓球協会の選考基準】世界ランキングと代表メンバーが違う理由
卓球女子選手を調べる際に混乱しやすいのが、世界ランキングと日本代表の名簿の違いだ。
例えば、伊藤美誠は2026年11月2日時点で世界25位だが、後期ナショナルチームには入っていない。一方、面手凛は世界88位ながら正式なナショナルチーム選手に選出されている。
これは、世界ランキングと代表選考が異なる仕組みで運用されているためだ。
世界ランキングは国際大会の成績を反映するITTF世界ランキングは、国際大会での成績や獲得ポイントをもとに順位が決まる。
大会の結果によってポイントが変動するため、選手の国際的な競争力を把握するための指標となる。
一方、代表選考では大会ごとに定められた選考基準が適用される。
日本代表の選考では複数の要素が関係する日本卓球協会は、世界選手権やアジア選手権、オリンピックなどの大会ごとに選考基準を公表している。
2026年の世界卓球ロンドン大会女子代表では、世界ランキング最上位者枠、全日本選手権優勝者、国内選考会優勝者、強化本部推薦など、複数の選出方法が採用された。
つまり、世界ランキングだけを見て代表選手を判断することはできない。
また、ナショナルチームの選手名簿は強化対象の登録であり、特定の国際大会に出場する最終メンバーと同じものではない。
情報を確認するときの3つの判断基準卓球女子選手の最新情報を調べる場合は、次の3点を分けて確認すると混乱しにくい。
1. 世界ランキング: ITTFの発表日とシングルス・ダブルスの種目を確認する。
2. ナショナルチーム: 日本卓球協会の前期・後期の名簿を確認する。
3. 大会代表: 対象大会ごとの選考基準と最終発表を確認する。
特に「日本代表」という言葉は、ナショナルチーム登録選手、特定大会の代表選手、ジュニア代表など複数の意味で使われる。記事やSNSの情報を見るときは、どのカテゴリーを指しているのか確認することが大切だ。
【卓球女子選手】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年の日本女子卓球で世界ランキングが最も高い選手は誰?
A1:2026年11月2日発表の女子世界ランキングでは、張本美和が3位で日本勢最高位。早田ひなは6位、佐藤瞳は9位となっている。
Q2:2026年の女子ナショナルチームには誰が選ばれている?
A2:張本美和、早田ひな、大藤沙月、佐藤瞳、橋本帆乃香、長﨑美柚、面手凛の7人。2026年10月1日付の後期名簿に記載されている。
Q3:伊藤美誠は引退した?
A3:引退を発表したわけではない。2026年度後期の日本女子ナショナルチームから離れる決断をしたが、2026年の国際大会にも出場しており、11月2日時点の世界ランキングは25位。
Q4:平野美宇は現在どのチームに所属している?
A4:日本卓球協会の後期候補名簿では「個人」と記載されている。一方、2026-2027シーズンのTリーグでは九州カリーナに所属している。
Q5:カットマンとして有名な女子卓球選手は誰?
A5:代表的な選手は佐藤瞳と橋本帆乃香。どちらも右シェークの守備型で、回転やコースを変えながら相手の攻撃を攻略するカット主戦型の選手だ。
Q6:2026年に注目したい女子卓球の若手選手は?
A6:面手凛、大野紗蘭、小塩悠菜、髙森愛央、村松心菜、松島美空などが注目される。特に面手は後期ナショナルチームに選ばれ、大野は2026年インターハイ女子シングルスで優勝している。
2026年11月の日本女子卓球界では、張本美和が世界ランキング3位で日本のトップに立ち、早田ひな、佐藤瞳も世界トップ10を維持している。
加えて、大藤沙月や橋本帆乃香が世界ランキング上位に入り、異なる戦型を持つ選手たちが日本女子の競争力を支えている。
伊藤美誠は日本代表を離れる決断をしたものの、現役選手としての活動と代表離脱は区別して捉える必要がある。平野美宇も世界ランキング26位を維持し、ナショナルチーム候補として活動している。
若手では面手凛、大野紗蘭、小塩悠菜らが存在感を高めている。現在の主力だけでなく、ジュニア世代まで視野を広げることで、日本女子卓球の将来像が見えてくる。
【プロの結論】
2026年の卓球女子選手を正しく理解するためには、世界ランキング、ナショナルチームの登録状況、個々の選手の戦績という3つの指標を組み合わせて見ることが重要だ。
ランキングだけでは分からない代表選考の背景や、カット型・攻撃型といった戦術の違いにも注目したい。
張本美和を中心とした若い世代の成長と、早田ひなや佐藤瞳ら経験豊富な選手の安定した活躍が、日本女子卓球の今後を左右する。2028年ロサンゼルスオリンピックを見据え、選手たちの順位変動や国際大会での結果を継続的に追うことが、2026年以降の勢力図を理解する鍵になる。
主な事実確認資料: 日本卓球協会の2026年度後期選手名簿・女子世界ランキング、ITTF第45週ランキング、各選手の所属先公式プロフィールおよびTリーグ公式選手情報。