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【ショウナイホテルとは?】山形県鶴岡市の水田に浮かぶホテルの正体

桜庭 準 桜庭 準 • 更新: • 公開: • 読了約 26 分
目次

2018年開業、庄内の風景を主役にした宿泊施設

スイデンテラスの所在地は、山形県鶴岡市北京田字下鳥ノ巣23-1。庄内地方の豊かな自然に囲まれた鶴岡サイエンスパーク内に位置している。

グランドオープンは2018年9月19日。当初から建築家・坂茂氏の設計による個性的なホテルとして知られていたが、現在の「晴耕雨読の時を過ごす、田んぼに浮かぶホテル」というコンセプトが明確になったのは、2020年8月のリニューアル以降だ。

その際には、レストランMOON TERRASSEの刷新、宿泊棟ライブラリーの新設、SAKE BAR・SAKE LOUNGEの導入、客室タイプの改良などが行われた。

さらに2021年4月には、天色の湯と月白の湯にサウナを新設。宿泊するだけでなく、食事、読書、温泉、地域文化を楽しむホテルへと発展してきた。2026年には開業8年目を迎えている。

田んぼの絶景は季節によって表情が変わる

スイデンテラスの大きな特徴は、建物そのものだけでなく、周囲の水田をホテル体験の一部として取り込んでいることだ。

季節ごとの景色には、それぞれ異なる魅力がある。

- 春: 水を張った田んぼが空や建物を映し、幻想的な水鏡をつくる。
- 夏: 一面の緑が広がり、庄内平野らしい生命力のある景色を楽しめる。
- 秋: 稲穂が黄金色に実り、収穫期ならではの田園風景が広がる。
- 冬: 雪に覆われた静かな水田と、条件が合えば白鳥の姿も見られる。

公式FAQでも、ホテル周辺の田んぼにはカモやサギが訪れ、冬季には白鳥を見られることが案内されている。

つまり、同じ客室に泊まっても、訪問する時期によって景色の印象が大きく変わる。特に田んぼに水が張られる春から初夏は、建物と水田の一体感を写真に収めたい人にとって魅力的な季節だ。

【坂茂氏が設計した建築】紙管・木造・水田が生み出す独自の世界観

ショウナイホテル

スイデンテラスを語るうえで欠かせない人物が、建築家の氏だ。

坂氏は、紙管を利用した建築や災害支援活動でも国際的に知られる建築家。2014年には建築界で権威あるプリツカー建築賞を受賞している。

代表的な作品には、ポンピドー・センター・メス、大分県立美術館、静岡県富士山世界遺産センターなどがある。

水田を壊さず、建物を風景に溶け込ませる設計

公式の建築紹介では、坂氏が設計にあたって重視した考え方として、次の言葉が紹介されている。

「美しい水田の風景をいかに保ちながら、そこに建築を優しく挿入するか」

この考え方は、ホテルの外観や内部構造にも反映されている。

特に注目したいのが、次の4つの建築的特徴だ。

1.木造を生かした客室棟

基礎部分やコア部分を除き、客室棟などには木造構造を取り入れている。周囲の自然から建物だけが浮き上がらないよう、低層で落ち着いたデザインが採用された。

2.紙管を使ったインテリア

坂氏の建築を象徴する紙管は、共用部の家具や間仕切り、客室のベッドボードなどにも使われている。

3.折板構造の大屋根

2階の共用部には、蛇腹状に組み合わせた特徴的な屋根がある。構造上の強度を確保しながら、柱をできる限り少なくした開放的な空間を実現している。

4.熊本地震で倒壊した住宅の瓦を再利用

中庭のデザインには、2016年の熊本地震で倒壊した住宅の瓦が使用されている。災害廃棄物の課題に向き合いながら、建築の意匠に生かした取り組みだ。

スイデンテラスを構成する人物・施設の関係

ホテルを理解するために、主要な関係者と施設の役割を整理しておきたい。

名称・人物 関係・役割 注目ポイント スイデンテラス 中心となる宿泊施設 山形県鶴岡市の水田に囲まれたホテル 坂茂氏 建築設計 木造、紙管、折板構造を取り入れた建築 MOON TERRASSE メインダイニング 庄内の農産物や郷土料理を提供 Rizière de Remède 2026年開業の新レストラン 限定8席のコース料理 渡邊健一氏 新レストランのシェフ 秋田県にかほ市のRemède nikahoを手掛ける料理人 幅允孝氏 ブックディレクター 館内ライブラリーの選書を担当 株式会社LOCAL RESORTS 運営会社 庄内の地域資源を生かしたホテル運営

この関係から見えてくるのは、スイデンテラスが単なるデザインホテルではないという点だ。

建築、食、読書、地域の生産者とのつながりを、それぞれ独立したサービスとしてではなく、一つの滞在体験として組み合わせている。

【客室・部屋タイプと宿泊料金】予算に合うおすすめの選び方

スイデンテラスには、出羽三山にちなんだ「羽黒山」「月山」「湯殿山」という3つの宿泊棟がある。

客室数は全119室。一人旅からカップル、子ども連れの家族、グループ旅行まで対応できる構成になっている。

主な客室タイプと広さ
客室タイプ 広さ 主な利用人数
ダブルルーム 22㎡ 1~2名
コンフォートダブル 22㎡ 1~2名
田園ビュー・ハリウッドツイン 29㎡ 1~3名
モデレートツイン 29㎡ 1~2名
メゾネットルーム 43㎡ 1~4名
ソライルーム 43㎡ 1~4名
コネクティングルーム 44~51㎡ 1~5名
スイデンスイート 87㎡ 1~5名

カップル・夫婦なら田園ビューの客室

二人での旅行なら、田園ビューのハリウッドツインや、田園ビューのテラスが付いたダブルルームが候補になる。

特に、窓の外に広がる水田を楽しみたい人は、予約時に客室の眺望条件を確認したい。

同じ広さの部屋でも、中庭向きと田園向きでは滞在中の景色が異なる。

家族旅行ならメゾネット・ソライルーム

家族旅行や友人同士なら、43㎡のメゾネットルームやソライルームが選択肢となる。

メゾネットルームは1階と2階に空間が分かれており、リビングと寝室を分けて使えるのが特徴だ。

一方、公式案内ではメゾネットルームは眺望がないとされている。田園風景を目的に宿泊するなら、この点は事前に理解しておきたい。

2026年の宿泊料金はいくら?

宿泊料金は、宿泊日、曜日、季節、人数、食事の有無、部屋タイプによって変動する。

公式予約ページに掲載されている朝食付きプランの料金例では、次のような設定が確認できる。

客室 1名あたりの掲載料金
メゾネットルーム 18,860円~
ソライルーム 19,860円~
スイデンスイート 28,860円~

※2名1室利用時の大人1名あたりの掲載例。宿泊日や販売状況によって変動するため、予約時の最新価格が優先される。

料金を見るときに重要なのは、単純な部屋代だけで判断しないことだ。

温泉やサウナ、ライブラリー、建築を楽しむ時間、朝食などを含めて滞在全体の価値を考える必要がある。

特に、朝食付きプランは地域の食文化を楽しみたい人に向いている。

予約で失敗しないための3つのポイント

- 田園ビューを希望する場合は、客室名だけでなく眺望条件まで確認する。
- 家族旅行では、添い寝の可否やベッドの台数を確認する。
- 夕食付きプランは、レストランの営業日や料理内容も確認しておく。

公式サイトでは、宿泊予約を6か月先まで受け付けている。人気の時期や特定の部屋を希望する場合は、早めの予約が有利だ。

【天然温泉・サウナ・ライブラリー】ホテル内で過ごす時間の魅力

スイデンテラスの魅力は、客室から外に出なくても、充実した時間を過ごせることだ。

その中心となるのが、天然温泉とフィンランド式サウナ、そして約2,000冊の本を備えたライブラリーである。

天然温泉は3つの浴場で構成

ホテルの温泉は鶴岡北京田温泉。泉質はナトリウム・カルシウムを含む塩化物・硫酸塩温泉だ。

浴場は次の3種類に分かれている。



天色の湯

内湯・露天風呂・サウナを備える浴場。青いタイルと六角形のデザインが印象的で、露天風呂から周囲の山や空を望める。


月白の湯

露天風呂とサウナを備える。水盤や空を眺めながら過ごせる開放的な空間が特徴。


朱鷺色の湯

桃色のタイルと六角形の木組み天井が特徴の内湯。天窓から差し込む光や夜空を楽しめる。


浴場は毎朝5時30分に男女入れ替えが行われるため、連泊する場合は異なる浴場を楽しめる可能性がある。

サウナ好きにも注目してほしい設備

サウナは天色の湯と月白の湯にそれぞれ設置されている。

特徴は以下の通り。

- フィンランド式サウナ
- セルフロウリュ
- 水風呂
- 外気浴スペース
- 田園や水盤を望む開放的な設計

サウナ室はどちらも定員6名。天色の湯は10.5㎡、月白の湯は8.46㎡となっている。

単にサウナを設置しただけではなく、建築の六角形の意匠と、自然を感じる外気浴の空間まで一体的にデザインされている点が特徴だ。

営業時間は基本的に5時30分から24時まで。ただし、13時から14時30分までは清掃のため利用できない。

ライブラリーは約2,000冊の本が楽しめる

もう一つ見逃せないのが、ホテル内のライブラリーだ。

選書を担当したのは、ブックディレクターの氏。

館内には約2,000冊の本があり、2つのエリアに分かれている。

ライブラリー 蔵書数 利用対象
共用棟ライブラリー 約1,000冊 宿泊者以外も利用可能
宿泊棟ライブラリー 約1,000冊 宿泊者限定

共用棟のライブラリーでは、田園風景を眺めながら読書を楽しめる。宿泊棟のライブラリーは、湯上がりに本を読みながら過ごす時間にも適している。

本は館内の好きな場所に持ち出して読むことも可能だ。返却は共用棟の返却棚を利用する。

ここで注目したいのは、温泉やサウナだけでなく、読書という静かな時間まで宿泊体験に組み込まれていること。

観光地を次々に巡る旅行とは違い、ホテルに滞在することそのものを目的にできる設計になっている。

【朝食・ビュッフェ・夕食】2026年の新レストランにも注目

旅行の満足度を大きく左右するのが食事だ。

スイデンテラスでは、庄内の農産物や魚介類、地域の食文化を生かした料理を提供している。

中心となるレストランは「MOON TERRASSE」。2026年には、これに加えて新しいレストラン「Rizière de Remède」が登場した。

朝食は庄内産食材を80%以上使用した和食ビュッフェ

朝食の特徴は、地元食材をふんだんに使った和食中心のビュッフェだ。

公式の2026年11月の案内では、地産地消率は84%と紹介されている。

主な料理としては、次のようなものがある。

- 庄内産のお米
- つや姫や雪若丸
- 庄内野菜を使った料理
- 郷土色豊かな煮物や和え物
- 温泉卵
- 地元の食材を使った汁物
- 鳥海高原ヨーグルト
- 季節の果物

2026年度の朝食資料では、ゴールデンウィーク期間中に全43品中35品で庄内産食材を使用した実績も紹介されている。

朝食の営業時間は6時30分から9時30分まで、ラストオーダーは9時。2026年度の案内料金は次の通りだ。

対象 朝食料金
小学生以上 3,740円
未就学児 2,420円
2歳以下 無料

いずれも税込価格。季節や仕入れ状況によってメニューは変わる。

MOON TERRASSEの夕食は「水と米」がテーマ

MOON TERRASSEでは、庄内の食文化の根源ともいえる「水と米」をディナーのテーマに掲げている。

雪解け水が田畑を潤し、米を育て、酒を醸し、やがて海へ流れて魚介類を育てる。その自然の循環を料理で表現する考え方だ。

山形牛や庄内浜の魚介類など、地域を代表する素材が使われる。

朝食が地元の家庭料理や郷土の味を楽しむ時間だとすれば、夕食は庄内の食材と料理人の技術を組み合わせた食体験という位置付けになる。

夕食は17時30分から22時まで。食事の最終注文は21時だ。

なお、夕食は予約が推奨されており、予約状況によっては当日利用できない場合もある。

【2026年9月12日開業】Rizière de Remèdeとは?

2026年のスイデンテラスで特に注目したいニュースが、新レストラン「Rizière de Remède(リジエール・ドゥ・レメデ)」のグランドオープンだ。

2026年9月12日に開業したこのレストランは、従来のMOON TERRASSEとは異なる、少人数向けの特別な食体験を提供する。

最大の特徴は、わずか8席限定という規模だ。

料理を担当するのは、秋田県にかほ市で「Remède nikaho」を営む氏。

東京やパリで経験を積み、2017年に秋田県にかほ市へ移住。翌2018年にRemède nikahoをオープンさせた料理人だ。

2024年には農林水産省の料理人顕彰制度「料理マスターズ」でブロンズ賞を受賞。2023年から2026年までGault & Millauに掲載され、2025年には食べログのフレンチ百名店にも選ばれている。

コンセプトは鳥海山の湧き水から始まる「湧水キュイジーヌ」

Rizière de Remèdeが掲げる料理のテーマは、鳥海山の湧き水と出汁。

鳥海山の大地を通って磨かれた水を料理の出発点とし、庄内や秋田の旬の食材を組み合わせる。

水と出汁によって素材の旨味を引き出すという考え方は、土地の風土を料理に反映させる試みでもある。

項目 内容
開業日 2026年9月12日
店舗名 Rizière de Remède
席数 限定8席
シェフ 渡邊健一氏
料理のテーマ 鳥海山の湧き水と出汁
提供形式 おまかせフルコース
料理構成 旬の食材を使った9~10品
開始時間 18時30分
予約 完全予約制

公式メニューによると、料理は9~10品のコース形式で、自家製パン、デザート、食後の飲み物、小菓子などが含まれる。ペアリングはアルコールとノンアルコールから選べる。

営業は18時15分開場、18時30分一斉スタート。宿泊プランまたはレストラン利用として予約する仕組みだ。

なお、通常のMOON TERRASSEとは予約方法や営業形式が異なるため、利用する際には専用の案内を確認したい。

この新レストランの登場は、ホテルの価値を考えるうえでも興味深い。

従来のスイデンテラスは、庄内の地域食材を幅広く楽しめるホテルダイニングが中心だった。そこに8席限定のコース料理が加わったことで、食そのものを旅の目的にする宿泊客にも訴求できるようになった。

2026年の新しいスイデンテラスを象徴する変化の一つだ。

【口コミ・評判を本音検証】宿泊者が評価する点と気になる点

実際に泊まる価値があるのかを考えるうえで、宿泊者の口コミは欠かせない。

2026年11月時点で確認できるYahoo!トラベルの口コミ評価では、総合評価は4.12/5.00(91件)。

各項目の評価は次の通りだ。

評価項目 スコア
客室・アメニティ 4.11
施設・設備 4.22
接客・サービス 4.00
食事 4.44
温泉・お風呂 3.85
満足度 4.13

良い口コミで目立つのは景色・朝食・建築

評価が特に高いのは食事で、4.44というスコアになっている。

2026年7月の宿泊者からは、田園風景と木や紙を使った建築に囲まれた滞在、サウナ後の水風呂、地産地消の朝食を評価する声が寄せられている。

また、2026年8月には朝食のステーキに感動したという高評価の口コミも確認できる。

こうした評価を整理すると、満足度につながっている要素は次の3つだ。

- 田んぼに囲まれた非日常的な景色
- 庄内の食材を生かした朝食や夕食
- 建築と自然が一体になった館内空間

単純に高級な客室や豪華な設備を評価するというよりも、ホテルのコンセプト全体を楽しんだ宿泊者から高い評価を得ている傾向がある。

悪い口コミ・気になる口コミも確認

一方、低評価の口コミには、いくつか共通する論点がある。

1.館内の移動が分かりにくい

2026年10月の口コミでは、フロントから客室や浴場までの移動経路が分かりにくかったという指摘があった。

建築的には開放感のある構造でも、初めて訪れる人には動線が複雑に感じられることがある。

2.温泉の温度や設備への不満

2026年7月の口コミには、浴場のタイルの状態や浴槽の温度について不満を述べる声があった。

温泉・お風呂の評価が3.85と、ほかの項目より低い点も見逃せない。

3.自然環境ならではの虫

同じく2026年7月には、メゾネットルームで複数のムカデを見かけたという宿泊者の投稿も確認できる。

水田に囲まれた環境は魅力である一方、都市型ホテルと同じ感覚で自然との距離を考えると、虫が気になる人もいる。

4.駅からの送迎がない

公共交通機関で訪れる場合、無料送迎がないことを不便に感じる口コミもある。

特に荷物が多い旅行者や、駅から歩くことを想定している人は注意が必要だ。

口コミから見える本当の評価

口コミを分析すると、スイデンテラスには明確な強みと弱みがある。

強みは、建築、景観、食事、サウナといった体験の質。

一方、課題として挙げられるのは、館内の動線、浴場の利用感、自然環境に伴う虫、交通アクセスだ。

つまり、ホテルの魅力は高いものの、すべての人にとって使いやすい施設とは限らない。

豪華な接客や至れり尽くせりのサービスを最優先する人よりも、建築や自然、地域の食文化を自分のペースで楽しみたい人の方が、満足度は高くなりやすいと考えられる。

【アクセス・駐車場・予約方法】宿泊前に知っておきたい実用情報

スイデンテラスは、山形県鶴岡市の鶴岡サイエンスパーク内にある。

住所は次の通り。


SHONAI HOTEL SUIDEN TERRASSE

〒997-0053

山形県鶴岡市北京田字下鳥ノ巣23-1

電話:0235-25-7424

車でアクセスする場合

車でのアクセスは比較的便利だ。

Yahoo!トラベルの施設情報によると、鶴岡駅から車で約5分、庄内空港から約20分。

ホテルの道路を挟んだ向かい側には、150台収容の無料平面駐車場が設けられている。

宿泊者は無料で利用できるため、レンタカーや自家用車での旅行にも向いている。

電車・飛行機でアクセスする場合

公共交通機関を利用する場合は、庄内空港からの連絡バスが便利だ。

庄内空港から鶴岡駅方面へ向かう連絡バスを利用し、「サイエンスパーク」で下車すると、ホテルの目の前に到着する。

ただし、ホテル独自の送迎サービスはない。

電車で鶴岡駅まで来る場合は、タクシーなどを利用することになる。駅にタクシーがいない場合は配車を依頼する必要があるため、移動時間には余裕を持っておきたい。

予約方法とチェックイン時間

宿泊予約は公式サイトまたは電話で受け付けている。

項目 内容
予約受付期間 6か月先まで
チェックイン 15:30~24:00
チェックアウト 6:00~10:00
駐車場 無料・150台
無料送迎 なし
Wi-Fi 宿泊者無料

特に注意したいのが、レストランの利用条件だ。

MOON TERRASSEは館内着での入店ができないため、食事の際には服装を整える必要がある。

また、温泉とサウナは宿泊者やスパ会員向けの施設で、通常の日帰り入浴は受け付けていない。

2027年の温泉改修予定にも注意

2026年11月時点で、ホテルの温泉施設について、2027年1月から3月上旬にかけて一部改修工事が予定されている。

工事期間中は朱鷺色の湯が対象となり、天色の湯と月白の湯を男女入れ替え制で利用する案内が出ている。

2027年冬の宿泊を検討している場合は、予約時に最新の温泉営業情報を確認したい。

【スイデンテラスに関するよくある質問(FAQ)】

Q1:スイデンテラスは宿泊する価値がありますか?

A1:建築、田園風景、天然温泉、サウナ、地域食材を使った料理をまとめて楽しみたい人には、宿泊する価値の高いホテルです。特にホテルで過ごす時間そのものを旅行の目的にしたい人に向いています。

Q2:スイデンテラスの宿泊料金はいくらですか?

A2:客室や日程によって異なります。公式予約プランの掲載例では、朝食付きでメゾネットルームが1名18,860円~、ソライルームが19,860円~、スイデンスイートが28,860円~です。いずれも2名1室利用時の大人1名あたりの料金例です。

Q3:スイデンテラスの温泉は日帰り利用できますか?

A3:通常の日帰り入浴は受け付けていません。基本的には宿泊者またはスパ会員向けの施設です。

Q4:2026年にオープンした新レストランは何ですか?

A4:2026年9月12日にグランドオープンした「Rizière de Remède」です。渡邊健一氏が料理を担当し、鳥海山の湧き水と出汁をテーマにした9~10品のコース料理を提供します。限定8席で完全予約制です。

Q5:スイデンテラスの朝食はビュッフェ形式ですか?

A5:はい。MOON TERRASSEで庄内産食材を80%以上使用した和食中心のビュッフェを提供しています。2026年11月の公式案内では地産地消率84%です。

Q6:駐車場は無料ですか?

A6:はい。ホテル向かいに150台収容の無料平面駐車場があります。

Q7:田んぼの景色を楽しむなら何月がおすすめですか?

A7:水田に水が張られる春から初夏は水鏡の景色、夏は一面の緑、秋は黄金色の稲穂、冬は雪景色が楽しめます。どの季節を選ぶかによって異なる魅力があります。

ショウナイホテル スイデンテラスは、山形県鶴岡市の田園風景を生かした、ほかのホテルとは異なる魅力を持つ宿泊施設だ。

坂茂氏による建築、木や紙管を使ったインテリア、天然温泉、フィンランド式サウナ、約2,000冊のライブラリー、庄内産食材を使った朝食。これらが一体となって、ホテルで過ごす時間そのものを旅行の目的に変えている。

2026年9月には、8席限定の「Rizière de Remède」がオープン。渡邊健一氏による湧水キュイジーヌという新たな食体験も加わり、食を目的とする旅行者にとっても魅力が増した。

【プロの結論】宿泊をおすすめできる人・できない人
おすすめできる人 慎重に検討したい人
建築やデザインに関心がある 豪華な接客を最優先したい
田園風景や自然が好き 虫が非常に苦手
温泉やサウナを楽しみたい 館内の移動距離をできるだけ短くしたい
地元の食材や郷土料理が好き 都市型ホテルの利便性を求める
読書や静かな時間を大切にしたい 観光地を短時間で巡る旅行が中心

宿泊料金だけを見ると、一般的なビジネスホテルより高く感じるかもしれない。しかし、ここで購入するのは客室だけではない。庄内の風景、建築、食文化、温泉、読書を含めた滞在体験だ。

一方で、アクセスや館内動線、自然環境に伴う虫など、事前に理解しておきたい点もある。口コミの高評価だけで決めるのではなく、自分が旅行で何を重視するのかを考えて選ぶことが大切だ。

2026年のスイデンテラスは、新レストランの登場によって、宿泊と食の両面で新しい楽しみ方が広がっている。山形・庄内の自然に身を置き、慌ただしい日常から少し離れて過ごしたい人にとって、訪れる価値のあるホテルだ。

主な情報参照先:スイデンテラス公式サイト・公式宿泊予約情報・Yahoo!トラベル宿泊者口コミ・建築関連資料。料金、営業日、設備の利用条件は変更される場合があります。

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桜庭 準

全記事の校閲を担当。人名・日付・数字の整合性を確認し、断定できない内容は表現を弱めて掲載します。

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