ホーム 映画・ドラマ 2025年12月8日:初公判で起訴内容を認める

2025年12月8日:初公判で起訴内容を認める

桜庭 準 桜庭 準 • 更新: • 公開: • 読了約 17 分
目次

東京地裁で開かれた初公判で、清水被告は起訴内容を認めました。

被告人質問では、大麻を所持していた理由について、本人は「ストレス緩和とリラックスです」と説明しています。

また、今後については、俳優としての活動再開を急ぐのではなく、生活を立て直すために一般の仕事を探して働きたいという意向を示しました。

検察側は拘禁刑1年を求刑。弁護側は更生の機会を与えるため、執行猶予付きの判決を求めました。

この裁判では、兄の清水尚弥さんも情状証人として出廷しています。

2025年12月19日:拘禁刑1年・執行猶予3年の有罪判決

東京地裁は2025年12月19日、清水被告に対して拘禁刑1年・執行猶予3年の判決を言い渡しました。

判決では、大麻の薬理効果に引かれ、売人から繰り返し入手していたことなどが指摘されました。

一方、起訴内容を認めて反省していること、再び大麻を使用しないと誓っていること、保釈後に更生に向けた取り組みを始めていたことなどが考慮されました。

判決の最後には、裁判官から法廷で述べたことを忘れずに頑張るよう言葉をかけられ、清水被告は「はい」と答えたと報じられています。

なお、ここで使われている「拘禁刑」という言葉にも意味があります。

2025年6月1日から日本では従来の懲役刑と禁錮刑が廃止され、新たに拘禁刑が導入されました。受刑者の特性に合わせて、作業や指導を組み合わせ、更生と社会復帰を目指す制度です。

したがって、清水被告の判決を「懲役1年」とだけ表記するのは、2025年12月の判決内容としては正確ではありません。

【大麻所持事件の真相】裁判で明らかになった事実と誤解

俳優清水尋也

事件について検索すると、「大麻をどこで入手したのか」「常習的に使用していたのか」「逮捕された理由は何だったのか」といった疑問が見つかります。

公判報道から読み取れるのは、単発の所持だけでなく、繰り返し入手していた経緯が裁判で問題視されたということです。

起訴されたのは乾燥大麻0.392グラムの所持

起訴状によると、対象となったのは2025年9月3日に東京都杉並区の自宅で所持していた乾燥大麻0.392グラムです。

検察側は、繰り返し大麻を入手していたことなどを指摘しました。

清水被告自身も初公判で起訴内容を認め、使用理由についてストレスの緩和やリラックスを挙げています。

大麻を使い始めたきっかけはアメリカ留学中と報道

逮捕後の捜査に関する報道では、清水さんが20歳ごろ、アメリカへの語学留学中に大麻を初めて使用したと説明していたことが伝えられています。

また、帰国後も使用を続け、2025年には月に数回程度使用していたという趣旨の供述も報じられました。

ただし、これらは捜査段階での説明として報道された内容であり、起訴された犯罪事実そのものと区別する必要があります。

裁判所が重視したのは反省だけではなかった

今回の判決で注目されるのは、保釈後の生活改善に関する取り組みです。

報道によると、清水被告は2025年9月29日から11月27日までの間に、5回にわたって医療機関を受診し、自助グループにも参加していました。

また、兄の尚弥さんも更生への協力を約束し、裁判で証言しています。

裁判所は、こうした事情を踏まえて執行猶予を付けたと報じられています。

ネット上で混同されやすい3つのポイント

- 7月の容疑と9月の起訴内容は同じではない。 7月ごろの所持容疑は不起訴で、起訴されたのは9月3日の所持に関する事件です。
- 執行猶予は無罪ではない。 有罪判決を受けたうえで、一定期間、拘禁刑の執行が猶予されています。
- 有罪判決と芸能界引退は別問題。 判決によって芸能活動の引退が決まったわけではありません。

今回の事件で確認すべきなのは、裁判所が認定した犯罪事実と、本人の更生に向けた対応を分けて理解することです。

【家族・所属事務所】兄の清水尚弥との関係とオフィス作の対応

清水尋也さんの家族関係で知られている人物が、4歳年上の兄で俳優の清水尚弥さんです。

2人はともに俳優として活動しており、尋也さんの芸能界入りにも兄の存在が関係していました。


清水尋也

1999年6月9日生まれ。東京都出身。2012年に映画『震動』で俳優デビュー。映画やテレビドラマを中心に活動してきました。



清水尚弥

清水尋也さんの4歳年上の兄。2007年から俳優として活動しており、映画やドラマへの出演経験があります。


清水尋也の芸能界入りには兄が関係していた

2025年8月に出演したTBSのトーク番組『A-Studio+』で、尋也さんは兄も俳優であることを明かしています。

兄が先に街でスカウトされ、その後、兄の主演映画の試写会を訪れた際に、尋也さん自身も芸能界に誘われたという経緯を語りました。

また、兄については俳優として尊敬していると話し、演技についても高く評価していました。

単に同じ仕事をする兄弟というだけでなく、俳優という職業を知るきっかけを与えた存在だったことが分かります。

兄・清水尚弥は裁判で何を証言した?

2025年12月8日の初公判では、兄の尚弥さんが情状証人として出廷しました。

報道によると、保釈後は兄弟で同居し、尚弥さんが尋也さんの生活を見守る形で更生を支えていると説明しました。

裁判所が判決で更生の可能性を考慮する際にも、兄の協力は重要な事情の一つとして取り上げられています。

家族の支援は、事件後の生活を立て直すうえで大きな意味を持ちます。ただし、兄が支援していることと、俳優としての復帰が保証されていることは同じではありません。

所属事務所オフィス作は契約を解除したのか

清水さんが所属しているのは、有限会社オフィス作です。

2025年9月3日の逮捕報道を受け、同社は当初、報道によって事件を知ったとして困惑を表明し、弁護士を通じて事実確認を進めると説明しました。

その後、9月24日の保釈時には、違法薬物に関する行為を重大な過ちと受け止め、本人に更生を求める方針を示しました。

さらに12月19日の判決後にも、事務所は次の趣旨を公表しています。

本人が更生の道を歩み、社会の一員として責任ある生活を送っていけるよう、弊社として引き続き真摯に向き合っていく所存です。

2025年12月19日、有限会社オフィス作の発表内容からの抜粋・要約。

この発表からは、事務所が更生支援を継続する意思を持っていることが読み取れます。2026年6月の報道でも所属継続が伝えられており、少なくとも契約解除が公表されたという状況ではありません。

【代表作・出演作品一覧】清水尋也が俳優として評価された理由

清水尋也さんは13歳で映画デビューし、10代のころから映画界で注目されてきました。

特徴的なのは、作品ごとに大きく異なる人物像を演じてきたことです。

映画の代表作



『渇き。』(2014年)

中島哲也監督作品。いじめられっ子の少年「ボク」を演じました。強い印象を残した初期の代表作です。


『ソロモンの偽証』(2015年)

成島出監督作品。『渇き。』とは対照的な不良役を演じ、若手俳優としての演技の幅を示しました。


『ちはやふる』シリーズ(2016~2018年)

競技かるたを題材にした青春映画。シリーズ作品への出演によって、幅広い観客層に知られるようになりました。


『東京リベンジャーズ』(2021年)

実写映画版で半間修二を演じました。独特の雰囲気を持つ敵役として存在感を発揮しました。


『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編』(2023年)

前編・後編の両作品に半間修二役で出演。シリーズの世界観を支えるキャラクターを演じました。


『さがす』(2022年)

片山慎三監督作品。山内照巳役を演じ、サスペンス作品でも印象を残しました。


『リボルバー・リリー』(2023年)

行定勲監督作品。南始役で出演し、アクション要素のある作品にも参加しました。


『オアシス』(2024年)

高杉真宙さんとのダブル主演作品。若者たちの再会と葛藤を描いた青春バイオレンス映画です。



テレビドラマの代表作

映画だけでなく、テレビドラマでも重要な役柄を担当してきました。

- 『インベスターZ』(2018年):連続ドラマ初主演作品。
- 『おかえりモネ』(2021年):NHK連続テレビ小説に初出演。
- 『Eye Love You』(2024年):TBS系ドラマに出演。
- 『マル秘の密子さん』(2024年):日本テレビ系ドラマに出演。
- 『海に眠るダイヤモンド』(2024年):神木隆之介さん主演のTBS日曜劇場に出演。
- 『19番目のカルテ』(2025年):鹿山慶太役を担当。

特に『海に眠るダイヤモンド』は、清水さんの知名度をさらに広げた作品の一つです。

そして2025年の『19番目のカルテ』は、逮捕報道によって最終回の編集に大きな影響が生じた作品としても知られています。

『19番目のカルテ』で演じた鹿山慶太とは?


鹿山慶太

TBS日曜劇場『19番目のカルテ』に登場する内科医。

滝野みずきと同期の内科専攻医で、物事を合理的に考えるタイプ。理想と現実の間で葛藤する滝野とは異なる価値観を持っています。

TBS公式キャラクター紹介では、鹿山は「考えても答えが出ないことを考えるのは無駄」と達観した人物として描かれています。

演じる清水さんにとっても、医療ドラマの中で現実的な考え方を持つ若手医師を表現する役柄でした。

しかし、2025年9月3日の逮捕報道を受け、TBSは最終回を再編集することを発表。9月7日に放送された最終回では、清水さんの出演シーンがすべてカットされました。

また、出演予定だったNHK連続テレビ小説『ばけばけ』についても、NHKが出演取りやめを発表しています。

【演技力と評判】清水尋也はなぜ注目されていたのか

清水尋也さんの俳優としての評価を考える際、重要なのは、初期の映画出演で見せた役柄の振れ幅です。

『渇き。』と『ソロモンの偽証』で見せた正反対の人物像

2014年の『渇き。』では、いじめを受ける少年を演じました。

その翌年の『ソロモンの偽証』では、前作とは正反対の印象を持つ不良役に挑戦しています。

日刊スポーツなどの作品紹介でも、この両極端な役柄を演じたことが、若くして注目された理由として紹介されています。

こうしたキャリアから、清水さんの演技には次のような特徴が見られます。

- 目線や表情による人物表現: 台詞の量に頼らず、表情や視線で人物の内面を伝える。
- 陰のある人物の表現: 不安や孤独、攻撃性を抱えたキャラクターを演じる機会が多い。
- 役柄による印象の変化: 繊細な少年から冷淡な人物まで、作品ごとに異なる表情を見せる。

中島哲也監督との仕事から学んだ演技への姿勢

2015年の映画『ストレイヤーズ・クロニクル』公開時のインタビューでは、清水さん自身が『渇き。』の撮影を振り返っています。

中島監督から演技について厳しい指摘を受け、同じ場面を何度もやり直した経験を語っていました。

その経験を通じて、台本に書かれた動作をそのまま演じるだけでなく、自分なりの表現を加えていくことを学んだと説明しています。

このエピソードは、清水さんの演技が単なる雰囲気や外見だけで評価されてきたわけではないことを示す材料です。

ただし、俳優としての技術的な評価と、社会人としての責任や信頼は別々に考える必要があります。過去の演技が高く評価されていたとしても、事件によって失われた信頼が自動的に戻るわけではありません。

今後、俳優として評価を取り戻すために必要なこと

復帰を考える際には、過去の代表作や人気だけではなく、現在の行動が問われます。

特に重要なのは、以下の3点です。

1. 再発防止に向けた取り組みを継続すること。
2. 所属事務所とともに仕事上の信頼関係を再構築すること。
3. 実際の出演作品を通じて、俳優としての実力と責任ある姿勢を示すこと。

俳優という仕事は、本人の演技だけで成立するものではありません。共演者、スタッフ、制作会社、スポンサー、視聴者など、多くの人との信頼関係によって成り立っています。

清水さんが再び作品に出演する場合にも、この信頼をどのように取り戻すかが大きな課題になるでしょう。

【清水尋也に関するよくある質問(FAQ)】

Q1:清水尋也は2026年現在、何をしていますか?

A1:2026年11月4日現在、新たな俳優活動の再開を正式発表した情報は確認できません。2025年12月に有罪判決を受け、所属事務所オフィス作は更生を支援する方針を示しています。

Q2:清水尋也の判決は懲役何年ですか?

A2:2025年12月19日、東京地裁は拘禁刑1年・執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。無罪や不起訴ではありません。

Q3:清水尋也は芸能界を引退したのですか?

A3:正式な引退発表は確認できません。初公判では一般の仕事を探して生活を立て直す意向を示しましたが、引退を決定したという発表とは異なります。

Q4:清水尋也の兄は誰ですか?

A4:兄は俳優の清水尚弥さんです。4歳年上で、2025年12月の初公判では情状証人として出廷し、弟の更生を支援する姿勢を示しました。

Q5:清水尋也の所属事務所はどこですか?

A5:有限会社オフィス作です。判決後も事務所は更生を支援する方針を公表しています。

Q6:清水尋也は『東京リベンジャーズ』で何役でしたか?

A6:実写映画版で半間修二を演じました。2021年公開の第1作と、2023年公開の『血のハロウィン編』2部作に出演しています。

Q7:清水尋也は『19番目のカルテ』で何役でしたか?

A7:内科専攻医の鹿山慶太役です。滝野みずきの同期という役どころでしたが、逮捕報道を受け、最終回では出演シーンがすべてカットされました。

清水尋也さんは、13歳で俳優デビューして以来、『渇き。』『ソロモンの偽証』『ちはやふる』『東京リベンジャーズ』『海に眠るダイヤモンド』など、数多くの映画やドラマに出演してきました。

一方、2025年9月の大麻所持事件によって、そのキャリアは大きな転換点を迎えました。

事件の経緯を整理すると、次のようになります。

- 2025年9月3日:大麻所持の疑いで逮捕。
- 2025年9月22日:麻薬取締法違反の罪で起訴。
- 2025年9月24日:保釈され、報道陣に謝罪。
- 2025年12月8日:初公判で起訴内容を認める。
- 2025年12月19日:拘禁刑1年・執行猶予3年の有罪判決。
- 2026年:所属事務所による更生支援は伝えられているが、新たな俳優活動の正式な再開発表は確認できない。

清水さんの今後を考えるうえで、過去の演技力や出演実績は確かに重要な要素です。しかし、芸能活動への復帰は、それだけで決まるものではありません。

まずは更生を継続し、社会的な信頼を取り戻すこと。そのうえで、本人と所属事務所、作品制作に携わる関係者がどのような判断をするのかが注目されます。

【プロの結論】

清水尋也さんの2026年現在を正確に理解するためには、次の3つを混同しないことが大切です。

- 司法上の事実: 有罪判決を受け、執行猶予期間中であること。
- 芸能活動の現状: 事務所の更生支援方針は示されているものの、新たな俳優復帰は正式発表されていないこと。
- 俳優としての評価: 過去の作品で評価された演技力と、事件後に求められる社会的責任は別の問題であること。

かつて多くの作品で独特の存在感を示した清水尋也さん。再び俳優として活動する日が訪れるのか、今後の公式発表と具体的な活動に注目が集まります。

主な情報源:TBSテレビ、法務省、テレビ朝日、NHKに関する報道、日刊スポーツ、スポニチ、オリコンニュース、映画公式情報など。

同じカテゴリの記事

桜庭 準

全記事の校閲を担当。人名・日付・数字の整合性を確認し、断定できない内容は表現を弱めて掲載します。

おすすめの関連記事