最初に、2026年11月の放送予定を確認しておこう。日本テレビの公式サイト「金曜ロードシネマクラブ」に掲載されている11月のラインナップは、次の4作品だ。
- 11月6日(金)21:00~23:24:『ライオン・キング:ムファサ』
- 11月13日(金)21:00~22:54:『モアナと伝説の海2』
- 11月20日(金)21:00~23:04:『SING/シング』
- 11月27日(金)21:00~23:09:『SING/シング:ネクストステージ』
11月6日と13日はディズニー作品の地上波初放送、20日と27日は『SING』シリーズの2週連続放送という編成になっている。いずれもジブリ作品ではない。
したがって、2026年11月にジブリ作品が金曜ロードショーで放送される予定は、11月4日時点で発表されていない。日本テレビ公式サイトの次回放送作品も『ライオン・キング:ムファサ』となっている。
なお、11月のラインナップがジブリ一色ではないからといって、2026年にジブリ作品の放送が少なかったわけではない。実際には年明け、ゴールデンウイーク、夏休みと、複数の時期に特集が組まれている。
12月以降のジブリ放送については、11月4日時点で具体的な作品名や放送日が発表されていない。次回のジブリ作品を予想する場合も、確定した放送予定とファンの期待を区別しておきたい。
出典:日本テレビ「金曜ロードシネマクラブ」2026年10月16日・30日付の公式発表、および11月の放送ラインナップ。
【2026年の放送実績】ジブリ作品は年間7作品が登場!

2026年の金曜ロードショーでは、11月を迎えるまでに7作品のスタジオジブリ作品が放送されている。
大きな特徴は、1月のお正月特集、5月のゴールデンウイーク特集、8月の夏休み特集という3つのタイミングに分かれていることだ。
日本テレビが公開した公式番組情報をもとに、2026年の放送実績を整理した。
出典:日本テレビ「金曜ロードシネマクラブ」2026年放送情報。放送時間は日本時間。
年明けの『千と千尋の神隠し』と『かぐや姫の物語』は、宮﨑駿監督と高畑勲監督の代表的な作品を並べた編成だった。
5月には『耳をすませば』と『魔女の宅急便』が登場。どちらも少女の成長や将来への希望を描いた作品で、ゴールデンウイークに家族で楽しめる内容となった。
そして8月には、夏休み企画として3作品を連続放送。いずれもノーカットで、作品の魅力を余すところなく届ける特別編成だった。
特に注目したいのは、2026年の放送が単なる人気作品の再放送にとどまらなかった点だ。高畑勲監督作品、宮﨑駿監督作品、近藤喜文監督作品、米林宏昌監督作品が並び、スタジオジブリの幅広い作風を振り返れる構成になっていた。
これらの放送日と時間は日本テレビの公式発表で確認できる。
【歴代の定番作品】ジブリ金曜ロードショーで人気の名作6選
金曜ロードショーとスタジオジブリの関係は長い。スタジオジブリ公式の展覧会紹介によると、番組が始まった1985年以降、ジブリ作品はこれまでに200回以上放送されてきた。
繰り返し放送される作品には、それぞれ異なる魅力がある。ここでは、歴代の定番作と2026年の放送実績を踏まえて、特に押さえておきたい6作品を紹介する。
1.『千と千尋の神隠し』:世代を超えて愛される代表作
公開:2001年
監督:宮﨑駿
不思議な世界に迷い込んだ10歳の少女・千尋が、さまざまな出会いと試練を経験しながら成長していく物語。
『千と千尋の神隠し』は、国内興行収入316.8億円を記録した大ヒット作。米国アカデミー賞長編アニメーション映画賞やベルリン国際映画祭金熊賞を受賞したことでも知られる。
2026年1月2日にも金曜ロードショーで放送され、新年最初のジブリ作品として視聴者に届けられた。
異世界の幻想的な映像だけでなく、働くこと、自立すること、他者との関係を築くことなど、年齢によって受け取り方が変わるテーマも魅力だ。
2.『耳をすませば』:青春と将来への希望を描く作品
公開:1995年
監督:近藤喜文
読書好きの月島雫と、ヴァイオリン職人を目指す天沢聖司の出会いを描いた青春物語。
この作品の特徴は、魔法や異世界ではなく、日常生活の延長線上にある夢や恋愛を丁寧に描いていることだ。
2026年5月1日の放送では、公開から30年以上たった作品として改めて紹介された。自分の進路に悩む若い世代にも、大人になってから見返す人にも響く内容となっている。
3.『魔女の宅急便』:新しい環境で成長するキキの物語
公開:1989年
監督:宮﨑駿
13歳の魔女キキが、黒猫のジジとともに知らない街で生活を始め、自分の力で成長していく物語。
一人暮らし、新しい仕事、人間関係、挫折といった身近なテーマが描かれているため、子どもから大人まで幅広い世代が共感しやすい。
2026年5月8日にはノーカットで放送された。自分の能力に自信を失ったとき、もう一度立ち上がるキキの姿は、何度見ても印象に残る。
4.『借りぐらしのアリエッティ』:小さな世界から広がる冒険
公開:2010年
監督:米林宏昌
人間に見つからないように暮らす小人の少女アリエッティと、療養に訪れた少年・翔の交流を描く。
企画・脚本は宮﨑駿、監督は米林宏昌。メアリー・ノートンの児童文学を原作としている。
人間にとっては小さな物でも、小人にとっては大きな危険になるという視点の転換が面白い。身近な家具や庭の風景が、壮大な冒険の舞台に変わる演出も見どころだ。
2026年8月7日の3週連続企画の第1週を飾った。
5.『風の谷のナウシカ』:自然と人間の共生を問う名作
公開:1984年
原作・脚本・監督:宮﨑駿
有毒な瘴気に覆われた世界で、自然を愛する王女ナウシカが人々と生命を守ろうとする物語。
『風の谷のナウシカ』は、スタジオジブリの歴史を語るうえでも欠かせない作品だ。腐海や王蟲といった独創的な世界観に加え、環境破壊、戦争、生命の尊厳という重いテーマを扱っている。
2026年8月14日には放送枠を30分拡大し、21時から23時24分までノーカット放送された。
6.『となりのトトロ』:日本の夏を象徴するファンタジー
公開:1988年
原作・脚本・監督:宮﨑駿
サツキとメイの姉妹が、引っ越し先の森で不思議な生き物トトロと出会う物語。
自然の風景、家族の温かさ、子どもの想像力を描いた作品で、ジブリ映画を初めて見る人にも親しみやすい。
2026年8月21日には3週連続企画の最終作品として放送された。夏休みの終盤に『となりのトトロ』を楽しめる編成は、作品の季節感ともよく合っている。
こうした作品群が長年にわたって繰り返し放送されてきたこと自体、金曜ロードショーとジブリの結びつきの強さを物語っている。
【見逃し配信・Hulu】金曜ロードショーのジブリ作品は放送後に見られる?
放送を見逃した人にとって、次に気になるのが動画配信サービスでの視聴方法だろう。
特に日本テレビと関係の深いHuluなら、金曜ロードショーのジブリ映画も見られるのではないかと期待する人は少なくない。しかし、2026年11月時点の日本国内では、Huluでジブリの主要映画作品を見放題視聴できる状況にはなっていない。
Huluでジブリ作品は配信されている?Huluは日本テレビ系のドラマやバラエティー、海外ドラマ、映画などを取り扱う動画配信サービスだ。
ただし、日本テレビがスタジオジブリを子会社化していることと、ジブリ映画の動画配信権をHuluが持っていることは別の話である。
2026年8月時点の主要動画配信サービスの調査でも、Hulu、Amazonプライム・ビデオ、U-NEXT、Disney+などでは、ジブリ作品の一般的な見放題配信は確認されていない。
Netflixについては例外があり、日本国内では2026年7月15日から『火垂るの墓』が配信されている。つまり、すべてのジブリ作品が一律に配信されていないわけではない。
金曜ロードショーの見逃し配信はTVerで見られる?TVerでは、地上波番組の一部についてリアルタイム配信や見逃し配信を提供している。
ただし、すべての番組が対象になるわけではなく、権利上の事情などによって配信されない作品もある。
映画本編については、放送されたからといって自動的にTVerで見逃し配信されるわけではない。ジブリ映画を見逃した場合も、作品ごとの配信状況を確認する必要がある。
TVerの公式ヘルプによると、見逃し配信対象となった番組の基本的な視聴期間は、放送終了後から次回放送直前まで。ただし、個別の配信期間が優先される。
ジブリ映画をもう一度見る方法2026年11月時点で、放送を見逃した人が検討できる主な方法は次のとおりだ。
- 金曜ロードショーの再放送を待つ: 人気作品は再び地上波で放送される可能性がある。
- DVD・Blu-rayを利用する: 好きな作品を手元に置いて繰り返し視聴したい人に向いている。
- DVD宅配レンタルを利用する: サブスクで配信されていない作品を探したい人の選択肢になる。
- 各動画配信サービスの作品検索を行う: 配信権の変更や期間限定配信に対応できる。
特にジブリ作品は、国内の動画配信サービスで見放題になっている作品が限られるため、サブスクだけに視聴方法を絞らないことが大切だ。
出典:Hulu公式ヘルプ、TVer公式ヘルプ、2026年8月の国内配信状況に関する調査。
【金曜ロードショーとジブリ展2026】佐賀で開催中!見どころと開催期間
2026年11月にジブリ作品の放送予定を探している人に、もう一つ注目してほしいのが「金曜ロードショーとジブリ展」だ。
この展覧会は、金曜ロードショーの歴史をたどりながら、スタジオジブリ作品の魅力を紹介する企画。2023年から各地を巡回しており、2026年11月3日から佐賀県での開催が始まった。
佐賀展の開催概要
会場:佐賀県立美術館・博物館
佐賀県佐賀市城内1丁目15-23
開催期間:2026年11月3日~2027年2月14日
開館時間:9:30~18:00
最終入場17:00。金曜・土曜・祝前日は20:00まで延長。
休館日は月曜日。ただし、2026年11月23日と2027年1月11日の祝日は開館し、翌日の11月24日と1月12日は休館となる。また、年末年始の2026年12月28日から2027年1月1日までは休館だ。
展覧会で注目したいポイント今回の展覧会の大きな特徴は、ジブリ作品そのものだけでなく、テレビ放送を通じて作品が日本の家庭に浸透してきた歴史にも焦点を当てていることだ。
1985年に始まった金曜ロードショーとジブリ作品の関係を、時代ごとの記録や当時の世相とともに振り返ることができる。
展示では『風の谷のナウシカ』に登場する腐海を表現した「風の谷のナウシカ 王蟲の世界」も見どころ。作品世界に入り込んだような写真撮影スポットも用意されている。
チケット購入時の注意点佐賀展は会期中の一部日程が日時指定制となっている。
- 2026年11月4日~12月18日の平日:日時指定不要。
- 土曜日・日曜日・祝日:日時指定制。
- 2026年12月22日以降の平日:日時指定制。
- チケットは事前購入が必要。
- 会場での当日券販売はない。
特に休日や年末年始に近い日程で訪れる場合は、事前にチケットの販売状況を確認しておきたい。
放送予定を待つだけでなく、実際にジブリの世界を体験できる機会として、2026年秋から2027年冬にかけての注目イベントとなっている。
出典:スタジオジブリ公式「金曜ロードショーとジブリ展」開催概要。
【今後の放送予定を見逃さない】ジブリ最新ラインナップの確認方法
次のジブリ放送を確実に把握するには、SNSの予想情報だけでなく、放送局とスタジオジブリの公式発表を確認することが大切だ。
1.日本テレビ「金曜ロードシネマクラブ」を確認する次回の放送作品や今後のラインナップは、日本テレビの金曜ロードシネマクラブに掲載される。
作品名だけでなく、放送開始時刻、終了予定時刻、ノーカット放送の有無、放送枠の拡大なども確認できる。
2.スタジオジブリ公式サイトの最新情報を見るスタジオジブリ公式サイトでは、金曜ロードショーでの放送決定について告知されることがある。
2026年8月7日にも、同日から3週連続でジブリ作品が放送されることを公式ニュースで発表していた。
テレビ局側の番組情報とスタジオジブリ側のニュースを合わせて確認すれば、放送日や対象作品を把握しやすい。
3.「3週連続放送」の発表をチェックするジブリ作品は、単独で放送されるだけでなく、夏休みや大型連休に合わせた連続放送企画として編成されることがある。
2026年は8月7日から21日まで、3週連続で放送された。
こうした特集は、普段テレビをあまり見ない人にとっても、複数の作品をまとめて楽しめる機会になる。
ただし、毎年同じ時期に必ず3週連続企画が実施されると決まっているわけではない。放送実績は参考になるが、次回の日付は公式発表を待つ必要がある。
【ジブリ金曜ロードショー】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年11月にジブリ作品は金曜ロードショーで放送されますか?
A1:2026年11月4日時点で、ジブリ作品の放送予定は発表されていない。11月6日は『ライオン・キング:ムファサ』、13日は『モアナと伝説の海2』、20日と27日は『SING』シリーズの予定となっている。
Q2:2026年に金曜ロードショーで放送されたジブリ作品は何ですか?
A2:『千と千尋の神隠し』『かぐや姫の物語』『耳をすませば』『魔女の宅急便』『借りぐらしのアリエッティ』『風の谷のナウシカ』『となりのトトロ』の7作品。1月、5月、8月に放送された。
Q3:金曜ロードショーのジブリ作品はHuluで見逃し配信されていますか?
A3:2026年11月時点で、Huluではジブリの主要映画作品の見放題配信は確認されていない。放送後の視聴を希望する場合は、DVD・Blu-rayや宅配レンタルなども検討したい。
Q4:2026年のジブリ3週連続放送はいつでしたか?
A4:2026年8月7日、14日、21日。『借りぐらしのアリエッティ』『風の谷のナウシカ』『となりのトトロ』の順番で、すべてノーカット放送された。
Q5:金曜ロードショーとジブリ展2026はどこで開催されていますか?
A5:2026年11月3日から2027年2月14日まで、佐賀県立美術館・博物館で開催されている。一部日程は日時指定制で、事前購入が必要となる。
2026年11月4日時点のジブリ金曜ロードショーの状況を整理すると、今年はすでに7作品が放送されており、特に8月の3週連続企画が大きな見どころとなった。
一方、11月の日本テレビ公式ラインナップにはジブリ作品は含まれていない。次回のジブリ放送日についても、現段階で確定情報はない。
今後注目したいのは、年末年始の特別編成や2027年の大型連休・夏休み企画だ。『千と千尋の神隠し』『耳をすませば』『魔女の宅急便』『となりのトトロ』など、過去に繰り返し放送されてきた定番作品は、次の特集候補として関心を集めそうだが、具体的な放送日は公式発表を待ちたい。
また、映画を見逃した場合はHuluやTVerで必ず見られると考えず、作品ごとの配信状況を調べることも大切だ。現在開催中の「金曜ロードショーとジブリ展」も、テレビ放送とは異なる形で作品の魅力に触れられる貴重な機会となっている。
ジブリ作品の魅力は、初めて見るときだけでなく、何年も経ってから見返したときにも新しい発見があることだ。次の放送を楽しみにしながら、公式の最新ラインナップを定期的に確認しておきたい。