2026年の『となりのトトロ』の放送日は、8月21日(金)午後9時~10時54分だった。
日本テレビの公式番組情報では、2026年7月17日に「3週連続夏はジブリ!!」の特別編成が発表されている。
放送作品と日程は次のとおり。
| 放送日 | 作品 | 放送時間 |
|---|---|---|
| 8月7日(金) | 借りぐらしのアリエッティ | 21:00~22:59 |
| 8月14日(金) | 風の谷のナウシカ | 21:00~23:24 |
| 8月21日(金) | となりのトトロ | 21:00~22:54 |
3作品ともスタジオジブリの名作で、エンドロールを含めたノーカット放送として告知された。
特に『となりのトトロ』は、この特別編成の最終週に登場。夏休みの終盤に家族で楽しめる作品として編成された。
2026年8月21日の放送が特別だった理由今回の放送には、3つの注目点があった。
- 金曜ロードショーでの通算20回目の放送だった。
- 1989年の初回放送から37年以上が経過していた。
- 3週連続ジブリ企画の最後を飾る作品だった。
2026年8月24日付の日刊スポーツは、今回の世帯視聴率が10.0%だったと報道。20回目という節目の放送としても紹介した。
【歴代放送日一覧】1989年の初回から2026年まで全20回を振り返る

『となりのトトロ』が金曜ロードショーで初めて放送されたのは、1989年4月28日。
劇場公開の翌年にテレビ放送が始まり、その後はおおむね1~3年程度の間隔で再放送されてきた。
2026年8月21日の放送で、通算20回に到達している。
金曜ロードショーでの全20回の放送履歴以下は日刊スポーツがビデオリサーチの調査結果として掲載した歴代放送日と視聴率の一覧だ。
視聴率は関東地区の平均世帯視聴率。単位は%。
出典:日刊スポーツ、2026年8月24日付「宮崎駿監督『となりのトトロ』10・0%」。
放送履歴から分かる3つの特徴1. 夏休みの定番作品として定着している
1991年以降、夏季の放送が多く、特に2002年から2014年にかけては7月から8月に集中している。
子どもが夏休みに入る時期と、作品に描かれる自然豊かな夏の風景との相性が、編成上の魅力になっている。
2. 2016年には珍しく11月に放送された
2016年11月4日は、歴代の中でも珍しい秋の放送だった。
毎年決まった時期に放送される作品ではなく、ジブリ特集や映画番組全体の編成に応じて放送日が選ばれていることが分かる。
3. 2020年以降は8月の放送が続いている
2020年、2022年、2024年、2026年と、4回連続で8月に放送された。
ただし、2028年も必ず8月に放送されるという公式発表はない。過去の編成傾向と将来の放送予定は区別して考えたい。
作品を支える人物・キャラクターの関係放送履歴とあわせて押さえておきたいのが、作品を構成する制作陣と登場人物の関係だ。
| 対象 | 関係・担当 | 内容 |
|---|---|---|
| 宮崎駿 | 原作・脚本・監督 | 作品の創作を担う |
| スタジオジブリ | 制作 | 1988年公開のアニメーション映画 |
| 久石譲 | 音楽 | 作品を彩る音楽を担当 |
| サツキ | 日髙のり子 | しっかり者の姉 |
| メイ | 坂本千夏 | 好奇心旺盛な妹 |
| お父さん | 糸井重里 | 姉妹と一緒に暮らす父親 |
| お母さん | 島本須美 | 入院中の姉妹の母親 |
この作品の特徴は、トトロという不思議な存在だけに物語の魅力を依存していない点にある。
サツキとメイの姉妹関係、父親との生活、母親の退院を待つ家族の気持ちが、物語の土台になっている。
トトロとの出会いは、子どもたちの日常に訪れる特別な出来事として描かれる。こうした複数の要素が、世代を超えて作品が見返される理由の一つだ。
【視聴率推移を検証】トトロは昔より人気が落ちたのか?
『となりのトトロ』のテレビ視聴率は、1989年の初回から2000年代にかけて、20%を超える放送が数多く見られた。
しかし、2016年以降は10%台前半から半ばの数字が目立つようになり、2026年には10.0%となった。
歴代最高は1990年の23.2%放送履歴で最も高かったのは、1990年3月30日の23.2%。
続く高水準の放送としては、2004年7月23日の23.0%、2006年7月28日の22.5%などがある。
1990年代から2000年代前半には、テレビ放送で20%を超える視聴率を記録することが珍しくなかった。
一方、2016年は14.2%、2018年は14.0%と、過去の高水準から数字が変化している。
2026年の視聴率は世帯10.0%・個人6.7%日刊スポーツが報じた2026年8月21日の結果は次のとおり。
平均世帯視聴率10.0%
関東地区
平均個人視聴率6.7%
関東地区
2026年8月21日放送分・ビデオリサーチ調べ。
歴代最高の23.2%と比較すると、2026年は13.2ポイント低い。
ただし、この差だけを根拠に作品そのものの人気が低下したと判断するのは早計だ。
視聴率が変化した背景大きな要因として考えられるのが、テレビの視聴環境そのものの変化だ。
- テレビをリアルタイムで見る以外に、録画視聴という選択肢が広がった。
- 動画配信サービスやインターネットを通じた映像視聴が一般化した。
- 家族全員が同じテレビの前に集まる視聴スタイルが多様化した。
- 視聴率の測定方法や集計指標にも時代による違いがある。
ビデオリサーチでは、放送と同時に見るリアルタイム視聴率のほか、放送後7日以内の視聴を示すタイムシフト視聴率も扱っている。
また、現在のテレビ視聴率調査は全国32地区で実施され、世帯視聴率と個人視聴率など複数の指標が用いられている。関東地区のピープルメーターによる調査は1997年に始まった。
つまり、1989年と2026年の数字を単純に比較するだけでは、視聴者の実際の接触状況をすべて把握できない。
注目すべきなのは、2026年にも世帯視聴率10%を記録したことだ。
公開から約38年が経過した作品が、地上波の映画番組で一定の視聴者を集めている事実は、作品の認知度と再視聴需要を考えるうえで重要な材料になる。
【ノーカット放送の真相】2026年はエンドロールまで放送された?
2026年8月21日の『となりのトトロ』は、エンドロールを含むノーカット放送として告知されていた。
これは日本テレビの番組情報だけでなく、スタジオジブリ自身の公式サイトでも確認できる。
スタジオジブリは2026年8月7日付のお知らせで、8月7日から始まる3週連続のジブリ作品について、いずれもエンドロールを含むノーカット放送予定と案内した。
したがって、2026年のトトロ放送については、単に本編を大部分放送するという意味ではなく、エンドロールまで含めた放送として告知されていたことがポイントだ。
ノーカット放送と通常放送の違い| 比較項目 | ノーカット放送 | カット編集を伴う放送 |
|---|---|---|
| 本編 | 原則として全編放送 | 一部を省略する場合がある |
| シーン | 作品の流れを維持 | 放送時間に合わせて調整 |
| エンドロール | 含まれる場合がある | 短縮・省略の場合がある |
| 視聴体験 | 映画全体を楽しめる | 放送枠に合わせた構成 |
ノーカットと表記されていても、テレビ番組としての冒頭の案内やCMが存在しないという意味ではない。
また、放送局による番組情報と実際の放送内容は、それぞれ確認する必要がある。
なぜトトロは何度もテレビ放送されるのか『となりのトトロ』には、何度見ても新しい発見がある。
例えば、初めて見る子どもにとってはトトロやネコバスとの出会いが大きな魅力になる。一方、大人になってから見ると、家族の生活や姉妹の成長、自然の描写に目が向くこともある。
作品の中心にあるのは、派手な戦闘や複雑な謎解きではない。
日常の中にある小さな驚きと、家族を思う気持ちだ。
こうした作品の性質は、夏休みのファミリー向け映画編成とも相性がよい。金曜ロードショーがジブリ作品を特集する際に、トトロが有力な候補となる背景にもつながっている。
【次回放送予定】となりのトトロは2027年にも放送される?
2026年11月4日時点で、次回の『となりのトトロ』の放送日は発表されていない。
2026年8月21日に第20回が放送されたことは確定しているが、2027年の再放送や第21回の日程については、現時点で具体的な公式発表がない。
2026年11月の金曜ロードショー放送予定日本テレビの公式番組サイト「金曜ロードシネマクラブ」には、11月の放送ラインナップが掲載されている。
| 放送日 | 作品 |
|---|---|
| 11月6日 | ライオン・キング:ムファサ |
| 11月13日 | モアナと伝説の海2 |
| 11月20日 | SING/シング |
| 11月27日 | SING/シング:ネクストステージ |
このラインナップに『となりのトトロ』は含まれていない。
次回の放送日を確認する3つの方法1. 金曜ロードシネマクラブの公式番組表
最も確実なのは、日本テレビが運営する金曜ロードシネマクラブの「今後の放送ラインナップ」を確認すること。
放送日、作品名、放送時間などの情報が掲載される。
2. 金曜ロードショーの公式X
新作映画の放送決定やジブリ特集などの発表をチェックする方法。
特別企画の場合は、放送日の告知に加えて作品の豆知識なども紹介されることがある。
3. スタジオジブリの公式サイト
スタジオジブリの最新情報にも、テレビ放送に関する告知が掲載される。
2026年8月の3週連続放送についても、公式サイトで作品名と放送日時、ノーカット情報が発表されていた。
放送予定を探す場合は、検索結果に表示された古い記事の日付ではなく、発表元と更新日を確認することが大切だ。
2027年の放送を予想する際の判断材料過去の放送履歴から見ると、トトロは夏季の編成に登場する機会が多い。
特に2020年、2022年、2024年、2026年と、直近4回はすべて8月だった。
そのため、次回放送を予想するなら夏休みシーズンは一つの注目時期になる。
ただし、これは過去の傾向に基づく見方であり、2027年8月の放送決定を意味するものではない。
【プロの結論】20回の放送履歴から見えるトトロの本当の人気
『となりのトトロ』の放送履歴を振り返ると、単に再放送回数が多い作品というだけではないことが分かる。
1989年の初回から2026年の第20回まで、長期間にわたって金曜ロードショーの編成に登場してきた。
特に注目したいのは、次の3点だ。
第一に、世代を超えて視聴できる作品構造であること。
子どもにはトトロやネコバスの不思議な世界が、大人には姉妹や家族の日常が印象に残る。見る人の年齢によって作品の受け取り方が変化する。
第二に、夏のテレビ編成との親和性が高いこと。
緑豊かな森、夏の空気、子どもたちの冒険という作品の世界観は、夏休みの映画番組に適している。実際、直近4回は連続して8月に放送されている。
第三に、視聴率だけでは作品の価値を測れないこと。
2026年の10.0%は歴代最高の23.2%を下回るものの、視聴方法が多様化した時代における地上波放送の結果として見る必要がある。
テレビのリアルタイム視聴率と、録画や配信を含めた作品への接触は同じ指標ではない。
そのため、トトロの人気を判断するときは、放送回数、視聴率、再放送の継続性、世代を超えた認知度を総合的に見ることが適切だ。
【金曜ロードショーとトトロ】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:金曜ロードショーで『となりのトトロ』が最後に放送されたのはいつ?
A1:2026年8月21日(金)午後9時から10時54分まで放送された。通算20回目の放送で、エンドロールを含むノーカット放送だった。
Q2:『となりのトトロ』の金曜ロードショー初回放送はいつ?
A2:1989年4月28日。1988年公開の映画が、翌年に金曜ロードショーで初めて放送された。
Q3:金曜ロードショーでの放送回数は20回で正しい?
A3:正しい。2026年8月21日の放送が第20回。日刊スポーツもビデオリサーチの視聴率データとともに20回目と報じている。
Q4:2026年8月21日の放送はノーカットだった?
A4:はい。日本テレビとスタジオジブリの公式情報で、エンドロールを含むノーカット放送として告知されていた。
Q5:2026年の視聴率は何%だった?
A5:関東地区の平均世帯視聴率は10.0%、平均個人視聴率は6.7%だった。いずれもビデオリサーチ調べとして報道された数値だ。
Q6:トトロの次回放送は2027年の夏?
A6:2026年11月4日時点では、2027年の放送日は発表されていない。過去には夏季の放送が多いものの、次回の日程は日本テレビの公式番組表で確認する必要がある。
Q7:2026年の金曜ロードショーではジブリ作品が3週連続で放送された?
A7:はい。8月7日に『借りぐらしのアリエッティ』、8月14日に『風の谷のナウシカ』、8月21日に『となりのトトロ』が放送された。
金曜ロードショーの『となりのトトロ』は、1989年4月28日の初回放送から2026年8月21日までに全20回放送された。2026年の放送は3週連続ジブリ企画の最終週で、エンドロールを含むノーカット放送。平均世帯視聴率は10.0%だった。
歴代最高視聴率は1990年3月30日の23.2%。近年は数字が変化しているものの、約38年間にわたってテレビ放送が続いていること自体が、この作品の存在感を示している。
次回の放送日については、2026年11月4日時点で未発表。2027年の夏季放送を期待する声があっても、具体的な日程は日本テレビの公式発表を待つ必要がある。
放送回数や視聴率だけでは捉えきれない、世代を超えて愛される『となりのトトロ』。次に金曜ロードショーで放送される際も、サツキとメイ、そしてトトロが織りなす夏の物語を改めて楽しみたい。
主な参考資料:日本テレビ「金曜ロードシネマクラブ」、スタジオジブリ公式サイト、日刊スポーツ(2026年8月24日付)、ビデオリサーチ「テレビ視聴率」。