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天理大学柔道部の2026年最新動向!山本悠司新監督と全国大会実績を徹底解説

八代 美咲 八代 美咲 • 更新: • 公開: • 読了約 19 分
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2026年11月現在、天理大学柔道部は新たな指導体制のもと、学生柔道界で存在感を示している。大きな転換点となったのは、約12年間にわたって男子部を率いた穴井隆将氏の監督退任と、天理大学OBの山本悠司氏の新監督就任だ。加えて、2026年9月の全日本学生柔道体重別選手権大会では、男子3階級を制覇し、合計9個のメダルを獲得した。

創部は1925年(大正14年)。伝統の「天理柔道」を受け継ぐ同部には、福田大和、山村洸斗、平野匠啓ら全国トップクラスの実績を持つ選手が所属する。男子・女子の部員構成、歴代監督の交代、全国大会での成績、天理大学体育学部武道館での活動まで、2026年の最新情報を整理する。

【2026年最新】天理大学柔道部は3階級制覇・メダル9個の快挙

天理大学柔道部

2026年の天理大学柔道部を語るうえで欠かせないのが、9月26日・27日に東京の日本武道館で開催された全日本学生柔道体重別選手権大会だ。

天理大学は男子60kg級、90kg級、100kg級の3階級で優勝。さらに複数階級で表彰台に選手を送り込み、合計9個のメダルを獲得した。天理時報オンラインの2026年10月24日付報道でも、今秋の大学柔道部の大きな成果として取り上げられている。

2026年全日本学生柔道体重別選手権大会の主な結果
  • 男子60kg級:福田大和が優勝、足立悠晟が準優勝、横井蓮と橋間心暖が3位。
  • 男子90kg級:山村洸斗が優勝。前年に続く連覇を達成。
  • 男子100kg級:平野匠啓が優勝、吉岡稟太朗が準優勝、古賀崇也が3位。
  • 男子100kg超級:瀬川賢豪が3位。

特筆すべきは、60kg級で天理大学の選手4人が準決勝に進出し、表彰台を独占したことだ。同一大学の選手が同階級の上位を占める結果は、個人の技量だけでなく、同じ練習環境で競い合う選手層の厚さを示している。

福田大和は国際大会でも存在感を発揮

60kg級を制した福田大和は、寝技を得意とする選手だ。高校時代には全国高校総合体育大会の柔道競技で連覇を果たし、シニア選手も出場する講道館杯全日本柔道体重別選手権大会で3位に入賞。世界ジュニア柔道選手権大会でも優勝経験を持つ。

2026年夏にはグランドスラム・ローザンヌでも初優勝。大学進学後に立ち技を強化してきた成果を国際大会でも発揮した。

2026年の学生選手権決勝では、同じ天理大学の先輩である足立悠晟と対戦。ゴールデンスコア方式の延長戦に入り、最後は福田の小外刈による有効で勝負が決まった。チーム内で競争しながら全国の頂点を争う、天理大学らしい決勝となった。

山村洸斗は90kg級連覇、平野匠啓は100kg級初制覇

90kg級の山村洸斗は、前年に続く優勝で2連覇を達成した。新チームでは主将を務め、練習でも自分が率先して行動する姿勢を大切にしている。

一方、100kg級の平野匠啓は2年生ながら初優勝。中学時代に全国中学校柔道大会を制し、高校時代には全国高校柔道選手権大会の個人戦で連覇を達成した実績を持つ。得意技は内股で、2026年9月の全日本ジュニア柔道体重別選手権大会に続く優勝となった。

決勝では同級生の吉岡稟太朗と対戦。互いの技を熟知した展開のなか、最後は平野が得意の内股で一本を奪った。

個人戦の好成績と団体戦の課題は分けて考える

個人戦の9個のメダルは大きな成果だが、団体戦でも同じ結果を残しているわけではない。

2026年6月の全日本学生柔道優勝大会では、男子が3回戦で国士舘大学に1対3で敗退。女子も2回戦で帝京科学大学に0対5で敗れた。

さらに10月24日・25日の全日本学生柔道体重別団体優勝大会では、男子が準決勝で国士舘大学に敗れ、3位となった。

つまり、2026年の天理大学柔道部は個人の階級別競争力で際立つ一方、団体戦では日本一を取り戻すための課題も残している。個人の強さを7人制のチーム力へどう結びつけるかが、新体制の重要なテーマだ。

【監督交代の経緯】穴井隆将から山本悠司へ、新体制はどう変わった?

2026年の天理大学柔道部を理解するうえで、指導者の交代は要点になる。

男子監督を長年務めた穴井隆将氏は、2014年4月に監督へ就任。2025年10月19日、全日本学生柔道体重別団体優勝大会終了後に、同年限りでの退任を表明した。

穴井隆将氏が監督を退任した理由

穴井氏は大分県出身で、男子100kg級の世界選手権で2010年に優勝。2012年ロンドンオリンピックにも出場した元トップ選手だ。

母校である天理大学の柔道部では、2007年からコーチ、2013年から副監督を務め、2014年4月に男子監督へ就任した。

監督としての大きな実績は、2022年の全日本学生柔道体重別団体優勝大会での優勝だ。長く日本一を目指してきたチームを全国の頂点へ導いた。

退任を表明した2025年10月19日には、12年間の監督生活を振り返り、次のように語っている。

「充実した12年間の監督生活。悔いなく、満足している。部員たちに感謝したい。安心して任せられる人材も育った」

この発言から読み取れるのは、突然の解任や競技成績だけを理由とした交代ではなく、後任に指導を引き継げる段階に達したという本人の判断だ。

退任後も柔道の指導から離れるわけではない。穴井氏は師範として、天理中学校、天理高校、天理大学にまたがる指導や強化に携わる体制となった。

新監督・山本悠司氏の経歴と指導者としての特徴

穴井氏の後任となったのが、天理大学OBの山本悠司氏だ。天理大学の教員情報によると、2026年4月1日付で柔道部監督に就任している。

山本氏は2018年4月から2025年3月まで旭化成株式会社に在籍。その後、2025年4月に天理大学体育学部講師となった。

指導者としての経歴も段階的に積み重ねている。

  • 2023年4月~2025年3月:柔道部コーチ
  • 2025年4月~2026年3月:柔道部副監督
  • 2026年4月1日~:柔道部監督

保有資格は講道館柔道四段、全日本柔道連盟公認審判員Bライセンス、同公認指導員Bライセンスなど。柔道の技術指導に加え、審判や競技運営に関する知識も備えている。

2025年度から副監督としてチームを支えていたことを考えると、2026年4月の監督就任は外部から新しい指導者を招く形ではない。チーム内部の状況を把握した人物への継承という意味合いが強い。

【歴代監督・関係者一覧】天理大学柔道部の指導体制を整理

天理大学柔道部の監督交代を振り返ると、伝統の継承と組織の再建という2つの側面が見えてくる。

とくに2013年は、部内の暴力問題を受けて指導体制が大きく変わった時期だ。日刊スポーツなどの当時の報道によれば、土佐三郎氏が監督を解任され、正木嘉美氏が3度目の監督就任を果たした。

その後、穴井氏が監督を務め、2026年から山本氏へと引き継がれている。

確認できる主な監督交代と関係者の役割
時期・人物 役職・関係 主な経緯・実績
土佐三郎氏 前監督 2013年、部内暴力問題に伴い解任されたと報道。
正木嘉美氏 監督・現在の師範 2013年9月に3度目の監督就任。現在は師範として名簿に掲載。
穴井隆将氏 2014年~2025年の男子監督・現在の師範 2014年4月に監督就任。2022年の全日本学生体重別団体優勝を経験。
山本悠司氏 2026年4月から男子監督 元コーチ・副監督。旭化成での勤務を経て天理大学体育学部講師に就任。
養父直人氏 女子監督 2026年の公開部員名簿で女子部監督として掲載。
徳田眞三氏・土佐三郎氏 師範 天理大学柔道部の指導体制に名を連ねる。

この表は公表されている監督交代の節目と現在の役職を整理したものだ。全歴代監督の完全な連続名簿ではないが、2013年の体制変更から2026年の新体制までの流れを把握できる。

注目したいのは、穴井氏が退任後も師範として名を連ねていることだ。山本監督への交代によって指導者が完全に入れ替わったわけではなく、経験を持つ指導者が組織に残る形となっている。

また、天理大学柔道部には正木嘉美氏、徳田眞三氏、土佐三郎氏、穴井隆将氏らが師範として掲載されている。新監督の山本氏を中心に、過去の指導経験を持つ人物が支える構成だ。

【男子・女子の部員構成】2026年の注目選手と現在のメンバー

天理柔道会が公開している2026年度の天理大学部員名簿には、男子と女子の両方の選手が学年別に掲載されている。

掲載されている学生名を数えると、男子は88人、女子は12人。合計100人の部員構成となる。全国大会で活躍する選手だけでなく、1年生から4年生まで幅広い学年の選手が在籍している。

男子部は4学年にわたる大規模な選手層

男子部には、2026年の全日本学生柔道体重別選手権大会で活躍した選手が多数所属する。

  • 4年生:山村洸斗、足立悠晟、顕徳海利、小幡礼希ら。
  • 3年生:福田大和、横井蓮、古賀崇也ら。
  • 2年生:平野匠啓、吉岡稟太朗、瀬川賢豪ら。
  • 1年生:橋間心暖ら。

この学年構成で注目したいのは、2026年の主要大会で優勝した選手が4年生だけに集中していない点だ。

福田は3年生、平野は2年生。さらに1年生の橋間も60kg級で3位に入っている。主力選手の卒業後も競争力を維持できる可能性を示す顔ぶれだ。

女子部は独立した監督体制で活動

女子部の公開名簿には12人が掲載されており、各学年3人ずつの構成となっている。

2026年度の学年別メンバーは次のとおりだ。

  • 4年生:辻岡美希、河合瑞葉、佐藤杏
  • 3年生:江島未結、山下楓夏、松井優希
  • 2年生:泉谷美心、テリオエリース・春乃、山下梨花
  • 1年生:初世姫愛、下林真央、立花心優

女子部の監督は養父直人氏。男子部の山本監督とは別の指導体制が設けられている。

男女共通の師範として穴井隆将氏らが名を連ねていることも特徴だ。男子と女子で監督は異なるものの、天理柔道の伝統を共有する指導環境が整えられている。

2026年に注目したい選手5人

現在の実績と今後の競技力を考えるうえで、とくに注目したいのは次の選手たちだ。

福田大和:60kg級の学生王者。寝技に加えて立ち技も強化し、国際大会でも優勝を経験。個人戦でのさらなる飛躍が期待される。

山村洸斗:90kg級の2連覇を達成した4年生。主将としての役割も担い、試合結果だけでなくチームをまとめる存在としても注目される。

平野匠啓:100kg級の学生王者。2年生という若さで全国タイトルを獲得し、内股を武器に活躍する。

足立悠晟:60kg級準優勝。福田との決勝は同じ大学の選手同士による対決となり、天理大学の軽量級の層の厚さを印象づけた。

橋間心暖:1年生ながら60kg級3位に入賞。今後の大学柔道を担う若手として注目される。

このほか、100kg級準優勝の吉岡稟太朗、同級3位の古賀崇也、100kg超級3位の瀬川賢豪も2026年の大会で結果を残した選手だ。

【天理柔道の強さと評判】創部1925年から受け継ぐ一本へのこだわり

天理大学柔道部の強さを理解するには、単純な優勝回数だけでなく、長年にわたって受け継がれてきた「天理柔道」の考え方を知る必要がある。

創部1925年、100年以上続く柔道の伝統

天理大学柔道部は1925年(大正14年)に発足した。2026年には創部から101年を迎える歴史ある部である。

天理大学の公式クラブ紹介では、一本を取る柔道である「天理柔道」を受け継ぎ、継承していくことを伝統として掲げている。

この考え方について、穴井隆将氏は2024年の南都経済研究所のインタビューで、自身が考える天理柔道を次のように説明している。

「執念のある一本を取りに行く柔道」

穴井氏は、天理柔道の背景には正しく組んで正々堂々と戦う姿勢があり、単に一本を取る技術だけではなく、勝利への執念や正々堂々とした試合態度が重要だと語っている。

つまり、天理柔道は特定の技だけを指す言葉ではない。組み手、攻撃姿勢、技術の精度、勝負に対する姿勢まで含めた競技哲学として受け継がれている。

全国大会で積み重ねた実績

天理大学柔道部は、長年にわたり大学柔道の主要大会で結果を残してきた。

2024年7月の南都経済研究所の紹介資料では、男子の全日本学生柔道優勝大会での優勝回数は11回、全日本学生柔道体重別団体優勝大会では優勝1回と整理されている。後者の優勝は2022年で、穴井監督時代の大きな成果となった。

また、柔道専門メディアeJudoが2026年8月18日に更新した全日本学生柔道優勝大会の歴代入賞回数ランキングでは、天理大学男子は54回で全国2位となっている。この数字は5位以上の入賞を数えたものだ。

一度の優勝だけではなく、長期にわたって全国上位に入り続けている点が、天理大学柔道部の評価を支える根拠となっている。

強さを判断する3つのポイント

天理大学柔道部の実力を評価する場合、次の3点を分けて見ると実態が分かりやすい。

  • 個人の競技力:2026年の全日本学生体重別で3階級優勝、9個のメダルを獲得したこと。
  • 団体としての競争力:2026年10月の全日本学生体重別団体優勝大会で男子3位に入賞したこと。
  • 長期的な実績:全日本学生柔道優勝大会の男子入賞回数が全国2位であること。

この3つを合わせると、天理大学は個人戦で強い選手を輩出するだけでなく、全国大会で安定して上位を争ってきた伝統校であることが分かる。

一方で、2026年は団体日本一に届いていない。個人のタイトルを団体優勝につなげられるかどうかが、山本新監督体制の実力を測る判断材料になる。

【練習環境・活動内容】天理大学体育学部武道館での稽古

天理大学柔道部の活動拠点は、天理大学体育学部武道館だ。大学公式の男子柔道部紹介では、練習場所と活動日が明記されている。

練習場所と活動日
  • 練習場所:天理大学体育学部武道館
  • 練習日:月曜日~土曜日
  • 活動の目標:全国大会での優勝

月曜日から土曜日までの週6日が活動日として紹介されている。日曜日を除く継続的な稽古を通して、選手それぞれが技術を磨く環境だ。

なお、公式のクラブ紹介で確認できるのは練習場所と曜日であり、毎日の開始時刻や終了時刻、一般見学の可否などは別途確認が必要となる。

武道館と指導体制が支える競技力

天理大学柔道部の特徴は、競技施設だけでなく、経験豊富な指導者が複数在籍していることにもある。

2026年の公開名簿では、男子監督の山本悠司氏を中心に、正木嘉美氏、徳田眞三氏、土佐三郎氏、穴井隆将氏らが師範として掲載されている。

メディカルコーチの神谷宣広氏や男子コーチの小川晟矢氏も名を連ねる。競技技術だけでなく、選手のコンディション管理や日々の指導を支える体制が組まれている。

また、天理大学体育学部には柔道を専門分野とする教員が在籍し、山本監督自身も体育学部講師として柔道史や柔道の実技に関係する科目を担当している。

競技力向上と大学での学びを並行できる環境は、大学スポーツとしての天理大学柔道部を理解するうえで要点だ。

【天理大学柔道部に関するよくある質問(FAQ)】

Q1:2026年の天理大学柔道部の監督は誰ですか?

A1:男子監督は山本悠司氏です。2026年4月1日に就任しました。前監督の穴井隆将氏は退任後も師範として指導に携わっています。女子監督は養父直人氏です。

Q2:穴井隆将氏が監督を退任した理由は何ですか?

A2:2025年10月19日に退任を表明し、12年間の監督生活に満足していること、後任を任せられる人材が育ったことなどを説明しました。退任後は師範として中学・高校・大学の指導を継続しています。

Q3:2026年の全日本学生柔道体重別選手権大会で優勝した選手は誰ですか?

A3:男子60kg級の福田大和、90kg級の山村洸斗、100kg級の平野匠啓です。天理大学は3階級制覇を達成し、合計9個のメダルを獲得しました。

Q4:天理大学柔道部の男子と女子の部員数は何人ですか?

A4:2026年度の天理柔道会公開名簿では、男子88人、女子12人が学年別に掲載されています。掲載人数を合計すると100人です。

Q5:天理大学柔道部の練習場所と練習日は?

A5:大学公式の男子部紹介によると、練習場所は天理大学体育学部武道館で、活動日は月曜日から土曜日です。詳細な時間については個別の確認が必要です。

Q6:天理柔道とはどのような柔道ですか?

A6:正しく組み、正々堂々と戦い、一本を取りにいく姿勢を大切にする柔道です。穴井隆将氏は2024年のインタビューで「執念のある一本を取りに行く柔道」と説明しています。

2026年の天理大学柔道部は、指導体制と競技成績の両面で大きな節目を迎えている。

穴井隆将氏が12年間の監督生活を終え、2026年4月から山本悠司氏が男子監督に就任した。穴井氏も師範として残り、伝統を受け継ぎながら新しい指導体制がスタートしている。

競技面では、福田大和、山村洸斗、平野匠啓の3選手が全日本学生柔道体重別選手権大会で優勝し、9個のメダルを獲得した。男子88人、女子12人という公開名簿の選手層も、今後のチームづくりを考えるうえで注目に値する。

一方、2026年の団体戦では全国優勝に届いておらず、個人タイトルをチーム全体の勝利に結びつけることが次の課題だ。

天理大学柔道部の本当の強さは、過去の優勝回数だけでは測れない。1925年から続く天理柔道の精神を、現在の選手がどのように体現し、次の世代へ引き継いでいくかにある。

2027年以降、山本新監督のもとで個人の実績と団体戦の結果がどのように結びつくのか。伝統校・天理大学柔道部の新たな挑戦から目が離せない。

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デジタルマーケター 八代 美咲
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