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メジャーのホームラン記録2026最新!通算762本とシーズン最多73本の歴代記録を徹底解説

桜庭 準 桜庭 準 • 更新: • 公開: • 読了約 18 分
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メジャーリーグ(MLB)のホームラン記録には、100年以上にわたる野球の歴史と、時代を代表する強打者たちの足跡が刻まれている。通算本塁打の歴代1位はバリー・ボンズの762本、シーズン最多記録もボンズが2001年に打ち立てた73本だ。そして2026年シーズンには、ピート・クロウ=アームストロングとカイル・シュワーバーが、ともに45本塁打を記録してシーズン最多に並んだ。

一方、2025年にはカル・ローリーが捕手として異例の60本塁打を放ち、歴代シーズン記録の上位に食い込んだ。通算記録と年間記録では評価の基準が異なり、球場の特性、試合数、選手の役割、時代ごとの投手力も数字に影響する。2026年11月時点の最新データを踏まえ、歴代ランキングから記録の背景、現役選手の実績まで整理する。

【2026年最新】MLBのホームラン記録は誰が持っている?

ホームラン記録メジャー

2026年11月現在、MLBのホームラン記録を語るうえで押さえておきたいのは、通算本塁打とシーズン本塁打という2つの異なる記録だ。

通算記録は選手がメジャーリーグで積み重ねた本塁打の総数を競うもの。長期間にわたって高い打撃力を維持する能力が求められる。一方、シーズン記録は1年間のレギュラーシーズンで放った本塁打数を比較するもので、短期間に突出した長打力を発揮できるかが問われる。

2026年のシーズン最多は、シカゴ・カブスのピート・クロウ=アームストロングとフィラデルフィア・フィリーズのカイル・シュワーバー。両者は45本で並んだ。MLB公式のシーズン最終成績でも、この2人がメジャー全体のトップとして掲載されている。

3位はボルティモア・オリオールズのピート・アロンソで43本。4位にはヨルダン・アルバレスとジュニア・カミネロが42本で並んだ。2026年の本塁打王争いは、45本という数字を頂点に、実力者たちが僅差で続く展開となった。

なお、ここで扱う本塁打数はレギュラーシーズンの公式記録であり、ポストシーズンの本塁打とは区別する必要がある。

【通算本塁打ランキング】メジャー歴代トップ10を徹底比較

MLB通算本塁打ランキングの頂点に立つのは、バリー・ボンズの762本だ。2位のハンク・アーロンとは7本差、3位のベーブ・ルースとは48本差がある。

MLB公式の通算成績に基づく歴代上位10人は次のとおりだ。

順位 選手 通算本塁打 主な時代
1位バリー・ボンズ762本1986~2007年
2位ハンク・アーロン755本1954~1976年
3位ベーブ・ルース714本1914~1935年
4位アルバート・プホルス703本2001~2022年
5位アレックス・ロドリゲス696本1994~2016年
6位ウィリー・メイズ660本1951~1973年
7位ケン・グリフィー・ジュニア630本1989~2010年
8位ジム・トーミ612本1991~2012年
9位サミー・ソーサ609本1989~2007年
10位フランク・ロビンソン586本1956~1976年

※レギュラーシーズンの通算成績。

1位バリー・ボンズ:762本という歴代最高記録

バリー・ボンズは1986年にピッツバーグ・パイレーツでメジャーデビューし、その後サンフランシスコ・ジャイアンツでも活躍した左打者だ。

通算762本という数字は、22シーズンにわたるキャリアの集大成である。さらにボンズは盗塁514個も記録しており、単なる長距離打者ではなく、走攻両面で突出した能力を備えていた。

2007年8月7日には、ハンク・アーロンの755本を超える通算756号を放った。その後762本まで記録を伸ばし、引退後も歴代1位の座を維持している。

2位ハンク・アーロン:755本を積み上げた長期安定型

ハンク・アーロンは1954年にメジャーデビューし、1976年までプレーした。

23シーズンにわたって活躍し、755本塁打を記録。通算3,298試合に出場し、打点も2,297を数えた。

特筆すべきなのは、長いキャリアを通じて安定した成績を残した点だ。単年の爆発力だけではなく、毎年コンスタントに本塁打を積み重ねることが、通算記録の高さにつながった。

3位ベーブ・ルース:714本で野球の歴史を変えた男

ベーブ・ルースは、メジャーリーグにおける長距離打者の象徴的存在だ。

1914年にデビューし、1920年代のニューヨーク・ヤンキースで圧倒的な打撃力を発揮した。通算714本という記録は、1935年に現役生活を終えた後も長く破られなかった。

現在の打撃環境とは異なる時代に714本を積み上げたことを考えると、その歴史的価値は非常に大きい。

4位以下にも伝説的なスラッガーが並ぶ

4位のアルバート・プホルスは703本、5位のアレックス・ロドリゲスは696本。いずれも700本前後に到達した歴史的打者だ。

ウィリー・メイズ、ケン・グリフィー・ジュニア、ジム・トーミも、それぞれ異なる時代を代表する強打者として名を残している。

また、9位のサミー・ソーサはシーズン最多本塁打争いでも歴史に名を刻んだ選手だ。通算609本と単年66本という2つの実績を持つ点も注目したい。

【シーズン最多本塁打】歴代記録はバリー・ボンズの73本

MLBシーズン最多本塁打記録は、バリー・ボンズが2001年に打ち立てた73本だ。

この数字は、2位のマーク・マグワイアが1998年に記録した70本を3本上回る。3位には同じ1998年に66本を放ったサミー・ソーサが入る。

シーズン最多記録の歴史を振り返ると、1990年代後半から2000年代初頭、そして2020年代にかけて、時代を代表する強打者たちが記録を塗り替えようとしてきたことが分かる。

メジャー歴代シーズン最多本塁打の主な記録

- 1位:バリー・ボンズ 73本(2001年)
- 2位:マーク・マグワイア 70本(1998年)
- 3位:サミー・ソーサ 66本(1998年)
- 4位:マーク・マグワイア 65本(1999年)
- 5位:サミー・ソーサ 64本(2001年)
- 6位:サミー・ソーサ 63本(1999年)
- 7位:アーロン・ジャッジ 62本(2022年)
- 8位:ロジャー・マリス 61本(1961年)
- 9位タイ:カル・ローリー 60本(2025年)
- 9位タイ:ベーブ・ルース 60本(1927年)

2001年、ボンズが73本を打った歴史的シーズン

ボンズの2001年は、MLBの歴史でも際立ったシーズンだった。

サンフランシスコ・ジャイアンツでプレーしたボンズは、レギュラーシーズン664打席で73本塁打を記録。長打率は.863に達した。

注目すべきは、本塁打だけではない。四球も232個を記録し、投手から極端に警戒されながら圧倒的な打撃成績を残した。

本塁打を量産するだけでなく、勝負を避けられても出塁する能力を備えていたことが、2001年のボンズを特別な存在にしている。

1998年のマグワイアとソーサの本塁打競争

1998年はMLBのホームラン史を語るうえで欠かせない年だ。

セントルイス・カージナルスのマーク・マグワイアが70本、シカゴ・カブスのサミー・ソーサが66本を記録した。

当時の2人の本塁打争いは全米の注目を集め、長打力を前面に押し出したMLBの象徴的な出来事となった。

マグワイアは1999年にも65本を記録。ソーサも1999年に63本、2001年に64本を放っている。

1998年だけの一発勝負ではなく、複数年にわたって高い水準の本塁打数を残した点が、この2人の実績の特徴だ。

【2026年最新比較】45本で並んだクロウ=アームストロングとシュワーバー

2026年の本塁打王争いで最も興味深いのは、ピート・クロウ=アームストロングとカイル・シュワーバーが同じ45本に到達したことだ。

同じ本塁打数でも、2人の打撃スタイルと選手としての役割は大きく異なる。

ピート・クロウ=アームストロング:長打力と走力を兼ね備えた外野手

クロウ=アームストロングはシカゴ・カブスの外野手で、2026年は162試合に出場した。

最終成績は45本塁打、107打点、41盗塁、打率.280、OPS.942。長打力だけでなく、走力でもリーグを代表する数字を残した。

特に41盗塁は、45本塁打と組み合わせることで彼の総合的な能力を際立たせている。

外野守備でも存在感を発揮し、2026年はナ・リーグの本塁打王争いに加えて、オールラウンドな活躍で高い評価を受けた。

カイル・シュワーバー:本塁打に特化した左の強打者

一方、フィリーズのカイル・シュワーバーは、長打力を最大の武器とする打者だ。

2026年は156試合に出場して45本塁打、97打点を記録。打率は.232、OPSは.857だった。

クロウ=アームストロングと比べると打率や盗塁数では差があるものの、581打数で45本という本塁打の生産ペースは非常に高い。

単純に本塁打数だけでなく、打数に対する本塁打の割合を見ても、シュワーバーは長距離砲としての特徴を明確に示している。

2人の2026年成績を比較

- クロウ=アームストロング:45本塁打、107打点、41盗塁、打率.280
- シュワーバー:45本塁打、97打点、3盗塁、打率.232

両者の共通点は、年間45本という高い本塁打数を残したことだ。一方、クロウ=アームストロングは走攻守を組み合わせた総合型、シュワーバーは一振りで試合の流れを変える長距離砲という違いがある。

また、MLB公式の2026年シーズン総括によると、クロウ=アームストロングは2002年のサミー・ソーサ以来、カブスの選手としてリーグの本塁打王を単独または同率で獲得した選手となった。シュワーバーは前年の自己最多56本に続き、45本を記録している。

【2025年・2022年の注目記録】カル・ローリー60本とジャッジ62本の価値

2026年の45本という数字を歴代記録の中で評価するには、直近数年のシーズン記録も確認しておきたい。

カル・ローリー:2025年に捕手として歴史的な60本塁打

2025年にMLBの本塁打王となったのは、シアトル・マリナーズのカル・ローリーだった。

ローリーは159試合に出場し、60本塁打、125打点を記録。打率.247ながら長打率.589、OPS.948という圧倒的な長打成績を残した。

この60本は単なる個人記録にとどまらない。MLB公式プロフィールによると、捕手として記録した本塁打数の新記録であり、スイッチヒッターとしても歴代最多となった。

加えて、マリナーズの球団シーズン最多本塁打記録も更新。従来の球団記録はケン・グリフィー・ジュニアが1997年と1998年に記録した56本だった。

ここで押さえておきたいのは、ローリーの60本すべてが捕手として打った本塁打ではない点だ。捕手として出場中に放った本塁打は49本で、これも従来の記録を更新する数字となった。

捕手は投手との連携や守備負担が大きいポジションだ。その役割を担いながら60本に到達したことは、2025年のMLBを象徴する出来事だった。

アーロン・ジャッジ:2022年の62本でア・リーグ記録を更新

ニューヨーク・ヤンキースのアーロン・ジャッジは、2022年に62本塁打を記録した。

この数字はアメリカン・リーグのシーズン最多記録を更新するものだった。

それまでア・リーグ記録を保持していたのは、1961年に61本を放ったロジャー・マリス。ジャッジは2022年10月4日に62号を放ち、その記録を塗り替えた。

ただし、MLB全体の歴代最多は73本のボンズであり、ジャッジの62本はメジャー全体の単独1位ではない。

この区別は重要だ。MLB全体の記録と、アメリカン・リーグ限定の記録は同じものではない。ジャッジの62本は、ア・リーグの歴史における大記録として評価されている。

【プロの結論】メジャーのホームラン記録を正しく評価する3つの視点

MLBの本塁打記録は、数字だけを比較しても十分に理解できない。記録を正確に読み解くには、次の3つの視点が欠かせない。

1. 通算本塁打とシーズン本塁打を混同しない

通算762本のボンズと、単年73本のボンズは、同じ選手による記録でも評価の意味が違う。

通算記録では、長いキャリアを通じて故障や不調を乗り越え、どれだけ長く高い水準を維持できたかが重要になる。

シーズン記録では、特定の1年間における打撃の集中力と生産性が問われる。

したがって、通算本塁打ランキングとシーズン最多ランキングは別々に確認するのが正しい。

2. 時代や試合数の違いを考慮する

ベーブ・ルースの60本は1927年、ロジャー・マリスの61本は1961年の記録だ。

当時と現在では、試合数、投手の起用方法、トレーニング、用具、打撃理論などが異なる。

同じ60本であっても、達成した時代によって背景は違う。歴代ランキングを読む際には、本塁打数だけでなく、その記録が生まれた環境も確認したい。

3. 公式記録と選手への評価を分ける

バリー・ボンズの762本と73本は、現在もMLBの公式統計に残る記録だ。

一方で、ボンズのキャリアには薬物使用疑惑をめぐる議論が存在し、歴代最高記録の評価については今も意見が分かれる。

ここで大切なのは、公式統計としての記録と、その記録をどう評価するかは別の問題だということだ。

記録を紹介する際には、公式記録を正確に示し、その背景にある議論も区別して理解する必要がある。

プロの視点で特に注目したいのは、2026年のクロウ=アームストロングだ。 45本塁打に加えて41盗塁を達成したことは、長距離打者としての成長だけではなく、総合的な野球選手としての進化を示している。単純な本塁打ランキングでは見えない価値が、こうした複合的な数字には表れている。

【ホームラン記録メジャー】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:メジャーリーグで通算ホームランが最も多い選手は誰?
A1:バリー・ボンズです。1986年から2007年までのキャリアで762本を記録し、MLB歴代1位を保持しています。2位はハンク・アーロンの755本、3位はベーブ・ルースの714本です。

Q2:メジャーリーグのシーズン最多ホームラン記録は何本?
A2:バリー・ボンズが2001年に記録した73本です。2位はマーク・マグワイアの70本(1998年)、3位はサミー・ソーサの66本(1998年)です。

Q3:2026年のMLB本塁打王は誰?
A3:ピート・クロウ=アームストロングとカイル・シュワーバーです。両者は2026年のレギュラーシーズンで45本を記録し、メジャー全体の最多本塁打で並びました。

Q4:カル・ローリーは2025年に何本ホームランを打った?
A4:60本です。2025年のMLB本塁打王となり、捕手としてのシーズン最多記録も更新しました。捕手として出場中に放った本塁打は49本です。

Q5:アーロン・ジャッジの62本はMLB歴代最多記録?
A5:MLB全体の歴代最多ではありません。2022年の62本はアメリカン・リーグのシーズン最多記録です。MLB全体の記録はバリー・ボンズの73本です。

2026年11月現在、メジャーリーグの通算本塁打記録はバリー・ボンズの762本、シーズン最多本塁打記録は同じくボンズの73本だ。

ハンク・アーロンの755本、ベーブ・ルースの714本という歴史的な数字に加え、マーク・マグワイアやサミー・ソーサによる1998年前後の記録更新、アーロン・ジャッジの62本、カル・ローリーの60本もMLBの本塁打史を彩っている。

そして2026年は、ピート・クロウ=アームストロングとカイル・シュワーバーが45本で並び、新たなシーズン記録の主役となった。

今後、ボンズの73本を超える選手が現れるのか、通算762本に迫る新世代の強打者が登場するのか。MLBのホームラン記録は、過去の偉大な選手たちの実績を振り返るだけでなく、これからの野球史を占う指標でもある。

本塁打数を比較するときは、通算とシーズン、リーグ別とMLB全体、そして選手の守備位置や時代背景を区別すること。それが歴代記録を正しく楽しむための判断基準となる。

主なデータ出典:MLB公式選手プロフィール・2026年レギュラーシーズン最終成績、MLB公式オールタイム打撃成績、Baseball-Referenceの歴代記録。

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