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ミライトワとソメイティの違いは?名前の由来・誕生秘話と2026年最新活動を徹底解説

木原田 七海 木原田 七海 • 更新: • 公開: • 読了約 21 分
目次

ミライトワとソメイティは、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の公式マスコットです。青と白の市松模様が印象的なミライトワはオリンピック、桜をモチーフにしたピンク色のソメイティはパラリンピックを象徴しています。どちらも福岡県出身のキャラクターデザイナー・谷口亮氏が手がけ、2018年には大会史上初となる全国の小学生による投票で選ばれました。

2026年は東京2020大会から5周年を迎え、日本オリンピック委員会(JOC)の「オリンピックデーウィーク2026 in JOM」や東京都の記念事業、パラスポーツイベントなどで二人が再び活躍しています。名前の意味、性格やデザインの違い、誕生までの経緯、公式グッズ、そして2026年11月現在の活動を整理すると、二人が大会終了後も愛され続ける理由が見えてきます。

【まず知っておきたい】ミライトワとソメイティは東京2020大会の公式マスコット

ミライトワとソメイティ

ミライトワとソメイティは、2018年に正式発表された東京2020大会の公式マスコットです。二人は同じ大会のマスコットでありながら、それぞれ異なる大会の理念や魅力を表現しています。

ミライトワはオリンピックの象徴

ミライトワ(MIRAITOWA)は、東京2020オリンピックの公式マスコットです。青と白を基調とした姿で、頭部や胴体には大会エンブレムにも使われた藍色の市松模様が配置されています。

キャラクターのコンセプトは「温故知新」。日本の伝統を大切にしながら、最先端の情報や新しい技術にも精通する存在として設定されています。

正義感が強く、運動神経も抜群。どんな場所にも瞬間移動できるという特技を持っています。伝統と革新を組み合わせたデザインは、東京という都市が持つ文化的な魅力と未来志向を表現しています。

ソメイティはパラリンピックの象徴

ソメイティ(SOMEITY)は、東京2020パラリンピックの公式マスコットです。ピンクと白を基調とし、顔の両側に桜の花をイメージした触角を持っています。

性格はクールで、普段は物静か。しかし、いざというときには誰よりもパワフルな力を発揮します。

桜の触角でテレパシーを送受信でき、市松模様のマントで空を飛ぶことも可能です。加えて、石や風と話したり、見るだけで物を動かしたりする超能力も持っています。

こうした設定には、パラリンピックアスリートの持つ強さ、可能性、そして自然を愛する優しさが反映されています。

【徹底比較】ミライトワとソメイティの違い・名前の由来・性格

二人の違いを理解する要点は、担当する大会、デザインのモチーフ、性格、名前に込められた意味の4つです。

ミライトワの名前の由来は「未来」と「永遠」

ミライトワという名前は、日本語の「未来」と「永遠(とわ)」を組み合わせた造語です。

そこには、東京2020大会を通じて、世界の人々の心に希望に満ちた未来を永遠に輝かせたいという願いが込められています。

名前の響きだけでなく、伝統を受け継ぎながら未来へ進むというキャラクターのコンセプトとも一致しています。

ソメイティの名前の由来は「ソメイヨシノ」と「so mighty」

ソメイティは、日本を代表する桜の品種「ソメイヨシノ」と、英語で「非常に力強い」を意味する「so mighty」を組み合わせて生まれた名前です。

桜は日本文化を象徴する花であり、ソメイティのピンク色の外見にも直接つながっています。一方、「so mighty」は、パラリンピックアスリートが持つ力強さや可能性を表現しています。

日本らしい美しさと、世界に向けた力強いメッセージを一つの名前に込めた点が特徴です。

二人の違いが一目で分かるプロフィール比較表
比較項目 ミライトワ ソメイティ
担当大会 東京2020オリンピック 東京2020パラリンピック
英語表記 MIRAITOWA SOMEITY
イメージカラー 青・白 ピンク・白
デザインの特徴 藍色の市松模様、近未来的な姿 桜の触角、市松模様のマント
名前の由来 未来+永遠(とわ) ソメイヨシノ+so mighty
性格 正義感が強く、運動神経抜群 クールで物静か、いざというときに力強い
主な能力 瞬間移動 テレパシー、飛行、念力など
象徴する価値 伝統と革新、未来への希望 パラアスリートの強さ、日本の桜、自然への優しさ
デザイナー 谷口亮氏 谷口亮氏

この比較から分かるのは、ミライトワが「伝統と未来への挑戦」を、ソメイティが「自然の美しさと内面の強さ」を中心に設計されていることです。

二人は単なる色違いのキャラクターではありません。それぞれがオリンピックとパラリンピックの異なる価値を表現しながら、一つの大会を構成するパートナーになっています。

【誕生秘話】谷口亮氏のデザインと小学生投票で選ばれた理由

デザイナーは福岡県出身の谷口亮氏

ミライトワとソメイティをデザインしたのは、福岡県出身のキャラクターデザイナー・イラストレーター、谷口亮(たにぐち・りょう)氏です。

谷口氏は1997年にアメリカのカブリロ・カレッジを卒業した後、オリジナルキャラクターの制作を開始。キャラクターグッズの販売などを通じて活動を広げ、企業向け教材のキャラクターやイベント用キャラクターなども手がけてきました。

東京2020大会のマスコット公募に挑戦したのも、そうしたキャラクターデザインの仕事の延長線上にあったものです。

市松模様は侍の兜から着想したデザイン

ミライトワのデザインで特に印象的なのが、青と白の市松模様です。この模様は東京2020大会のエンブレムとの統一感を生み出すだけでなく、日本の伝統文化と近未来的なイメージを結び付ける役割を担っています。

2026年6月21日に日本オリンピックミュージアムで開催されたJOCのトークショーで、谷口氏はデザインの発想について語りました。

「スポーツらしくかっこよく」

谷口氏によると、侍や忍者を連想させる日本らしさを取り入れようと考え、侍の兜の装飾から市松模様のアイデアを発展させたといいます。

一方、ソメイティについては、自然と都会の調和から桜を着想。パラリンピックを象徴する力強さを表現するため、ピンク色や力強いポーズを採用しました。また、デザインには性別を設定しないという条件があり、特定の性別を強調しない造形が選ばれています。

大会史上初の小学生投票で決定

東京2020大会のマスコット選考は、従来の大会とは異なる画期的な方法で行われました。それが、全国の小学生による投票です。

東京都の公式FAQによると、2017年8月にデザイン公募が実施され、応募総数は2,042件。審査会などによる選考を経て、最終候補3案が選ばれました。

その後、小学校などの学級単位で投票が行われ、2018年2月28日に採用デザインが発表されました。

投票規模は非常に大きく、全国の小学校など16,769校、205,755学級が参加。採用されたデザインは109,041票を獲得しました。

つまり、ミライトワとソメイティは専門家だけで選ばれたキャラクターではありません。大会に参加する未来の世代である子どもたち自身が選んだ存在なのです。

誕生から正式デビューまでの年表
  • 2017年8月:東京2020大会マスコットのデザイン公募を実施。
  • 2017年12月:最終候補となる3案を発表。
  • 2018年2月28日:小学生投票の結果、谷口亮氏のデザインが採用される。
  • 2018年7月22日:ミライトワとソメイティの名前を正式発表。東京・日比谷でデビューイベントを開催。
  • 2018年9月以降:学校でのイラスト活用やマスコット派遣などを展開。
  • 2021年:新型コロナウイルス感染症の影響で延期された東京2020大会が開催される。
  • 2026年:大会5周年記念事業やJOC関連イベントなどで活動を継続。

名前が発表された2018年7月22日には、関連グッズの販売も始まりました。キャラクターのデザイン決定から名前の発表まで段階を踏んだことで、二人の存在が全国に広がっていきました。

【2026年最新】ミライトワとソメイティの現在の活動を徹底追跡

東京2020大会が終了した現在も、ミライトワとソメイティはスポーツ振興や大会レガシーの継承を目的としたイベントに登場しています。

特に2026年は大会開催から5周年という節目にあたり、東京都やJOCによる関連企画が相次いでいます。

JOC「オリンピックデーウィーク2026 in JOM」に登場

2026年6月16日から23日にかけて、日本オリンピックミュージアム(JOM)では「オリンピックデーウィーク2026 in JOM」が開催されました。

その中心企画の一つが、6月21日のオリンピックデーセレブレーションで実施された東京2020大会5周年記念トークショーです。

「ミラソメ誕生とその活躍」と題された企画には、デザイナーの谷口亮氏が登壇。司会は日本オリンピックミュージアム副館長の小谷実可子氏が務めました。

イベントではミライトワとソメイティも登場し、米津玄師氏が作詞・作曲した「パプリカ」に合わせてダンスを披露。会場から大きな拍手と歓声が送られました。

加えて、谷口氏から日本オリンピックミュージアムへミライトワ・ソメイティの博多人形が寄贈されました。単なるイベント出演にとどまらず、二人の誕生に関わったデザイナー自身が大会の記憶を後世に残す取り組みとなりました。

東京2020大会5周年記念イベントにも参加

東京都は2026年7月25日、東京ミッドタウンで東京2020オリンピック・パラリンピック5周年記念イベントを開催しました。

会場では競技体験、アスリートトークショー、デジタルコンテンツ体験、アーカイブ展示などが行われ、ミライトワとソメイティも参加しました。

具体的には、オープニング後のハイタッチ会やグリーティング、撮影会などが実施され、来場者と直接触れ合う機会が設けられました。

また、8月30日には東京2020パラリンピック5周年記念スペシャルステージにも登場する企画が組まれました。パラリンピックの記憶を振り返る場でも、二人は大会を象徴する存在として扱われています。

2026年秋はパラスポーツイベントでも活躍

2026年10月31日と11月1日には、東京都のパラスポーツイベント「BEYOND STADIUM 2026」が東京体育館で開催されました。

東京2020パラリンピック開催5周年を記念したこのイベントでは、パラスポーツの要素を取り入れた運動会や競技体験、アスリートによるステージ企画などを実施。ミライトワとソメイティも登場し、会場を盛り上げました。

また、JOCが開催した「2026オリンピックデーラン女川大会」についても、事前の公式告知で二人の応援参加が発表されていました。大会は10月25日に宮城県の女川スタジアムで開催され、ジョギングやウォーキング、オリンピアンとの交流などが行われる企画でした。

加えて、長野市は11月3日の「2026オリンピックデーラン長野大会」にミライトワとソメイティが応援に来ると事前告知しています。

東京都庁では東京2020のアーカイブ展示も継続

イベント会場以外でも、東京2020大会の記憶に触れられる場所があります。

東京都は2026年、都庁第一本庁舎2階北側展示エリアに東京2020大会のアーカイブ資産やデジタル体験コンテンツを設置しています。会場ではミライトワとソメイティが来場者を迎えるフォトスポットも用意されています。

聖火トーチを使った点火体験や、競技用備品に触れる展示などもあり、マスコットと大会の歴史を一緒に振り返ることができます。入場料は無料です。

2026年11月4日時点で確認できる活動を整理すると、二人は大会終了後に完全に姿を消したのではなく、スポーツ振興やパラスポーツの普及、東京2020大会のレガシー継承という役割で活動の場を広げています。

【公式グッズ】ミライトワとソメイティのぬいぐるみ・フィギュアは現在も買える?

東京2020大会では、ミライトワとソメイティをモチーフにした公式ライセンス商品が多数展開されました。

代表的なものは、ぬいぐるみ、ポージングぬいぐるみ、マスコットバッジ、フィギュア、プラモデルなどです。

代表的な東京2020公式ライセンス商品
  • ミライトワのSSぬいぐるみ:セガ フェイブから2018年7月24日に発売。発売当時の希望小売価格は1,320円(税込)。
  • ソメイティのポージングぬいぐるみ:2019年7月11日発売。手足を動かして好きなポーズを取らせられる商品。
  • ミライトワ・ソメイティのフルアクションプラモデル:2020年にバンダイスピリッツから公式ライセンス商品として展開。
  • ぬいぐるみバッジ:バッグや衣類に取り付けて楽しめる小型グッズ。

これらは大会当時の公式ライセンス商品の代表例です。発売当時の価格や商品仕様は、現在の販売価格や在庫状況を示すものではありません。

2026年現在の購入方法と注意点

2026年11月現在、当時の公式グッズについては、過去の商品情報や販売店のアーカイブが確認できます。ただし、当時の公式販売が現在も同じ形で継続しているわけではなく、新品の在庫状況は商品や販売店によって異なります。

購入を検討する場合は、次のポイントを確認すると安心です。

  • 商品パッケージに東京2020公式ライセンス商品であることを示す表示があるか。
  • 製造元や発売元が明記されているか。
  • ぬいぐるみの場合、タグや付属品が残っているか。
  • 中古品の場合、汚れ、変色、破損、保管状態が説明されているか。
  • 新品と表示されていても、長期保管品である可能性を考慮すること。

特にフリマアプリや中古ホビーショップでは、正規品と非公式の模造品が同じような商品名で出品される場合があります。価格だけで判断せず、写真や商品説明を確認することが大切です。

また、オリンピック・パラリンピック関連のマークや知的財産には使用上のルールがあります。東京都の公式FAQでも、関連マークの無断使用は認められておらず、所定の許可が必要と説明されています。公式グッズを購入することと、ロゴやキャラクターを自由に商用利用できることは別の問題です。

【よくある誤解】ミライトワとソメイティについて知っておきたい事実

誤解1:東京2020大会は2020年に開催された?

大会の名称は東京2020ですが、新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大によって延期され、実際の開催は2021年でした。

オリンピックは2021年7月23日から8月8日、パラリンピックは同年8月24日から9月5日まで開催されています。名称が東京2020のままなのは、延期後も大会の公式名称が維持されたためです。

誤解2:ソメイティは女の子、ミライトワは男の子?

二人のデザインには性別を設定しないという条件がありました。谷口氏も2026年のJOCトークショーで、その制作上の条件について説明しています。

そのため、外見や性格のイメージだけで男の子・女の子と決めつけるのは適切ではありません。

誤解3:大会終了後に二人の活動は終わった?

東京2020大会の公式マスコットとしての大会期間は終了していますが、二人の出演機会がなくなったわけではありません。

2026年にはJOCのイベント、東京都の5周年記念事業、BEYOND STADIUMなどで登場しています。大会の思い出を伝えるだけでなく、パラスポーツへの関心を高める役割も担っています。

誤解4:ミライトワとソメイティは別々のデザイナーが制作した?

二人のデザイナーは谷口亮氏で共通しています。オリンピックとパラリンピックのマスコットを同じ人物が手がけ、それぞれ異なるコンセプトを一組のデザインとして成立させました。

【ミライトワとソメイティに関するよくある質問(FAQ)】

Q1:ミライトワとソメイティはどちらがオリンピックのマスコットですか?

A1:青と白の市松模様を持つミライトワが東京2020オリンピック、ピンク色で桜の触角を持つソメイティが東京2020パラリンピックの公式マスコットです。

Q2:ミライトワとソメイティの名前の由来は何ですか?

A2:ミライトワは「未来」と「永遠(とわ)」の組み合わせです。ソメイティは「ソメイヨシノ」と英語の「so mighty(非常に力強い)」を組み合わせて名付けられました。

Q3:ミライトワとソメイティをデザインした人は誰ですか?

A3:福岡県出身のキャラクターデザイナー・イラストレーターの谷口亮氏です。2018年2月28日、全国の小学生による投票で同氏のデザインが選ばれました。

Q4:2026年現在、ミライトワとソメイティに会える場所はありますか?

A4:2026年にはJOC関連イベントや東京都の5周年記念事業、パラスポーツイベントなどへの出演が確認されています。また、東京都庁には東京2020大会のアーカイブ展示とフォトスポットがあります。着ぐるみとの直接の交流機会は、各イベントの公式告知を確認する必要があります。

Q5:ミライトワとソメイティの公式グッズは今でも購入できますか?

A5:過去の公式ライセンス商品は、ぬいぐるみやプラモデルなど複数の種類がありました。2026年現在の新品在庫は商品ごとに異なり、中古市場でも取り扱いがあります。購入時にはライセンス表示や商品の状態を確認しましょう。

ミライトワとソメイティは、東京2020大会のオリンピックとパラリンピックを象徴する公式マスコットです。

ミライトワには「未来」と「永遠」という希望が、ソメイティには日本の桜と「so mighty」が表す力強さが込められています。谷口亮氏のデザインは、日本の伝統と近未来の融合、そしてパラアスリートの強さという異なるテーマを、一組のキャラクターとして表現しました。

特に注目したいのは、全国16,769校、205,755学級が参加した小学生投票で選ばれたという誕生の背景です。子どもたちが大会のシンボルを自ら選んだという事実は、東京2020大会の参加型レガシーとしても価値があります。

2026年にはJOCのオリンピックデーウィーク、東京2020大会5周年記念イベント、BEYOND STADIUMなどで活動が続いています。東京都庁のアーカイブ展示も含め、二人に触れられる機会は大会当時とは異なる形で残されています。

【プロの結論】

ミライトワとソメイティを理解するうえで大切なのは、単に青いキャラクターとピンクのキャラクターとして比較しないことです。ミライトワはオリンピックの伝統と革新を、ソメイティはパラリンピックの強さと多様な可能性を表しています。

また、2026年の活動を見ると、マスコットの価値は大会期間中の知名度だけでは決まりません。大会後もスポーツイベントや教育、アーカイブ展示を通じて理念を伝えられることが、長く愛されるキャラクターの条件になっています。

東京2020大会から5年。ミライトワとソメイティは、過去の大会を懐かしむためだけの存在ではなく、未来のスポーツ文化やパラスポーツへの理解につなげるシンボルとして、これからもその役割を担っていきます。

主な事実確認資料: 日本オリンピック委員会の公式発表・2026年トークショー記録、東京都のマスコット選定資料・5周年記念事業、日本オリンピックミュージアムのイベント情報、長野市の開催案内、セガ フェイブの商品情報、BEYOND STADIUMの取材報告。

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木原田 七海
コンテンツディレクター 木原田 七海
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スポーツ取材は8年。連盟の公式記録、試合結果、会見の書き起こしで数値と経歴を確認しています。

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