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ぶどう糖果糖液糖とは?原料・製造方法・砂糖との違いと健康への影響を2026年最新情報で徹底解説

土森 弦 土森 弦 • 更新: • 公開: • 読了約 23 分
目次

「ぶどう糖果糖液糖」とは、どのような糖なのでしょうか。清涼飲料水やジュース、調味料、加工食品などの原材料表示で見かけるものの、砂糖との違いや体への影響まで理解している人は多くありません。

ぶどう糖果糖液糖は、とうもろこしやいも類などのでん粉を原料に、酵素の働きで作られる液状の糖です。日本農林規格(JAS)では、糖のうち果糖が占める割合で種類が区分され、果糖含有率が50%未満のものが「ぶどう糖果糖液糖」と定義されています。

2026年11月時点のJAS規格や厚生労働省の健康情報、農林水産省の資料をもとに、原料、製造の仕組み、果糖ぶどう糖液糖との違い、砂糖との比較、食品表示の見分け方まで解説します。気になる安全性についても、糖そのものの性質と摂取量の問題を分けて整理します。

【基礎知識】ぶどう糖果糖液糖とは?JASが定める定義と特徴

ぶどう糖果糖液糖とは

ぶどう糖果糖液糖は、ぶどう糖と果糖を主成分とする液状の糖です。一般に「異性化糖」と呼ばれる甘味料の一種に分類されます。

最大の特徴は、砂糖のような固形の結晶ではなく、液体の状態で食品に配合できることです。水に溶かす工程が不要で、飲料や調味料などの製造に使いやすい性質を持っています。

ぶどう糖と果糖は何が違う?

ぶどう糖と果糖は、どちらも単糖類に分類される糖です。

それぞれの特徴を整理すると、次のようになります。

- ぶどう糖(グルコース): 体内で利用される主要なエネルギー源の一つ。血液中にも存在する。
- 果糖(フルクトース): 果物やはちみつなどにも含まれる糖。砂糖より強い甘味を感じる条件がある。

異性化糖は、この2種類の糖を主成分として含んでいます。

ここで重要なのは、ぶどう糖果糖液糖という名前が、果糖をまったく含まないことを意味しているわけではない点です。

果糖も含んでいますが、その割合が一定の基準を下回るため、この名称になっています。

果糖含有率50%未満という基準の意味

農林水産省が定める日本農林規格JAS 0208:2024では、果糖含有率を「糖のうちの果糖の割合」と定義しています。

つまり、液糖全体の重量に対する果糖の割合ではありません。水分などを含む液糖全体ではなく、糖の総量に占める果糖の割合を指しています。

この区別は、商品表示を理解するうえで重要です。

例えば、果糖含有率が40%の異性化糖であれば、糖の構成に占める果糖が40%という意味になります。

なお、JAS 0208:2024は1980年に制定された規格を引き継ぐもので、直近では2024年9月18日に改正されています。2026年時点でも、この規格が異性化液糖の分類を理解する基本資料です。

【製造の仕組み】ぶどう糖果糖液糖の原料と作られるまでの工程

ぶどう糖果糖液糖は、果物から果糖を直接搾り取って作るものではありません。

主な原料は、とうもろこしやいも類から取り出したでん粉です。農林水産省の資料では、コーンスターチや国産のかんしょ(さつまいも)、ばれいしょ(じゃがいも)のでん粉が原料として挙げられています。

主な原料はとうもろこしやいも類のでん粉

日本国内で製造される異性化糖には、次のような原料が使われています。

- とうもろこし由来のコーンスターチ
- かんしょ由来のでん粉
- ばれいしょ由来のでん粉
- その他のでん粉原料

農林水産省の2023年6月の資料によると、異性化糖の製造企業は11社14工場で、コーンスターチや国産いもでん粉などを原料として糖化製品を生産していました。

このうち9社12工場では、輸入とうもろこしから糖化製品までを一貫して製造する体制が紹介されています。

つまり、ぶどう糖果糖液糖は果物由来の天然果糖を集めたものではなく、農産物のでん粉を加工して作られる糖なのです。

ぶどう糖果糖液糖ができる3つの工程

一般的な酵素を利用した製造工程は、次の3段階に整理できます。

第1工程:でん粉を液化する

とうもろこしやいも類から取り出したでん粉に水を加え、α-アミラーゼなどの酵素を作用させます。

でん粉は、多数のぶどう糖が結合した構造を持っています。酵素によって結合の一部を分解すると、液状の糖化原料が得られます。

第2工程:ぶどう糖に分解する

続いて、グルコアミラーゼなどの糖化酵素を作用させます。

これにより、でん粉を構成していた糖の結合がさらに分解され、ぶどう糖を主成分とする糖液になります。

第3工程:ぶどう糖の一部を果糖に変える

最後に、グルコースイソメラーゼという異性化酵素を作用させます。

この酵素は、ぶどう糖の分子構造を変化させ、果糖に変える働きを持っています。

この工程を「異性化」と呼びます。

すべてのぶどう糖を果糖に変えるのではなく、一部を変化させることで、ぶどう糖と果糖が混在した液状の糖が完成します。

異性化糖が食品メーカーに選ばれる理由

異性化糖が広く利用される理由は、甘さだけではありません。

- 液体なので食品に混ぜやすい
- 水に溶かす工程を省ける
- 果糖の割合によって甘味を調整できる
- 低温で甘味を感じやすい
- 砂糖に比べて製造コスト面で優位性がある

特に冷たい飲料との相性がよく、清涼飲料水の原料として利用されてきました。

一方、液体であるため運搬や保存に制約があり、製品によって適した用途が異なります。

【JAS規格で比較】ぶどう糖果糖液糖と果糖ぶどう糖液糖の違い

ぶどう糖果糖液糖と果糖ぶどう糖液糖は、名前がよく似ています。

しかし、両者は同じものではありません。

違いを決めているのは、糖のうち果糖が占める割合です。

果糖含有率による3つの分類

農林水産省のJAS 0208:2024では、異性化液糖を果糖含有率によって3種類に分類しています。

名称 果糖含有率 分類の特徴 ぶどう糖果糖液糖 50%未満 果糖の割合が50%未満の液糖 果糖ぶどう糖液糖 50%以上90%未満 果糖の割合が50%以上の液糖 高果糖液糖 90%以上 果糖の割合が特に高い液糖

注目したいのは、50%という境界です。

果糖含有率が49%であれば「ぶどう糖果糖液糖」、50%になれば「果糖ぶどう糖液糖」に分類されます。

この違いは、単なる商品名やメーカー独自の呼び方ではありません。JASに基づく分類です。

砂糖混合異性化液糖とは?

もう一つ、食品表示で見かけることがあるのが「砂糖混合異性化液糖」です。

これは、異性化液糖に砂糖を加えたものです。

JASでは、元になる液糖の種類に応じて、次のように区分しています。

- 砂糖混合ぶどう糖果糖液糖
- 砂糖混合果糖ぶどう糖液糖
- 砂糖混合高果糖液糖

砂糖が混ざっている場合は、通常の異性化糖とは異なる名称で表示されることがあります。

したがって、原材料表示に「砂糖・ぶどう糖果糖液糖」と書かれている場合は、砂糖と異性化糖の両方が使われていることを意味します。

【砂糖と徹底比較】甘さ・カロリー・用途はどう違う?

ぶどう糖果糖液糖と砂糖は、どちらも食品に甘味を与える糖類です。

ただし、糖の構造や製造方法、食品への使いやすさには違いがあります。

砂糖はぶどう糖と果糖が結合した二糖類

一般的な砂糖の主成分はショ糖です。

ショ糖は、ぶどう糖1分子と果糖1分子が結合した二糖類です。

一方、ぶどう糖果糖液糖は、ぶどう糖と果糖が主成分となった液状の糖であり、両者が混合した状態になっています。

つまり、砂糖はぶどう糖と果糖が結合したもの、異性化糖はそれぞれの糖を主成分として含む混合物という違いがあります。

砂糖とぶどう糖果糖液糖の比較表
比較項目 ぶどう糖果糖液糖 砂糖
主な成分 ぶどう糖・果糖 ショ糖
糖の分類 単糖類を主成分とする混合物 二糖類
状態 液体 固体・結晶
甘味の特徴 すっきりした甘さ 一般的な甘さ
甘味の温度変化 低温で強く感じやすい 比較的安定
製造原料 でん粉 さとうきび・てん菜
主な用途 清涼飲料・調味料など 菓子・パン・飲料など
カロリーは砂糖より低い?

ぶどう糖果糖液糖について、「砂糖よりカロリーが低い」というイメージを持つ人もいます。

しかし、糖質として摂取する場合、ぶどう糖果糖液糖と砂糖のエネルギー量に大きな違いがあるわけではありません。

ぶどう糖や果糖を含む糖質は、一般に1g当たり約4kcalのエネルギーを生み出します。

砂糖も糖質であるため、同じ量の糖質を摂取するのであれば、カロリー面で劇的な差が生まれるわけではありません。

ただし、液糖は水分を含むため、製品重量と糖そのものの重量は異なります。実際のカロリーは商品の栄養成分表示で確認する必要があります。

なぜ清涼飲料水や調味料に使われるのか

農林水産省の2023年資料では、異性化糖の用途として、清涼飲料水が約半分を占めていました。

また、乳製品、調味料、酒類などにも利用されています。

特に飲料に使用される背景には、液体であることに加えて、低温で甘味を感じやすいという特性があります。

冷たいジュースや清涼飲料水を製造する際、液糖は原料として扱いやすく、製造工程の効率化にもつながります。

調味料では甘味を付与するほか、製品の水分保持や品質設計にも活用されます。

このように、ぶどう糖果糖液糖は単に砂糖の代用品というだけではなく、液体ならではの加工上の利点を持つ原材料です。

【食品表示の見分け方】ぶどう糖果糖液糖はどこを見ればわかる?

スーパーやコンビニで食品を購入するとき、ぶどう糖果糖液糖が使われているかどうかは、パッケージの原材料表示で確認できます。

原材料名欄で確認したい4つの表記

食品表示基準では、異性化糖について、一般的な名称のほか「異性化液糖」という名称で表示することも認められています。

具体的には、次の表記を確認してください。

表示名称 意味
ぶどう糖果糖液糖 果糖含有率50%未満
果糖ぶどう糖液糖 果糖含有率50%以上90%未満
高果糖液糖 果糖含有率90%以上
異性化液糖 上記の異性化糖をまとめた表示

これらは原材料名欄で確認する情報です。

なお、ぶどう糖果糖液糖は、一般的に食品添加物の欄に記載される甘味料とは異なり、食品の原材料として使用される糖類です。

原材料の表示順にも注目

加工食品の原材料名は、原則として使用重量の割合が高いものから順に表示されます。

そのため、ぶどう糖果糖液糖が原材料名欄の前のほうに書かれている場合、ほかの原材料と比較して使用重量が多いことを示します。

ただし、原材料の重量順だけで、その食品に含まれる糖類の正確な量まで判断することはできません。

「国内製造」と書かれていれば国産原料なのか?

ここも間違えやすいポイントです。

例えば、原材料表示に「ぶどう糖果糖液糖(国内製造)」と記載されていたとします。

これは、原材料である液糖が国内で製造されたことを示す表示です。

必ずしも、原料となったとうもろこしまで日本国内で生産されたという意味ではありません。

農畜産業振興機構が2026年6月に公開した食品表示に関する解説でも、異性化糖の原料原産地表示と製造地の区別が説明されています。

原料の産地まで知りたい場合は、「国内製造」という表記だけで判断しないことが大切です。

栄養成分表示では何を確認すべき?

原材料名欄と合わせて、栄養成分表示も確認しましょう。

特に注目したい項目は次の4つです。

- エネルギー
- 炭水化物
- 糖質
- 糖類

容器包装に入った加工食品では、エネルギー、たんぱく質、脂質、炭水化物、食塩相当量の表示が義務付けられています。

一方、「糖質」や「糖類」は任意表示の扱いであり、すべての商品に表示されているわけではありません。

したがって、原材料名欄で異性化糖の使用を確認し、栄養成分表示で炭水化物や糖類の量を確認する方法が現実的です。

【健康への影響】ぶどう糖果糖液糖は体に悪い?安全性を科学的に検証

ぶどう糖果糖液糖について調べると、「体に悪い」「太りやすい」「血糖値が上がる」といった情報を目にすることがあります。

しかし、健康への影響を正しく理解するには、異性化糖という原材料そのものの性質と、糖類をどれくらい摂取しているかを分けて考える必要があります。

ぶどう糖果糖液糖を摂取すると太る?

ぶどう糖果糖液糖はエネルギーを持つ糖類です。

そのため、飲料や食品から大量の糖類を摂取し、消費するエネルギーを上回る状態が続けば、体重増加につながる可能性があります。

特に注意したいのが、甘い飲料を日常的に飲む習慣です。

液体の糖類は飲み物に溶け込んでいるため、短時間で摂取しやすく、食事全体のエネルギー量を把握しにくい場合があります。

重要なのは、ぶどう糖果糖液糖だけを特別な肥満原因として扱うことではありません。

砂糖を使用した飲料でも、ほかの糖類を使用した飲料でも、糖類を過剰に摂取すれば同様の問題が生じます。

血糖値への影響は?

ぶどう糖は、血糖値に直接影響する糖です。

そのため、ぶどう糖を含む異性化糖を摂取すると、食後の血糖値にも影響します。

果糖はぶどう糖とは異なる代謝経路をたどりますが、果糖を含んでいるからといって血糖管理を気にしなくてよいわけではありません。

糖尿病や血糖値が気になる人は、食品の名称だけで判断するのではなく、1回に摂取する糖質量や食事全体のバランスを確認する必要があります。

肥満や虫歯との関係

厚生労働省の健康情報サイト「e-ヘルスネット」では、糖類の過剰摂取が肥満やむし歯の原因になることを説明しています。

また、糖類に偏った食生活は、ビタミンやミネラルなどの必要な栄養素が不足することにもつながります。

WHO(世界保健機関)も、遊離糖類の摂取を減らすことを推奨しています。

遊離糖類には、食品メーカーや調理者が食品に加える糖類だけでなく、シロップやはちみつ、果汁などに含まれる糖類も含まれます。

したがって、食品に添加されたぶどう糖果糖液糖も、摂取量を考える際の対象になります。

WHOが推奨する糖類の摂取量

WHOの2015年のガイドラインでは、遊離糖類の摂取量を1日の総エネルギー摂取量の10%未満に抑えることを推奨しています。

加えて、5%未満に減らすことが追加の健康上の利点につながるとしています。

2,000kcalを摂取する人を例にすると、次のようになります。


WHOの遊離糖類摂取目安


10%未満

50g未満






1日2,000kcalの場合の上限目安



5%未満

25g未満






追加の健康上の利点が期待される水準

WHOの推奨を2,000kcalで換算した参考値。ぶどう糖果糖液糖だけでなく、砂糖などを含む遊離糖類全体が対象です。

日本では糖類の摂取目標が設定されている?

2026年11月時点の厚生労働省の情報によると、日本人の食事摂取基準(2025年版)では、炭水化物の目標量は総エネルギー摂取量の50〜65%とされています。

一方、糖類については、摂取実態に関する正確なデータが十分ではないことから、具体的な摂取目標量は設定されていません。

ここはWHOの推奨と日本の基準を混同しないためにも押さえておきたいポイントです。

日本の食事摂取基準に糖類の具体的な数値目標がないからといって、糖類を好きなだけ摂取してよいという意味ではありません。

ぶどう糖果糖液糖は安全性に問題があるのか?

ぶどう糖果糖液糖は、JASによって品質や分類が規定されている食品原材料です。

JASで定義されていることは、糖の構成や品質を判断するうえでの基準になります。

ただし、JASの分類に該当することと、どれだけ摂取しても健康上問題がないことは別の話です。

また、砂糖と比較して、ぶどう糖果糖液糖だけが特別に有害であると断定することも適切ではありません。

実際、果糖や高果糖コーンシロップを砂糖やぶどう糖と同じエネルギー量で置き換えた臨床試験をまとめた研究では、心血管代謝関連の多くの指標で明確な差が認められなかったと報告されています。ただし、研究の対象や期間、条件によって結果は異なります。

健康面で大切なのは、特定の甘味料を一つだけ悪者にすることではなく、日常的に摂取する糖類全体の量を把握することです。

【2026年最新】ぶどう糖果糖液糖を避けたい人・上手に付き合いたい人の判断基準

ぶどう糖果糖液糖を含む食品を、すべて生活から排除する必要があるわけではありません。

一方で、糖類の摂取量を抑えたい人にとっては、原材料表示を確認する習慣が役立ちます。

摂取量に気を配りたい人

次のような人は、飲料や加工食品に含まれる糖類の量を意識するとよいでしょう。

- 甘いジュースや清涼飲料水を毎日飲む人
- 間食や甘い飲料を組み合わせる習慣がある人
- 体重管理をしている人
- 血糖値が気になり、食事管理をしている人
- 子どもの甘い飲料の摂取量を管理したい家庭

特に、飲料を水や無糖のお茶に置き換えることは、甘い飲み物から摂取する糖類を減らすための具体的な方法です。

商品選びで確認したいポイント

買い物の際には、次の順番で確認すると判断しやすくなります。

1. 原材料名にぶどう糖果糖液糖や果糖ぶどう糖液糖があるか確認する。
2. 砂糖やその他の糖類も併用されているか確認する。
3. 栄養成分表示で炭水化物や糖類の量を確認する。
4. 1回の摂取量と、1日に飲食する回数を考える。
5. 甘い飲料を無糖飲料に置き換えられるか検討する。

「砂糖不使用」と書かれている商品でも、砂糖以外の糖類が含まれていないか、原材料表示を確認することが大切です。

2026年に知っておきたい食品表示のポイント

2026年6月には、農畜産業振興機構が砂糖などの甘味料に関する食品表示の解説を公開しています。

その内容では、原材料名の表示だけでなく、消費者が表示を見つけやすいことや、表示ルールを正しく理解することの重要性が取り上げられています。

また、食品の栄養成分表示では、糖質や糖類が必ずしも表示されるわけではありません。

そのため、原材料表示と栄養成分表示の両方を見ることが、商品選びの基本になります。

【ぶどう糖果糖液糖とは】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:ぶどう糖果糖液糖と果糖ぶどう糖液糖は同じものですか?

A1:同じではありません。どちらも異性化糖ですが、果糖含有率によって区分されています。ぶどう糖果糖液糖は50%未満、果糖ぶどう糖液糖は50%以上90%未満です。

Q2:ぶどう糖果糖液糖の原料はとうもろこしですか?

A2:とうもろこし由来のでん粉が代表的な原料です。そのほか、さつまいもやじゃがいものでん粉も使用されます。

Q3:ぶどう糖果糖液糖は砂糖より体に悪いですか?

A3:砂糖と比較して、ぶどう糖果糖液糖だけが特別に有害であるとは断定できません。どちらも糖類を含むため、摂取量や食生活全体に注意することが大切です。

Q4:ぶどう糖果糖液糖は食品添加物ですか?

A4:一般的には食品の原材料として使用される糖類です。原材料名欄に記載され、甘味料などの食品添加物とは表示上の扱いが異なります。

Q5:ぶどう糖果糖液糖はどんな食品に使われていますか?

A5:清涼飲料水、乳製品、調味料、酒類、冷菓などに使われています。特に液体で混ぜやすく、冷たい状態でも甘味を感じやすいことが利用される理由です。

Q6:ぶどう糖果糖液糖が使われているか確認する方法は?

A6:パッケージ裏面の原材料名欄を確認してください。「ぶどう糖果糖液糖」「果糖ぶどう糖液糖」「異性化液糖」などの表記が目印です。糖類の量は栄養成分表示も参考にしてください。

Q7:ぶどう糖果糖液糖を完全に避ける必要はありますか?

A7:一般的な健康管理の観点から、すべての使用食品を避けなければならないわけではありません。甘い飲料や加工食品から糖類を過剰に摂取しないよう、全体の摂取量を管理することが大切です。

ぶどう糖果糖液糖とは、とうもろこしやいも類のでん粉を原料に、ぶどう糖の一部を果糖に変えることで作られる液状の糖です。

2026年時点で確認できるJAS 0208:2024では、果糖含有率50%未満のものが「ぶどう糖果糖液糖」と定義されています。

果糖含有率50%以上90%未満のものは「果糖ぶどう糖液糖」、90%以上のものは「高果糖液糖」です。

砂糖との違いは、糖の構造や製造方法、液体としての使いやすさにあります。一方、どちらも糖類を含むため、健康面では摂取量に注意する必要があります。

特に押さえておきたい判断基準は、次の3つです。

- 原材料を確認する: 商品にどの種類の異性化糖が使われているか確認する。
- 栄養成分を見る: 炭水化物や糖類の量を確認し、摂取量を把握する。
- 食生活全体で考える: 砂糖だけでなく、飲料や加工食品に含まれる糖類も含めて管理する。

ぶどう糖果糖液糖という名前だけで食品の良し悪しを決めるのではなく、原材料、栄養成分、摂取頻度を総合的に見ることが、2026年の食品選びで役立つ知識です。

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土森 弦

アニメ・漫画の制作発表を担当。制作会社と出版社の公式告知、原作者コメントを確認してから記事化します。

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