ボストン・レッドソックスで活躍する吉田正尚選手の筋肉は、173cmという身長からは想像しにくいほど厚みがあり、特に上半身と下半身のバランスの取れた肉体が目を引きます。愛称の「マッチョマン」に象徴されるように、豪快なフルスイングを支えるフィジカルは、長年にわたる試行錯誤とトレーニングの積み重ねによって作られてきました。
その背景には、2017年の腰椎椎間板ヘルニア手術、アテネ五輪ハンマー投げ金メダリストの室伏広治氏との出会い、独自の体幹トレーニング、そして2026年1月に本人が明かしたオーダーメイドの筋トレがあります。2026年11月現在の体重・成績・負傷状況も踏まえながら、吉田正尚の筋肉がすごい理由と、強打を生み出す肉体づくりの実態を詳しく解説します。
【吉田正尚の筋肉はなぜすごい?】173cm・87kgの体格と強打の秘密

吉田正尚選手の筋肉が注目される最大の理由は、身長に対して非常に厚みのある体格と、そこから生み出される強烈な打球です。
一般的に、プロ野球選手の長打力は体格だけで決まるものではありません。しかし、吉田選手の場合、筋力と身体操作の両方を追求してきたことが特徴です。
身長173cmに対して体重87kgというフィジカル最初に、基本プロフィールを整理します。
- 名前:吉田正尚(よしだ・まさたか)
- 生年月日:1993年7月15日
- 出身地:福井県
- 身長:173cm
- 体重:87kg(2026年侍ジャパン公式プロフィール)
- 投打:右投左打
- 所属:ボストン・レッドソックス
- ポジション:外野手・指名打者
侍ジャパンの公式選手プロフィールでは、2026年の登録情報として身長173cm、体重87kgが掲載されています。2023年のWBC登録時は85kgだったため、掲載時期によって体重に違いがある点にも注目したいところです。
この体格で注目すべきなのは、単に体重が重いことではありません。下半身の安定感、胴体の厚み、上半身の筋力を組み合わせ、バットを振るための身体を作っていることです。
筋肉の見た目だけでは説明できない爆発的な打球吉田選手の打撃を理解するうえで重要なのが、全身の力をインパクトに集約するという考え方です。
2023年4月に放送されたTBSの「バース・デイ」では、WBCで活躍した吉田選手の身体づくりが紹介されました。
そこで本人が語ったのは、単純に筋力を大きくすることではなく、全身を使ってボールにどれだけ力を伝えられるかという考え方です。
「ただフィジカルだけを鍛えればいいって問題ではない」
番組で紹介されたトレーニングには、室伏広治氏が考案した紙風船を使う運動もありました。紙風船をつぶさないように力を加える動作を通じて、身体の使い方や力の伝え方を意識する内容です。
吉田選手が求めているのは、筋肉を大きくすることそのものではなく、持っている力を無駄なくバットに伝える能力です。これが、173cmという体格から強烈な打球を生み出す秘密の一つになっています。
筋肉のつき方が注目される理由2024年2月のFull-Countによる「正尚塾」の取材では、吉田選手のトレーニング風景が紹介されました。
その映像では、上半身だけでなく下半身にも力強さが感じられる身体つきが確認できます。筋力トレーニングに加えて、体幹を安定させる運動やバランスを意識した動きも取り入れられていました。
腕や胸の筋肉だけを鍛えたボディメイクとは異なり、野球の動作に必要な身体全体を強化している点が、吉田選手の肉体の特徴です。
【肉体改造の転機】2017年の腰の手術と室伏広治氏との出会い
吉田正尚選手の筋肉を語るうえで、避けて通れないのがプロ入り直後の腰痛です。
豪快なフルスイングを持ち味としていた吉田選手ですが、プロ1年目から腰の故障に悩まされ、思うように試合へ出場できない時期が続きました。
プロ1年目・2年目に続いた腰痛2016年にオリックス・バファローズでプロデビューした吉田選手は、1年目に63試合、2年目の2017年に64試合の出場にとどまりました。
2017年は開幕直前に急性筋性腰痛で離脱し、復帰後も腰の状態に悩まされました。2017年11月には腰椎椎間板ヘルニアの摘出手術を受けています。
当時の報道によると、手術後は入院とリハビリを経て、翌春のキャンプへの合流を目指す計画でした。フルスイングを続けるためには、打撃技術だけでなく、腰への負担を抑えながら身体を動かす能力が必要だったのです。
室伏広治氏に自ら手紙を送った理由吉田選手が室伏広治氏に指導を依頼したきっかけは、自ら送った一通の手紙でした。
文藝春秋の2023年のインタビュー記事によると、室伏氏のもとに手紙が届いたのは2016年11月。吉田選手はインターネットで室伏氏のトレーニング動画を見つけ、知人を通じて相談を持ちかけました。
手紙には、プロ入り後の故障によって力を発揮できない悩みや、トレーニング方法を見てもらいたいという希望が綴られていたといいます。
室伏氏はその依頼を受け入れ、2017年1月から本格的な指導が始まりました。
ここで重要なのは、室伏氏との出会いそのものは2017年11月の手術より前だったという点です。2026年1月の本人談では「腰の手術の後」と筋トレへの本格的な取り組みを振り返っていますが、交流の始まりと手術後の身体づくりは、時間軸を分けて理解する必要があります。
吉田正尚と室伏広治の関係・肉体改造の年表2人の取り組みは、単発のトレーニング指導ではありません。故障の改善から競技力向上へと、段階的に発展してきました。
| 時期 | 関係者・出来事 | 身体づくりへの意味 |
|---|---|---|
| 2016年11月 | 吉田選手が室伏広治氏に手紙を送る | 故障を克服するための相談が始まる |
| 2017年1月 | 室伏氏による初指導 | 筋力・バランス・身体の安定性を見直す |
| 2017年11月 | 腰椎椎間板ヘルニアの手術 | リハビリを通じて身体の再構築へ |
| 2018年 | リハビリを重視した調整から競技復帰 | 143試合に出場し、打率.321、26本塁打を記録 |
| 2019年 | 室伏氏の指導が3年連続に | チューブやハンマーを使う本格的な筋力トレーニングへ |
| 2020年 | 室伏氏との指導が4年目に | 紙風船やエアハンマーによる体幹・瞬発力強化 |
| 2024年 | 沖縄で正尚塾を実施 | 後輩選手と筋力・体幹・バランスを意識した自主トレ |
| 2026年1月 | 本人が室伏氏との交流を再び語る | 現在も定期的な指導を受け、メニューはオーダーメイドと説明 |
この年表から分かるのは、吉田選手の肉体改造が、手術を境に一気に筋肉を増やしたという単純な話ではないことです。
まず故障の原因と身体の使い方を見直し、その後、競技に必要な筋力と瞬発力を高める方向へ移行しました。室伏氏との関係が長く続いている理由も、この段階的なアプローチにあります。
【室伏広治のオーダーメイド筋トレ】吉田正尚の具体的なトレーニングメニュー
吉田選手の筋肉を特徴づけるのが、室伏広治氏による個別設計のトレーニングです。
一般的なウエイトトレーニングのように、決まった重量を何回も持ち上げるだけではありません。身体の動き、関節の使い方、バランス、力を発揮するタイミングまで意識することが特徴です。
1. ハンマーを活用したエアハンマートレーニング代表的なメニューが、室伏氏の考案したエアハンマートレーニングです。
2020年1月の日刊スポーツの取材では、吉田選手が重さ10kgのハンマーを使い、振り下ろす途中で動きを止めるトレーニングに取り組む様子が紹介されました。
この運動の要点は、単純にハンマーを振り回すことではありません。動作を制御し、身体のどこを使っているのかを意識することです。
室伏氏も、身体だけを作り上げても動きが伴わなければ意味がないという考えを示しています。
野球のスイングは、腕だけで完結する動作ではありません。下半身から体幹、肩、腕へと力を伝える必要があります。ハンマーを使った運動は、こうした身体全体の協調性を意識するための一つの方法です。
2. 紙風船を使った体幹トレーニング一見すると筋トレとは無関係に思える紙風船を使った運動も、室伏氏の指導を象徴するメニューです。
紙風船をつぶさないように押す動作では、必要以上に力を入れることなく、身体を安定させながら力をコントロールする必要があります。
2020年の自主トレ公開や2023年のTBS番組でも、このトレーニングが紹介されました。
吉田選手にとって重要なのは、強く振るための筋力だけではありません。フルスイングをしても身体の軸を崩さず、狙ったタイミングで力を発揮する能力です。
体幹トレーニングは、その土台を支える役割を担っています。
3. チューブを使った身体のコントロールチューブを使用したトレーニングも、吉田選手の身体づくりを語るうえで欠かせません。
2019年の日刊スポーツの取材では、チューブやハンマーを使用し、胸椎周辺の柔軟性を高めることや腰痛の再発予防を意識したトレーニングが紹介されました。
吉田選手自身も、チューブを使った運動を試合前のルーティンに取り入れ、身体をコントロールすることにつながったと話しています。
この取り組みは、筋肉を増やすだけでは得られない身体操作の能力を高めるものです。特に腰への負担を考慮しながら強いスイングを維持するという点で、重要な意味を持っています。
4. ウエイトトレーニングによる筋力強化もちろん、吉田選手がウエイトトレーニングを行っていないわけではありません。
2019年の自主トレでは、本格的な筋力トレーニングも実施。2017年の室伏氏による初期指導でも、バーベルやハンマーを組み合わせた独創的なメニューが採用されていました。
ただし、目指しているのは重量記録の更新ではありません。打撃に必要な筋力を獲得し、身体全体を使って効率よく力を発揮できるようにすることです。
室伏氏の指導では、筋力強化と柔軟性、身体の安定性を切り離さずに考える点が特徴的です。
【全身バランスが最大の秘密】正尚塾と吉田正尚独自の筋トレ理論
吉田正尚選手の身体づくりには、室伏氏から学んだ考え方だけでなく、本人が長年大切にしてきたトレーニング哲学も反映されています。
その中心にあるのが、特定の筋肉だけを発達させるのではなく、全身のバランスを整えるという考え方です。
高校時代から重視していた自体重トレーニング2016年10月に掲載された高校野球ドットコムのインタビューで、吉田選手は敦賀気比高校時代のトレーニングについて詳しく説明しています。
高校時代は、マシンを使ったウエイトトレーニングよりも、自分の体重を利用したトレーニングを中心にしていました。
具体的には、次のような内容です。
- 体幹トレーニング
- 腕立て伏せ
- 四股踏み
- 自体重を使った基礎的な筋力強化
本格的な器具を用いた筋力トレーニングは、青山学院大学に進学してから積極的に取り入れたと振り返っています。
この時期から一貫していたのが、身体全体のバランスを意識することでした。
吉田正尚本人が語った全身バランスの重要性同インタビューでは、吉田選手が自身のトレーニング理論について、次のように説明しています。
「大事なのは体幹を中心に上半身、下半身をバランスよく鍛えること。」
加えて、特定の筋肉だけを発達させても、必ずしも打撃のパフォーマンスにつながるわけではないという考えも明かしています。
これは吉田選手の筋肉を理解するうえで非常に重要な発言です。
たとえば、腕の筋力が強くても、下半身が安定しなければスイング全体の力を効率よく伝えられません。反対に、下半身の筋力が十分でも、体幹や上半身との連動がうまくいかなければ、バットに力を集約することは難しくなります。
吉田選手が目指してきたのは、個々の筋肉の大きさを競うことではなく、野球の動作に適した身体を作ることなのです。
正尚塾とは?後輩選手と取り組む独自の自主トレ吉田選手の肉体づくりを象徴する活動として知られるのが「正尚塾」です。
2024年2月のFull-Countでは、沖縄で行われた正尚塾のトレーニングに編集部が取材に入り、その様子を紹介しました。
正尚塾は、吉田選手のもとに集まった後輩選手らと取り組む自主トレーニングです。吉田選手自身が組み立てるメニューに沿って、参加選手が身体を鍛えます。
紹介されたトレーニングには、次のようなものがありました。
- 筋力を高めるウエイト系トレーニング
- 身体の軸を安定させる体幹トレーニング
- 全身のバランスを意識した運動
- 一本歯下駄を使った独特の身体操作トレーニング
特に興味深いのは、筋力トレーニングと身体のバランスを整える運動を組み合わせていることです。
正尚塾は、単純に筋肉を大きくするための合宿ではありません。吉田選手自身が経験してきた身体づくりの考え方を、後輩選手とのトレーニングにも生かしている点に特徴があります。
【体重と筋肉量の実態】85kgから87kgへ変化した肉体とレッドソックスでの現在
吉田正尚選手の筋肉について検索する人が特に気になるのが、実際の体重や筋肉量でしょう。
公表されているプロフィールや過去の本人インタビューを比較すると、プロ入り後の身体の変化が見えてきます。
体重の変化と肉体改造の経緯2016年のインタビューでは、吉田選手はプロ入り後に体重が約5kg増えたと説明しています。当時の体重は85kgで、本人も筋肉量が増えたことに言及していました。
その後、2017年12月の日刊スポーツの報道では、体重87kgから約4kg減量する目標を掲げ、脂肪を減らして筋肉量を増やしたいという考えを示しています。
つまり、体重を増やすことだけを目的としていたわけではありません。体重と筋肉量、競技パフォーマンスのバランスを考えながら、身体を調整してきたことが分かります。
体重と筋肉量に関する公表データ公開されているプロフィール情報を時系列で整理すると、次のようになります。
- 2016年:本人インタビューで体重85kgと説明。
- 2017年:肉体改造に際し、体重87kgからの減量と筋肉量の向上を目標に設定。
- 2023年:侍ジャパンのWBC登録プロフィールでは85kg。
- 2026年:侍ジャパン公式プロフィールでは87kg。
なお、これらはそれぞれ異なる時点のプロフィールや本人談です。体重の変化だけから筋肉が何kg増えたかを計算することはできません。
また、2026年時点で本人の正確な骨格筋量や体脂肪率を示す公表データは確認できません。体重87kgという数字を、そのまま筋肉量と解釈するのは適切ではありません。
レッドソックス移籍後も維持してきた肉体2022年オフ、吉田選手はオリックスからポスティングシステムを利用してレッドソックスへ移籍しました。
メジャーリーグでは日本以上にパワーと身体能力が求められる場面も多く、吉田選手にとっても自身の身体を管理し続けることが重要になります。
2024年のFull-Countが紹介したトレーニング映像でも、上半身と下半身を連動させる運動や体幹を意識したメニューが取り上げられていました。
レッドソックス移籍後も、筋肉を見せるためのトレーニングではなく、実際の試合で強い打球を打つための身体づくりが続いていることが分かります。
2026年の成績と左ハムストリングの負傷2026年の吉田選手を語るうえでは、シーズン途中の負傷も見逃せません。
MLB公式サイトによると、吉田選手は2026年8月15日(日本時間16日)のパイレーツ戦で二塁打を放った際、左ハムストリングを負傷。翌16日に10日間の負傷者リスト(IL)入りしました。
8月18日には、チャド・トレーシー監督代行が重度のハムストリング損傷で長期離脱になる見通しを説明しています。
2026年のレギュラーシーズン成績は87試合出場、打率.274、5本塁打、28打点、OPS.746でした。レッドソックスはポストシーズンに進出したものの、吉田選手は負傷の影響でポストシーズンの出場登録に入らず、チームもワイルドカードシリーズで敗退しています。
この負傷は、2017年に経験した腰の手術とは別のものです。現在の身体の状態を考える際には、過去の腰痛と2026年の左太もも裏の負傷を混同しないことも大切です。
【2026年最新・本人が明かした】室伏広治との関係と筋トレメニューの現在
吉田正尚選手のトレーニングについて、2026年に大きな注目を集めたのが、1月26日にスポニチアネックスが報じた本人の発言です。
吉田選手はアンジャッシュ渡部建さんのYouTube番組「渡部のサシ飲み」に出演し、室伏広治氏との関係や、筋トレに取り組むようになった経緯について語りました。
2026年1月に明かした筋トレ開始のきっかけ番組内で筋トレに本格的に取り組み始めた時期を尋ねられた吉田選手は、腰の手術後であることと、室伏氏との出会いを挙げました。
「腰の手術の後。室伏さんとの出会いもある」
加えて、室伏氏に手紙を書いて指導を依頼した当時についても振り返っています。
本人によると、手紙を送ったのは自分からであり、故障によって追い込まれていたことも背景にあったそうです。
室伏氏から返事が届き、実際に一緒にトレーニングを始めたことが、身体づくりの大きな転機になりました。
筋トレメニューは今もオーダーメイド番組で特に興味深かったのが、室伏氏による現在のトレーニング指導についての話です。
吉田選手は、室伏氏が現在も定期的に身体を見てくれていることを明かしました。
筋トレメニューについて質問された際には、次のように答えています。
「はい、もうオーダーメイドみたいな」
この発言から分かるのは、吉田選手が決まった筋トレメニューを機械的に繰り返しているわけではないということです。
室伏氏との取り組みは、最初に故障の原因を改善し、その後に競技力を高めるという段階的なものでした。
本人も、室伏氏の知識や人柄に対して深い敬意を示し、自身の考え方や精神面にも大きな影響を受けたと話しています。
2026年のこの発言は、吉田選手の筋肉が単なる筋力トレーニングの成果ではなく、長期的な身体の研究と個別指導によって作られてきたことを示す重要な情報です。
現在のメニューはすべて公開されているのかここで注意したいのが、室伏氏によるオーダーメイドのトレーニング内容が、すべて一般公開されているわけではない点です。
過去の取材では、ハンマー、チューブ、紙風船、体幹トレーニングなどが紹介されています。しかし、2026年現在の吉田選手専用メニューの全種目、重量、回数、セット数まで明らかになっているわけではありません。
したがって、過去に紹介された運動を、そのまま現在の吉田選手が毎日実践しているメニューとして扱うことはできません。
むしろ注目すべきなのは、身体の状態や競技上の課題に応じてトレーニング内容を調整するという考え方が、長期にわたって続いていることです。
【よくある誤解を検証】吉田正尚の筋肉量・体脂肪率・筋トレの真実
吉田選手の筋肉が話題になると、体重や筋肉量、トレーニング方法についてさまざまな情報が取り上げられます。ここでは、公表されている内容と混同しやすいポイントを整理します。
体重87kgはすべて筋肉なのか?いいえ。87kgはプロフィールに掲載されている体重であり、筋肉だけの重量ではありません。
吉田選手は過去のインタビューで筋肉量が増えたことを話していますが、体重と筋肉量は別の数値です。筋肉量、体脂肪量、骨格、体内の水分などを区別する必要があります。
筋肉量や体脂肪率は公表されているのか?2026年11月現在、吉田選手の正確な骨格筋量や体脂肪率について、本人や球団が公表した確定値は確認できません。
ネット上で見かける具体的な筋肉量や体脂肪率の数値は、公式測定データと照合できない限り、確定情報として扱うべきではありません。
吉田正尚の筋肉は見た目を大きくするためなのか?これも誤解です。
2016年の本人インタビューでは、筋肉量が増えても使いこなせなければ意味がないという考えを示していました。
また、2016年当時から体幹を中心とした全身バランスを重視しており、特定の筋肉だけを大きくすることには重点を置いていません。
強打を生み出すための身体機能を高めることが、吉田選手の筋トレの基本的な方向性です。
一般の人が吉田正尚の筋トレをそのまま真似してもよいのか?吉田選手のトレーニングには参考になる考え方が多くありますが、すべてのメニューをそのまま真似することが適切とは限りません。
特にハンマーを使う特殊な運動や高負荷のウエイトトレーニングは、正しい動作の理解と身体の状態に応じた調整が必要です。
参考にするなら、次のような基本原則が役立ちます。
- 一部分だけでなく全身をバランスよく鍛える。
- 体幹と柔軟性を筋力と同じように重視する。
- 筋肉を大きくすることより、動作の質を意識する。
- 疲労や痛みを無視せず、回復をトレーニングの一部として考える。
- 競技や身体の状態に合わせてメニューを調整する。
吉田選手の事例から学べるのは、重量を増やすことだけが筋トレの成果ではないということです。
【吉田正尚の筋肉に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:吉田正尚の身長と体重は何cm・何kgですか?
A1:身長173cmです。2026年の侍ジャパン公式プロフィールでは体重87kgと掲載されています。過去のプロフィールでは85kgとされていた時期もあります。
Q2:吉田正尚はなぜあれほど筋肉がすごいのですか?
A2:筋力強化だけでなく、体幹、下半身、上半身の連動性や身体の安定性を重視してきたためです。室伏広治氏の個別指導を受け、野球の動作に適した身体づくりを続けてきました。
Q3:吉田正尚と室伏広治のトレーニングはいつ始まりましたか?
A3:2016年11月に吉田選手が手紙を送り、2017年1月から実際の指導が始まりました。2017年11月の腰の手術後も、リハビリから本格的な筋力強化へと取り組みが発展しています。
Q4:吉田正尚の筋トレメニューには何がありますか?
A4:過去に公開された内容には、ハンマーを使ったエアハンマートレーニング、紙風船を使った体幹運動、チューブトレーニング、ウエイトトレーニングなどがあります。現在の専用メニューはオーダーメイドで、全内容が公開されているわけではありません。
Q5:吉田正尚の筋肉量や体脂肪率は公表されていますか?
A5:体重は公式プロフィールで確認できますが、2026年現在の正確な筋肉量や体脂肪率は公表されていません。
Q6:正尚塾とは何ですか?
A6:吉田選手が中心となって後輩選手らと取り組む自主トレーニングです。筋力強化だけでなく、体幹や全身バランスを意識した運動も取り入れています。
Q7:2026年現在も室伏広治の指導を受けていますか?
A7:2026年1月の「渡部のサシ飲み」で、吉田選手本人が現在も定期的に見てもらっていると明かしました。メニューについてもオーダーメイドのような形だと説明しています。
Q8:2026年の吉田正尚は現在も試合に出ていますか?
A8:2026年シーズンは左ハムストリングの負傷によって8月16日に負傷者リスト入りし、87試合の出場でシーズンを終えました。レッドソックスのポストシーズンにも出場していません。
吉田正尚選手の筋肉がすごい理由は、単純に体格が大きいからでも、ウエイトトレーニングを大量にこなしてきたからでもありません。
173cmという体格から強烈な打球を生み出すために、全身の筋力、体幹、柔軟性、瞬発力、身体の使い方を長年にわたって磨いてきたことが、その肉体の本質です。
特に重要なのは、2016年に室伏広治氏へ手紙を送り、2017年1月から始まった指導です。2017年11月の腰椎椎間板ヘルニア手術を経て、リハビリから本格的な筋力トレーニングへと進んだ経験は、吉田選手の身体づくりに大きな影響を与えました。
2026年1月には本人が、室伏氏から現在も定期的に指導を受け、メニューはオーダーメイドであることを明かしています。長年の師弟関係が続いている点も見逃せません。
一方、2026年シーズンは左ハムストリングの負傷によって87試合の出場にとどまりました。今後の競技生活では、筋力の維持だけでなく、故障からの回復やコンディション管理も重要なテーマになります。
【プロの結論】
吉田正尚の筋肉から学べる最大の要点は、筋肉を増やすことと、筋肉を競技で使いこなすことは別だという事実です。
筋力・柔軟性・体幹・全身の連動性を組み合わせ、競技に必要な能力へ変換する。そのために自分の身体を理解し、専門家と相談しながらメニューを調整する姿勢こそ、吉田選手の肉体改造を支えてきた核心です。
2026年以降も、レッドソックスでの挑戦とコンディションの回復、そして室伏広治氏から学んだ身体づくりの哲学が、吉田正尚の野球人生にどのような変化をもたらすのか注目されます。